2戦連続ロスタイム弾からPK勝利の四日市中央工が20年ぶり国立へ《中京大中京vs四日市中央工》

2012.01.05 14:01 Thu
▽5日に第90回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が開催され、駒沢陸上競技場で行われた第1試合の中京大中京(愛知)vs四日市中央工業(三重)は2-2の引き分けに終わり、PK戦の末に四日市中央工が国立への切符を手にした。序盤は長いボールを前線に送り、セカンドボールを支配した中京大中京のペースで進む。すると前半17分、ペナルティエリア左角付近でボールを奪ったFW宮市が右足を一閃。低い弾道のボールがゴール左に決まり、中京大中京が先手を奪った。しかし、対する四日市中央工もFW浅野の突破からゴールに迫ると、前半33分にMF寺尾がPKを獲得。このPKはGK平岡の好守に阻まれるも、直後の35分に浅野のセンタリングをFW田村翔[写真左]が押し込んで、四日市中央工が試合を振り出しに戻した。

▽同点のまま迎えた後半8分に試合が動く。中京大中京がゴール正面やや右の位置でFKを獲得すると、DF河合が左足で壁の外側を巻いたシュートをゴール左隅に決め、再びリードを奪った。リードを許した四日市中央工は2トップの浅野と田村翔がサイドで起点を作り、ゴール前へのクロスで好機を演出したが、フィニッシュの精度を欠いてゴールネットを揺らすことができない。しかし、そのまま試合終了かと思われた後半ロスタイム、四日市中央工が自陣内からのFKをペナルティエリア内に放り込むと、MF國吉がヘッドですらしたボールを浅野が押し込み、3回戦の立命館宇治戦に続いて土壇場で同点に追いついた。そして迎えたPK戦では、中京大中京が2人失敗したのに対して、勢いある四日市中央工は全員が成功。4-1で東海対決を制して20年ぶりとなる国立の舞台・準決勝へと駒を進めた。

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