ジオゴ・マテウス DIOGO MATEUS

ポジション DF
国籍 ブラジル
生年月日 1993年02月13日(31歳)
利き足
身長 173cm
体重 67kg
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【J1クラブ通信簿/川崎フロンターレ】Jリーグ史上最強チーム、記録ずくめの記憶に残る2冠達成

未曾有のシーズンとなった2020年のJリーグ。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、中断による異例の超過密日程、観戦や応援の制限など、多くの困難を乗り越え、すべての日程を終了した。 その中でも、熱戦が続いた2020シーズンのJリーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(チームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。 最後は優勝した川崎フロンターレを総括!(評価は「S」が最高、「E」が最低) ◆総合評価【S】 26勝5分け3敗 (勝率76.5%) 88得点31失点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/frontale2020_1_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 2017シーズン、2018シーズンと明治安田J1を連覇した川崎フロンターレにとって、2020シーズンは忘れられないシーズンとなった。そして、それはJリーグの歴史にもしっかりと記録されることとなるだろう。 新型コロナウイルスの感染拡大を受けてどのチームも苦しんだ2020シーズン。過密日程やコンディション調整の難しさなどは、平等とは言い切れないものの、各チームに一定の負担をかけることとなった。 川崎Fにも当然ながら大きな影響を与えた新型コロナウイルスだったが、それを感じさせない圧倒的な強さを見せ続けた。 開幕戦こそサガン鳥栖に0-0のゴールレスドローとなったが、中断明けの第2節から驚異の11連勝を記録。12連勝目を目指した名古屋グランパス戦では敗れ、次のヴィッセル神戸戦でも2-2の引き分けとなったが、第13節の清水エスパルス戦で勝利すると、そのまま連勝を続けJ1新記録の12連勝を達成した。 圧倒的な強さで勝ち点を積み上げ首位を独走していた川崎Fは、11月25日のガンバ大阪戦で5-0と圧勝。4試合を残すJ1最速での優勝を決めた。 この強さは、チームとして同じ方向を向いて戦い続けられたことも大きいが、鬼木達監督が作り上げたチームの賜物。25試合以上の先発選手が6名いるものの、バランスよく選手を起用。どの選手が出場してどういった組み合わせになっても、チームのレベルを大きく下げることなく戦えたことが優勝の要因だろう。 また、特別採用となった5人の交代枠を最も有効に使えたのも川崎Fだった。おおよそのクラブが似たような選手交代を繰り返し、同じタイプの選手を起用するという形を取らざるを得ない中、川崎Fは選手交代によってチームを変化。一気に流れを掴むことも大きかった。 鬼木監督を筆頭に、チームとしての完成度の高さを見せつけた川崎Fは成績も示す通り、Jリーグ史上最強のチームと言っても過言ではない。そして、リーグ2位のガンバ大阪と対戦した新年一発目、元旦の天皇杯決勝でも試合巧者ぶりを見せて2冠を達成。クラブ一筋で支えたバンディエラ・中村憲剛の現役引退に華を添え、全ての国内タイトルを獲得させたシーズンは文句なしの「S」評価だ。 ◆チーム内MVP <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/frontale2020_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> MF三笘薫(23) 明治安田生命J1リーグ30試合出場(先発11試合)/13得点 二桁得点を記録した選手が4名、多くの選手が試合にしっかりと絡み、誰か1人が突出していたわけではない2020シーズンの川崎F。その中で、MVPを決めるのは難しいことだが、インパクトの大きさでMF三笘薫を選出する。 筑波大学から新加入したルーキーの三笘は、シーズン序盤はベンチスタートが多かった。しかし、途中出場でしっかりとゴールという結果を残すと、徐々にスタメンでの出場機会が増えていく。 左ウイングで起用される三笘は独特のリズムで仕掛けるドリブルで、対峙するDFを翻弄。縦にもカットインもできるドリブルは相手DFを混乱に陥らせ、シュートやパスといった攻撃パターンの多さも困らせる要因となった。 14得点を記録したFW小林悠、13得点を記録したFWレアンドロ・ダミアンという強力なストライカーがいることももちろん影響はあるが、どのチーム相手にも三笘は通用することを示した。 終わってみれば新人最多タイの13得点を記録。決定力も備えたアタッカーという武器を手に入れた川崎Fは、さらに進化する可能性がある。三笘自身は2年目のジンクスに打ち当たらず、2020シーズン以上の数字を残してもらいたいものだ。 ◆補強成功度【S】 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/frontale2020_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎J.LEAGUE<hr></div> 既存選手の活躍も非常に大きかった2020シーズンだが、やはり新加入選手がもたらした効果は大きいと考える。 前述の三笘も新加入選手の1人。圧倒的なパフォーマンスを見せたことはもはや説明不要。三笘の存在が、川崎Fの強さを加速させたことは間違いない。 そして、その三笘と同じ大卒ルーキーだったFW旗手怜央も忘れてはならない。順天堂大学から加入した旗手は、31試合に出場し5得点を記録。旗手の方が三笘よりも多く先発機会を得ていた。 得点数を見れば三笘に大きく離されている旗手だが、ポテンシャルの高さを発揮。シーズン終盤や天皇杯では左サイドバックを務めるなど、プレーヤーとしての幅の広さを見せることとなった。 選手層が厚い川崎Fの前線で勝負するには、やはり得点が求められる。2年目のシーズンはより数字にこだわってプレーしてもらいたい。 そしてこの2人をも凌駕する驚きを見せたのは湘南ベルマーレから獲得したDF山根視来だ。加入当初は硬い動きだったが、右サイドバックとして定着すると持ち前の粘り強い守備と、湘南で鍛えられた運動量をベースにアグレッシブな攻撃参加を披露。シーズンを通して4得点を記録するなど、新たなサイドバックとして君臨した。 2度優勝した時にチームを支えたDFエウシーニョ(現清水エスパルス)とはまた違ったタイプで、同じ右サイドのMF家長昭博のコンビネーションは抜群。ベストイレブンにも選ばれる活躍は圧巻だった。 大卒ルーキーは他にも2名おり、東海学園大学卒のDF神谷凱士と桐蔭横浜大学卒のMFイサカ・ゼインがいたが両者は試合に絡めず。また、セレッソ大阪からきたGK丹野研太も出場機会なし。DFジオゴ・マテウスも3試合の出場に終わったが、3名が優勝に大きく貢献し、重要なピースになったことを評価したい。 2021.01.11 22:30 Mon

【Jリーグ移籍情報まとめ/1月2日】2冠王者川崎Fが外国籍3選手と契約更新! 横浜FCは複数名が新天地へ

Jリーグ移籍情報まとめ。1月2日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 【J1】 ◆川崎フロンターレ 《契約更新》 GKチョン・ソンリョン(35) DFジェジエウ(26) FWレアンドロ・ダミアン(31) [OUT] 《期限付き満了》 DFジオゴ・マテウス(27)→フェロヴィアリア(ブラジル) ◆横浜FC [OUT] 《完全移籍》 GK竹重安希彦(33)→SC相模原 DF志知孝明(27)→アビスパ福岡 DF川崎裕大(28)→SC相模原 FW瀬沼優司(30)→ツエーゲン金沢 ◆サンフレッチェ広島 《契約更新》 DF佐々木翔(31) MF柏好文(33) MF茶島雄介(29) ◆徳島ヴォルティス 《契約更新》 GK瀬口拓弥(32) DF石井秀典(35) DF安部崇士(23) MF西谷和希(27) ◆アビスパ福岡 《完全移籍》 [IN] DF志知孝明(27)←横浜FC 【J2】 ◆ブラウブリッツ秋田 [IN] 《完全移籍》 FW武颯(25)←カターレ富山 ◆SC相模原 [IN] 《完全移籍》 GK竹重安希彦(33)←横浜FC DF川崎裕大(28)←横浜FC ◆ツエーゲン金沢 [IN] 《完全移籍》 FW瀬沼優司(30)←横浜FC 【J3】 ◆カターレ富山 [OUT] 《完全移籍》 FW武颯(25)→ブラウブリッツ秋田 《期限付き満了》 DF川崎裕大(28)→横浜FC 2021.01.03 07:30 Sun

川崎Fがジオゴ・マテウスのレンタル終了を発表 「またお会い出来る事を楽しみに」

川崎フロンターレは2日、DFジオゴ・マテウス(27)の退団を発表した。 ジオゴ・マテウスは2020年に母国クラブのフェロヴィアリアからレンタル加入。新たな右サイドバックとしての期待がかけられての加入だったが、ポジションを掴めず、明治安田生命J1リーグ3試合の出場にとどまった。 期限付き移籍期間満了に伴い、1年での川崎F退団が決定したジオゴ・マテウスはクラブを通じて次のようにコメントしている。 「まず初めにクラブに感謝したいと思います。このクラブに来るチャンスを与えてくれ、日本でプレーするチャンスを与えてくれた事に感謝の気持ちで一杯です。この先の事はどうなるか分かりませんが、自分もフロンターレのサポーターとしてチームを応援しています。またサポーターの皆さんもたくさんの応援やメッセージをありがとうございました。またお会い出来る事を楽しみにしています」 2021.01.02 11:05 Sat

川崎Fの新外国人ジオゴ・マテウスがデビューに意気込み「公式戦の雰囲気を味わいたい」

川崎フロンターレのブラジル人DFジオゴ・マテウスがブラジル『Terra』のインタビューに応えた。 FCポルトBやポルティモネンセ、ヴィトーリア、ポンチ・プレッタなどでプレーしてきた攻撃的な右サイドバックであるジオゴ・マテウスは、今年1月にコリチーバから期限付き移籍で川崎Fに加入した。 しかし、Jリーグは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、2月末の開幕節以来中断。ジオゴ・マテウスのデビューは未だお預けとなっている。 7月4日のリーグ再開に向けて準備を進めるジオゴ・マテウスが、約4カ月に渡る中断期間とリーグ再開について語った。 「プレーに戻る心配はとても大きい。僕は数回の練習試合しかプレーしなかったが、クラブのスタジアムでプレーする機会はすでにあった。ブラジルとは違う素晴らしいクラブでプレーするという夢を実現するために、公式戦でのデビューの雰囲気を味わいたい。クラブの目標は、間違いなく今シーズンのJリーグを制覇することだ」 「トレーニングに戻れてよかった。専門的なことを言えば、この中断は僕らにとっては良くなかった。しかし、僕たちはこの期間は人々の健康を心配すべきということを知っている」 「その間、調子を整えるために家でたくさんのトレーニングをした。そして今は、私はこの失われた時間を補うためにさらにトレーニングしなければならない」 2020.06.19 20:25 Fri

川崎F加入のジオゴ・マテウス、ダミアンとのホットライン開通に自信「特徴は理解している」

コリチーバから加入したDFジオゴ・マテウスが、元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンとの連携に自信を見せた。 11日に実施された川崎フロンターレの新体制発表。同会見内では、サプライズとしてジオゴ・マテウスの加入が電撃発表された。 「とにかく嬉しいです。ブラジルとは反対の国で自分に注目してもらえたことを嬉しく思います。このチャンスをしっかりと生かしたいと思います。あとは自分の能力やポテンシャルが海外で通用するかを試していきたいです」 ジオゴ・マテウスの主戦場である右サイドバックは、川崎Fの課題。攻撃を持ち味とする同選手の加入に期待は高まる中、自身も「今日も午前中、練習をしました。長くはなかったですけど、その中でも自分が好きなスタイルのチームだなと思いました。ショートパスで素早くボールを動かすところですね」と好印象を抱いているようだ。 そんなブラジル人サイドバックは、自身の武器を語る際、昨シーズンに加入した元セレソンの存在を指摘。「このチームには(レアンドロ・)ダミアンというエリアの中でプレーできる選手がいます。自分のプレー(クロスなど)を生かしてほしい。自分ができることを精一杯やって、彼に良いクロスをできるだけ入れられるようにして、それが結果としてチームの力になればと思います」 2人はインテルナシオナル時代に繋がりが。「ダミアンがトップチームで、僕がBチームでした。一緒に練習へ車で行ったり、僕がプロに上がった時は色々なことでサポートしてくれました」と、回想する。 「インテルナシオナルを退団してからも、彼がプレーしているシーンはよく見ていました。彼の特徴は理解しているつもりです」と力強く語るジオゴ・マテウス。レアンドロ・ダミアンとのホットラインは、開通することができれば、川崎Fの今シーズンの大きな武器になりそうだ。 2020.01.12 02:29 Sun

川崎F、新体制発表でサプライズ! ブラジルから右SBのDFジオゴ・マテウスを獲得!

川崎フロンターレは11日、昨シーズン、ブラジルのコリチーバでプレーしていたDFジオゴ・マテウス(26)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。背番号は「17」に決定している。 ジオゴ・マテウスは、FCポルトBやポルティモネンセ、ヴィトーリア、ポンチ・プレッタなどでプレーしてきた攻撃的な右サイドバック。2019シーズンはコリチーバに所属し、セリエB(ブラジル2部)で29試合4アシストを記録していた。 同日、川崎市内で行われた新体制発表会見で加入をサプライズ発表されたジオゴ・マテウス。クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「川崎フロンターレに加入することが出来て本当に嬉しく思います。クラブの目標を達成できるように、クラブに貢献出来るように日々のトレーニングから全力を尽くします。また、今回川崎フロンターレとの契約を結ぶにあたって、尽力してくれた関係者の皆様に感謝いたします。最後に、この場を借りて、私の両親と妻に、これまで支えてくれたことに感謝します」 2020.01.11 17:21 Sat
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