ゼリコ・ペトロヴィッチ Zeljko PETROVIC

ポジション 監督
国籍 モンテネグロ
生年月日 1965年11月13日(58歳)
利き足
身長
体重
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かつてはストイコビッチが注意…欧州では黙認された試合中の戦争反対のメッセージ、Jリーグの見解は「政治的なメッセージは行ってはならない」

Jリーグが、選手による試合中のメッセージ表示への見解を明かした。 24日早朝、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナへの軍事侵攻を決断。多くの犠牲者を出しているこの攻撃は、今もなお続いている。 世界各国がロシアへの制裁を発表し、サッカー界でも戦争反対の運動が広がっており、ウクライナ出身の選手たちを支える活動が目立っている。 そんな中、ヨーロッパでは戦争反対を訴えるため、選手たちが試合中にメッセージを表示することに。アタランタのウクライナ代表MFルスラン・マリノフスキーは、24日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント プレーオフ2ndレグのオリンピアコス戦でゴールを決めた後、ユニフォームを捲り上げてアンダーシャツに書かれたメッセージをアピール。本来このような行為にはイエローカードが提示されるが、主審は黙認した。 その他にも同様の行為が見られる中、28日に行われたJリーグの理事会後の会見では、同様の行為が起きた場合のJリーグの対応について質問が飛んだ。 Jリーグでは過去に似たような事例が。1999年、3月24日に北大西洋条約機構(NATO)による母国ユーゴスラビアへの空爆が開始。当時名古屋グランパスでプレーしていたドラガン・ストイコビッチは、3月27日のヴィッセル神戸戦後に「NATO STOP STRIKES」という抗議のメッセージをアンダーシャツに書いてアピール。これはJリーグから注意を受けていた。 村井満チェアマンは自身の声明を出しているが、この件には「理由は問わず暴力はダメ。個人間、国家間であっても認めることはない」と改めてスタンスを表明。ルール上は禁止されているとし、「政治的なメッセージは行ってはならないということで競技会を運営している」とした。 また「境界線は難しいところだが、特定の政治家を非難、政策を非難することのメッセージはいけないということで運用していく」と、Jリーグのスタンスを示し、「暴力はいけない、戦争は反対するんだというスタンスはあるが、個別の判断になる」と、それぞれの事象で判断していくことになるとした。 1999年には浦和レッズにモンテネグロ代表のゼリコ・ペトロヴィッチが在籍。原博実副理事が当時指揮していたが、ペトロヴィッチもメッセージを出して警告を受けていたようだ。 原副理事は「僕は浦和の監督をやっていて、ペトロヴィッチが点を決めて、メッセージを出してイエローカードをもらった」と当時を回想。「選手が色々考えがあって、試合前とかにやることは良いが、試合中はノーとなっている」とあくまでもルールがあるとし、「ヨーロッパではそういう対応があったが、基本的には試合中にそういうメッセージを出さないということになっている」と、禁じられていることは処分になる可能性があるとした。 現在のJリーグには、ロシアにルーツを持つMFイッペイ・シノヅカがアルビレックス新潟に在籍。ウクライナにルーツを持つ選手はいない状況ではあるが、サンフレッチェ広島は世界初の被爆地として、戦争反対のメッセージを出していた。 2022.02.28 22:40 Mon

ペトロヴィッチ監督解任のイラク代表、かつてU-23イラク代表を率いたシャハド氏を監督に招へい

イラクサッカー協会(IFA)は11日、イラク代表の新監督にアブドゥルガニ・シャハド氏(53)を招へいしたことを発表した。 イラク代表は、2日にかつて浦和レッズも指揮したゼリコ・ペトロヴィッチ監督(56)を正式就任からわずか1カ月で解任していた。 2021年7月にイラク代表の暫定監督に就任したペトロヴィッチ監督は、2021年11月から12月にかけてのアラブカップでは2分け1敗の成績に。1月に正式監督に就任すると、フレンドリーマッチでウガンダ代表に勝利するも、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選ではイラン代表に1-0で敗戦。レバノン代表相手に1-1のドローと2戦で勝利がなく、5位に低迷。解任を決断していた。 シャハド氏は、イラクのアル・ナジャフで監督キャリアをスタート。国内クラブを指揮した他、 U-23イラク代表を2015年8月から2020年2月まで指揮。2016年3月には、イラク代表の暫定監督も務めていた。 直近ではイラクのナフト・アル・ワサトで監督を務めていたが、2021年12月に退任。フリーの状態だった。 2022.02.12 12:22 Sat

イラク代表が元浦和のペトロヴィッチ監督を解任、W杯予選未勝利で決断

イラクサッカー協会(IFA)は2日、ゼリコ・ペトロヴィッチ監督(56)の解任を発表した。 モンテネグロ出身のペトロヴィッチ監督は、現役時代にディナモ・ザグレブやセビージャ、PSVなどでプレー。その後、浦和レッズでもプレーした。 引退後は、ボアヴィスタやRKCで監督を務め、ハンブルガーSVやウェストハムでアシスタントコーチを務めた後、2011年には指揮官として復帰したが、チームが降格圏にまで落ち込んだことから、同年10月に解任の憂き目に遭っていた。 その後はアンジ・マハチカラ、セルビア代表、サンダーランドでアシスタントコーチを務めると、ADOデン・ハーグで監督に就任。その後もオランダのクラブでアシスタントコーチや監督を務めていた。 2021年1月からはヴィレムIIを指揮していたが、2021年7月にイラク代表の暫定監督に就任。昨年11月から12月にかけてのアラブカップでは2分け1敗の成績に終わっていた。 1月に正式監督に就任すると、フレンドリーマッチでウガンダ代表に勝利するが、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選ではイラン代表に1-0で敗戦。レバノン代表相手に1-1のドローと2戦で勝利なし。チームは5位に低迷。W杯に向けて3位の座は狙える状況にあったが、解任を決断した。 なお、後任は地元出身の監督にする予定とのことだ。 2022.02.03 15:55 Thu
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