エリン・ルベンソン ELIN RUBENSSON

ポジション DF
国籍 スウェーデン
生年月日 1993年05月11日(31歳)
利き足
身長
体重
ニュース
ニュース一覧

クガトラナ躍動の南アフリカがW杯初勝利、イタリアを下し逆転でのGS突破! 3連勝の首位スウェーデンと共に決勝Tへ【2023女子W杯】

2日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループG最終節の2試合が同時刻キックオフで行われ、スウェーデン女子代表と南アフリカ女子代表の決勝トーナメント進出が決まった。 グループGは最終節前の段階で首位に勝ち点「6」のスウェーデン、2位に「3」のイタリア女子代表、3位に「1」の南アフリカ、4位に同じく「1」のアルゼンチン女子代表という順位。スウェーデンはすでに予選突破を確定させている状況で、南アフリカvsイタリア、アルゼンチンvsスウェーデンが行われた。 決勝トーナメント進出と共にW杯初勝利を目指す南アフリカ。初戦のスウェーデンは先制しながらも1-2で落とし、第2節のアルゼンチン戦も2点を先行しながら引き分けに終わっていた。今節はキャプテンのレフィロエ・ジェーンをケガ、ホロサ・ビヤナを出場停止で欠く中、チーム最年長のノコ・マトロウがセンターバックで先発出場した。 一方、勝てば文句無しで決勝トーナメント進出が決まるイタリアは、0-5で大敗したスウェーデンからスタメンを2人変更。CBのセシリア・サルヴァイがコンディション不良のようでスタメンから外れ、W杯デビューとなる23歳のベネデッタ・オルシが最終ラインに。最前線にはバレンティナ・ジャチンティが入った。 試合開始直後はイタリアが主導権を握る。10分にはキアーラ・ベッカーリがボックス内右で倒されてPKを獲得。アリアナ・カルーゾがキッカーを務め、冷静にゴール左隅に決めた。 難しい立ち上がりとなった南アフリカだったが、13分には後方からのロングボールを敵陣中央付近で収めたテンビ・クガトラナが振り向きざまにミドルシュートを放つ。枠の左に外れたが、積極的にゴールを狙う姿勢を見せた。 徐々にペースを掴み始めた南アフリカ。21分には、味方の落としに反応したロビン・ムーダリーがボックス手前からダイレクトシュート。右ポストに直撃した。 攻め込まれていたイタリアは不用意なミスから失点してしまう。32分、最終ラインのオルシがGKの位置を確認せずにバックパスを送ってしまい、そのままオウンゴールに。南アフリカがラッキーな形で同点に追いついた。 しかし、イタリアはすぐさまチャンスを作る。34分、左CKにベッカーリが頭で合わせると、これが右ポストに直撃。次第に強風が吹き始め、ボールの軌道にも影響を与えるようにな理、雨も降り始め、難しいピッチコンディションに。前半終盤にはイタリアが攻勢となったが、1-1のままハーフタイムに突入した。 後半頭から交代カードを切ってきた南アフリカは、最前線のクガトラナを起点に左サイドからイタリアゴールに迫る。 すると迎えた67分、南アフリカがついに逆転。左サイドでボールを持ったクガトラナがカットインから左ポケットへスルーパス。走り込んだヒルダ・マガイアにパスが通ると、左足でゴールに流し込んだ。 ところが74分、イタリアがセットプレーから同点に追いつく。左CKに途中出場のクリスティアナ・ジレッリがニアサイドで反応。頭で中央へフリックすると、カルーゾがこれを押し込み、この試合2点目を決め試合を振り出しに戻した。 引き分けであれば突破できるイタリア。87分にはビッグチャンスを作るも、南アフリカはGKケイリン・スワートのファインセーブで凌ぎチャンスをうかがう。 度重なる試合中断の影響を受け、11分という長いアディショナルタイムが取られた中、92分に南アフリカが試合を動かす。左サイドから崩すとマガイアの折り返しをクガトラナが押し込み、再びリードを手にした。 このままでは敗退となるイタリアは、94分にボックス内でボールをキープしたジャチンティがシュートを放つも、僅かに右に外れて同点ゴールとはならず。南アフリカが悪天候の中の激闘を3-2で制し、2度目のW杯にして初勝利を収め、ベスト16入りを決めた。 一方、勝利すれば決勝トーナメント進出の可能性もあったアルゼンチンはスウェーデンに0-2で敗れ、グループステージ敗退。この結果、勝ち点を「4」に伸ばしてイタリアと順位を入れ替えた南アフリカが決勝トーナメント進出を決めた。 グループG首位通過のスウェーデンはラウンド16でアメリカと、2位通過の南アフリカはオランダと対戦する。 南アフリカ女子代表 3-2 イタリア女子代表 【南アフリカ】 OG(前32) ヒルダ・マガイア(後22) テンビ・クガトラナ(後90+2) 【イタリア】 アリアナ・カルーゾ(前11[PK]、後29) アルゼンチン女子代表 0-2 スウェーデン女子代表 【スウェーデン】 レベッカ・ブロンクビスト(後21) エリン・ルベンソン(後45) ◆グループG最終順位 (勝ち点、得失点差) 1.スウェーデン 9pt/+8 2.南アフリカ 4pt/±0 ーー決勝トーナメント進出ーー 3.イタリア 3pt/-5 4.アルゼンチン 1pt/-3 2023.08.02 18:43 Wed

東京五輪銀メダルのスウェーデンがGS突破!お得意セットプレーでイタリアを5発粉砕【2023女子W杯】

29日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループGの第2節、スウェーデン女子代表vsイタリア女子代表がウェリントン・リージョナル・スタジアム(ウェリントン)で行われ、スウェーデンが5-0で勝利を収めた。 東京オリンピック2020で銀メダルに輝いたスウェーデンは、初戦の南アフリカ女子代表戦を2-1と逆転勝ち。一方、16歳のジュリア・ドラゴーニがイタリア女子W杯最年少出場記録を塗り替えた"アッズーレ"も、アルゼンチン女子代表を1-0で下した。 この試合の前日にアルゼンチンと南アフリカが引き分けたため、勝者はグループステージ突破が決まる一戦となった。 序盤はスタメン起用のソフィア・カントーレを中心とした右サイドからの攻撃でイタリアが主導権を握ったが、次第にスウェーデンも対応。エリン・ルベンソンのミドルが枠を捉えた中盤以降は、じわじわとイタリアを押し返していく。 スウェーデンも右からの攻撃を中心に機を伺うと、そこから得た右CKで39分に先制点。ヨナ・アンデションのふわっとした柔らかいクロスをアマンダ・イレステットがGKの前でコースを変え、試合を動かした。 センターバックの2試合連続ゴールで先行したスウェーデンは44分にも再びアンデションの左足から追加点を奪う。ニアへの右CKはクリアされたが、ファーへ流れたボールをフリドリーナ・ロルフォが押し込んだ。 連続失点で気落ちするイタリアに容赦なく牙をむくスウェーデン。前半の追加タイム1分にはボックス右角付近でのパス回しからポケットを取っての折り返しに、最後は頼れるエース、スティーナ・ブラックステニウスがネットを揺らし、一挙3ゴールを奪って前半を終えた。 スウェーデンは後半開始早々の50分にもCKからまたもイレステットがヘディングを決めてさらにリードを広げると、その後のイタリアの反撃もシャットアウト。 後半の追加タイム6分には1本のパスからカウンターへ転じ、途中出場のレベッカ・ブロンクビストがダメ押しの一発を流し込んで勝負あり。大量5ゴールでスウェーデンが完勝を収めた。 この結果、グループGは勝ち点を「6」に伸ばした首位・スウェーデンのノックアウトステージ進出が決定。2位に3ポイントでイタリア、3位の南アフリカ、4位のアルゼンチンが勝ち点「1」で並ぶ。 最終節は8月2日に開催され、スウェーデンがアルゼンチンと、イタリアは南アフリカと顔を合わせる。 スウェーデン女子代表 5-0 イタリア女子代表 【スウェーデン】 アマンダ・イレステット(前39、後5) フリドリーナ・ロルフォ(前44) スティーナ・ブラックステニウス(前45+1) レベッカ・ブロンクビスト(後45+6) 2023.07.29 18:58 Sat

東京五輪銀メダルのスウェーデンが今大会初の逆転勝ち!終盤の高さ勝負で健闘の南アフリカを下す【2023女子W杯】

23日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループGの第1節、スウェーデン女子代表vs南アフリカ女子代表がウェリントン・リージョナル・スタジアムで行われた。 東京オリンピック2020では銀メダルを獲得し、9大会連続9度目の出場となるスウェーデン。対して2022女子アフリカネーションズカップを制し、アフリカ女王として2対連続2度目のW杯に臨む、"バニャナ・バニャナ"の愛称で知られる南アフリカ。 序盤はW杯初勝利を目指す南アフリカが、中盤でのつなぎやスピードを生かした多彩な攻撃を披露し、[4-2-3-1]を敷くスウェーデンを翻弄。右サイドのクロスからホロサ・ビヤナが狙えば、16分にはキャプテンのラフィエロ・ジェーンがGKの位置を見て足の長いシュートでゴールを脅かす。 スウェーデンも20分、サインプレーを駆使してのFKからスティーナ・ブラックステニウスのミドルが枠を捉えるが、[4-4-2]のコンパクトなブロックを作る南アフリカを総じて攻めあぐねる。エリン・ルベンソンの右足ミドルもわずかにポストの右へ外れた。 ともに前半を無得点で折り返すと、試合を動かしたのは後半開始早々の南アフリカ。48分、ボンゲカ・ガメデが最終ラインから長いボールを送り、ビヤナがワンタッチで相手の裏へ。トゥンビ・ガトラナが圧倒的なスピードでアマンダ・イレステットとの走り合いを制してボックス内左からのフィニッシュへ持ち込み、GKが弾いたボールをヒルダ・マガイアが体ごと押し込んだ。 先制を許したスウェーデンだったが、クロス攻勢とセットプレーで反撃に転じると、65分に同点弾を奪取。右サイド深い位置からヨハンナ・カネリドがハイボールで折り返すと、南アフリカDFレボガン・ラマレペがまさかの空振り。後方にいたフリドリーナ・ロルフォに当たってゴールに吸い込まれた。 足の止まり始めた南アフリカを尻目に、さらに攻め立てるスウェーデンは、試合終了間際に猛攻が結実。90分、コソヴァレ・アスラニの左CKからイレステットが高い打点のヘディングシュートを決め、逆転に成功した。 強気の高さ勝負で試合をひっくり返したスウェーデンは、今大会初の逆転勝ちで白星スタート。対する南アフリカは会場を沸かせながらも、W杯初勝利や初勝ち点は次戦以降に持ち越しとなった。 スウェーデン女子代表 2-1 南アフリカ女子代表 【スウェーデン】 フリドリーナ・ロルフォ(後20) アマンダ・イレステット(後45) 【南アフリカ】 ヒルダ・マガイア(後3) 2023.07.23 16:20 Sun

東京五輪銀メダルのスウェーデンが今大会初の逆転勝ち!終盤の高さ勝負で健闘の南アフリカを下す【2023女子W杯】

23日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループGの第1節、スウェーデン女子代表vs南アフリカ女子代表がウェリントン・リージョナル・スタジアムで行われた。 東京オリンピック2020では銀メダルを獲得し、9大会連続9度目の出場となるスウェーデン。対して2022女子アフリカネーションズカップを制し、アフリカ女王として2対連続2度目のW杯に臨む、"バニャナ・バニャナ"の愛称で知られる南アフリカ。 序盤はW杯初勝利を目指す南アフリカが、中盤でのつなぎやスピードを生かした多彩な攻撃を披露し、[4-2-3-1]を敷くスウェーデンを翻弄。右サイドのクロスからホロサ・ビヤナが狙えば、16分にはキャプテンのラフィエロ・ジェーンがGKの位置を見て足の長いシュートでゴールを脅かす。 スウェーデンも20分、サインプレーを駆使してのFKからスティーナ・ブラックステニウスのミドルが枠を捉えるが、[4-4-2]のコンパクトなブロックを作る南アフリカを総じて攻めあぐねる。エリン・ルベンソンの右足ミドルもわずかにポストの右へ外れた。 ともに前半を無得点で折り返すと、試合を動かしたのは後半開始早々の南アフリカ。48分、ボンゲカ・ガメデが最終ラインから長いボールを送り、ビヤナがワンタッチで相手の裏へ。トゥンビ・ガトラナが圧倒的なスピードでアマンダ・イレステットとの走り合いを制してボックス内左からのフィニッシュへ持ち込み、GKが弾いたボールをヒルダ・マガイアが体ごと押し込んだ。 先制を許したスウェーデンだったが、クロス攻勢とセットプレーで反撃に転じると、65分に同点弾を奪取。右サイド深い位置からヨハンナ・カネリドがハイボールで折り返すと、南アフリカDFレボガン・ラマレペがまさかの空振り。後方にいたフリドリーナ・ロルフォに当たってゴールに吸い込まれた。 足の止まり始めた南アフリカを尻目に、さらに攻め立てるスウェーデンは、試合終了間際に猛攻が結実。90分、コソヴァレ・アスラニの左CKからイレステットが高い打点のヘディングシュートを決め、逆転に成功した。 強気の高さ勝負で試合をひっくり返したスウェーデンは、今大会初の逆転勝ちで白星スタート。対する南アフリカは会場を沸かせながらも、W杯初勝利や初勝ち点は次戦以降に持ち越しとなった。 スウェーデン女子代表 2-1 南アフリカ女子代表 【スウェーデン】 フリドリーナ・ロルフォ(後20) アマンダ・イレステット(後45) 【南アフリカ】 ヒルダ・マガイア(後3) 2023.07.23 16:20 Sun
もっと見る>