ニコロ・ファジョーリ
Nicolo FAGIOLIポジション | MF |
国籍 | イタリア |
生年月日 | 2001年02月12日(23歳) |
利き足 | |
身長 | 178cm |
体重 |
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違法賭博のトナーリはミラン時代に自チームの試合でも賭け…本人は出場不可時のみと主張で処分はどうなる?
ニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリがミランの試合でも賭けを行っていたことを認めたようだ。『フットボール・イタリア』が伝えた。 ユベントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリやアストン・ビラのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロらと共に違法賭博問題の渦中にあるトナーリ。違法賭博による出場停止処分は最大3年になると見られていた中、司法取引を行い、捜査に全面協力したファジョーリの出場停止期間は7カ月で決定し、トナーリも同様の司法取引を行うことになると報じられていた。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、トナーリは先週からイタリアサッカー連盟(FIGC)による検察官の取り調べを2回受けているようで、ミラン在籍時にミランの試合で賭けを行ったことを認めたという。しかし、あくまでも賭けていたのは出場資格がなかった時だけだと主張しているようだ。 これが事実と認められれば、賭博によって試合や大会に影響を与えなかったことから、八百長やスポーツ行動規範の第30条違反は認められないという。一方で、出場停止期間が7カ月となったファジョーリはそもそも自らのクラブの試合では賭けを行っていなかったようで、その点では決定的に異なっている。 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は現時点でトナーリの出場停止処分の程度を予測するのは難しいと結論づけているが、状況を踏まえると1年間の出場停止や5カ月に及ぶ代替治療、公的な場への出頭などが義務付けられる可能性があるとのこと。最終的に、どのような処分が下されるのだろうか。 2023.10.18 19:14 Wed2
大金を稼ぐサッカー選手がなぜギャンブルに依存するのか? トナーリの主治医がメカニズムを解説「特徴の1つは病的なウソ」、復帰後は今まで以上に活躍する可能性も
違法賭博に関与したことが明るみとなり、ギャンブル依存症であることも発覚したニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリ。主治医がギャンブルに依存してしまう理由について語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。 ゴシップ・コラムニストのファブリツィオ・コロナ氏が告発した違法賭博問題。ユベントスのイタリア代表MFニコロ・ファジョーリとともにトナーリの名前が挙げられ、その他にも多くの選手の名前が浮上している。 ファジョーリはすでに司法取引も行われ、7カ月の出場停止処分を受けることに。トナーリも最低で1年の出場停止と考えられているが、ギャンブル依存症であることも同時にわかっている。 トナーリのギャンブル依存症の治療を担当するジェメリ総合病院の臨床・救急精神科部長であり、ローマの聖心大学の教授でもあるガブリエレ・サニ教授が、インタビューでギャンブル依存症について言及した。 「客観的なレベルで明確に識別可能な特徴を持つ病的な依存症について話している。国際的に成文化された定義ツールがある」 「最も明白なのは、自分がすることに対する喜びが完全に失われ、それに代わってそれをすることを『強制』されることだ」 依存が起こる理由を語ったサニ教授。家族や近くにいる人たちがその症状に気付けない理由もあると解説した。 「この病気の特徴の1つは病的なウソだ。恥ずかしさ、恐怖、自己嫌悪からか、我々は最も親しい人に対してさえ、全てを隠す傾向がある」 「確かに、特に彼らに苦しみを与えていると確信している彼らにとってはそうだ。そこから抜け出すための最初のステップの1つは、問題を認識し、それを共有することだ」 悪いことをし、依存していることを自身が理解しながらも、それを隠すことでより依存度が高くなるというもの。ギャンブルに限らないことではあるが、一度共有し、通常のサポートを得られることは回復に繋がるようだ。 「一度沈黙の壁が打ち破られれば、家族環境の中で、自分の欲望と能力に応じた健康的なライフスタイルは確かに役立つ」 「従って、プロサッカー選手は、サポートしてくれるチームメイトと一緒にトレーニングをすることで安らぎを得ることができるだろう」 トナーリもファジョーリも若くしてギャンブルに依存してしまった。それには、外的な要因も多いとのこと。結果として、最終的にはギャンブルで稼げるお金は関係なくなるという。 「病状は区別なく誰にでも影響を及ぼす。若いサッカー選手は特に外部からの圧力やメディアの注目から来るストレスと責任を抱えている」 「状況は苦悩を生み、機能不全のメカニズムを活性化させ、それによって『治療法』が賭けのアドレナリンとなる。もはやそれなしではいられないものになり、強迫行為、制御できない行為となる。最終的な利益は全く関係ない」 依存していく理由を解説したサニ教授。トナーリは自身が所属していたミランの試合でも賭けを行っていたが、全てミランが勝利する方に賭けていたとのこと。八百長や試合操作などの問題からは逃れられるが、これは自身を正当化するための儀式だったという。 「ギャンブル依存症者には独自の儀式があるため、迷信的な手順に従うものだ。サンドロはこのため、ミランの勝利に賭けた。これは彼の幸運の儀式の一部であり、『魔法の思考』と呼ばれている」 自身が勝利に賭け、チームが勝てば幸せになる。心の拠り所の1つにもなっていたというギャンブル。一方で、ピッチ上で若くして高い評価を受け、イタリア代表としてもプレーしていたトナーリは復活できるのか。サニ教授は、これまで以上になる可能性もあるとした。 「それだけじゃない。この重荷を背負った状態で今の地位を気づいたのであれば、重荷から解放された後は以前と同様、いや、それ以上に自分の可能性を発揮することができるだろう」 世界中を揺るがしている違法賭博問題。すでに大金を手にしているため、お金を稼ぐために行っている可能性は低い。選手それぞれには理由があるが、しっかりと治療して立ち直れるのか。クラブを含めた周りのサポートが何よりも治療には重要になりそうだ。 2023.10.20 12:15 Friニコロ・ファジョーリの移籍履歴
移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
2022年6月30日 | クレモネーゼ | ユベントス | レンタル移籍終了 |
2021年8月31日 | ユベントス | クレモネーゼ | レンタル移籍 |
2021年1月1日 | ユベントスNext Gen | ユベントス | 完全移籍 |
2019年12月17日 | ユヴェントスU19 | ユベントスNext Gen | 完全移籍 |
2018年7月1日 | ユヴェントスU17 | ユヴェントスU19 | 完全移籍 |
2017年7月1日 | Juventus Youth | ユヴェントスU17 | 完全移籍 |
2015年7月1日 | Cremonese Giov. | Juventus Youth | 完全移籍 |
2011年7月1日 | Cremonese Giov. | 完全移籍 |
ニコロ・ファジョーリの今季成績
セリエA | 9 | 443’ | 0 | 3 | 0 |
UEFAチャンピオンズリーグ | 3 | 201’ | 0 | 0 | 0 |
合計 | 12 | 644’ | 0 | 3 | 0 |
ニコロ・ファジョーリの出場試合
セリエA |
第1節 | 2024年8月19日 | vs | コモ | 24′ | 0 | ||||
H 3 - 0 |
第2節 | 2024年8月26日 | vs | エラス・ヴェローナ | 90′ | 0 | ||||
A 0 - 3 |
第3節 | 2024年9月1日 | vs | ローマ | 67′ | 0 | 2′ | |||
H 0 - 0 |
第4節 | 2024年9月14日 | vs | エンポリ | 24′ | 0 | ||||
A 0 - 0 |
第5節 | 2024年9月21日 | vs | ナポリ | ベンチ入り | ||
H 0 - 0 |
第6節 | 2024年9月28日 | vs | ジェノア | 90′ | 0 | 50′ | |||
A 0 - 3 |
第7節 | 2024年10月6日 | vs | カリアリ | 45′ | 0 | ||||
H 1 - 1 |
第8節 | 2024年10月19日 | vs | ラツィオ | 36′ | 0 | 60′ | |||
H 1 - 0 |
第9節 | 2024年10月27日 | vs | インテル | 61′ | 0 | ||||
A 4 - 4 |
第10節 | 2024年10月30日 | vs | パルマ | 6′ | 0 | ||||
H 2 - 2 |
UEFAチャンピオンズリーグ |
リーグフェーズ第1節 | 2024年9月17日 | vs | PSV | 21′ | 0 | ||||
H 3 - 1 |
リーグフェーズ第2節 | 2024年10月2日 | vs | RBライプツィヒ | 90′ | 0 | ||||
A 2 - 3 |
リーグフェーズ第3節 | 2024年10月22日 | vs | シュツットガルト | 90′ | 0 | ||||
H 0 - 1 |