相馬勇紀
Yuki SOMA
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ポジション | FW |
国籍 |
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生年月日 | 1997年02月25日(28歳) |
利き足 | |
身長 | 166cm |
体重 | 68kg |
ニュース | 人気記事 | クラブ | 代表 |
相馬勇紀のニュース一覧
FC町田ゼルビアのニュース一覧
相馬勇紀の人気記事ランキング
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ホイブラーテン&松尾佑介のゴラッソ2発! 浦和が首位・町田との国立決戦で完勝【明治安田J1リーグ第10節】
13日、明治安田J1リーグ第10節、FC町田ゼルビアvs浦和レッズが国立競技場で行われ、アウェイの浦和が0-2で勝利した。 首位の町田は前節、川崎フロンターレとの上位対決で2-2のドロー。続くYBCルヴァンカップ2回戦ではJ2のヴァンフォーレ甲府を1-0で下した。J1でクラブ史上初の7戦無敗を期して臨んだ国立開催の一戦ではルヴァンカップで温存した主力を復帰させ、川崎F戦からは仙頭啓矢に代えて白崎凌兵を起用した以外同じメンバーを継続した。 一方、12位の浦和は前節、アビスパ福岡に0-1で競り負けてリーグ5試合ぶりの黒星。新国立初勝利とともにバウンスバックを図った首位との一戦では先発2人を変更。松本泰志、チアゴ・サンタナに代えてサミュエル・グスタフソン、マテウス・サヴィオを起用し、松尾佑介を最前線に配した。 雨中の国立決戦は立ち上がりから町田がやや押し込む展開となる。相馬勇紀の左サイドを起点に攻め手を見いだそうとするなか、10分にはボックス右でクロスに反応した林幸多郎のダイビングヘッドでゴールに迫ったが、ここはDFのゴールカバーに遭う。 一方、堅守速攻を強調した入りを見せた浦和はセットプレーからファーストチャンスをモノにした。15分、右CKの場面でショートコーナーから右サイドのマテウス・サヴィオがグラウンダーのクロスをボックス内へ供給すると、タイミング良く走り込んだマリウス・ホイブラーテンが技ありの左足アウトを使ったワンタッチシュートをゴール左隅に流し込んだ。 早い時間帯にスコアが動いたことで、試合はより切り替えが激しい展開に。25分には町田が相馬の左サイドの突破からのクロスを西村拓真が頭で合わせてゴールに迫ると、浦和も26分と34分にいずれもカウンターの形でボックス内に抜け出した渡邊凌磨が狙いすました右足、左足のコントロールシュートでゴールに迫ったが、GK谷晃生のビッグセーブなどに阻まれた。 互いに可能性のある攻撃を仕掛け合うなか、先にゴールを奪ったのはアウェイの浦和。38分、GK西川周作が低弾道の絶妙なフィードを供給すると、これをトップ下の渡邊が半身から右足ダイレクトで背後へ流すと、完璧なタイミングで抜け出した松尾が絶妙なドリブルのコース取りでボックス左に持ち込んでDFにスライディングで寄せられながらも左足のロブショットを流し込んだ。 縦パス2本と鮮やかなドリブルから生まれたゴラッソで浦和に追加点を奪われた町田は、前半のうちに1点を返すべく攻勢を強める。42分にはボックス内でオ・セフンに決定機が訪れたが、ここはGK西川を中心に集結が早いアウェイチームの好守に阻まれた。 浦和の2点リードで折り返した後半。町田はハーフタイムに2枚替えを敢行。林とオ・セフンを下げて藤尾翔太、ミッチェル・デュークを同時投入。藤尾が右ウイングバックに入る攻撃的な布陣に変化した。 後半は2点リードの浦和が堅守速攻の色合いをより強めたこともあり、町田がボールを保持して押し込む状況が続く。立ち上がりから藤尾や西村が積極的に足を振っていくが、相手を崩し切るまでには至らず。 そんななか、57分には左足を痛めた西村がプレー続行不可能となり、ナ・サンホがスクランブル投入される。そのナ・サンホは65分に巧みなコース取りのドリブルでボックス中央まで持ち込むが、肝心のシュートの場面で足を滑らせて決定機をモノにできない。 一方、後半は決定機まで持ち込めないものの、サヴィオや金子拓郎の両翼を活かしたカウンターで相手を引っくり返して時計を進める浦和。後半半ばを過ぎて相手の勢いが落ち始めると、自分たちでボールを動かしながらうまくスローダウン。70分を過ぎて金子、安居海渡を下げて松本、原口元気を投入し、リスク管理への意識を強めつつ全体の強度を維持する。 その後、下田北斗を下げて桑山侃士を投入し最終盤は力業でゴールを目指した町田だったが、最後まで高い集中力を示した浦和の堅守を前に一矢報いることもかなわず。 この結果、首位の町田にゴラッソ2発で完勝の浦和が2戦ぶり勝利で10位に浮上。敗れた町田は7戦ぶりの敗戦で首位から一気に7位まで順位を落とした。 FC町田ゼルビア 0-2 浦和レッズ 【浦和】 マリウス・ホイブラーテン(前15) 松尾佑介(前38) <span class="paragraph-title">【動画】新国立初勝利となった浦和のゴラッソ2発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">デザインされたセットプレー先制!<br><br>狙い通りのコーナーキックから<br>左アウトで流し込んだのは <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ホイブラーテン</a> <br><br>明治安田J1第10節<br>町田×浦和<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%94%BA%E7%94%B0%E6%B5%A6%E5%92%8C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#町田浦和</a> <a href="https://t.co/9cNM8lmMod">pic.twitter.com/9cNM8lmMod</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1911289152726769807?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">花道を突き抜けました!<br><br>圧巻の中央突破 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%BE%E5%B0%BE%E4%BD%91%E4%BB%8B?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#松尾佑介</a><br>最短距離でゴールまで、シュートもお見事<br><br>明治安田J1第10節<br>町田×浦和<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%94%BA%E7%94%B0%E6%B5%A6%E5%92%8C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#町田浦和</a> <a href="https://t.co/fUxvgLZO3Y">pic.twitter.com/fUxvgLZO3Y</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1911294908524028282?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.13 16:08 Sun2
途中出場の桑山侃士&ナ・サンホで2発! 采配ズバリの町田が連勝達成、横浜FCは2連敗【明治安田J1第5節】
8日、明治安田J1リーグ第5節の横浜FCvsFC町田ゼルビアがニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイの町田が0-2で勝利した。 昇格組の横浜FCはここまで1勝1分け2敗。前節はサンフレッチェ広島に惜しくも敗れた。今節はGK市川暉記が先発復帰し、ダブルボランチが駒井善成と小倉陽太のコンビとなった他、ガンバ大阪から加入の山田康太がベンチ入りした。 対する町田は開幕から2勝2敗。前節の名古屋グランパス戦は2-1で競り勝ったなか、スタメンを入れ替えず今節に臨んでいる。 立ち上がりから前掛かりの町田に対し、横浜FCはプレスをかいくぐりつつ、時には櫻川ソロモンにロングボールを送り込む構図。15分には町田にチャンス。GK市川がボックス外へ飛び出して対応したなか、こぼれ球を拾った西村拓真が無人のゴールを狙うも、山崎浩介のカバーに阻まれる。 横浜FCが押し込む時間を増やしていくが、しっかりとゴール前を固める町田。21分には小倉のミドルもあったが、枠の右へと外れる。 27分、町田に決定機。昌子源の最終ラインからのロングスルーパスに西村が反応。ゴール前に抜け出して足を伸ばすが、わずかに枠の左に外れる。 その後もセットプレーやロングスローからゴールに迫る町田。対する横浜FCも鈴木準弥の右からのアーリークロスに櫻川ソロモンが飛び込むが、GK谷晃生がキャッチする。 前半アディショナルタイム直前には、林幸多郎の左クロスから中山雄太が至近距離でヘッド。町田のチャンスだったが、GK市川がファインセーブで凌ぐ。 ショートコーナーの流れから岡村大八のヘッドもあった町田だが、枠に飛ばず前半終了。後半に向けてはオ・セフンを桑山侃士に代える。 後半も攻勢の入りを見せたのは町田。すると51分に均衡が破れる。GK谷のロングボールから相馬勇紀がマイボールに。左ポケットへのヒールパスに前寛之が飛び出すと、折り返しに桑山。右足で流しこんで起用に応える。 2点目を狙いに行く町田だが、横浜FCも集中した守り。62分には横浜FCが最終ラインでボールを奪われるが、西村のシュートはゴール左に外れ、町田の追加点とはならない。 74分、横浜FCは右サイドへ抜け出した櫻川ソロモンが折り返し。ジョアン・パウロが走り込んだが、ワンタッチで合わせたシュートは右に外れてしまう。 直後、追いつきたい横浜FCは新戦力の山田康太を投入。町田も相馬に代えてナ・サンホを送り出す。 横浜FCにペースが傾いていくが、ディフレクトしてゴールへ向かった福森晃斗のクロスはGK谷がセーブ。流れを引き戻したい町田は藤尾翔太も投入する。 一方の横浜FCも伊藤翔、村田透馬で2枚替え。85分には右サイドで粘った山根永遠のクロスからニアでユーリ・ララが合わせるが、枠に飛ばせない。 すると町田が勝利を手繰り寄せる追加点。86分、横浜FC最終ラインの緩いパスを見逃さなかったナ・サンホがカットし、そのまま持ち上がってGK市川との一対一を制した。 後半アディショナルタイムには左サイドから藤尾が切り込むが、シュートには持ち込めず。横浜FCに最後までゴールを割らせなかった町田がそのまま0-2で勝利して2連勝。横浜FCは2連敗となった。 横浜FC 0-2 FC町田ゼルビア 【町田】 桑山侃士(後6) ナ・サンホ(後41) <span class="paragraph-title">【動画】後半から出場の桑山侃士が大仕事! 押し込んで待望の先制点ゲット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">感情大爆発<br><br>相手のミスから作ったチャンス<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A1%91%E5%B1%B1%E4%BE%83%E5%A3%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#桑山侃士</a> プロ初ゴール<br><br>明治安田J1第5節<br>横浜FC×町田<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFC%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FC町田</a> <a href="https://t.co/8GnsQBHMNJ">pic.twitter.com/8GnsQBHMNJ</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1898287272035811369?ref_src=twsrc%5Etfw">March 8, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.08 18:20 Sat3
交代浴ができるジャグジーまで!日本代表選手たちがカタールの施設にテンションアップ!「めちゃくちゃいいじゃないですか」
日本代表の選手たちがカタール・ワールドカップ(W杯)で使用する施設に驚いている。 20日に開幕を控えたW杯に向け、続々と現地入りしている日本の選手たち。13日には海外組の一部選手も合流した。 今回のW杯で、日本の選手たちはアル・サッドのトレーニング施設を使用。フランス代表とウェールズ代表と分け合う形になるが、強豪クラブの最新の設備を使うことができる。 日本サッカー協会(JFA)のTeam Camでは、最初に現地入りした国内組のGK権田修一、DF谷口彰悟、DF長友佑都、DF山根視来、MF相馬勇紀、FW町野修斗の6名の様子を公開している。 更衣室へと入った相馬は入るや否や「めちゃくちゃいいじゃないですか」と驚き。自身4度目のW杯となる長友も「すげえな」と呟いていた。 さらに交代浴ができるジャグジー付きのバスルームにもテンションの上がった様子の選手たちだったが、山根や谷口も「すごい」と感嘆の言葉をこぼしていた。 万全の環境でW杯本番に臨む日本代表。いよいよ本大会までは残りわずかだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ジャグジーまで!日本代表も驚いたアル・サッドの最新施設がこちら</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="130V1tAFa-M";var video_start = 737;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.11.14 18:35 Mon4
【J1注目プレビュー|第15節:町田vs京都】ともに悪い流れを断ち切りたい一戦、強度で上回るのは!?
【明治安田J1リーグ第15節】 2025年5月7日(水) 19:00キックオフ FC町田ゼルビア(9位/20pt) vs 京都サンガF.C.(4位/24pt) [町田GIONスタジアム] <h3>◆連敗ストップもまた敗戦、立ち直れるか【FC町田ゼルビア】</h3> 前々節はセレッソ大阪にアウェイで勝利を収め、連敗を「3」でストップした町田。しかし、3日に行われた鹿島アントラーズ戦ではアウェイで敗れ、連勝とはならなかった。 巻き返しに息巻いて臨んだ首位との対決は、力負けした印象。先制を許すと反撃できず、首位に完敗とも言える戦いとなった。 これで今季は6勝2分け6敗の五分に。今節負ければ黒星が先行する形となるが、ハードワークを厭わない相手にどう立ち回るかも重要となる。 この連戦中に、チームは来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の出場権を獲得。クラブとしてアジアに進出することとなる中で、こうした厳しい状況や過密日程でも戦えなければ通用しない。しっかりと結果を残していけるか。まずはホームで勝利を収めたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:谷晃生 DF:ドレシェヴィッチ、岡村大八、昌子源 MF:林幸多郎、前寛之、下田北斗、中山雄太 MF:藤尾翔太、相馬勇紀 FW:オ・セフン 監督:黒田剛 <h3>◆よもやの連敗、ここで止めたい【京都サンガF.C.】</h3> 首位に立った中でアウェイでガンバ大阪に敗れて転落となった京都だったが、前節はセレッソ大阪にも敗れて連敗。厳しい戦いとなってしまった。 特に前節は立ち上がりに2連続ゴールでリードを奪ったにも関わらず、前半のうちに追いつかれると、後半逆転を許すという展開に。ホームであってはならない敗戦に、メンタル面の影響が非常に気になるところだ。 この連敗をどう切り抜けていくか。1つポジティブな要素とすれば、エースのラファエル・エリアスが10分しかプレーしていないこと。コンディション的に問題はなく、この一戦での爆発を期待したい。 チームとしては厳しい連戦の中で、いかに強度を保っていくか。しっかりとアウェイで連敗を止めていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:太田岳志 DF:須貝英大、宮本優太、鈴木義宜、佐藤響 MF:川﨑颯太、福岡慎平、米本拓司 FW:原大智、ラファエル・エリアス、松田天馬 監督:曺貴裁 2025.05.07 14:15 Wed5
俊輔引退会見で知ったセリエA移籍の真相/六川亨の日本サッカー見聞録
カタールW杯に臨む国内組6名、長友佑都、権田修一、谷口彰俉、山根視来、相馬勇紀、町野修斗は昨日9日、無事にドーハへ到着したとJFA(日本サッカー協会)から連絡が来た。もう1人の国内組である酒井宏樹は事情により出国が1日遅れたものの、明日には合流していることだろう。(※編集部注:酒井も無事に合流済み) そんな国内組と違い、まだリーグ戦の最中である海外組はシュツットガルトの遠藤航が試合中の競り合いで頭部を負傷し、脳しんとうと診断された。幸いにも代表チームからの離脱を余儀なくされる重傷ではないものの、近年はFIFA(国際サッカー連盟)も脳しんとうの後遺症に対して厳しいルールを設定しているだけに、プレーが可能と安心するのは早計だ。 ヨーロッパのシーズン中でのW杯とあって、大会直前の13日までリーグ戦やカップ戦が入っている。このため他の参加国もいつ主力選手が負傷により離脱するかわからないW杯と言える。 そして考えようによっては、負傷を抱えた選手がいつ万全のコンディションで復帰できるかで決勝トーナメントからの戦い方に多大な影響を及ぼすW杯になるかもしれない。そう予想すると、グループリーグはますます守備優先の凡戦が増える可能性が高まるが、それはそれでロースコアの試合を望む日本にとって好都合と言えるはず(我田引水の気がしないでもないが)。 さて10日は中村俊輔の引退会見を取材してきた。俊輔自身が短い挨拶のあとにかつてのチームメイトがビデオメッセージを送ったが、やはり印象深かったのはチームメイト2人のメッセージだ。 ともに1歳年下の遠藤保仁は「時にはオレにフリーキックを蹴らせろと思ったけど、あなたのフリーキックは世界一、たぶん」と笑わせれば、俊輔が「ファンタジスタは?」という質問に名前をあげた小野伸二は「(引退を)聞いたときは悲しい気持ちで残念でした。一緒にプレーしていて、上手くなりたいという子供の時期に戻れました。一緒にやるたびに楽しい時期を過ごせました」と思い出を語った。 たぶん彼ら3人には、凡人には計り知れないほどのメッセージのやりとりが、アイコンタクトなどで試合中にあったはずだ。サッカーを、いまその状況を“感じ取れるか“どうか。彼らはそれを高い次元で共有していたと思わずにはいられない。 引退をイメージしたのは30歳の後半からで、「いつでも(引退)できるように、悔いのないようできるよう」に1年契約にしていた。それだけ立ち足である右足首の痛みは彼を苦しめたのだろう。 名プレーの数々を振り返ったVTRを見て感じたのは、稀代のパッサーであるにもかかわらず、スルーパスなどよりゴールシーンの多いことだ。とりわけFKからのゴールは秀逸だ。 俊輔自身も直接FKについて「それだけと言われるのは嫌だったので、意識したのはプロになってからです。試合を支配する力とかパス、ドリブルと、ちょっとしたオマケみたいな感覚でやっていただけなんです」と言いながらも、「気付くとフリーキックが残ったのは不思議な感覚です。(練習を)やっていて良かったかな」と振り返る。 そして「(FKのこだわりとしては)PKと同じ感覚で決めていたという意識はあります。蹴ったら必ず入るという状況や雰囲気をチームメイトにも見せて信頼してもらう」ことにこだわったという。「FKをPKと同じ感覚で」100パーセントの成功率を求める選手はそうそういない。だからこそFKのスペシャリストとしてイタリアやスコットランドでもファン・サポーターを虜にしたのだろう。 そんな俊輔が海外移籍を強く意識したのは02年日韓W杯のメンバーから外れたからだろうと思っていた。ところがすでに前年の01年3月、サンドニでフランスに0-5と惨敗したときに「ああ、このままじゃダメだと思った」そうだ。 当時の日本は00年にレバノンで開催されたアジアカップで2度目の優勝を達成。俊輔はMVPに選ばれ、チームも「アジアカップ最強」と高く評価された。名波浩と中村俊輔という2人のレフティーがチームを牽引し、リザーブには小野伸二も控える豪華な布陣だった。 そして前回優勝国との対戦では中田英寿もチームに合流した。しかし開始9分にジダンにPKから先制を許すと、アンリやトレゼゲに次々とゴールを奪われた。日本がアジア王者なら、フランスもW杯に続いてEUROも制しただけに、その強さはケタ外れだった。 レッジーナへの移籍が決まったのは02年7月のこと。「イタリアへ行くときは、日本を出なきゃと焦るくらいだった。当時世界最高峰のセリエAに行かなくちゃと。ようやく世界の扉を開けられた」と当時の心境を語った。 あれから20年が過ぎ、日本人選手にとって“世界“はより身近になった。だが、海外へ渡ったJリーガーにFKのスペシャリストは一人もいない。それだけ俊輔はスペシャルな選手ということだ。 2022.11.12 22:30 Sat相馬勇紀の移籍履歴
移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
2024年7月23日 |
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完全移籍 |
2024年6月30日 |
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期限付き移籍終了 |
2023年7月20日 |
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期限付き移籍 |
2023年6月30日 |
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期限付き移籍終了 |
2023年1月20日 |
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期限付き移籍 |
2020年1月31日 |
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期限付き移籍終了 |
2019年8月7日 |
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期限付き移籍 |
2019年2月1日 |
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新加入 |
2019年1月31日 |
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特別指定選手終了 |
2018年6月29日 |
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特別指定選手登録 |
2015年4月1日 |
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- |
相馬勇紀の今季成績
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YBCルヴァンカップ2025 | 0 | 0’ | 0 | 0 | 0 |
明治安田J1リーグ | 14 | 1122’ | 2 | 3 | 0 |
合計 | 14 | 1122’ | 2 | 3 | 0 |
相馬勇紀の出場試合
YBCルヴァンカップ2025 |
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2回戦 | 2025年4月9日 |
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vs |
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ヴァンフォーレ甲府 | ベンチ入り |
A
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明治安田J1リーグ |
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第1節 | 2025年2月16日 |
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vs |
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サンフレッチェ広島 | 77′ | 1 | ||
H
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第2節 | 2025年2月22日 |
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vs |
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FC東京 | 75′ | 0 | ||
A
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第3節 | 2025年2月26日 |
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vs |
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東京ヴェルディ | 90′ | 0 | 78′ | |
H
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第4節 | 2025年3月2日 |
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vs |
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名古屋グランパス | 81′ | 0 | ||
A
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第5節 | 2025年3月8日 |
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vs |
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横浜FC | 75′ | 0 | ||
A
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第6節 | 2025年3月15日 |
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vs |
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アルビレックス新潟 | 76′ | 0 | ||
H
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第7節 | 2025年3月29日 |
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vs |
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アビスパ福岡 | 66′ | 0 | ||
A
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第8節 | 2025年4月2日 |
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vs |
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ガンバ大阪 | 69′ | 1 | ||
A
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第9節 | 2025年4月6日 |
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vs |
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川崎フロンターレ | 67′ | 0 | 41′ | |
H
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第10節 | 2025年4月13日 |
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vs |
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浦和レッズ | 90′ | 0 | ||
H
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第11節 | 2025年4月20日 |
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vs |
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ヴィッセル神戸 | 90′ | 0 | ||
A
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第12節 | 2025年4月25日 |
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vs |
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湘南ベルマーレ | 90′ | 0 | 89′ | |
H
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第13節 | 2025年4月29日 |
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vs |
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セレッソ大阪 | 86′ | 0 | ||
A
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第14節 | 2025年5月3日 |
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vs |
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鹿島アントラーズ | 90′ | 0 | ||
A
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第15節 | 2025年5月7日 |
![]() |
vs |
![]() |
京都サンガF.C. | メンバー外 |
H
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第16節 | 2025年5月11日 |
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vs |
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清水エスパルス | メンバー外 |
A
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第17節 | 2025年5月17日 |
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vs |
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柏レイソル | メンバー外 |
H
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相馬勇紀の代表履歴
デビュー日 | 引退日 | チーム |
2019年12月10日 |
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相馬勇紀の今季成績
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カタール・ワールドカップ グループE | 1 | 83’ | 0 | 0 | 0 |
カタール・ワールドカップ 決勝トーナメント | 0 | 0’ | 0 | 0 | 0 |
2026北中米ワールドカップ アジア2次予選 | 3 | 146’ | 1 | 0 | 0 |
合計 | 4 | 229’ | 1 | 0 | 0 |
相馬勇紀の出場試合
カタール・ワールドカップ グループE |
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第1節 | 2022年11月23日 |
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vs |
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ドイツ | ベンチ入り |
A
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第2節 | 2022年11月27日 |
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vs |
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コスタリカ | 83′ | 0 | ||
H
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第3節 | 2022年12月1日 |
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vs |
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スペイン | ベンチ入り |
H
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カタール・ワールドカップ 決勝トーナメント |
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ラウンド16 | 2022年12月5日 |
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vs |
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クロアチア | ベンチ入り |
H
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2026北中米ワールドカップ アジア2次予選 |
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第1節 | 2023年11月16日 |
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vs |
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ミャンマー代表 | 90′ | 0 | ||
H
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第2節 | 2023年11月21日 |
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vs |
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シリア代表 | ベンチ入り |
A
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第3節 | 2024年3月21日 |
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vs |
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北朝鮮代表 | メンバー外 |
H
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第4節 | 2024年3月26日 |
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vs |
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北朝鮮代表 | メンバー外 |
A
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第5節 | 2024年6月6日 |
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vs |
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ミャンマー代表 | 28′ | 0 | ||
A
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第6節 | 2024年6月11日 |
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vs |
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シリア代表 | 28′ | 1 | ||
H
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