ミランが21歳ペジェグリーノのレンタル放出で相手クラブと合意も…FIFAが移籍をブロックしている理由とは
2024.02.01 18:55 Thu
ミランはU-23アルゼンチン代表DFマルコ・ペジェグリーノ(21)のレンタル放出がFIFAに阻止されているという。『フットボール・イタリア』が伝えている。
ペジェグリーノのミラン入りが発表されたのは昨年8月22日。実は前所属プラセンテで昨年7月まで公式戦のピッチに立っており、これは欧州で言えば2023-24シーズンの期間内にあたる。したがって、ここでサレルニターナでのプレーを許可してしまうと、ペジェグリーノは1シーズン中に3クラブでプレーすることになってしまうのだ。
「1シーズン中に3クラブでプレー」がFIFAのルールで認められていないことは周知の事実。ミランとサレルニターナがどういった認識で交渉を進めていたのかは明らかになっていないが、現在ミランは弁護士を通じてFIFA、イタリアサッカー連盟(FIGC)、アルゼンチンサッカー協会(AFA)と連絡を取り合っているとのことだ。
PR
ペジェグリーノは昨年8月にアルゼンチン1部のアトレティコ・プラセンテからミラン入り。デビュー戦となった昨年10月のナポリ戦で負傷し、ここまで公式戦1試合、プリマヴェーラを含めても3試合の出場にとどまっている。現在はサレルニターナへの半年レンタルがクラブ間、そして選手間で完全合意に達しているようだが、FIFAがこれをブロックしているという。「1シーズン中に3クラブでプレー」がFIFAのルールで認められていないことは周知の事実。ミランとサレルニターナがどういった認識で交渉を進めていたのかは明らかになっていないが、現在ミランは弁護士を通じてFIFA、イタリアサッカー連盟(FIGC)、アルゼンチンサッカー協会(AFA)と連絡を取り合っているとのことだ。
セリエAの今冬移籍市場は現地時間1日20時00分がタイムリミット。ペジェグリーノは何らかの結論が出るまでミラノにて待機となるが、FIFAがサレルニターナ行きを容認する可能性は現時点で低いと考えられている。
PR
マルコ・ペジェグリーノの関連記事
ミランの関連記事
|
マルコ・ペジェグリーノの人気記事ランキング
1
ミラン、2人の若手CBに注目… 第一候補は移籍金約16億円からの交渉開始に
ミランは最終ラインの補強を検討しているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。 今夏の移籍市場では元U-21代表DFマッテオ・ガッビア(23)をレンタルでビジャレアルへと放出したミラン。ステファノ・ピオリ監督はプレシーズンマッチで、U-19チーム(プリマヴェーラ)に所属するU-19セルビア代表DFヤン・カルロ・シミッチ(18)やU-18イタリア代表DFダビデ・バルテサギ(17)を積極的に最終ラインで起用していた。 そんな状況の中、ミランは若手センターバックの獲得を目論んでいるという。アトレティコ・プラテンセのアルゼンチン人DFマルコ・ペジェグリーノ(21)とPAOKのギリシャ代表DFコンスタンティノス・コウリエラキス(19)に注目しているようだ。 ペジェグリーノはプラテンセの下部組織出身センターバックで、3月にファーストチームデビューを果たした。身体能力が高く、セットプレーも得意な選手とのこと。ミランとの取引を成立させたいプラテンセの会長は、交渉を加速させるためにまもなくイタリアに飛ぶ可能性があるという。 一方のコウリエラキスはPAOKの下部組織出身。昨シーズンはギリシャのスーパーリーグでデビューを飾り、25試合に出場し、昨年11月にはマルタ戦でギリシャ代表デビューも果たした。現時点でのミランのファーストチョイスはペジェグリーノよりもコウリエラキスのようだが、PAOKは移籍金1000万ユーロ(約15億9000万円)を望むなど要求が高く、交渉は容易ではないと考えられている。 なお、ミランは他に適切な選手を見つけた場合、そちらの獲得に動くという明確な方針を持っている模様。ペジェグリーノやコウリエラキスに限らず、将来の主力センターバックを確保することができるのだろうか。 2023.08.16 13:26 Wed2
19歳と21歳!故障者続出ミランが左利きCB2枚に関心、来年1月の獲得に照準か
ミランが若きセンターバック2人に関心を寄せているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 公式戦3試合で白星から遠ざかるなか、最終ラインを中心にケガ人も相次ぐミラン。先月29日のナポリ戦で負傷交代したフランス人DFピエール・カルルは左大腿部の手術で4カ月以上の離脱が見込まれ、同じくナポリ戦で左足を骨折のアルゼンチン人DFマルコ・ペジェグリーノも少なくとも1カ月半離脱するという。 このような状況を受け、上層部は来年1月の最終ライン補強計画を見直し。当初はレアル・ベティスのスペイン人DFフアン・ミランダ(23)を確保できれば、あとはアタッカーの補強に集中する方針だったとのことだ。 どうやら元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)のようなフリートランスファーの選手は考慮していないようで、前途有望な若いタレントに注目。PAOKのギリシャ代表DFコンスタンティノス・コウリエラキス(19)がホットなアイデアの1人とみられている。 コウリエラキスは下部組織時代からPAOKで過ごす身長187cmの左利きセンターバック。プロ1年目の昨シーズンから公式戦31試合に出場と主力の座を掴み、今季もここまで公式戦13試合に出場し、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では3試合で2ゴールを記録している。 また、ミランはモンペリエのU-21フランス代表DFマキシム・エステヴェ(21)にも関心。こちらは身長192cmの左利きセンターバックであり、モンペリエでは左サイドバックとしてもプレー。今季はケガで出遅れたため、ここまでリーグ・アン2試合の出場にとどまっているが、直近のトゥールーズ戦では86分間プレーし、3-0の勝利に貢献している。 ミランは現段階でコウリエラキスとPAOKへのアタックを視野に。来年1月の移籍市場に向けて準備を進めているとみられている。 2023.11.01 16:40 Wedミランの人気記事ランキング
1
イタリア復帰が報じられるキエーザ、インテルも獲得レースに参戦か
インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザに対し、リバプールは早くも見限り、ローマとミランが1月の移籍市場で獲得に乗り出すと報じられていた。 そんな中、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がキエーザのレンタル移籍を強く求めていると『トゥットスポルト』は主張。セリエAとチャンピオンズリーグ制覇を視野に入れるネラッズーロがFWラウタロ・マルティネス、FWマルクス・テュラムに次ぐFWとしてキエーザを迎え入れたいようだ。 750万ユーロの高額な年俸に関してはリバプールが一部負担する見込みでインテルとしては悪くない取り引きになると言えそうだ。 2024.11.18 07:30 Mon2
「美しいソロゴール」ミランFWチュクウェゼが3人かわすロングドリブル弾! 一方で、ナイジェリアは格下にまさかの逆転負け
ミランのナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼが独力でゴールを奪った。 18日、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)予選を戦うナイジェリアはグループD第6節でルワンダ代表と対戦。すでに本大会出場を決めているなか、1-2の逆転負けで予選初黒星を喫した。 しかし、後半から出場したチュクウェゼが圧巻のプレーを披露。59分、ピッチ中央付近でパスを受けると、対峙したDFを抜き去って前進。さらに2人、3人とかわしながらボックス内へ侵入し、GKの逆を突くシュートで仕上げた。 SNS上では「美しいソロゴール」「エクセレントなドリブルとフィニッシュ」「チュクウェゼは過小評価されている」と取り上げられた一方、ルワンダ相手に番狂わせを許したチームについて「スーパーイーグルスならもっとやれる!」「恥ずべき試合」「有能な監督を雇って」といった反応も寄せられた。 ミランではここまで公式戦13試合に出場し、1ゴールのチュクウェゼ。クラブでも持ち味を活かした得点に期待が懸かる。 <span class="paragraph-title">【動画】チュクウェゼがピッチ中央から1人で完結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="it" dir="ltr">Nigeria, Il milanista entra e spacca la partita !!<br><br>Dribbling, scatto, frenata e sinistro preciso: Samuel <a href="https://twitter.com/hashtag/Chukwueze?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Chukwueze</a> entra nella ripresa e sigla la rete del momentaneo vantaggio contro il Ruanda <a href="https://twitter.com/hashtag/Sportitalia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Sportitalia</a> <a href="https://t.co/lYXf6CCEac">pic.twitter.com/lYXf6CCEac</a></p>— Sportitalia (@tvdellosport) <a href="https://twitter.com/tvdellosport/status/1858566140626084180?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 18:52 Tue3
ミラン主将のカラブリアが契約満了で退団する見通しに…延長交渉がストップ、合意の道筋なし
ミランのキャプテン、元イタリア代表DFダビデ・カラブリア(27)が今シーズン限りで契約満了の見通しになったようだ。 少年時代からクラブ一筋、生え抜きキャプテンの27歳カラブリア。トップ昇格後はなかなか突き抜けぬ時期が続き、苦労して定位置と腕章、A代表デビューを手に入れた努力家でもある。 しかし、とりわけ昨季のパフォーマンスは安定せず、そんななかで契約が2025年6月まで。最近はモチベーションの低下も指摘される。 イタリア『カルチョメルカート』によると、断続的に続いてきた契約延長交渉は中断されているといい、現時点で合意の道筋なし。カラブリアは少年時代から過ごすクラブ、ミランを今季終了後に離れる運命にあるとのことだ。 また、カラブリアの後継者とでも言うべきか、クラブがフトゥーロ(U-23)登録でトップチームにも帯同する右サイドバック、スペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)にたいへん大きな期待をかけている、とも紹介されている。 2024.11.20 20:35 Wed4
現ミランにOBアルベルティーニ氏「継続性がないね」「スクデット可能?いいえ」「イタリア人選手が…」
ミランのOB、元イタリア代表MFデメトリオ・アルベルティーニ氏が古巣について言及した。 90年代のセリエA、ミラン、そしてアッズーリを彩ったアルベルティーニ氏。引退後はイタリアサッカー連盟(FIGC)の副会長を務め、民事再生後のパルマでアドバイザーを担った時期も。 懐かしの司令塔はこのたび、『Milannews.it』で古巣ミランに言及。あっさりと厳しめの言葉を並べた。 「パウロ・フォンセカがトップクラスのコーチになれるか? ああ、スクデットを獲ればなれるさ(笑) コーチの職は結果に依存する。フォンセカなら良い結果を出せると思っているよ」 「しかし、現チームには継続性がない。レアル・マドリーに勝ったかと思えば、あのカリアリ戦だ。並外れた試合の直後に勝ち点を失うのが、今のミランだ。望ましい結果を掴めぬことも大いにあり得るだろうね」 “ミランはスクデットを取り戻せますか?” 「何かを判断するには早いが、私の意見は『いいえ』としておこう」 「道のりは長い。ほかのチームのほうが、ミランより強固で、なおかつ諸々整備されている。状態が落ち込んだ時期にコーチがどうチームを管理するか…これが重要となるだろう」 現ミランを支える主力選手たちにも言及。 「タイアニ・ラインデルス。とても良い選手だね。最初は名前も知らなかったし、期待のしようもなかったが、とても良い意味で驚かされた。だが、フランク・ライカールト(同じオランダ代表)と比較するには早すぎる」 「やはり一貫性がないのは、ラファエル・レオンだ。これから改善されていく可能性は多いにあるだろうね。力強い選手だからこそ、プレッシャーがかかるのだ。平凡な選手にはプレッシャーのほうから用がない」 アルベルティーニ氏は最後に「私は帰属意識たるものを大事にする人間だ。ミランにはいま、イタリア人選手が少ない」と、古巣で活躍する自国選手が少なくなっていることを嘆いた。 2024.11.19 15:35 Tue5