中田仁司 Hitoshi NAKATA

ポジション 監督
国籍 日本
生年月日 1962年01月17日(62歳)
利き足
身長 172cm
体重 62kg
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カズがルヴァン杯で最年長出場記録を更新/六川亨の日本サッカー見聞録

ルヴァンカップのグループステージ8試合が28日に行われ、横浜FCの三浦知良(カズ)が54歳2カ月2日の最年長出場記録を更新した。 とはいっても、それほど大きな話題にならなかったのは、横浜FCが2-0とリードした後半45分からの出場だったからだろう。カズ自身の衰えぬ現役へのこだわりと、そのための厳しい修練には頭の下がる思いだが、それでも“引退のタイミング”を逃してしまった印象を拭えないのは私だけだろうか。 カズが横浜FCに加入したのは2005年のことだった。東京プリンスホテルで開催された入団会見で、「サントスでプロデビューし、イタリアのジェノアや神戸でプレーし、不思議と港町のクラブに縁があります」と話したことをいまでも覚えている。 この05年はカズにとってもクラブにとってもターニングポイントだった。学校や病院の給食、企業の社内食堂を展開するLEOCが筆頭株主になり、カズだけでなく山口素弘、望月重良ら元日本代表を補強。監督には元JAPANサッカーカレッジの足達勇輔を招聘した。 ところが翌06年3月4日のJ2リーグ開幕戦で愛媛に0-1で敗れると、足達監督はわずか1試合で解任される。これはいまでも最短記録である。そして後任にはコーチだった高木琢也が就任した。 高木監督は第2節から第18節まで15戦無敗(9勝6分け)などの記録で勝点を積み上げ、念願のJ2リーグ優勝とJ1昇格を勝ち取った。初めてのJ1リーグ開幕戦はアウェーの浦和戦。埼玉スタジアムでの試合は、この年から加入した“ドラゴン”こと久保竜彦の超ロングシュートで一時は1-1の同点に追いついたが、浦和の永井雄一郎に決勝点を決められた。 そして高木監督は8月の横浜ダービーで1-8と大敗後に解任され、チームも最下位に終わりJ2へと降格した。 その後、チームの指揮官はジュリオ・レアル、都並敏史、樋口靖洋、岸野晴之、山口素弘、ミロシュ・ルス、中田仁司、タヴァレス、下平隆宏と9人が務め、今シーズン途中で成績不振から下平監督は解任され、ユースチーム監督の早川知伸が指揮を執ることになった。 この間、カズは一選手として黙々とトレーニングに励み、出場に向けて準備をするだけだった。10年前は両親や叔父さんなどが試合観戦によく訪れたものの、近年はその回数もだいぶ減った。 LEOCのグループ会社の代表取締役社長である小野寺氏はカズの大ファンのため、「何歳になってもカズに引退を勧めることはない」とか、「カズを試合に起用しない監督は解任される」といった憶測も流布されているが、それはカズに失礼な話だろう。 いつ訪れるかわからない出場機会に備えてトレーニングを積むことほど、精神的に苦しいことはないと思うからだ。それでもカズが引退を決意するとしたら、それはゴールを決めた時ではないだろうか。ストライカーの矜持として、J1リーグでのゴールでサッカー人生を締めくくる。ダンスを踊るかどうかは別にして、その瞬間に立ち会いたいと思うのは私だけではないだろう。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2021.04.29 19:25 Thu

横浜FC、新指揮官決定! 各国クラブ監督歴任のタヴァレス氏を招へい

▽横浜FCは24日、新指揮官としてタヴァレス氏(61)の招へいを発表した。同日のトレーニングからチームに合流。28日に敵地で行われる明治安田生命J2リーグ第39節の京都サンガF.C.戦が初陣となる。 ▽タヴァレス氏は、ブラジル人の指導者。これまでスイスやチュニジア、サウジアラビア、中国、イランやUAEなど世界各国のクラブで指揮を率いたほか、2008年の北京オリンピックでオマーン代表監督も歴任した。クラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。 「横浜FCで仕事ができることに感謝しています。横浜FCの目標であり、私自身の目標でもあるJ1昇格に向けてサポーター、選手、スタッフ全員で挑戦していきましょう」 ▽横浜FCは15日、中田仁司監督(55)を解任。20日に行われた明治安田生命J2リーグ第38節のFC町田ゼルビア戦(2-2)は、スポーツディレクターを務める奥寺康彦氏(65)が暫定的に指揮を執った。 2017.10.24 16:43 Tue

横浜FC、奥寺康彦SDの暫定監督就任を発表 初陣は20日町田戦に

▽横浜FCは18日、同クラブのスポーツダイレクター(SD)を務める奥寺康彦氏(65)が暫定的にチームの指揮を執ると発表した。初陣は20日に行われる明治安田生命J2リーグ第38節のFC町田ゼルビア戦となる。 ▽J1昇格を狙う横浜FCは、明治安田生命J2リーグ第37節終了の現時点で16勝9分け12敗の勝ち点57で8位。15日に行われた明治安田生命J2リーグ第33節の東京ヴェルディ戦後、中田仁司監督を解任していた。 ▽秋田県出身の奥寺氏は、現役時代に古河電工サッカー部を皮切りに、ケルンやヘルタ・ベルリン、ブレーメンでプレー。日本代表としても32試合9得点の記録を持つ。奥寺氏は、「クラブが目標とするJ1昇格に向けて、今自分ができることを最大限発揮できればと思います」とコメントしている。 2017.10.18 15:40 Wed

J1自動昇格を目指す横浜FCが成績不振により中田仁司監督を解任…早川知伸コーチが暫定指揮

▽横浜FCは15日、シーズン当初より掲げていたJ1自動昇格への成績不振にともない中田仁司監督(55)の解任を発表した。 ▽中田監督は、2015年9月にミロシュ・ルス監督の辞任に伴い横浜FCの指揮官に就任。2016年は再びミロシュ・ルス監督が指揮を執っていたが、不整脈症状の検査及び治療のため辞任。同年6月から再び指揮を執っていた。 ▽2017シーズンも継続して指揮を執っていた中田監督だが、ここまで16勝9分け12敗の成績で現在勝ち点57でプレーオフ圏外の8位。ここ3試合は1分け2敗と結果が出ていなかった。中田監督、北川浩史代表取締役社長兼COOのコメントは以下の通り。 ◆中田仁司監督 「今シーズン目標としてきたことが達成できず非常に残念です。J1昇格に向けて残り試合目標達成のために選手、スタッフみんなで頑張って欲しいと思います。3年弱ありがとうございました」 ◆北川浩史代表取締役社長兼COO 「今シーズン残り少ないJ1昇格への可能性を今一度奮起し、なんとしてもここからJ1昇格プレーオフに進出して勝ち上がるために、監督交代を決断させていただきました」 ▽なお、17日(火)からのトレーニングは早川知伸コーチ(40)が暫定的に指揮を執る。 2017.10.15 18:09 Sun
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