佐藤楓 SATO Kaede

ポジション DF
国籍 日本
生年月日 1992年01月14日(32歳)
利き足
身長 170cm
体重 58kg
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S広島Rの交代策的中し、李誠雅がプロ初出場から3分で値千金の決勝ゴール! 新体制マイ仙台は東京開催で勝てず【WEリーグ】

14日、2023-24 WEリーグ第14節のマイナビ仙台レディースvsサンフレッチェ広島レジーナが味の素フィールド西が丘で行われ、アウェイのS広島Rが2-1で勝利を収めた。 4勝2分け7敗で7位のマイ仙台は、3日に須藤茂光前監督が辞任し、GKコーチを務めていた須永純氏が後任に。年に1度のホームゲーム東京開催が新体制となっての初陣となり、武田菜々子がリーグ戦初先発を飾る。 一方のS広島Rは、3勝4分け6敗でマイ仙台と勝ち点「1」差の8位。なでしこジャパンの上野真実はベンチスタートとなり、中村伸監督は今冬に早稲田大学から新加入の笠原綺乃を初のスタメンに抜擢した。 試合は開始早々の2分に動く。S広島Rは左サイドのスペースを使い、中嶋淑乃が持ち味を遺憾無く発揮しての突破からクロスを送ると、ファーの立花葉が見事な左足ボレーで合わせ、ネットを揺らした。 古賀花野のポストプレーも光り、S広島Rは以降も度々左サイドを突破。19分には中央も攻略し、ワンツーを駆使してボックスに侵入した笠原が右足フィニッシュ。これは左に外れた。 マイ仙台はウイングが外と中へ、中島が中盤の底まで顔を出すなど、人が動き始めてリズムが生まれ、裏への長いパスをアクセントに徐々にボール保持率が増加。25分には石坂咲樹の突破を契機に得たCKから廣澤真穂が反転ボレーを放つ。 S広島Rは34分、相手のミスを突いて得た一対一の好機を中嶋が決め切れずにいると、パスミスも増加し流れはさらにマイ仙台へ。すると、ホームチームが前半のラストプレーで同点に追い付く。プレスを掛けて右サイドの高い位置で奪い切り、廣澤のクロスに高平美憂が頭で合わせた。 マイ仙台は後半、松永未衣奈を下げて佐藤楓を送り出し、田畑晴菜を右サイドバックへ配置。前半狙われていた箇所へ対策を施す。S広島Rも島袋奈美恵に代えて上野を投入。渡邊真衣がトップ下から右サイドバックにポジションを移した。 さらにマイ仙台は58分にも選手交代。U-17日本女子代表にも選出されたユース所属の菊地花奈が武田に代わってをピッチに立ち、WEリーグデビューを果たす。 互いに途中出場選手が色を出し、62分のS広島Rは中嶋のスルーパスから上野がネットを揺らすも、オフサイド。マイ仙台も66分、菊地が持ち味のスピードと切り返しを使って左サイドをえぐり、隅田凛のフィニッシュを導き見せ場を作る。 73分にも石坂の負傷とともに両ベンチが動き、マイ仙台は後藤三知と西野朱音がピッチイン。S広島Rは中嶋と代わった早間美空がWEデビューを飾る。S広島Rは81分にも李誠雅がプロ初出場と、今冬の新加入選手全員が出場機会を得る。これらの交代策が実を結んだのはS広島Rだった。 84分、CKから波状攻撃を仕掛けると、左サイドから上げた早間の高いクロスをGK松本がDFと重なってファンブル。拾った李誠雅が落ち着いて蹴り込むと、これが決勝点に。 ケガを乗り越え、日体大SMG横浜から新加入の24歳FWのプロ初ゴールで、S広島Rが3試合ぶりの白星を飾った。 一方、敗れたマイ仙台は東京開催でいずれも黒星。前節の日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦に続き、西が丘で連敗を喫した。 マイナビ仙台レディース 1-2 サンフレチェ広島レジーナ 【マイ仙台】 高平美憂(45分+1) 【S広島R】 立花葉(2分) 李誠雅(84分) <span class="paragraph-title">【動画】プロ初出場で初ゴールが決勝点の李誠雅</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="VwVCbgbx5tI";var video_start = 132;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.14 16:07 Sun

3試合で14得点も勝者なし…ちふれは唐橋万結、INACは田中美南、ノジマはOGで終盤に劇的同点弾《WEリーグ杯》

10日から11日にかけ、各地で2022-23 WEリーグカップ・グループステージ第4節の3試合が行われた。 ユアテックスタジアム仙台で行われたマイナビ仙台レディース vs ちふれASエルフェン埼玉は、壮絶な打ち合いとなった。 仙台は前半終了間際にモンテネグロ女子代表FWスラジャナ・ブラトヴィッチが加入後初ゴールとなるヘディングを決めてリードで折り返す。だが、埼玉も後半早々に河野朱里のクロスから佐久間未稀が頭で押し込み、同点とした。 追い付かれた仙台は56分に佐藤楓のクロスにニアで合わせた矢形海優のゴールで再びリードを奪うも、3分後にはU-20ワールドカップ(W杯)から帰還後初先発となった埼玉の吉田莉胡がジャンピングボレーを沈め、またも試合を振り出しに。 77分には佐藤の右足で三度前へ出た仙台だったが、埼玉はこぼれ球に詰めた唐橋万結が89分に意地の一撃を沈め、3-3でタイムアップ。 6チームで争われるグループAは、3試合を終えて三菱重工浦和レッズレディース、埼玉、AC長野パルセイロ・レディースが1勝2分けで上位に並ぶ混戦となっている。 AGFフィールドでは日テレ・東京ヴェルディベレーザとINAC神戸レオネッサが火花を散らした。 なでしこジャパンFW植木理子の連続ゴールで、ベレーザが2点リードで前半を終えたが、後半はINACが反撃を仕掛ける。 62分に守屋都弥のヘディングで1点を返すと、ベレーザの逃げ切りかと思われた94分にようやく得点。加入後初出場となった山本摩也の右CKから田中美南が古巣のネットを揺らし、2-2で試合を終えている。 相模原ギオンスタジアムで行われたノジマステラ神奈川相模原 vs サンフレッチェ広島レジーナも終盤に複数のゴールが生まれた。 藤原加奈の2試合連続ミドルで84分に相模原が先制するも、広島は3分後に立花葉の粘りのゴールで追い付くと、追加タイム2分には左クロスに川島はるながハーフボレーで合わせて逆転に成功する。 川島の恩返し弾で広島が勝利目前かと思われたが、相模原はこのキックオフからCKをもぎ取ると、杉田亜未のキックが相手のオウンゴールを誘発。土壇場で試合を振り出しに戻し、勝ち点「1」を分け合うことに。両チームともに今季初勝利はお預けとなった。 グループBは5チームのため、試合数にばらつきはあるものの、A組と同じく1勝2分けでベレーザとINACが勝ち点「5」。ジェフユナイテッド市原・千葉レディースが1ポイント差で3位に付けている。 決勝戦は10月1日。各グループの首位チームが味の素フィールド西が丘で対戦する。 ◆WEリーグカップ グループステージ 第4節 ▽9月10日 グループB 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-2 INAC神戸レオネッサ ノジマステラ神奈川相模原 2-2 サンフレッチェ広島レジーナ ▽9月11日 グループA マイナビ仙台レディース 3-3 ちふれASエルフェン埼玉 2022.09.11 18:45 Sun
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