コソヴァレ・アスラニ
Kosovare ASLLANIポジション | FW |
国籍 | スウェーデン |
生年月日 | 1989年07月29日(35歳) |
利き足 | |
身長 | |
体重 |
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レアル・マドリー女子チームの主力がクラブを痛烈批判…「不健康で危険な環境」
今シーズンまでレアル・マドリー・フェメニーノに在籍していたスウェーデン女子代表FWコソヴァレ・アスラニがクラブを痛烈に批判した。スぺイン『ESPN』が報じている。 スウェーデン代表として160キャップ以上を刻み、2度のオリンピック銀メダルや、2019年女子ワールドカップの3位入賞に貢献したレジェンドのアスラニ。 クラブレベルでは母国のリンシェーピングやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティを渡り歩き、2019年にはレアル・マドリー・フェメニーノの前身となるCDタコンに移籍。2020-21シーズンにはクラブをリーグ2位フィニッシュに導く16ゴールを挙げる活躍も見せていた。 ただ、今シーズンはケガの影響もあり、リーグ戦17試合3ゴールの数字に留まり、今夏のタイミングでクラブを離れることになった。 現在、代表チームで活動中の32歳FWは公式会見の場で古巣について言及。「不健康で危険な環境」と、常にケガをした状態でプレーを強要したクラブを痛烈に批判した。 「クラブには、プレーヤーにとって不健全な文化があると思う」 「私はほとんどケガをした状態でプレーすることを余儀なくされていたわ。マネジメントチームはメディカルチームの言うことを聞いていない。とても不健康で危険な環境になってしまったわ」 「私は最初からクラブのために多くのことをしてきたし、クラブが長年にわたってプレーヤーをうまく扱ってこなかったことも見てきたわ」 「他の誰もこのことを話してくれなかったから、自分が話すことが重要だと思っているわ。私は変化を起こそうとしてきたけど、結局は、メディカルチームやプレーヤーの声に耳を傾けることを拒否するような環境がそこには出来上がってしまっていた」 「私があそこでケガをして挫折したのは偶然ではないわ。常にケガをしてプレーすることを強いられているのだから…。健康的な環境ではないし、私はこのクラブをとても大切に思っているけど、間違った方向に進んでいると感じているの」 なお、『ESPN』によると、昨年11月に解任された前監督のダビド・アスナル監督とチームの関係は険悪で、選手サイドはマネジメントスタイルへの批判や、過度のプレシーズントレーニングが選手のケガのリスクを高めたと主張していた。 その後、クラブはアルベルト・トリル監督を後任に据え、リーグ3位に浮上すると共に、女子チャンピオンズリーグでベスト8進出を果たしていた。 最後に、アスラニは結果至上主義に傾倒し、選手を単なる商品としてしか見ていない古巣の不健全さを改めて非難した。 「昨年の夏に退団していたかもしれないけど、最後のチャンスを与えたの」 「クラブの歴史に大きな影響を与えたと思うけど、残念ながら健全とはいえない環境で、それは私だけの問題ではなかったわ。トップクラブにふさわしいとは言えないような、いろいろなことを経験しなければならないプレーヤーたちが信じられないほどたくさんいるわ」 「それはただ結果を求め、プレーヤーを商品として見ることで生まれる環境だと思うわ」 クラブサイドの主張を聞かない限り、アスラニの主張のすべてが正しいかは判断できない。それでも、これまで多くのクラブを渡り歩き、国際舞台でも経験豊富なスウェーデンのレジェンドが勇気を持って声を挙げたものだけに、レアル・マドリー・フェメニーノは多くの闇を抱えているのかもしれない。 2022.06.24 18:42 Fri2
中盤制したスウェーデンが2大会連続4度目の3位フィニッシュ!開催国オーストラリアは敗戦も過去最高4位で大会終える【2023女子W杯】
19日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)3位決定戦、スウェーデン女子代表vsオーストラリア女子代表がブリスベン・スタジアムで行われ、スウェーデンが2-0で勝利を収めた。 スウェーデンは準決勝でスペイン女子代表に敗れ、2003年大会以来の決勝進出を逃した。前回大会に続き3位決定戦へ回ることとなり、先の準決勝と同じスタメンで[4-2-3-1]を採用。2大会連続4度目の銅メダルを狙う。 一方、初のベスト4入りを果たしたオーストラリアも、敗れた準決勝イングランド女子代表戦と同じ11人でスタート。アランナ・ケネディが遅発性脳震とうのために引き続いてメンバー外となり、代表キャップは150を越えるクレア・ポーキングホーンがセンターバックの一角を務めた。 キックオフ後1分の早々にスティーナ・ブラックステニウスがビッグチャンスを迎えたスウェーデン。右ポケットを取っての右足はGKマッケンジー・アーノルドの好セーブに阻まれたものの、序盤はボールを握ってテンポ良く試合を進める。 対してオーストラリアはカウンターから好機を作り、20分過ぎにはエリー・カーペンターのクロスから左にサイドを変えていたヘイリー・ラソがニアを狙うも、こちらもGKゼチラ・ムソビッチが好セーブを披露した。 試合が動いたのは30分。フリドリーナ・ロルフォのヘッドがクロスバーを叩いた直後、VARからの進言で主審はオン・フィールド・レビュー(OFR)を実施。直前にブラックステニウスとクレア・ハントがボックス内右でもつれた際に両者の足が接触しており、これがトリッピングと判断されてスウェーデンにPKが与えられた。 会場からは大ブーイングが起こったが、このチャンスをスウェーデンはロルフォがコースを読まれながらも左足で右隅下へ沈め、先制点をもたらした。 その後はオーストラリアの攻め気を受け流しながら遅攻と速攻を使い分けるスウェーデン。40分にはコソヴァレ・アスラニのボレー、追加タイム2分には得意のセットプレーからフィリパ・アンイエルダールのキックがGKアーノルドを強襲する。 前半終了間際には大エース、サマンサ・カーに好機が到来したオーストラリアだったが、仕留め切れずに準決勝と同じく1点ビハインドで後半へ。だが、なでしこジャパンとのゲームで見せたように中盤でのスウェーデンのプレッシャーが非常に厳しく、ショートカウンターからアスラニにフィニッシュを許すなど、苦しい時間が続く。 60分には2枚替えで打開を図ったオーストラリアだったが、再びゴールを奪ったのは62分のスウェーデン。自陣中盤左で奪い切って速攻へ転じ、ブラックステニウスがスルーパスを受けて左ポケットを取ると、リターンを受けたキャプテンのアスラニが外へ逃げるような右足のミドルでネットを揺らした。 手痛い失点を喫した"ホームチーム"は、70分にFKからポーキングホーンが決定機を迎えたが、シュートはGKムソビッチの正面に。5分後には過去にジェフユナイテッド市原・千葉レディースでプレーしていたアレックス・チディアックらを投入するなど、再びの2枚替えと中盤をダイヤモンド型にするシステム変更で攻勢を強めるが、スウェーデンも高さには強く、あと一歩が遠い。 最終盤こそ守勢に回ったスウェーデンだが、最後まで集中を切らさずに試合終了。オーストラリアに並ぶ今大会4度目のクリーンシートを達成し、2大会連続の3位でW杯を締めくくった。 一方、開催国のオーストラリアは終盤の猛攻実らず敗れたものの、過去最高となる4位で大会を終えた。 スウェーデン女子代表 2-0 オーストラリア女子代表 【スウェーデン】 フリドリーナ・ロルフォ(前30)[PK] コソヴァレ・アスラニ(後17) 2023.08.19 19:03 Sat3