ミラン

Associazione Calcio Milan s.p.a
国名 イタリア
創立 1899年
ホームタウン ミラノ
スタジアム サン・シーロ
愛称 ロッソネロ(赤と黒)、イル・ディアボロ(悪魔)

今季の成績

セリエA 勝点 勝数 引分数 負数 得点 失点 得失差 試合数
7 ボローニャ 29 7 8 3 27 23 4 18
8 ミラン 28 7 7 4 27 18 9 18
9 ウディネーゼ 26 7 5 8 23 28 -5 20
UEFAチャンピオンズリーグ 勝点 勝数 引分数 負数 得点 失点 得失差 試合数
11 アトレティコ・マドリー 12 4 0 2 14 10 4 6
12 ミラン 12 4 0 2 12 9 3 6
13 アタランタ 11 3 2 1 13 4 9 6
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ミランのニュース一覧

ミランは6日、ラツィオを退団したアルゼンチン人FWルカ・ロメロ(18)の獲得を発表した。契約期間は2027年6月30日までで、背番号は18を着用する。 マジョルカ時代にラ・リーガ最年少記録となる15歳219日でのプリメーラデビューを飾り、大きな注目を集めていたロメロ。 165cmの左利きの攻撃的MFは2 2023.07.07 06:45 Fri
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ウェストハムのイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ(24)のローマ帰還の可能性は依然として高いようだ。 イングランド代表FWタミー・エイブラハムの長期離脱を受け、新シーズンに向けてストライカーの補強が急務となったローマ。この緊急事態を受け、クラブは数人のストライカーをリストアップした中、ウェストハムで燻る元下部 2023.07.06 17:19 Thu
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ミランがアトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(30)にオファーを提示したようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。 イタリア代表MFサンドロ・トナーリ(23)をニューカッスルへと売却し、元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)をチェルシーから獲得するなど、今夏の移籍市場で 2023.07.06 12:56 Thu
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ミランがチェルシーのアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチ(24)を巡り、入札額を増額したようだ。 この夏に膨れ上がったスカッドの整理が進むチェルシー。プリシッチも出場機会を求め、移籍を目指しているといわれるなか、ミランの執心が取り沙汰される。 そんなミランは先週に1400万ユーロ(約21億9000万円) 2023.07.06 09:40 Thu
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インテルは5日、トルコ代表MFハカン・チャルハノール(29)との契約延長を発表した。新契約は2027年6月30日までとなる。 2021年夏にミランとの契約を終えたチャルハノールは、ミラノの街を気に入っているとして、フリートランスファーで宿敵インテルへと加入。すぐに主力に定着すると、2021-22シーズンは公式戦4 2023.07.06 07:00 Thu
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劇的逆転勝利でインテルとの打ち合いを制したミランが8度目の優勝を飾る!【スーペル・コッパ】

6日、スーペル・コッパ決勝のインテルvsミランの“ミラノ・ダービー”がサウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティスタジアムで行われ、2-3で勝利したミランが、8年ぶり8度目の優勝を果たした。 セリエA王者インテルは準決勝でコッパ・イタリア準優勝のアタランタと対戦し、2-0で勝利しファイナル進出を決めた。4連覇を目指すインザーギ監督は、その試合から先発を1人変更。負傷したテュラムに代えてタレミを先発で起用した。 一方、準決勝でコッパ・イタリア王者のユベントスを下し、セルジオ・コンセイソン新監督の初陣を飾ったミラン。コンセイソン監督は古巣相手の大一番で先発1人を変更。ベナセルに代えてユヌス・ムサを先発で起用した。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、インテルは34分にアクシデント。プレー中のケガで続行不可能となったチャルハノールに代えてアスラニが緊急投入された。 不運な形で交代カードを切ったインテルだったが、前半終了間際にチャンスを迎える。追加タイム1分、スローインで左サイドを抜け出したムヒタリアンの折り返しをボックス手前で受けたタレミが繋ぐと、最後はボックス右のラウタロが切り返しでDFをかわしゴール右隅にシュートを流し込んだ。 1点リードで前半を終えたインテルは、後半開始早々の47分にもデ・フライのロングフィードからDFの裏に抜け出したタレミがペナルティアーク右からシュート。これがゴール右隅に吸い込まれた。 2点を追う展開となったミランは、50分にアレックス・ヒメネスを下げてラファエル・レオンを投入。すると52分、ペナルティアーク手前でラファエル・レオンが倒されて獲得したFKをテオ・エルナンデスが直接ゴール左隅に突き刺し、1点を返した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すと、ミランが再びスコアを動かす。80分、ラファエル・レオンのロングスルーパスでボックス左横まで駆け上がったテオ・エルナンデスの折り返しをゴール前のプリシックが流し込み、試合を振り出しに戻した。 同点のまま最終盤に差し掛かり、このまま後半終了かと思われたが、アディショナルタイムにドラマが生まれる。93分、プリシックの絶妙なロングスルーパスからボックス右深くまで駆け上がったラファエル・レオンのダイレクトクロスをエイブラハムが流し込んだ。 結局、これが決勝点となり、劇的逆転勝利を飾ったミランが8年ぶり8度目のスーペル・コッパ優勝を果たした。 インテル 2-3 ミラン 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(前46) メフディ・タレミ(後2) 【ミラン】 テオ・エルナンデス(後7) クリスチャン・プリシック(後35) タミー・エイブラハム(後48) 2025.01.07 07:11 Tue
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「今は幸せな気分」早くもミランでタイトル獲得のコンセイソン監督、チームの姿勢にも手応え「チームを相応しい場所に導けるはず」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、就任後早速のタイトル獲得を喜んだ。 6日、スーペル・コッパ決勝でインテルと対戦したミラン。サウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティスタジアムで行われた一戦は立ち上がりから一進一退の攻防が続くと、前半終了間際に失点を許しハーフタイムに。後半も追加点を奪われる苦しい形となったが、そこからチームは猛反撃に移るとテオ・エルナンデス、クリスチャン・プリシックのゴールで同点に成功。そして迎えた後半アディショナルタイム、タミー・エイブラハムに値千金の逆転弾が生まれ、劇的な勝利を飾った。 これにより、ミランは宿敵を下してスーペル・コッパで8年ぶり8度目の優勝を達成。昨年12月30日に就任してからいきなりのタイトル獲得となったコンセイソン監督は、イタリア『メディアセット』にて結果を喜ぶと同時に今後のチーム作りへの自信も口にしている。 「選手たちのことを考えるととても嬉しい。これは簡単なことではないからだ。私が就任したときの雰囲気は最高とは言えず、細かな点を詰める時間もあまりないまま2つのトップレベルのチームと対戦しなければならなかった」 「選手たちはまるで魔法のように話し合ったことすべてを吸収してくれた。明らかに改善すべき点はあるが、選手たちもそれを認識してくれている。我々は謙虚になれれば、チャンピオンズリーグやセリエAで一緒に素晴らしい時間を過ごし、ミランを相応しい場所に導けるはずだ」 「今は幸せな気分だし、祝うべき時だろう。そして明日からは、次の試合であるカリアリ戦に集中していく」 <span class="paragraph-title">【動画】ミランが宿敵下しスーペル・コッパ優勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/yHYMhp1S2RQ?si=7cZWE7UWg_J1ouzR" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2025.01.07 11:10 Tue
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【2024-25セリエA前半戦ベストイレブン】アタランタとインテルから3選手を選出

2024-25シーズンのセリエAの折り返しとなる第19節が5日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKダビド・デ・ヘア(34歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:15(先発回数:15)/失点数:15/出場時間:1350分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1年のブランクを経て元スペイン代表GKがイタリアの地で真価を発揮。衰えを感じさせないセービング能力で幾度もビッグセーブを連発し、好調フィオレンティーナを最後尾で支えた。 DFアンドレア・カンビアーゾ(24歳/ユベントス) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1240分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 決して派手さはないものの、ユベントスらしい実に気の利いた好選手。両サイドバックをこなせ、モッタ監督が求める偽サイドバックの動きもそつなくこなす。堅実なユベントスに相応しいここまでの活躍から選出。 DFアミル・ラフマニ(30歳/ナポリ) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コンテ監督が掲げる堅守を体現する存在。一昨季、DFキム・ミンジェと共にナポリをスクデットに導いたセンターバックは、今季輝きを取り戻し抜群の安定感を誇った。フルタイム出場。 DFイサク・ヒエン(25歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:0/出場時間:1080 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨冬にアタランタに加入して以降、3バックの中央で頼もしいディフェンスリーダーとなった。対人の強さ、統率力と申し分なく今やリーグ屈指のセンターバックの評価を獲得。来夏のインテル行きが噂されている。 DFフェデリコ・ディマルコ(27歳/インテル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:3/出場時間:1267分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セリエA屈指の左サイドプレーヤーから世界でも指折りのクロッサーとなった。正確無比な鋭いキックでチャンスを創出。後方のバストーニと形成する左サイドは攻守に隙がない。 MFニコロ・バレッラ(27歳/インテル) 出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:3/出場時間:1101分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ムヒタリアン、チャルハノールと共にセリエA最強の中盤を形成。右サイドに流れての正確なアーリークロスはバレッラのトレードマークとなった。ここまで3ゴール4アシストと攻撃にもよく絡んでいる。 MFエデルソン(25歳/アタランタ) 出場試合数:18(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1514 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アタランタのタイトなマンツーマンを実現させているダイナモ。広範囲をカバーできる正にボックス・トゥ・ボックスの体現者は、攻守に質の高いプレーでアタランタのクオリティを担保する存在。何をやらせてもハイレベルなエデルソン抜きに現在のアタランタは語れない。 MFタイアニ・ラインデルス(26歳/ミラン) 出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:5/出場時間:1273分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チームとしてまとまりのないミランにおいて一貫してハイレベルなプレーを続けていたラインデルスを選出。今季加入のMFフォファナと良好な縦関係を築き、攻撃面でとりわけ大きなインパクトを残した。 FWマルクス・テュラム(27歳/インテル) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:12/出場時間:1367分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季セリエAに活躍の場を移して以降、飛躍を続けるフランス代表FW。厳しいと噂される父リリアンに見守られ、生まれ故郷イタリアでの進化が続く。ここまで12ゴール6アシスト。 FWモイゼ・ケアン(24歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1398分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントスで燻っていたストライカーがフィオレンティーナで花開いた。前半戦を終えて11ゴール。元ストライカーのパッラディーノ監督の下、フィオレンティーナで決定力が開花。古巣相手に恩返し弾も決めるなど、華々しい活躍が続いている。 FWアデモラ・ルックマン(27歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:13)/得点数:9/出場時間:1036分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デ・ケテラエル、レテギと共に魅惑のアタッキングメロディーを奏でた。とりわけ個での打開が光るルックマンは局面をこじ開ける際のキーマンとなっており、欠かせないピースとなっている。 2025.01.09 18:01 Thu
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ミランがオカフォー放出へライプツィヒと交渉中…幹部3人が1月中の売却で意向一致

ミランがスイス代表FWノア・オカフォー(24)の売却を進めているようだ。 オカフォーはザルツブルク時代の22-23シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)でミラン&チェルシーから得点を奪うなどし、23-24シーズンにミランへ完全移籍。加入後は要所要所での活躍こそあれど、定位置確保にはほど遠い。 今季は公式戦16試合・計550分間で1ゴール2アシスト。セルジオ・コンセイソン新監督がオカフォーの序列を上げる兆候はなし。 サッカー記者のマッテオ・モレット氏いわく、ミランはオカフォーを巡ってRBライプツィヒと売却交渉中。ジェフリー・モンカダ氏、ジョルジオ・フルラーニ氏、ズラタン・イブラヒモビッチ氏…3者は「1月中のオカフォー売却」で意向が一致しているそうだ。 オカフォーは2023年夏に移籍金1550万ユーロ(約25.4億円)で獲得。契約を2027年夏まで残し、ミランが1月中の売却によってキャピタルゲインを得るには、少なくとも1100万ユーロ(約18億円)で売る必要があるようだ。 モレット氏によると、ミランとライプツィヒの交渉は穏やかにも順調に進んでいるという。 2025.01.07 16:15 Tue
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【2024-25セリエA前半戦総括】超WS選出の最優秀選手はテュラム

連覇を狙うインテルの安定感が今季も際立っている中、一昨季王者ナポリ、昨季ヨーロッパリーグ(EL)王者のアタランタがスクデット戦線をリードしている。モッタ監督就任のユベントス、フォンセカ監督就任のミランはチャンピオンズリーグ(CL)との過密日程に苦しみ、セリエAにしわ寄せが生じてしまった。戦力面ではスクデット争いをしてもおかしくないと思われたローマはデ・ロッシ監督の不可解なタイミングでの解任など、フロントの人事が足を引っ張り低迷に拍車をかけてしまった。 ◆コンテ就任で復活~首位ナポリ~(勝ち点44) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> スクデット奪還を目指すナポリはコンテ監督の下、一昨季の強さを取り戻している。FWオシムヘンが去ったが、代わりにコンテ監督の申し子であるFWルカクを迎え、ポストプレーを筆頭に味方を生かすプレーでチームを支えた。そして居場所を失ったマンチェスター・ユナイテッドから加入のMFマクトミネイはセリエA初挑戦ながらその実力を存分に発揮。持ち前の攻撃参加でここまで4ゴール3アシストと好スタッツを記録。コンテ監督仕込みの堅実な守備が植え付けられ、ここまで失点はリーグ最少の12。安定感ある戦いができていた。 ◆プロビンチャの域を超えた真の強豪に~2位アタランタ~(勝ち点41/1試合未消化) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> もはやプロビンチャと呼んでは失礼なレベルに到達している。昨季のEL優勝で自信を付けたチームはFWレテギを新たに迎えた中、ガスペリーニ監督の下、既存戦力のFWルックマン、FWデ・ケテラエルらと見事なアタッキングメロディーを奏でた。レテギはここまで12ゴール、ルックマンは9ゴール、デ・ケテラエルは5ゴールと破壊的な攻撃力を武器にCLとの過密日程も難なく乗り切り、両コンペティションで十分な戦績をここまで残している。2024年年末にかけて怒涛の11連勝もあった中、初のセリエA優勝ももはや夢物語ではない。 ◆連覇へ視界良好~3位インテル~(勝ち点40/2試合未消化) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季を圧倒的な強さで優勝したインテルが連覇へ視界良好だ。選手層の厚さで頭が一つ抜きん出ているネラッズーリは、昨季同様S・インザーギ監督の巧みな選手起用でケガ人を最小限に留め、CLでも好結果を残しつつセリエAでも十分な結果をここまで残している。主砲FWラウタロ・マルティネスの不調(それでも6ゴール)のみ誤算となっているが、2年目のジンクスを一切感じさせないFWテュラムが得点ランクトップの12ゴールを挙げ、攻撃陣を牽引。衰え知らずのベテランMFムヒタリアンを筆頭に中盤の質、量は他のクラブを寄せ付けないレベルにある。各ポジションにハイレベルな選手を揃え、マネジメントにも長けた指揮官を擁するインテルが後半戦もスクデット争いを牽引するのは間違いなさそうだ。 ◆意外な健闘~4位ラツィオ~(勝ち点35) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季はトゥドール監督の下、チーム状態を持ち直したラツィオ。そのトゥドール監督が退任することになり、FWインモービレを筆頭に主力も去って新シーズンのラツィオに期待する人は少なかったはずだ。しかしヴェローナを残留に導く手腕を発揮していたバローニ監督がラツィオを上位戦線に踏み止まらせた。FWザッカーニ、FWカステジャノスが攻撃を牽引。攻守にバランスの取れたチームに仕上げた。 ◆無敗も引き分け地獄、改革は徐々に~5位ユベントス~(勝ち点32/1試合未消化) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ボローニャをCL出場に導いたモッタ監督を招へいし、改革に乗り出したユベントスは前半戦を終えて無敗を維持した。ただ、その内訳は7勝11分けと引き分けがかさみ、勝ち点を伸ばしきれなかった。CLとの過密日程にも苦しんだ中、主軸DFブレーメルを長期離脱で失ってしまったのも大きく響いた。新戦力MFコープマイネルスを軸に流動的な動きで崩しにかかるモッタ監督のスタイルは見て取れたが、まだまだ発展途上。改革は徐々に進んでいくことになりそうだ。 ◆不安視されたフォンセカの手腕~8位ミラン~(勝ち点27/2試合未消化) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リールでの実績を受け、ローマで結果を残せなかったフォンセカ監督を新指揮官に迎えたミランだったが、案の定うまくはいかなかった。前任者のピオリ監督に比べると攻撃的でリスクを冒すサッカーを標榜していたが、不安定な戦いに終始しシーズン序盤から解任の危機に見舞われた。ミラノ・ダービーやCLレアル・マドリー戦では会心の白星を挙げたが、その勢いを持続することはできず。主力選手たちの掌握にも失敗し、2024年をもってミランはフォンセカ監督の解任の決断を下すことになった。 ◆フロントの迷走が足かせに~10位ローマ~(勝ち点23) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シーズン前はスクデット争いも十分に可能と見ていたローマだったが、散々なシーズン前半戦となってしまった。出足に躓いたチームは昨季立て直しに成功していたデ・ロッシ監督を早々に見切る悪手を敢行。代わって就任したユリッチ監督もチーム状態を変えられず監督を引退していたクラブOBのラニエリ氏を引っ張ってくる始末となった。新戦力のFWドフビクのフィットにやや時間がかかったのが痛かったが、フロントがレジェンドのデ・ロッシ監督の手腕を信じることができればこれほど苦戦することはなかったのではないか。 ◆一躍セリエAを代表するGKに~鈴木彩艶~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> まさかこれほどのインパクトを残すことになるとは鈴木彩艶を知る日本人でも予想できた人は少ないのではないか。昇格組の元名門パルマに加入した彩艶は開幕からスタメンの座を奪取。第3節ナポリ戦で退場して出場停止となったウディネーゼ戦を除いて前半戦フルタイム出場を果たした。しかもそのプレー内容も素晴らしく、得意のフィードで攻撃の起点になったかと思えば、セービングに関してもチームを救う好守が目立ち、今やパルマのストロングポイントになっている程だ。一躍セリエAを代表するGKとなった彩艶が後半戦、パルマを残留に導く活躍を続けられれば更に評価は高まるはずだ。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWマルクス・テュラム(インテル) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 相棒のラウタロが不調に苦しむ中、インテルの攻撃を牽引。早くも昨季の13ゴールに迫る12ゴールを挙げ、今季はゴールで勝利に貢献している。もちろん、エゴイスティックな面は昨季同様一切なくアシストにも回っており、自身の価値を更に高める前半戦となった。 ★最優秀監督 ◆ジャン・ピエロ・ガスペリーニ(アタランタ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季はEL優勝をアタランタにもたらした名将は今季ここまでハードなCLも戦いつつセリエAでも首位戦線に絡む見事な戦いを続けている。確立されたスタイルで今やビッグクラブをも凌駕する戦いぶりを見せる。怒涛の11連勝は圧巻だった。 【期待以上】 ★チーム ◆ラツィオ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 監督が代わり戦力もダウンしたかと思われたラツィオがここまで上位に絡んでくるとは予想できなかった。バローニ監督の手腕が高く評価されて良い結果となっている。 ★選手 FWフランシスコ・コンセイソン(ユベントス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユルドゥズと共にユベントスの攻撃を牽引。メッシを彷彿とさせるようなキレのあるドリブルでスーパーサブの立ち位置から一躍ユベントスの主軸アタッカーとなった。 【期待外れ】 ★チーム ◆ローマ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw14.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 優勝争いに絡めるだけの戦力を擁しているかと思われた中でのまさかの低迷。フロントの迷走が大きな要因だった。 ★選手 ◆MFドウグラス・ルイス(ユベントス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw15.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アストン・ビラをCL出場に導き、移籍金5000万ユーロもの大金を叩いて獲得したブラジル代表MFだったが、度重なる負傷もあってコンディションが整わず前半戦を通して本領を発揮する姿はついに見られなかった。また、出場した試合では2試合連続PK献上など印象が非常に悪く、ユベンティーノの心を全く掴めないままシーズン後半を迎えてしまった。 2025.01.09 18:00 Thu

ミランの選手一覧

16 GK マイク・メニャン
1995年07月03日(29歳) 187cm 24 0
25 GK ノア・ラヴェイル
2005年06月22日(19歳) 0 0
57 GK マルコ・スポルティエッロ
1992年05月10日(32歳) 185cm 0 0
69 GK ラポ・ナヴァ
2004年01月22日(20歳) 0 0
96 GK ロレンツォ・トッリアーニ
2005年01月31日(19歳) 1 0
2 DF ダビデ・カラブリア
1996年12月06日(28歳) 10 0
19 DF テオ・エルナンデス
1997年10月06日(27歳) 184cm 21 2
20 DF アレックス・ヒメネス
2005年05月08日(19歳) 171cm 4 0
22 DF エメルソン・ロイヤル
1999年01月14日(25歳) 183cm 70kg 21 0
23 DF フィカヨ・トモリ
1997年12月19日(27歳) 185cm 15 0
24 DF アレッサンドロ・フロレンツィ
1991年03月11日(33歳) 172cm
28 DF マリック・チャウ
2001年08月08日(23歳) 191cm 15 1
31 DF ストラヒニャ・パブロビッチ
2001年05月24日(23歳) 194cm 85kg 13 1
33 DF ダビデ・バルテサーギ
2005年12月29日(19歳) 193cm 1 0
46 DF マッテオ・ガッビア
1999年10月21日(25歳) 190cm 14 1
4 MF イスマエル・ベナセル
1997年12月01日(27歳) 175cm 2 0
8 MF ルベン・ロフタス=チーク
1996年01月23日(28歳) 191cm 19 0
14 MF タイアニ・ラインデルス
1998年07月19日(26歳) 185cm 23 8
18 MF ケビン・ゼロリ
2005年01月11日(20歳) 185cm 1 0
29 MF ユスフ・フォファナ
1999年01月10日(26歳) 185cm 23 1
30 MF マッティア・リベラーリ
2007年01月06日(18歳) 1 0
42 MF フィリッポ・テラッチアーノ
2003年02月08日(21歳) 6 0
55 MF シルヴァーノ・フォス
2005年03月16日(19歳) 189cm 0 0
80 MF ユヌス・ムサ
2002年11月29日(22歳) 178cm 17 0
91 MF ウーゴ・クエンカ
2005年01月08日(20歳) 0 0
7 FW アルバロ・モラタ
1992年10月23日(32歳) 190cm 82kg 19 6
9 FW ルカ・ヨビッチ
1997年12月23日(27歳) 182cm 85kg 3 0
10 FW ラファエル・レオン
1999年06月10日(25歳) 188cm 22 5
11 FW クリスチャン・プリシック
1998年09月18日(26歳) 172cm 20 8
17 FW ノア・オカフォー
2000年05月24日(24歳) 185cm 15 1
21 FW サムエル・チュクウェゼ
1999年05月22日(25歳) 172cm 21 1
70 FW チャカ・トラオレ
2004年12月23日(20歳)
73 FW フランチェスコ・カマルダ
2008年03月10日(16歳) 184cm 8 0
77 FW ボブ・オモレグベ
2003年11月05日(21歳) 185cm 1 0
90 FW タミー・エイブラハム
1997年10月02日(27歳) 190cm 19 4
監督 セルジオ・コンセイソン
1974年11月15日(50歳)

ミランの試合日程

セリエA
第1節 2024年8月17日 2 - 2 vs トリノ
第2節 2024年8月24日 2 - 1 vs パルマ
第3節 2024年8月31日 2 - 2 vs ラツィオ
第4節 2024年9月14日 4 - 0 vs ヴェネツィア
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ第1節 2024年9月17日 1 - 3 vs リバプール
セリエA
第5節 2024年9月22日 1 - 2 vs インテル
第6節 2024年9月27日 3 - 0 vs レッチェ
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ第2節 2024年10月1日 1 - 0 vs レバークーゼン
セリエA
第7節 2024年10月6日 2 - 1 vs フィオレンティーナ
第8節 2024年10月19日 1 - 0 vs ウディネーゼ
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ第3節 2024年10月22日 3 - 1 vs クラブ・ブルージュ
セリエA
第10節 2024年10月29日 0 - 2 vs ナポリ
第11節 2024年11月2日 0 - 1 vs モンツァ
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ第4節 2024年11月5日 1 - 3 vs レアル・マドリー
セリエA
第12節 2024年11月9日 3 - 3 vs カリアリ
第13節 2024年11月23日 0 - 0 vs ユベントス
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ第5節 2024年11月26日 2 - 3 vs スロバン・ブラチスラヴァ
セリエA
第14節 2024年11月30日 3 - 0 vs エンポリ
コッパ・イタリア
ラウンド16 2024年12月3日 6 - 1 vs サッスオーロ
セリエA
第15節 2024年12月6日 2 - 1 vs アタランタ
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ第6節 2024年12月11日 2 - 1 vs ツルヴェナ・ズヴェズダ
セリエA
第16節 2024年12月15日 0 - 0 vs ジェノア
第17節 2024年12月20日 0 - 1 vs エラス・ヴェローナ
第18節 2024年12月29日 1 - 1 vs ローマ
スーペル・コッパ
準決勝 2025年1月3日 1 - 2 vs ユベントス
決勝 2025年1月6日 2 - 3 vs インテル
セリエA
第20節 2025年1月11日 1 - 1 vs カリアリ
第19節 2025年1月14日 26:30 vs コモ
第21節 2025年1月18日 26:00 vs ユベントス
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ第7節 2025年1月22日 29:00 vs ジローナ
セリエA
第22節 2025年1月26日 20:30 vs パルマ
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ第8節 2025年1月29日 29:00 vs ディナモ・ザグレブ
セリエA
第23節 2025年2月2日 26:00 vs インテル
コッパ・イタリア
準々決勝 2025年2月5日 29:00 vs ローマ
セリエA
第24節 2025年2月9日 vs エンポリ
第25節 2025年2月16日 vs エラス・ヴェローナ
第26節 2025年2月23日 vs トリノ
第27節 2025年3月2日 vs ラツィオ
第28節 2025年3月9日 vs レッチェ
第29節 2025年3月16日 vs コモ
第30節 2025年3月30日 vs ナポリ
第31節 2025年4月6日 vs フィオレンティーナ
第32節 2025年4月13日 vs ウディネーゼ
第33節 2025年4月20日 vs アタランタ
第34節 2025年4月27日 vs ヴェネツィア
第35節 2025年4月27日 vs ジェノア
第36節 2025年5月11日 vs ボローニャ
第37節 2025年5月18日 vs ローマ
第9節 vs ボローニャ
第38節 2025年5月25日 vs モンツァ