アシサト・オショアラ Asisat OSHOALA

ポジション MF
国籍 ナイジェリア
生年月日 1994年10月09日(29歳)
利き足
身長 172cm
体重
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チーム数増加のNWSLが開幕!松窪真心アシストのノースカロライナが大勝発進、新加入の日本人3選手は出場せず【NWSL】

アメリカ、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)の開幕節が現地時間16日から17日にかけて行われた。 現行のリーグとなってからは12シーズン目を迎えるNWSL。新たにベイFCとユタ・ロイヤルズの2チームが参入し、14チームで争われる。 2回戦総当たりでレギュラーシーズンの優勝者(シールド)を決定し、上位8チームがプレーオフに出場。トーナメント制のチャンピイオンシップが行われる。また、昨季に続いてVARも導入されている。 なでしこジャパンのMF杉田妃和の所属するポートランド・ソーンズFCは、カンザスシティ・カレントとの開幕戦で、派手な打ち合いを演じた。 ベンチスタートとなった杉田は1-3とビハインドの62分から途中出場。その後さらに2点を奪われ、一時は4点差とされたポーランドは、ここから怒涛の反撃。71分にジャニン・ベッキー、その3分後にソフィア・スミスと立て続けのゴールで差を詰めると、90+1分にはベッキーが見事なミドルシュートを突き刺し、1点差まで迫る。だが、反撃及ばず、4-5で敗れた。 キャパシティいっぱいの2万2000人が本拠地に詰め掛けたエンジェル・シティFCは、新規参入のベイFCを相手に0-1で敗戦。遠藤純はケガで欠場、大宮アルディージャVENTUSから新加入したスタンボー華はメンバー外だった。また、ベイFCの記念すべきNWSL初ゴールは、バルセロナから加入のナイジェリア女子代表FWアシサト・オショアラがマークしている。 三浦成美、小林里歌子、松窪真心の日本人3選手が所属するノースカロライナ・カレッジは、永里優季が加入したヒューストン・ダッシュと対戦し、5-1で勝利を収めた。 三浦は先発して74分までプレー、松窪は62分から途中出場して1アシストを含む3点に絡む活躍を披露。小林は故障者リスト入りのためにメンバー外、永里はベンチ入りするも出場はなかった。 INAC神戸レオネッサでもプレー経験があるベヴァリー・ゴーベル・ヤネズ監督が今季から指揮を執るレーシング・ルイビルFCは、ブラジル女子代表MFマルタが先発したオーランド・プラウドと2-2のドロー。レーシングに新加入した黒﨑優香はメンバー外だった。 4年ぶりにNWSL再参入となったユタ・ロイヤルズは、シカゴ・レッドスターズとの敵地戦で0-2と敗戦。初勝利や初ゴールはお預けとなった。旧名称に戻し、エンブレムも一新したシアトル・レインFCは、ワシントン・スピリットをホームに迎え、1-0で勝利している。 また、昨季のシールド、サンディエゴ・ウエーブFCと、プレーオフを制したNJ/NYゴッサムFCの一戦は、両者が15日にスーパーカップに該当するチャレンジカップを戦ったため、後日に行われる。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】両チーム計9敗の打ち合いとなったカンザスシティvsポーランド</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="A1ZV_gtl69c";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】三浦先発、松窪アシストのノースカロライナが開幕戦大勝!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="R7eVa4vgm4g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.18 20:10 Mon

史上最高額の女子選手誕生、移籍金はいくら? ザンビア女子代表のエースがアメリカの新設クラブに加入

アメリカで史上最高額の女子選手が誕生した。 その選手はザンビア女子代表FWレーチェル・クンダナンジ(23)。13日、アメリカのナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)に今シーズンから参入するベイFCが、スペインのマドリードCFFから獲得したことを発表した。 ザンビア女子代表のエースとして活躍するクンダナンジは、マドリードCFFでリーガFの43試合に出場し33ゴールを記録する驚異的な得点力の持ち主。今シーズンは14試合で8ゴール4アシストを記録していた。 また、ザンビア女子代表として、2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)にも出場。東京オリンピックにも出場しており、ザンビア女子代表として18試合10ゴールを記録している。 世界的にも注目されるストライカーだが、移籍金は86万ドル(約1億3000万円)とのこと。イギリス『BBC』によれば、女子選手としては世界最高記録の移籍金とのことだ。 なお、これまでの最高額はマンチェスター・シティから2022年にバルセロナへと移籍したイングランド代表MFキーラ・ウォルシュの40万ポンド(約7600万円)だったという。 ベイFCはNWSLに参加する新興クラブ。2023年4月に設立されたクラブであり、アフリカ女子最優秀選手賞を受賞したナイジェリア女子代表FWアシサト・オショアラをバルセロナから、スコットランド女子代表DFジェン・ビーティーをアーセナルから獲得するなど、積極補強を行っている。 2024.02.14 12:15 Wed

バルサのオショアラが6度目のアフリカ女子年間最優秀選手賞に! オシムヘンとともにナイジェリア勢が栄冠

アフリカサッカー連盟(CAF)は11日、モロッコのマラケシュでCAFアワード2023を開催。アフリカ女子最優秀選手賞をナイジェリア女子代表FWアシサト・オショアラ(バルセロナ)が受賞した。 オショアラは史上最多となる6度目の受賞に。昨季のUEFAチャンピオンズリーグでバルセロナに2度目の優勝をもたらすなど、全公式戦で27ゴールを挙げてチームのトップスコアラーに輝いた。 代表でも故障を抱えながら、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で同国のベスト16進出に貢献。イングランド女子代表とはPK戦にまでもつれる激闘を演じた。 また、女子の年間最優秀コーチはデジリー・エリス氏が受賞。南アフリカ女子代表を率い、同国を女子W杯史上初のベスト16へ導いた。 その他の各受賞者等は以下の通り。 ◆CAFアワード2023受賞者一覧 男子年間最優秀選手賞:ビクター・オシムヘン(ナイジェリア/ナポリ) 女子年間最優秀選手賞:アシサト・オショアラ(バルセロナ/ナイジェリア) 男子年間最優秀選手賞(アフリカ拠点):パーシー・タウ(アル・アハリ/南アフリカ) 女子年間最優秀選手賞(アフリカ拠点):ファティマ・タグナアウト(AS FAR/モロッコ) 男子年間最優秀コーチ:ワリド・レグラギ監督(モロッコ) 女子年間最優秀コーチ:デジリー・エリス監督(南アフリカ女子) 男子年間最優秀GK賞:ボノ(アル・アハリ/モロッコ) 女子年間最優秀GK賞:チアマカ・ナドジー(パリFC/ナイジェリア) 男子若手最優秀選手賞:ラミーヌ・カマラ(メス/セネガル) 女子若手最優秀選手賞:ネスリン・エル・チャド(リール/モロッコ) 男子年間最優秀代表チーム:モロッコ 女子年間最優秀代表チーム:ナイジェリア 男子クラブ最優秀チーム:アル・アハリ(エジプト) 女子クラブ最優秀チーム:マメロディ・サンダウンズFC(南アフリカ) 2023.12.13 22:20 Wed

昨季女王バルセロナが大勝白星発進!バロンドーラー2人がドブレーテにアフリカの星がダメ押しバイシクル【UWCL】

14日、女子チャンピオンズリーグ(UWCL)グループステージグループA第1節のバルセロナvsベンフィカがエスタディ・ヨハン・クライフで行われ、5-0でバルセロナが勝利を収めた。 オーストラリア女子&ニュージーランド女子(W杯)で優勝したスペイン女子代表選手を多数擁するディフェンディングチャンピオンのバルセロナが、リーガBPI(ポルトガル女子1部)3連覇中のベンフィカをホームに迎えての一戦は、役者が結果を残した。 ボールを握るバルセロナは15分、スペースを見つけたキャロライン・グラハム・ハンセンがカットインから右足で狙うと、ブロックされて浮き上がったボールをアレクシア・プテジャスが頭で押し込み、先制点を奪取。以降もチャンスを量産し、39分にはサインプレーを駆使したCKからプテジャスが再びゴールを奪う。 その5分後には速攻からも好機を迎え、アイタナ・ボンマティが長い距離を持ち運び、右の空いたスペースを走るグラハム・ハンセンを使う。リターンクロスを受けたボンマティはスライディングに来たDFを冷静にかわし、右足でネットを揺らした。 折り返しての52分にもグラハム・ハンセンのラストパスをボンマティが豪快に蹴り込んで点差を広げると、62分にはまたもグラハム・ハンセンのクロスから今度は途中出場のアシサト・オショアラが見事なバイシクルシュートを沈めた。 新旧バロンドール受賞者がドブレーテにアフリカの星がダメ押し弾と、タレントが軒並み結果を残したバルセロナ。下馬評通りの実力を見せ付け、初戦を白星で飾っている。 <span class="paragraph-title">【動画】動きながらのボールコントロールやスペースの見つけ方も秀逸、バルセロナvsベンフィカのハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7fm8evPW8Ps";var video_start = 60;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.15 18:40 Wed

長谷川唯&宮澤ひなたが女子バロンドールの候補30名にノミネート! 女子W杯優勝のスペインは最多6名

6日、2023年のバロンドールの候補者リストが発表。女子部門ではなでしこジャパンから2名がノミネートされている。 『フランス・フットボール』は5日、5回目を迎える女子バロンドールの候補を発表。30名が選ばれた。 先日まで行われていたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の女王であるスペイン女子代表などからも選出される中、なでしこジャパンからは2名が選出。MF長谷川唯(マンチェスター・シティ)とFW宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース→マンチェスター・ユナイテッド)がノミネートしている。 『フランス・フットボール』は、長谷川について「黄色いヘッドバンドと代表的な背番号「14」で識別できるエレガントなマンチェスター・シティのMFは、日本のきらめくゲームのコントローラーであり、アジテーター(扇動者)だった。彼女の深いパスは、オセアニアでの日本の4勝に輝きを与えた」と紹介。パスセンスを評価するとともに、日本の女子W杯での勝利に貢献していたとした。 なお、長谷川は2022-23シーズンは40試合で5ゴール4アシストを記録している。 宮澤については「後々のチャンピオンとなるスペイン戦(4-0)での2ゴールを含む5ゴールを決めて、2023年W杯の得点王となった。クルクル回りながらスペースを見つけ、植木(理子)や田中(美南)と高速で連携した」とコメントし、女子W杯での活躍を称えた。なお、宮澤は35試合7ゴール4アシストを記録していた。 なお、優勝したスペインらは6名、準優勝のイングランドからは4名がノミネートされている。 ◆2023女子バロンドール候補者30名 MFアイタナ・ボンマティ(25歳/バルセロナ/スペイン) バロンドール2022:5位 DFミリー・ブライト(30歳/チェルシー/イングランド) バロンドール2022:圏外 FWリンダ・カイセド(18歳/レアル・マドリー/コロンビア) バロンドール2022:圏外 DFオルガ・カルモナ(23歳/レアル・マドリー/スペイン) バロンドール2022:圏外 FWレイチェル・デイリー(31歳/アストン・ビラ/イングランド) バロンドール2022:圏外 FWデビーニャ(31歳/ノースカロライナ・カレッジ、カンザスシティ・カレント/ブラジル) バロンドール2022:圏外 FWカディディアトゥ・ディアニ(28歳/パリ・サンジェルマン、リヨン/フランス) バロンドール2022:20位 GKメアリー・アープス(30歳/マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) バロンドール2022:圏外 MFパトリシア・ギハロ(25歳/バルセロナ/スペイン) バロンドール2022:圏外 MF長谷川唯(26歳マンチェスター・シティ/日本) バロンドール2022:圏外 DFアマンダ・イレステット(30歳/パリ・サンジェルマン、アーセナル/スウェーデン) バロンドール2022:圏外 FWサマンサ・カー(29歳/チェルシー/オーストラリア) バロンドール2022:3位 DFマピ・レオン(28歳/バルセロナ/スペイン) バロンドール2022:圏外 DFケイティ・マッケイブ(27歳/アーセナル/アイルランド) バロンドール2022:圏外 FW宮澤ひなた(23歳/マイナビ仙台レディース/日本) バロンドール2022:圏外 MFレナ・オーベルドルフ(21歳/ヴォルフスブルク/ドイツ) バロンドール2022:4位 FWアシサト・オショアラ(28歳/バルセロナ/ナイジェリア) バロンドール2022:16位 FWエヴァ・パヨル(26歳/ヴォルフスブルク/ポーランド) バロンドール2022:圏外 FWサルマ・パラジュエロ(19歳/バルセロナ/スペイン) バロンドール2022:圏外 FWアレクサンドラ・ポップ(32歳/ヴォルフスブルク/ドイツ) バロンドール2022:6位 FWヘイリー・ラソ(29歳/マンチェスター・シティ、レアル・マドリー/オーストラリア) バロンドール2022:圏外 FWアルバ・レドンド(27歳/レバンテ/スペイン) バロンドール2022:圏外 MFグロ・レイテン(29歳/チェルシー/ノルウェー) バロンドール2022:圏外 DFウェンディ・ルナール(33歳/リヨン/フランス) バロンドール2022:8位 FWフロドリーナ・ロルフォ(29歳/バルセロナ/スウェーデン) バロンドール2022:19位 MFジル・ルート(26歳/ヴォルフスブルク、マンチェスター・シティ/オランダ) バロンドール2022:圏外 FWカディジャ・ショー(26歳/マンチェスター・シティ/ジャマイカ) バロンドール2022:圏外 FWソフィア・スミス(23歳/ポートランド・ソーンズ/アメリカ) バロンドール2022:圏外 MFジョージア・スタンウェイ(24歳/バイエルン/イングランド) バロンドール2022:圏外 GKダフネ・ファン・ドムセラール(トゥベンテ、アストン・ビラ/オランダ) バロンドール2022:圏外 <span class="paragraph-title">【写真】バロンドールにノミネートされた長谷川唯と宮澤ひなた</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cw2_qg1tXPl/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cw2_qg1tXPl/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Ballon d’Or(@francefootball)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cw296jSt97A/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cw296jSt97A/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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数的不利のイングランドがPK戦の末に準々決勝進出! 決定打を欠いたナイジェリアはラウンド16で敗退【2023女子W杯】

7日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)ラウンド16のイングランド女子代表vsナイジェリア女子代表がブリスベン・スタジアム(ブリスベン)で行われ、120分間を終えて0-0。PK戦の末に、イングランドが勝利を収めた。 大会初優勝を目指すヨーロッパ女王のイングランドは、グループD全勝で決勝トーナメントに進出。6ゴールを奪ったグループステージ最終節・中国女子代表戦の勢いを維持できるかが注目となった。今回のナイジェリア戦では第2節デンマーク女子代表戦でヒザを負傷した中心選手のMFキーラ・ウォルシュが先発復帰。また、中国戦と同様に3バックの布陣を敷いてきた。 対するナイジェリアは開催国のオーストラリア女子代表から勝利をあげるなど1勝2分けの成績を残し、グループBを2位で突破。グループステージ最終節はすでに敗退が決定していたアイルランド女子代表と対戦し、ゴールレスドローで終えていた。アイルランド戦で先発したエースFWアシサト・オショアラはベンチスタートとなり、代わってFWイフェオマ・オヌモヌが最前線で起用された。 序盤はナイジェリアがイングランドゴールを脅かす展開となった。10分には、左サイドでボールを持ったFWラシーダット・アジバデのクロスがそのままゴールへ向かっていったが、イングランド守護神メアリー・アープスが冷静にパンチングで弾き出した。 13分にも右CKからシュートまで持ち込んだナイジェリアは、16分に波状攻撃を披露。左ハーフスペースを上がってきたDFアシュリー・プランプトルの左足シュートがクロスバーに跳ね返されると、その流れでボックス内に残っていたプロンプトレがもう一度シュート。今度はGKアープスがセーブした。 一方のイングランドはナイジェリアDFの乱れを突く。23分、クリアミスを見逃さなかったFWアレッシア・ルッソが最前線でボールを拾い、右足ですかさずシュート。低く鋭いボールが飛んだが、ナイジェリアは主将を務めるGKチアマカ・ナドジエのセーブに救われた。28分にも右CKからナイジェリアゴールに迫ったイングランドだが、MFレイチェル・デイリーの右足ボレーシュートは再びGKナドジエがセーブ。その後の31分、セットプレーの中でアジバデがデイリーを後ろから押し倒してしまい、イングランドにPKが与えられる。しかし、VARによるチェックとオンフィールド・レビューの結果、ノーファウルに判定が覆りPKは取り消し。ナイジェリアが九死に一生を得た。 前半の終盤に差し掛かると一進一退の攻防が続いたが、両チームともに決定機は迎えず。0-0のスコアで試合を折り返した。 交代なしで迎えた後半、ナイジェリアが良い入りを見せる。47分、左からのクロスに大外で待っていたFWウチェナ・カヌが高いジャンプからヘディングシュート放つも、これはクロスバーの上部を叩いた。攻め立てるナイジェリアは58分、オヌモヌに代えてオショアラを投入。先制点を獲りに行く。しかし、この辺りから試合は再びイングランドペースへと傾いていく。 それでも決定機を作らせなかったナイジェリアは、オショアラをターゲットに前に出ていく。守勢に回ったイングランドは73分にアクシデントが発生。GKアープスがピッチに倒れ込み、メディカルスタッフが状態を確認する事態となったが、大きな問題はなかったようでそのままプレーを続行した。 この小休止で落ち着いたイングランドはセットプレーからチャンスを作る。76分、右CKにデイリーが頭で合わせると枠内にシュートが飛んだが、ここもGKナドジエに阻まれた。 延長戦も視野に入り始めた85分、イングランドが自ら状況を悪くしてしまう。FWローレン・ジェームズがナイジェリアのDFミシェル・アロジーと交錯して倒れた後、立ち上がる際にアロジーの背中をスパイクで踏んでしまった。1度はイエローカードで済んだものの、オンフィールド・レビューの結果レッドカードに判定が覆り、ジェームズは一発退場。イングランドは残りの時間を10人で戦うことになってしまった。 その後は数的不利となったイングランドが攻め込んだものの、結局ノーゴールのまま90分が経過。勝負は延長戦にもつれ込んだ。 延長前半の頭から交代カードも使い、3バック気味の布陣へと変えてきたナイジェリア。一方のイングランドはここまで1人しか選手を代えていないものの、依然として動く気配がない。 ナイジェリアはアロジーのシュートなどで何度かゴールに迫ったものの、スコアは動くことなく延長前半の15分が終了。イングランドは延長後半に入り、ようやく2人目の選手交代を行った。 苦しいイングランド、押し込むナイジェリアという構図は変わらなかったものの、ナイジェリアは最後まで決定打を欠くことに。117分にはようやくオショアラが惜しいシュートを放ったが、GKアープスがセーブ。120分までに決着をつけたいナイジェリアだったが、10人のイングランドが凌ぎきり、勝ち上がりの行方はPK戦に委ねられた。 先行のイングランドは1人目のキッカーをMFジョージア・スタンウェイが務めたが、シュートを左へと外し失敗。しかし、後攻ナイジェリアの1人目を務めたFWディザイア・オパラノジもリプレイを見るかのようにゴール左へと外してしまい、イーブンのまま2人目に突入した。 イングランドは2人目のFWベサニー・イングランドが落ち着いて決めたものの、ナイジェリアは2人目のアロジーもシュートを外してしまい連続で失敗。両チームともに3人目、4人目が成功させた後、イングランド5人目のFWクロエ・ケリーが決め、勝利を収めた。 PK戦まで持ち堪えて勝ち上がったイングランドは、8日に行われるコロンビア女子代表vsジャマイカ女子代表の勝者と12日に対戦する。 イングランド女子代表 0-0(PK4-2) ナイジェリア女子代表 2023.08.07 19:48 Mon

混戦B組はナイジェリアがオーストラリアに逆転勝ちで首位に!開催国は一転GS突破に黄色信号【2023女子W杯】

27日、オーストラリア&ニュージーランド女子(W杯)グループB第2節のオーストラリア女子代表vsナイジェリア女子代表がブリスベン・スタジアム(ブリスベン)で行われ、ナイジェリアが3-2と逆転勝ちを収めた。 初戦のアイルランド女子代表戦をステフ・キャトリーのPK弾で制し、今節勝てば5大会連続のノックアウトステージ進出が決まる"マチルダス"こと開催国オーストラリア。 対して"スーパーファルコンズ"の二つ名を持つナイジェリアは、PKを与えながらもカナダ女子代表戦をゴールレスドローでしのいだが、今日の結果次第ではグループステージ突破に黄色信号がともる。 今大会初先発となったエミリー・ファン・エグモンドをトップ下に置く[4-2-3-1]のオーストラリアが序盤からボールを保持し、相手を押し込んだ状態から侵入を試みると、ナイジェリアも[4-3-3]のウイングを下げながら構えて機を伺う。 必然、フィニッシュの数ではオーストラリアが上回り、13分には右CK崩れからキッカーを務めたキャトリーがカットインからニアへの鋭いひと振り。これは初戦プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)のGKチアマカ・ナドジエがセーブした。 ナイジェリアも攻撃のスイッチが入った瞬間には想像以上のスピードを披露。特にウチェナ・カヌの突破に可能性を見いだすが、シュートまでは至らない。 マイボールの時間を長くするオーストラリアは19分、ボックス内左でキープしたケートリン・フォードが、追い越したカトリーを囮にして自ら右足のフィニッシュ。セットプレーを絡めてゴールに迫り、38分にはCKからフォードの連続フィニッシュ、ファン・エグモンドのボレーと波状攻撃を仕掛けるが、ナイジェリアも体を張ったブロックで粘りを見せる。 均衡が破れたのは前半の追加タイム1分、ナイジェリアのゴールキックを左中盤でカトリーナ・ゴリーが跳ね返し、サイド深く取ったフォードへ。元ベガルタ仙台レディースラインからの折り返しを、百戦錬磨の背番号「10」ファン・エグモンドが流し込み、先発起用に応える大きな仕事をやってのけた。 スタジアムがホームの大歓声に包まれたまま、前半を終えるかと思われたが、追加タイム6分、ナイジェリアにも歓喜が訪れる。左にポジションを移していた映える青髪、ラシーダット・アジバデがカットインから右足を振ると、ディフレクションしてファーへ流れたボールをカヌが押し込んだ。 タイスコアで迎えた後半は互いが積極的に足を振る序盤戦となるが、その中でナイジェリアが63分にアフリカ女子の星、アシサト・オショアラを投入すると、2分後に逆転に成功する。 左CKがクリアされてボックス内で高く浮き上がると、ミシェル・アロジーが頭でつなぎ、アジバデがプッシュ。GKが弾いたボールをオシナチ・オハレが体ごと押し込み、試合をひっくり返した。 さらに72分にはオーストラリア守備陣の連係ミスを突いて追加点。裏へのボールをアラナ・ケネディがGKへ頭で返そうとするもずれてしまい、拾ったオショアラが空いたゴールへ流し込んだ。 一転窮地に追い込まれたオーストラリアはその後猛攻に猛攻を重ね、11分が示されたアディショナル10分にカイラ・クーニークロスの左CKからケネディが頭で合わせて1点差に。だが、残された時間で追い付くことはできず、ナイジェリアが逆転勝ちで今大会初白星を挙げている。 この結果を受け、グループBは首位のナイジェリア、2位のカナダが勝ち点「4」で並び、オーストラリアは3ポイントのままで3位に。連敗で最下位のアイルランドはグループステージ敗退が決定している。 最終節は31日に行われ、オーストラリアがカナダと、ナイジェリアがアイルランドとそれぞれ相まみえる。 オーストラリア女子代表 2-3 ナイジェリア女子代表 【オーストラリア】 エミリー・ファン・エグモンド(前45+1) アラナ・ケネディ(後45+10) 【ナイジェリア】 ウチェナ・カヌ(前45+6) オシナチ・オハレ(後20) アシサト・オショアラ(後27) 2023.07.27 21:25 Thu

東京五輪金メダルのカナダはドロー発進…大記録懸かるシンクレアのPK失敗が響く【2023女子W杯】

21日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループBのナイジェリア女子代表vsカナダ女子代表がメルボルン・レクタンギュラー・スタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。 9大会連続9度目の出場となったナイジェリアは、バルセロナでもセンターフォワードとして存在感を放つアシサト・オショアラらが先発出場した一方、今大会登録選手の中で最年長となるオノメ・エビはベンチからのスタートに。 対して、東京オリンピックで金メダルを獲得したカナダは、8大会連続8度目の出場。史上初のW杯6大会連続ゴールを狙うクリスティン・シンクレアは、キャプテンマークを巻いて先発した。 ボールを保持しながら前進するカナダに対し、前線のタレントを生かして速攻から機を伺うナイジェリア。前半は互いに無得点で終えたが、後半の開始早々の50分に、カナダはシンクレアがフランシスカ・オルデガのファウルを受けてPKを獲得する。 だが、決めれば大記録達成というシンクレアのキックをGKチアマカ・ナドジエがシャットアウト。右下隅狙いを完全に読み切られ、カナダは先制のチャンスを逸した。 以降も積極的なベンチワークでゴールを目指したカナダだったが、決定打を放てないまま時間が経過。耐える中でナイジェリアも75分にFKから好機を得たが、決め切れずにタイムアップ。互いに勝ち点「1」を分け合った。 また、後半アディショナルタイム8分にはナイジェリアMFデボラ・アビオドゥンのチェレンジがカナダDFアシュリー・ローレンスの足首に入る恰好となり、当初はイエローカードが提示されていたが、オンフィールドレビューの結果、レッドカードに変更。今大会初の退場者となった。 ナイジェリア女子代表 0-0 カナダ女子代表 2023.07.21 15:15 Fri

女子W杯控え各国でトラブル…南アフリカは賃金問題で壮行試合をボイコット、ナイジェリアは監督と連盟が不仲に

オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に参加するアフリカのチームで、トラブルが相次いでいるようだ。 女子では初の南半球開催となる今大会では、前回のフランスW杯から出場国が拡大。「24」から「32」へと増え、4枠が与えられたアフリカからはモロッコとザンビアが初出場を決めた。 その他の2カ国は、女子アフリカネーションズカップを制して2大会連続2度目の出場権を獲得した南アフリカと、9大会皆勤賞のナイジェリア。だが、W杯開幕を間近に控え、この両国で問題が起きている。 南アフリカは本大会に臨む23名が発表されているが、『ESPN』によると、2日に行われる予定だったボツワナ女子代表との壮行試合を選手がボイコットしたとのこと。試合そのものは急遽地元クラブから人数をかき集めて決行したとのことだが、W杯メンバーはハーフタイムになってスタンド観戦のために姿を見せたという。 ボイコットの一部理由は、選手への低賃金にあるようだ。 同国サッカー選手組合(SAFPU)のトゥラガニョ・ガオシュベルウェ会長は、組合のツイッターに投稿した動画において「彼女らは自分たちの権利のために戦っている。SAFA(南アフリカサッカー協会)は契約に金銭を盛り込むことを望んでいない。我々は選手の権利のために戦わなければならない」と述べている。 これに関して南アフリカのジジ・コドワスポーツ大臣は「チームが表明した深刻な懸念を聞くため」に4日に話し合いの場を設けるとしているが、内容は「『福祉』と契約に関連した問題ついて」と伝えられている。 実際の契約条項は当然確認することはできないが、クラブや利潤追求の会社とは異なり、代表が公共性を伴うのであれば、待遇改善の声をあげることに何ら問題はないだろう(正しい手段であればだが)。そうでなければ、育成年代の選手等にも収益性を求めることになってしまう。 なお、23名の選手たちは4日と5日の2日間に分けて現地入りする予定となっている。 一方、ナイジェリアではランディ・ウォルドラム監督と同国サッカー連盟(NFF)が仲たがいしているようだ。現地紙『ガーディアン』が1日付で伝えている。 "スーパー・ファルコンズ"は2日、すでにオーストラリアへ向けて出国。15日間のキャンプを経て大会に臨む。 指揮官が不満の種にしているのは、これに先駆けた国内での事前合宿がキャンセルになったことだ。 「必要な準備ができていないことは分かっている。NFFのサポートの欠如には非常にイライラしている。ナイジェリアで10~12日間キャンプをしてから、さらに10~15日間オーストラリアに行く予定だったが、連盟が国内でのキャンプをキャンセルした」 これに対し、NFF広報責任者のアデモラ・オラジア氏は、指揮官の主張を「根拠のないもの」と一刀両断している。 「まずヨーロッパのシーズンがいつ終わったかを尋ねないと。監督は国内選手を対象とした2週間のキャンプを希望していたが、まさに2週間前、彼は23人の最終リストを発表した。国内キャンプはリソースの無駄でしかないだろう」 「自分の欠陥を認める代わりに、不満を言い続けているだけだ。チームがワールドカップに向けて出発する3日前に話しているだけだ」 なお、発表された23名にはバルセロナ女子のセンターフォワード、アシサト・オショアラら欧米組が大半を占め、国内組は2人のみとなっている。 開幕直前にピッチ外の問題が勃発した両チーム。本大会への影響が出ないことを願うばかりだ。 2023.07.03 19:25 Mon

2大会ぶり優勝狙うバルセロナ、カンプ・ノウでチェルシーとドローも合計スコアで3季連続決勝進出!《UWCL》

UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)準決勝2ndレグ、バルセロナvsチェルシーが27日にカンプ・ノウで行われ、1-1で90分を終了。合計スコア2-1でバルセロナが決勝進出を決めた。 スタンフォード・ブリッジでの1stレグをキャロライン・グラハム・ハンセンの決勝点で制したバルセロナは、負傷欠場のルーシー・ブロンズに代わってマルタ・トレホーンが右サイドバックで先発。ベンチにはアレクシア・プテジャスが戻ってきた。 [3-5-2]を敷いたチェルシーも序盤はボールを握る時間を作ったが、7万2262人の大観衆の後押しもあって次第にペースはバルセロナへ。8分には左クロスを収めたグラハム・ハンセンがネットを揺らすも、ハンドを取られた。 アイタナ・ボンマティが躍動するバルセロナは、以降もフィニッシュシーンを創出するが、アシサト・オショアラ、マリオナ・カルデンティをはじめ、シュートを枠に飛ばせない場面が続き、ゴールレスで前半を折り返した。 後半も引き続いてバルセロナのペースで推移すると、試合が動いたのは63分。オフサイドに掛けて得たFKを素早くに縦に付け、ハーフウェーライン手前でカルデンティが落としてセンターサークル内からボンマティが長い距離をドリブルで運ぶ。ペナルティアーク内から右へ流すと、グラハム・ハンセンが決め切った。 チェルシーはバルセロナの両サイド、高い位置を取るフリドリーナ・ロルフォの裏や、中央へ絞るトレホンの脇への長いボールで活路を見出すと、エリン・カスバートのボール奪取を起点に中盤を経由してメラニー・ロイポルツが左の裏へ斜めのパス。サマンサ・カーの一対一はGKに阻まれるも、こぼれ球をグロ・レイテンが蹴り込んだ。 これで勢いづくチェルシーだったが、詰め寄られたバルセロナも持ち前の技術力を駆使して焦らずに対応。追加点を狙う姿勢も示しながら、守備のバランスは崩れることなくタイムアップ。2大会ぶり2度目の優勝を目指すバルセロナが、競り勝って3大会連続の決勝進出を決めている。 なお、決勝戦の相手は5月1日に行われる、アーセナルvsヴォルフスブルク(1stレグ:2-2)の勝者となる。 <span class="paragraph-title">【動画】シンプルながら精錬された美しさ、バルセロナ女子の先制点</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DoZ_z3dB1dc";var video_start = 323;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.04.29 17:50 Sat
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