ミランFWチャカ・トラオレ、セリエBのパレルモに買取OP付きレンタル

2024.02.02 06:00 Fri
Getty Images
セリエBのパレルモは1日、ミランのU-23コートジボワール代表FWチャカ・トラオレ(19)を買い取りオプション付きのレンタルで獲得したことを発表した。

2021年夏にパルマからミランに加入したウインガーのチャカ・トラオレ。昨年11月のチャンピオンズリーグ(CL)ドルトムント戦でプロデビューを果たすと、1月のコッパ・イタリア・ラウンド16のカリアリ戦、セリエA第19節エンポリ戦と公式戦連続ゴールを挙げていた。
今季は公式戦4試合に出場していた中、セリエBで現在5位に付けるパレルモへの加入が決まった。

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控え主体で快勝、ミラン指揮官は若手の活躍に感心「もはや緊急時だけのオプションとはみなされない」

ミランのステファノ・ピオリ監督が快勝を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 2日、コッパ・イタリアのラウンド16でカリアリをホームに迎えたミラン。若手主体のメンバーで挑んだが、FWルカ・ヨビッチの2ゴールやFWチャカ・トラオレの移籍後初ゴール、FWラファエル・レオンのダメ押しゴールがあり、4-1でのベスト8進出を決めた。 今回の試合でプリマヴェーラの選手も多く起用したピオリ監督は、何人かの主力を休ませることが第一だったとその意図を説明。その一方、コッパ・イタリアでも可能な限り上を目指すと述べた。 「我々はコッパ・イタリアも気にかけなければならないが、今夜は特定の選手を温存することが優先事項だった」 「カレンダーは厳しいものになるし、再びチャンピオンズリーグ(CL)に出場するためにもリーグ戦やヨーロッパリーグ(EL)が第一の目標となるが、コッパ・イタリアで勝ち進むために全力を尽くすことは明らかだ」 また、ピオリ監督は起用に応えるパフォーマンスを見せた若手たちへの満足感も示している。 「最初は少し感情的になっていたが、最初のゴールの後に我々は自らの壁を取り払った。彼らには満足している。シーズンの初めから我々と一緒にトレーニングしていたし、正しい姿勢を見せている。ユース部門がうまく機能しているのがわかるだろう」 「若手を指導するのは経験豊富な選手を指導するよりも難しい場合がある。だが、彼らはもはや緊急時だけのオプションとはみなされないだろう。彼らは正しいメンタリティで試合に臨んだ」 「私は先発メンバーでリスクを冒さなかったし、賢明な選択だった。彼らから何らかの答えが得られると確信していた。彼らはこのチャンスを得るに値する」 2得点をあげたヨビッチにも言及。コンディションの良さを強調した。 「私は彼に素晴らしいクオリティがあると信じ続けているし、彼はそのことをもっと信じ、さらに努力しなければならない」 「彼は難しい夏を過ごしたし、少ししかプレーしないのであれば、コンディションを戻すのには役に立たない。今の彼は肉体的にも精神的にも良好だ。ボックス内でもサイドでもクオリティを備えているし、チャンピオンになれる」 レオンやFWクリスチャン・プリシックを途中投入したことにも触れ、約2カ月ぶりのゴールを決めたレオンへのファンの対応には、感謝の意を表した。 「土曜日(サッスオーロ戦)でプレーした選手たちにも出場時間を与えたかった。練習するよりも試合でプレーした方が良いからだ」 「我々のファンは、デリケートかつ難しい局面でいつも目立っている。土曜日にブーイングを浴びたであろう選手に対し、彼らは好感を示してくれた。メンタル面はとても重要だ。ラファ(レオン)はとても喜んでいたよ」 2024.01.03 11:34 Wed

ミランがコートジボワールの逸材FWチャカ・トラオレと2028年まで契約延長

ミランは13日、プリマヴェーラに所属するU-23コートジボワール代表FWチャカ・トラオレ(18)との契約延長を発表した。 契約期間は2028年6月30日までとなる。 パルマの下部組織で育ったトラオレは、2021年8月にミランの下部組織に加入。左右のウイングでプレーし、2シーズンを過ごしたプリマヴェーラで公式戦49試合に出場し16ゴール8アシストを記録した。 2022-23シーズンはUEFAユースリーグでも活躍。8試合に出場し1ゴール4アシストを記録。チームを準決勝まで導く活躍を見せたが、ハイデュク・スプリト相手にベスト4で敗れていた。 ちなみに、パルマ在籍時の2020-21シーズンにはセリエAで3試合プレーした経験を持っている逸材だ。 2023.07.13 21:42 Thu

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直近5戦4敗のパレルモがコリーニ監督の解任準備か…後任最有力はグロッソ氏か

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34歳パストーレ現役引退へ「痛みに耐えられない」「楽しかったサッカーが罰に」

元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズリーグのカタールSCを半年で退団後、どのクラブにも属しておらず、以前から問題を抱える股関節の状態が極めて良くないことを明かしている。 今回、アルゼンチン『La Nacion』の取材では、耐え難い股関節の痛み、そしてそれに伴う苦しみに苛まれてきたことを告白。どうやら心は現役引退で固まってるようだ。 「痛みに耐えられなかった…目覚めの瞬間に気分が悪くなり、自然と脳が僕に『もうサッカーを辞める時だ』と語りかけていた。けど、僕自身が受け入れられず、苦しむことを決めたんだ」 「サッカーを続けるためにできることは全て試してみた。けど、望む結果は何もない。練習とプレーは再開できたが、日々の生活は悪いまま。一度紅白戦をやってみたら、その後2日間ベッドで寝て過ごすことになったんだ…痛みでね」 「消耗しきった股関節に再び負荷をかける…有害みたいだ。痛みは以前にも増して大きくなり、サッカーが楽しみではなく、ただの罰になってしまったよ。子どもたちとボールを蹴ることさえままならない」 「今は左足の股関節に人工股関節を入れてある。すべてセラミックでね。毎朝リハビリに励み、なんとか生活は元通りだ。『普通の生活』がこんなにハッピーだなんてね」 「この数年間、常に現役引退の準備をしてきた。股関節が元気だったころ、僕はフットボーラーとしてなんだってできると信じていた…今日の僕はピッチに立つことを一切考えていない」 「ここからさらに回復して、もしランニングして良い気分を維持できたら…その時はもっともっと走りたくなるだろうね。それだけで満足だ」 “El Flaco(エル・フラコ=やせぽっち)”ハビエル・パストーレ。美しい出立ちとプレーの数々でファンを楽しませた男は、スパイクを脱ぐ。 2024.03.22 18:10 Fri

ユーベ構想外のボヌッチ、アヤックスからのオファーを検討中…米国&サウジ行きは除外か

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シティ・フットボール・グループがセリエB昇格のパレルモを買収! 11クラブ目の傘下に

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パレルモの名物会長として知られたザンパリーニ氏が逝去…ディバラが哀悼の意

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鎌田大地のクリスタル・パレス移籍が正式決定! 恩師のもとでプレミア初挑戦に…「実力を試すのが楽しみ」

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ラツィオは6月30日、エラス・ヴェローナからオランダ人FWティジャニ・ノスリン(24)を完全移籍で獲得した。 『フットボール・イタリア』によれば、契約期間は2029年6月30日までの5年間で年俸は150万ユーロ(約2億6000万円)になるとのことだ。 今年1月にオランダのフォルトゥナ・シッタートからヴェローナに移籍したノスリンは、加入半年でセリエA17試合に出場し5ゴール4アシストを記録し、チームのセリエA残留に貢献していた。 なお、ラツィオは昨季までヴェローナを率いたマルコ・バローニ氏(60)を新監督に招へいしており、ノスリンは昨季に続きバローニ氏の指導を受けることとなる。 2024.07.01 07:40 Mon

フィオレンティーナが3選手の退団を発表! ボナヴェントゥーラやダンカンら今季の主力が契約満了に

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途中出場カンドレーバからイカルディ弾のインテル、格下パレルモにドロー《セリエA》

▽インテルは28日、セリエA第2節でパレルモとのホーム戦に臨み、1-1で引き分けた。インテルの長友は右足を負傷して欠場となっている。 ▽開幕戦のキエーボ戦を完敗したF・デ・ブール新体制のインテルは、前節のスタメンから3選手を変更。負傷した長友、低調なプレーに終わったカンドレーバとラノッキアに代わってペリシッチ、サントン、出場停止明けのムリージョが入った。 ▽キエーボ戦に続き[4-3-3]を採用したF・デ・ブール監督は、中盤アンカーにバネガを配置。その両脇にコンドグビアとメデルを据え、3トップに右からペリシッチ、イカルディ、エデルと配置した。 ▽インテルが積極的な入りを見せたものの、7分に大ピンチを迎える。FKからボックス中央へフリーで走り込まれたゴルダニーガに右足で合わせられたシュートが枠の左へ外れて助かった。 ▽バネガがゲームを組み立てて押し込むインテルは32分、左サイドからのクロスが流れたルーズボールをメデルが拾って右足でシュート。枠の左を捉えていたが、DFの好カバーにブロックされる。ここからギアを上げたインテルは続く35分にボックス左で仕掛けたペリシッチが左足シュートでGKを強襲すれば、直後の右CKからミランダの放ったヘディングシュートがわずかに枠の左へ外れた。 ▽さらに37分にはバネガの右サイドからのFKをムリージョが頭で合わせる決定機を演出。しかし、これも枠の右に外れ、先制とはならない。前半終了間際の45分にはイカルディのヒールでの落としを受けたボックス右のメデルがシュートに持ち込んだが枠の右へ外れ、圧倒しながらも前半をゴールレスで終了した。 ▽迎えた後半開始3分、インテルは痛恨の失点を喫する。ボックス手前右からリスポーリの放ったボレーシュートがサントンに当たってディフレクトし、無情にもボールが枠の左に吸い込まれた。 ▽まさかの失点を喫したインテルは51分にペリシッチがヘディングシュートでGKを強襲するも、その後は焦りからかミスを頻発。なかなかシュートに持ち込めない状況が続く。そこで68分、F・デ・ブール監督はペリシッチに代えてカンドレーバを投入。70分にはFKからイカルディがフリーでヘディングシュートを放ったが、枠の右に外してしまう。 ▽それでも72分、エースが汚名を返上する。右サイドからカンドレーバの上げた鋭いクロスにニアへ走り込んだイカルディが頭で合わせてネットを揺らした。77分にもカンドレーバの右クロスからエデルが決定的なヘディングシュートを放つも、わずかに枠の左に外れたインテルは、終盤にかけてトーンダウン。決定機を作れずに1-1で終了し、開幕から2戦格下相手に引き分けたチームに対して会場からはブーイングが鳴り響いた。 2016.08.29 03:04 Mon
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ミランFWチャカ・トラオレ、セリエBのパレルモに買取OP付きレンタル

セリエBのパレルモは1日、ミランのU-23コートジボワール代表FWチャカ・トラオレ(19)を買い取りオプション付きのレンタルで獲得したことを発表した。 2021年夏にパルマからミランに加入したウインガーのチャカ・トラオレ。昨年11月のチャンピオンズリーグ(CL)ドルトムント戦でプロデビューを果たすと、1月のコッパ・イタリア・ラウンド16のカリアリ戦、セリエA第19節エンポリ戦と公式戦連続ゴールを挙げていた。 今季は公式戦4試合に出場していた中、セリエBで現在5位に付けるパレルモへの加入が決まった。 2024.02.02 06:00 Fri
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34歳パストーレ現役引退へ「痛みに耐えられない」「楽しかったサッカーが罰に」

元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズリーグのカタールSCを半年で退団後、どのクラブにも属しておらず、以前から問題を抱える股関節の状態が極めて良くないことを明かしている。 今回、アルゼンチン『La Nacion』の取材では、耐え難い股関節の痛み、そしてそれに伴う苦しみに苛まれてきたことを告白。どうやら心は現役引退で固まってるようだ。 「痛みに耐えられなかった…目覚めの瞬間に気分が悪くなり、自然と脳が僕に『もうサッカーを辞める時だ』と語りかけていた。けど、僕自身が受け入れられず、苦しむことを決めたんだ」 「サッカーを続けるためにできることは全て試してみた。けど、望む結果は何もない。練習とプレーは再開できたが、日々の生活は悪いまま。一度紅白戦をやってみたら、その後2日間ベッドで寝て過ごすことになったんだ…痛みでね」 「消耗しきった股関節に再び負荷をかける…有害みたいだ。痛みは以前にも増して大きくなり、サッカーが楽しみではなく、ただの罰になってしまったよ。子どもたちとボールを蹴ることさえままならない」 「今は左足の股関節に人工股関節を入れてある。すべてセラミックでね。毎朝リハビリに励み、なんとか生活は元通りだ。『普通の生活』がこんなにハッピーだなんてね」 「この数年間、常に現役引退の準備をしてきた。股関節が元気だったころ、僕はフットボーラーとしてなんだってできると信じていた…今日の僕はピッチに立つことを一切考えていない」 「ここからさらに回復して、もしランニングして良い気分を維持できたら…その時はもっともっと走りたくなるだろうね。それだけで満足だ」 “El Flaco(エル・フラコ=やせぽっち)”ハビエル・パストーレ。美しい出立ちとプレーの数々でファンを楽しませた男は、スパイクを脱ぐ。 2024.03.22 18:10 Fri

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