尚志に屈した桐生第一がベスト8で散る《桐生第一vs尚志》
2012.01.05 15:48 Thu
▽第90回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が5日に開催され、埼玉スタジアム2002で行われた桐生第一(群馬)vs尚志(福島)は1-3で尚志が勝利を収めた。試合は序盤から尚志がペースを握る。すると前半17分にFW後藤が桐生第一DFの足に当たってこぼれたボールに素早く反応し、ドリブルで持ち込んでゴールネットを揺らした。これで勢いに乗った尚志は31分にも左サイドからのクロスにMF金田が左足でダイレクトボレーを突き刺し、リードを広げた。一方の桐生第一も、U-18日本代表FW鈴木が強引な突破からシュートを放つなど反撃を試みたがなかなか得点を奪えない。後半22分には、CKからDF川田が押し込み、1点差に詰め寄ったものの逆に33分、ドリブル突破から後藤にこの日2点目を奪われて万事休す。司令塔のMF金田も精彩を欠き、桐生第一は尚志の前に涙を呑んだ。福島の尚志は初の準決勝進出。7日に夢の舞台・国立のピッチに立つ。[写真:喜ぶ尚志の選手たち]
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