シン・ヨンナム SIN YONG NAM

ポジション 監督
国籍 北朝鮮
生年月日 1978年01月23日(46歳)
利き足
身長
体重
ニュース クラブ 監督データ
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「言及は避けたい」平壌開催の中止を語らなかった北朝鮮代表監督、大声援の同胞には感謝「心臓の叫びが我々を鼓舞してくれた」

北朝鮮代表のシン・ヨンナム監督が日本代表戦を振り返った。 21日、2026北中米ワールドカップ アジア2次予選第3節で日本と北朝鮮が国立競技場で対戦した。 連勝スタートで首位に立つ日本と、1勝1敗で2位につける北朝鮮との対戦。互いのホームでの連戦となる中、試合は早々に動く。 2分、日本は左サイドから崩すもシュートはブロックされる。しかし、こぼれ球をボックス内右で拾った堂安律がクロス。これを田中碧がダイレクトで蹴り込み、日本があっという間に先制する。 その後は北朝鮮も立て直し、持ち前のハードな守備と、ロングボールをスペースに蹴り出しカウンターを狙っていくが、日本の前にゴールを奪えない。前半は日本が押し込んでいた中、後半に入って北朝鮮ペースに。一度はネットを揺らすが、直前のプレーがファウルとなりノーゴール。その後は日本の守備を崩し切れず、1-0で北朝鮮は敗れた。 試合を終え、シン・ヨンナム監督は記者会見に出席。「日本戦は両チームとも期待された戦いだったが、内容的にはとても良かったと思う。サッカーというのは勝つ時もあれば負ける時もあると思っている。今日の試合の経験を活かして、今後しっかり準備していきたい」とコメント。一定の手応えはあったが、結果を残念がった。 26日にはホームの平壌に日本を迎えての戦いとなる予定だったが、突然平壌での開催を拒否することに。開催地どころか、開催の有無も未定となった中、「今後のことは様子を見ていきたい。ここで言及することは避けたい。今後の流れ、成り行きについて注視してもらえればと思う」と言及しなかった。 2月のパリ・オリンピック アジア最終予選でなでしこジャパンと対戦した北朝鮮女子代表を応援すべく、3000人の同胞が集まったが、この日もスタンドは満員。大声援を送り続けてくれた。 シン・ヨンナム監督は「同胞の皆さんの前で良い結果を残したかったが、そうはならなかった。申し訳なく思う」と敗戦を謝罪。ただ「同胞の皆さんが我々と一緒に走るつもりで応援してくださったと言ってくれたが、同胞の皆さんの心臓の叫びが我々を鼓舞してくれた。結果は残念なものになったが、是非次戦を期待してもらいたい。次の戦いでは是非とも良い結果を残していきたいと思う」と、大きな後押しになっていたと感謝した。 また「次戦においても、本日同胞のみんなが送ってくれた声援がハートに来るものがあった。同胞の皆さんの思いを背負って、これから頑張り、次戦で良い結果を残したい」と、今回のサポートを胸に、しっかりと結果を求めていくと語った。 2024.03.22 00:40 Fri

24名で来日した北朝鮮代表のメンバーが発表! FC岐阜のムン・インジュや元セリエA FWも招集【W杯アジア2次予選】

日本サッカー協会(JFA)は20日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選で日本代表と対戦する北朝鮮代表の来日メンバーを発表した。 21日に控える北朝鮮戦。国立競技場での戦いとなるが、2017年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権以来6年ぶりの対戦となる。 北朝鮮にとっては、アウェイとホームでの連戦となる中。アジア2次予選は1勝1敗で2位につけている状況だ。 チームを指揮するシン・ヨンナム監督は、24名を招集。FC岐阜でプレーするMFムン・インジュ(文仁柱)も招集されたほか、北朝鮮人としては2人目となるセリエAでのプレーヤーとなり、消息不明とも昨年騒がれていたFWハン・グァンソンも呼ばれている。 過去には入国審査で苦労した北朝鮮だったが、今回は「非常に良くしてもらっている。感謝している」とシン・ヨンナム監督が言及した。 試合は21日(木)に国立競技場で開催。19時20分にキックオフを迎え、日本テレビ、Tverで生中継される。来日した北朝鮮代表メンバーは以下の通り、 ◆北朝鮮代表メンバー GK カン・ジュヒョク(フェップル体育団) シン・テソン(4・25体育団) ユ・グァンジュン(黎明体育団) DF チャン・グクチョル(フェップル体育団) ジョン・クムソン(鯉明水体育団) チェ・オクチョル(機関車体育団) チェ・ジンナム(黎明体育団) キム・ギョンソク(先鋒蹴球団) キム・ポンヒョク(黎明体育団) キム・ユソン(鴨緑江体育団) MF キム・グクボム(4・25体育団) リ・ウンチョル(機関車体育団) チェ・ジュソン(鴨緑江体育団) ムン・インジュ(FC岐阜) カン・グクチョル(鯉明水体育団) ペク・チョンソン(黎明体育団) キム・ヒョン(鴨緑江体育団) キェ・タム(黎明体育団) キム・ソンヘ(先鋒蹴球団) リ・イルソン(黎明体育団) FW ジョン・イルグァン(朝鮮体育大学) ハン・グァンソン(4・25体育団) キム・グクジン(機関車体育団) リ・ジョグク(黎明体育団) 2024.03.21 08:15 Thu

「2つの心臓を1つに」北朝鮮代表監督、女子チームも支えた同胞たちの後押しに期待…日本戦は「熾烈な戦いになる」

北朝鮮代表のシン・ヨンナム監督が、日本代表戦に向けた前日記者会見に出席。意気込みを語った。 21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選で北朝鮮は日本とアウェイで対戦する。両者の対戦は、2017年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権以来となり、6年ぶりの対戦となった。 今回は21日に日本で、26日に平壌で対戦し連戦に。2次予選突破に向けては非常に重要な試合となる。 シン・ヨンナム監督は日本戦に向けて「明日の試合というのは非常に熾烈な戦いになると思う。どういう結果が出るかわからないが、ベストを尽くしたい」とコメントした。 日本の試合はアジアカップも観ていたとのこと。ロングボールに苦しむところも見てきたという中、「明日の試合というのは流れ次第で戦略は変化がもたらされると思う。明日の試合の流れを見てもらいたい」と語り、どのように戦うかは語らなかった。 また、2月にはなでしこジャパンと北朝鮮女子代表がパリ・オリンピック出場権を懸けて対戦し、日本が勝利。ただ、日本での試合では3000名の在日朝鮮人の方々が応援に駆けつけ、選手たちを後押ししていた。 アウェイの地での応援については「同胞たちの応援というのは選手たちにとって非常に大きな力になる。試合の成果にも繋がるものになる」とコメント。「試合で同胞たちの応援を受けながら、2つの心臓を1つにして一緒に走っている気持ちになり、一緒に肩を組んでいる心境で戦うことになる。明日の試合では同胞の皆さんに是非挨拶をしたいし、応援をお願いしたいと思う」と語り、大きな後押しを期待した。 また、日本代表については「日本はアジアでも非常に強い国であり、強い国と対戦するために非常に大きな努力をしてきた」とコメント。そのために準備はしてきたと言うが「強い国である日本を相手に、様々な準備をしてきたが、どのような準備をしてきたか、過程や内容は話すことができない」と、詳細を明かすことはなかった。 会見には元北朝鮮代表選手で、2010年の南アフリカW杯にも出場し、Jリーグでも長らくプレーした鄭大世さんも参加。W杯に出場した2010年とのチームの差を質問すると、監督は全てが変わっていると語った。 「2010年と比べて選手は全て交代しており、現在の選手たちの方が当時の選手たちよりも非常に熱心に努力している。全ての面で当時を上回っていると思う。監督の私としても非常に期待している」 試合は21日(木)に国立競技場で開催。19時20分にキックオフを迎え、日本テレビ、Tverで生中継される。 2024.03.20 21:40 Wed
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2011年1月1日 Amnokgang SC 不明 -
2008年1月1日 Amnokgang SC 完全移籍
監督履歴
就任日 退任日 チーム 種類
2023年9月1日 2023年10月31日 北朝鮮五輪代表 監督
2023年1月1日 北朝鮮 監督
2019年2月1日 2019年12月31日 Ryomyong SC 監督
今季の成績
2026北中米ワールドカップ アジア2次予選 3 1 0 2 0 0
合計 3 1 0 2 0 0
出場試合
2026北中米ワールドカップ アジア2次予選
第1節 2023-11-16 vs シリア
1 - 0
第2節 2023-11-21 vs ミャンマー
1 - 6
第3節 2024-03-21 vs 日本
1 - 0