【プレミア注目プレビュー】優勝争い左右するガナーズとレッズのシックスポインター!

2024.02.04 18:30 Sun
アーセナルvsリバプールは4日25:30KO
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アーセナルvsリバプールは4日25:30KO
プレミアリーグ第23節、アーセナルvsリバプールが、日本時間4日25:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。優勝争いを左右する激戦必至のシックスポインターだ。3位のアーセナル(勝ち点46)は前節、ノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームで2-1の勝利を収めた。試合の主導権こそ握っていたものの、難所での戦いで苦戦を強いられたが、FWガブリエウ・ジェズスの1ゴール1アシストの活躍によって競り勝って2連勝を達成。好調時に比べて攻守両面での課題は少なくないものの、前々節はセットプレー、カウンターによる効率良い大量得点、前節は結果が求められるアタッカー陣の奮起によって勝利を重ねている。今回のホームゲームでは昨シーズン同様に、現時点での優勝候補筆頭相手に真のタイトルコンテンダーであることを証明する戦いをみせ、熾烈なタイトルレースに踏みとどまりたい。
対する首位のリバプール(勝ち点51)は前節、チェルシー相手に4-1の完勝を収めてリーグ4連勝を達成。90分の戦いでは公式戦7戦連続ドローと拮抗したブルーズとの対戦成績だけに堅い展開も予想されたが、DFブラッドリーの1ゴール2アシストの圧巻のパフォーマンスなどでポチェッティーノのチームを圧倒。FWヌニェスがPK失敗を含め幾度かのチャンスで決め切っていれば、それ以上の大差の勝利もあり得る素晴らしい戦いぶりだった。ロンドン勢とのタフな連戦を乗り切れば、3月初旬に控えるマンチェスター・シティ戦まで比較的与しやすい相手との対戦が続くため、今回のシックスポインターでは勝利によってライバルを蹴落とせるが、最低でも敵地から勝ち点1を持ち帰りたいところ。

なお、今シーズンここまでの公式戦2試合の対戦成績はリバプールの1勝1分け。アンフィールドで行われたリーグ前回対戦では1-1のドロー決着となったが、年明けに行われた直近のFAカップでは“本気モード”のアーセナルを一部主力温存のリバプールが、オウンゴールとFWルイス・ディアスのゴールによって敵地で2-0の勝利を収めている。

ちなみにアルテタ監督は指揮官就任後、最も多く対戦している指揮官が今回対峙するクロップ監督。その対戦成績は4勝3分け6敗だ。ひとまず最後の直接対決となるなか、今回の対戦の結果はいかに…。
◆アーセナル◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ラヤ
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ
MF:ウーデゴール、ライス、ハヴァーツ
FW:サカ、ガブリエウ・ジェズス、マルティネッリ

負傷者:DFティンバー、MFトーマス、ファビオ・ヴィエイラ
出場停止者:なし

出場停止者はいないが、遠藤同様に冨安健洋がこの試合まで欠場となる。負傷者は変わらず長期離脱組の3選手が起用できない。

スタメンは直近のフォレスト戦からスミス・ロウのところにハヴァ―ツを復帰させる1点のみの変更が想定される。より守備的に戦う場合はジョルジーニョをアンカーに置き、ライスを左インサイドハーフに配置することになる。

◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ジョー・ゴメス
MF:ソボスライ、マク・アリスター、カーティス・ジョーンズ
FW:ジョタ、ヌニェス、ルイス・ディアス

負傷者:DFマティプ、MFバイチェティッチ、FWサラー、ドーク
出場停止者:なし

出場停止者はいないが、アジアカップ敗退が決定した遠藤航はこの試合まで欠場となる。負傷者に関しては主力ではサラー、マティプが引き続き不在となるが、チアゴ、ツィミカスがトレーニングに復帰し、チェルシー戦で軽傷を負ったヌニェス、マク・アリスターも試合に絡める模様だ。なお、3日に父親の逝去が明かされたブラッドリーに関してクラブサイドは選手自身に出場の可否を委ねるようだ。

直近のチェルシー戦からはヌニェス、マク・アリスターが起用可能なことを前提として前述の11名を予想。ブラッドリーを引き続きスタメンで起用する可能性もあるが、20歳の精神面を考慮すればアレクサンダー=アーノルド復帰の可能性が高いか。ヌニェス、マク・アリスターが間に合わない場合はガクポ、エリオットが代役を担うはずだ。

★注目選手
◆アーセナル:FWガブリエウ・ジェズス
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ゴール記録で無敗のタリスマンに。FFPの問題もあって今冬のストライカー補強を見送ったガナーズにおいて最も奮起が求められるエースストライカーが今回の注目選手だ。昨シーズンは負傷の影響もあったが、加入当初の活躍ぶりから鑑みると、最終的にリーグ戦11ゴールとエースストライカーとしてはやや物足りない数字に終わったジェズス。今季もここまで17試合4ゴールの数字にとどまっており、その得点力の部分がライバルクラブとの総得点差に表れている印象だ。

ただ、ブラジル代表FWはマンチェスター・シティ時代からプレミアリーグでゴールを記録した試合では60戦無敗(55勝5分け)という稀有な記録を更新中で、1ゴール1アシストの活躍を見せたフォレスト戦でも記録を更新した。苦戦必至の今回の大一番では持ち味の起点づくりやチャンスメークに加え、課題とされるボックス内でのよりゴールに直結するオフ・ザ・ボールのプレー選択でフィニッシャーとしてのこだわりを示し、チームを勝利に導きたい。

◆リバプール:DFイブラヒマ・コナテ
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ビッグマッチで真価発揮の守備者。アーセナルを得意とするジョタとアレクサンダー=アーノルド、チェルシー戦からの奮起求められるヌニェスにも注目したいが、敵地から勝ち点を持ち帰ることがマストの試合において重要な守備陣からフランス代表DFに注目したい。

世界最高峰のファン・ダイクから多くのものを吸収し、自身もワールドクラスの域に到達したコナテは圧倒的なフィジカル能力を活かした無理の利く対人、カバーリング能力に加え、ここ最近はボックス内での繊細な対応、相棒を彷彿とさせる好フィードからのチャンスメークなど総合力を高める。とりわけ、ビッグマッチにおいての安定感は際立ち、対戦相手の同胞サリバと共にここ数試合の直接対決ではその傑出したパフォーマンスが注目を集めている。

今回の対戦においてより勝利がほしいホームチームはよりアグレッシブに攻撃を仕掛けてくる可能性が高く、コナテとファン・ダイクのコンビのパフォーマンスが勝ち点奪取のカギを握る。

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ユーロ2024でも注目を集めた、ボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)だが、アーセナルが獲得に大きく近づいているという。 カラフィオーリは、今夏の移籍市場での注目株の1人。22歳ながらそのパフォーマンスには多くのクラブが惚れ込み、オファー合戦となっているという。 ローマの下部組織育ちのカラフィオーリは、2020年9月にファーストチームに昇格。2022年1月にジェノアへレンタル移籍すると、2022年8月にはバーゼルへ完全移籍。2023年8月にボローニャに完全移籍で加入した。 ボローニャではセリエAで30試合に出場し2ゴール5アシストを記録。世代別のイタリア代表としてもプレーし、若くしてその才能を認められていた中、ユーロを直前にしてイタリア代表デビュー。そのユーロでは、グループステージ3試合全てに出場し、最終節のクロアチア代表戦では奇跡の同点ゴールのアシストを記録していた。 しかし、ラウンド16は出場停止となると、チームも敗退。ユーロ連覇の夢は潰えた。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、チェルシーが獲得に大きく近づいているとされた中、アーセナルがボローニャの要求を満たすことになると伝えている。 ボローニャは5000万ユーロ(約87億1500万円)程度を求めているが、アーセナルは4700万ユーロ(約82億円)を提示する予定。まだオファーを受け入れてはないが、大きく近づいているという。 ユベントスも関心を寄せていたが、どうやらその線は無くなった様子。アーセナルかチェルシーになると見られている。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・シラ氏もカラフィオーリについて言及。アーセナルが2029年までの契約で合意し、年俸は350万ユーロ(約6億1000万円)で基本合意に達したと伝えている。 いずれにしても守備陣をさらに補強する動きを見せるミケル・アルテタ監督。最終ラインはフランス代表DFウィリアム・サリバ、ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスが不動のCBとなっており、右にはイングランド代表DFベン・ホワイト、左サイドバックには日本代表DF冨安健洋がおり、さらにはウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ、オランダ代表DFユリエン・ティンバー、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルと揃っている。 2024.07.04 00:25 Thu
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ユーロ2024で注目を集めているボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)だが、レアル・マドリーやアーセナルなども関心を寄せるクラブだという。 ローマの下部組織育ちのカラフィオーリは、2020年9月にファーストチームに昇格。2022年1月にジェノアへレンタル移籍すると、2022年8月にはバーゼルへ完全移籍。2023年8月にボローニャに完全移籍で加入した。 ボローニャではセリエAで30試合に出場し2ゴール5アシストを記録。世代別のイタリア代表としてもプレーし、若くしてその才能を認められていた中、ユーロを直前にしてイタリア代表デビュー。そのユーロでは、グループステージ3試合全てに出場している。 連覇を目指すイタリアは苦戦したものの、グループステージ最終節のクロアチア代表戦では、敗戦目前の中でドリブルで持ち上がり、マッティア・ザッカーニの同点ゴールをアシストして話題となった。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、今大会のパフォーマンスは非常に注目を集め、ヨーロッパのビッグクラブも関心を寄せているという。 1つはボローニャを昨季まで指揮し、カラフィオーリのことをよく知るチアゴ・モッタ監督が就任したユベントス。当然チームに連れて行き、守備陣を安定させたいと考える。 また、マドリーも関心を寄せているとのこと。近年は各国の若手選手を早期に獲得する動きを続けており、2023-24シーズンも完成されつつあったイングランド代表MFジュード・ベリンガムをドルトムントから獲得すると、一気にチームの中心選手となった。 プレミアリーグでもトッテナムが関心を寄せる他、若き才能を見つけ出すのが上手いアーセナルも注目しているとのこと。いずれにしても、その能力がユーロで知れ渡ったため、多くのクラブが関心を持つことになったという。 当然ボローニャも来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を戦うこともあり、カラフィオーリの残留を望んでいる。売却する気はないが、評価額としては4000万ユーロ(約69億円)とのこと。ただ、この価格は今後も上がる可能性はある。 ジョゼ・モウリーニョ監督のターゲットとなってしまったカラフィオーリは、ローマを追いやられたが、バーゼルでのプレーに目を光らせたボローニャは400万ユーロ(約6億9000万円)で獲得しており、一気に10倍もの価値に跳ね上がることに。ユーロでさらに評価を上げ、ビッグクラブへとステップアップを果たすだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】劇的なドラマ! イタリアを救ったカラフィオーリの持ち出しからザッカーニの右足!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="RoycwidfK8o";var video_start = 127;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.28 10:45 Fri
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ユベントスだけでなくレアルやアーセナルまで…ユーロで躍動するイタリア代表DFカラフィオーリにビッグクラブが関心、価格は69億円以上か

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「ユベントス行きはないと思う」ボローニャTDが注目株カラフィオーリらの今後に言及、ザークツィーは「99.9%の確率で出て行く」

ボローニャのテクニカル・ディレクター(TD)を務めるジョバンニ・サルトーリ氏が、オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)とイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の去就について語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。 2023-24シーズンはセリエAを5位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にしたボローニャ。しかし、チームを躍進させたチアゴ・モッタ監督がユベントスへ向かった上、中心選手の動向に注目が集まっている。 2024-25シーズン移籍市場の幕開けイベントとなるグラン・ガラに出席したサルトーリ氏は、現在ユーロ参戦中のザークツィーについてコメント。ストライカーの移籍を覚悟し、後釜探しに着手していると明かした。 「彼には契約解除条項があるから、99.9%の確率で出て行くだろう。代わりの選手? 我々は何カ月もそのことについて考えてきた。簡単ではないだろうが、彼の代役を見つけられるよう努力するつもりだ。何人か名前が挙がっている」 また、すでにユーロ敗退となってしまったものの、今大会でさらに株を上げたカラフィオーリにも言及。かねてより噂されていたユベントス行きはなく、引き留められないとすればイタリア国外への移籍になるだろうと語った。 「我々は12カ月前に彼と契約したから、市場で何が起こるか様子を見ることになるだろうが、我々の心の中には彼を引き留めたいという意志がある」 「我々は彼を引き留めるため努力するが、重要なオファーが届いたらそれを検討しなければならないだろう。彼がユベントスに行くことはないと思うし、おそらく別(国外)の市場に行くことになるはずだ」 ボローニャでの2年目を終えたザークツィーは、2023-24シーズンのセリエAで34試合に出場し、11ゴール5アシストを記録。4000万ユーロ(約69億4000万円)の契約解除条項が存在するなか、ミランが獲得を進めていたが、代理人の要求する高額な手数料が障壁となり交渉が停滞。マンチェスター・ユナイテッドが接触を図り、アーセナルなども関心を寄せる。 カラフィオーリは2023年夏にバーゼルからボローニャへ移り、センターバックや左サイドバックとしてセリエAで30試合に出場。レアル・マドリーやトッテナム、アーセナルなど多数のイタリア国外クラブからの関心も浮上している。 2024.07.02 15:40 Tue
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今季28戦28発…ギラシーはやはりシュツットガルト退団へ? ドルトムントが獲得本腰か

ギニア代表FWセール・ギラシー(28)はシュツットガルト退団が濃厚か。 今季ブンデスリーガで28試合28得点の28歳ギラシー。昨秋の段階で今夏移籍が浮上していた、脂の乗った素晴らしいストライカーだ。 ドイツのジャーナリスト、フロリアン・プレッテンバーグ氏によると、ギラシーはこの度移籍希望をシュツットガルトに対して明確にし、今後ドルトムント、ミラン、アーセナルによる争奪戦が本格化していくとのこと。一方でチェルシーへの移籍はないという。 時を同じくしてファブリツィオ・ロマーノ氏も自身のXに、「ドルトムントがギラシー獲得へ本腰。1750万ユーロ(約29.9億円)の契約解除条項発動へ進むが、最終段階の重要なステップを超えねばならない」と投稿した。 来季チャンピオンズリーグ(CL)参戦のシュツットガルトだが、日本代表DF伊藤洋輝(25)のバイエルン移籍に続き、主将のドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)もレバークーゼン行きを含めた売却噂が絶えず。 アントンとギラシーも退団なら、センターラインの再構築を余儀なくされる。 2024.06.24 20:15 Mon
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アーセナルがエストニア代表GKハインと契約延長、16歳でチームに加入「旅を続けることができて嬉しい」

アーセナルは24日、エストニア代表GKカール・ハイン(22)との契約延長を発表した。 2018年7月に16歳でアーセナルに加入したハイン。U-18、U-23と昇格し、レディングへのレンタル移籍を経験したのち、2022年7月にファーストチームに昇格した。 控えGKという立ち位置のハインは、2023-24シーズンのファーストチームでの出番はなし。ただ、チャンピオンズリーグの全試合でベンチ入りし、プレミアリーグでもベンチ入りを果たすなどしていた。 ファーストチームでは1試合の出場に終わっているが、エストニア代表としては30試合に出場している。 ハインはクラブを通じて契約延長についてコメントしている。 「6年ぶりに契約を延長し、この素晴らしいクラブで旅を続けることができることを嬉しく思っている。クラブにとって、さらに良い思い出と成功が生まれることを願っている」 また、ミケル・アルテタ監督もハインの契約延長についてコメントしている。 「カールは日々向上しようとする姿勢と熱意で我々を感銘させ続けている」 「我々は彼の継続的な成長に貢献できることを高く評価しており、クラブとの新しい契約を獲得できたことを祝福したい」 2024.06.24 21:01 Mon

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