マドリッドではもうCLを見られない…/原ゆみこのマドリッド
2025.04.19 23:30 Sat
「もしや移籍しない方が良かったのかも」そんな風に私が複雑な気持ちになっていたのは金曜日、エムバペがここ9年間、CL優勝を目指しながら、その夢を叶えられていないという記事をマルカ(スポーツ紙)で読んだ時のことでした。いやあ、昨季までいたPSGではまさしく、レアル・マドリーに敗退したことも2回あり、一番トロフィーに近づいたのは2020年、決勝でバイエルンに敗れた時だったそうなんですけどね。その間、マドリーは4回も優勝しており、それこそ6度のタイトル獲得を誇るモドリッチ、カルバハルを始め、2022年と昨季の2回組もビニシウスやロドリゴ、クルトワらと多数。当人も彼らと一緒にプレーできる今季こそと期待をしていたはずですが、準々決勝で呆気なく敗退とは見込み違いも甚だしい?
更に悲劇だったのが、対照的に古巣のPSGはアストン・ビラを総合スコア4-5で破り、皮肉にもアーセナルとの準決勝に進出。ええ、このラウンドに勝てば、あとはバルサvsインテル戦の勝者とのアリアンツ・アレナでの決勝を残すのみですからね。うっかりルイス・エンリケ監督のチームが優勝した日には、エムバペも何のためにマドリーに移ったのかと自問自答することになりかねませんが、その一方で彼がいなくなって、PSGがより強くなったという声が巷にあるのも事実。逆にマドリーはCLと相性が悪い選手を獲ってしまったのだったら、目も当てられないことになりますが、まあ、それはそれ。
とりあえず、水曜のCL準々決勝アーセナル戦2ndレグがどんな試合だったか、お話ししていくことにすると、先週、エミレーツ・スタジアムでの1stレグで3-0と完敗した直後から始まった根性のremontada(レモンターダ/逆転劇)作戦は今回も成功。少なくともマドリーファンに対してはなんですが、だってえ、キックオフ2時間前にはチームバスをお出迎えするため、雨が降っている中、サンティアゴ・ベルナベウの外側東南部の通りが何万もの群衆で身動きが取れない状態になっていたんですよ。
いや、私は行っていないんですが、ここずっと、メトロのサンティアゴ・ベルナベウ駅は工事中で、改札が1つしかないのもあり、普通の試合でも地上に出るのに人が詰まることが多くてねえ。そこにあのお出迎え帰りのファン集団が入ってきたら、恐ろしい混雑になるだろうと、乗車中に流れたアナウンスに従って、1つ手前のヌエボス・ミニステリオスから歩くことに。それもまた、駅に向かう人々の流れに逆らって進まざるを得ず、なかなか大変だったんですが、そんな苦労もスタジアムに入るまでですって。
ええ、屋根を閉じたベルナベウ内部は雨も風も入らず、快適だからですが、恒例の大幕とモザイクがfondo sur/フォンド・スール(ゴール裏南側スタンド)を飾り、確実にいつもより大きいボリュームでクラブ歌の合唱があった後、ピッチに立った選手たちが主役になってくれなくてはねえ。いやまあ、キックオフから点を取る気満々で攻めていったマドリーは早くも3分、ビニシウスのクロスをエムバペが胸で押し込んでゴールを入れたんですが、火を見るよりも明らかなオフサイドだったため、スコアに挙がらず。どうも気力の方ばかりが空回りしているような傾向が見受けられたんですが、すると10分過ぎ、いきなりVAR(ビデオ審判)注進を受けた主審がモニターに走り、アーセナルにPKを与えたから、ビックリしたの何のって。
でもねえ、このVARお節介はこれだけでなく、23分にはライスがエムバペをエリア内で倒したとして、主審がペナルティを宣告。これにはスタンドも待望の1点目が入ると大喜びだったんですが、いつになってもVAR通信が終わらず、長々3分も待たせた後、モニターチェックに行くって一体、何?挙句の果てにペナルティは取り消されてしまい、アンチェロッティ監督を「Para cambiar la dinámica necesitábamos algo positivo/パラ・カンビアル・ラ・ディナミカ・ネセシタバモス・アルゴ・ポシティボ(流れを変えるためには何かポジティブなことが必要だった)」と嘆かすことに。
結局、前半は敵エリアに近づいても、シュートが撃てないマドリーは0-0で折り返したんですが、ええ、根性のレモンターダは試合の終盤に発動することが多いですからね。その時は私も含め、まだファンたちも期待を持っていたと思いますが、後半16分、アンチェロッティ監督はルーカス・バスケス、アラバ、ロドリゴから、セバージョス、エンドリック、フラン・ガルシアへの早めの3人一斉交代実施。その後すぐの20分にはまさか、メリーノのスルーパスがサカに渡り、クルトワの上を超すvaselina(バセリーナ/ループシュート)でゴールを奪われてしまうとは!
え、それでもマドリーはサリバからエリア前でボールを奪ったビニシウスが決めて、即座に同点にしたんだろうって?まあ、そうなんですが、それでも総合スコアは1-4で、あと3点取らないと延長戦にも入れないのは変わりませんからね。おまけに28分、アセンシオに代わり、モドリッチが入る直前、ライスからボールを奪おうとしてファールを取られた際、着地に失敗。足首を捻ってしまったエムバペが続行不能になってしまうって、こんな間の悪いことがあっていい?
それでもブライムを入れて、得点を目指したマドリーだったんですが、とにかく「Metimos muchos centros pero este año no tenemos un Joselu, un delantero nato ahí arriba/メティモス・ムーチョス・セントロス・ペロ・エステ・アーニョ・ノー・テネモス・ウン・ホセル、ウン・デランテーロ・ナトー・アイー・アリバ(ウチは沢山クロスを入れたけど、今季は前線に生粋のFW、ホセルみたいな選手がいない)」(クルトワ)彼らですからね。ほとんどシュートには繋がらず、相手のGKダビド・ラジャのグローブもキレイなまま、最後はロスタイム3分にはアーセナルのカウンターが炸裂。マルティネッリに止めの2点目を入れられて、総合スコア1-5で敗退してしまいましたっけ。
いやあ、今季のマドリーのCLは決勝トーナメント16強対決プレーオフでのマンチェスター・シティ戦こそ、総合スコア6-3と強さを見せたものの、大体がして、リーグフェーズで3敗もして、直接進出のトップ8入りできない辺りから、ケチはついていたんですけどね。16強対決のアトレティコ戦も総合スコア2-2でPK戦までもつれ込み、お隣さんの不幸体質によるフリアン・アルバレスの両足で蹴ったPK無効判定のおかげで勝ち上がったという経緯も。とりわけ最近はリーガでもホームでバレンシアに負けたり、下位のアラベスに0-1の辛勝だったりと、チームの落ち込みぶりが心配されていたんですが、何より自分たちの大会と自負するCLで、16年のぶりの準決勝進出となるアーセナルに手も足も出なかったのは痛かったかと。
おかげで試合後の記者会見など、ほとんどアンチェロティ監督の先行きの質問ばかりになってしまい、当人も「No sé qué va a ser de mi futuro y no quiero saberlo.../ノー・セ・ケ・バ・ア・セル・デ・ミ・フトゥロ・イ・ノー・キエロ・サベールロ(自分の将来に何が起きるかは知らないし、知りたくもない)」と言うしかなかったんですが、まだいいんですよ、マドリーは。何故なら、彼らにはコパ・デル・レイ決勝も来週土曜に控えていますし、リーガも首位とは勝ち点4差。決して今季のビッグタイトル獲得の可能性がゼロになってしまった訳じゃないからですが、問題なのは相手がどちらもバルサであることでしょうか。
ええ、コパ決勝の後、5月11日にはリーガのクラシコ(伝統の一戦)もあるんですが、今季のシーズン前半戦は0-4、1月のスペイン・スーパーカップ決勝でも2-5と、彼らはバルサにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)負けしていますからね。ただ相手は1日早く、ドルトムントに3-1で負けたものの、1stレグでの4-0勝利のおかげで、CL準決勝進出が決定。リーガでの対戦の時にはインテルとの死闘を終えて疲弊している相手に、週1試合で体力十分で挑めるというアドバンテンージがありますが、こればっかりはねえ。
ちなみにそこに行きつくまで負けられないマドリーの今週末のリーガは、日曜午後9時(日本時間翌午前4時)に再び、ベルナベウ開催となるアスレティック戦。バルベルデ監督のチームも木曜にEL準々決勝レンジャース戦2ndレグをプレーして、疲れてはいるものの、今季の決勝会場でもあるサン・マメスで2-0と勝って準決勝進出が決まり、マンチェスター・ユナイテッド戦を前に士気が上がっていますからね。コパ決勝までにネンザは治るものの、どちらにしろ、出場停止でエムバペが出られないマドリーだけに、ブラジル人FWコンビやベリンガム、ブライムが早く気持ちを切り替えて、ゴールを挙げてくれるといいんですが。
そして他のマドリッド勢の週末の試合もお伝えしていくと、この32節は土曜に3チームが集中していて、まず午後2時試合でラージョがバレンシアとエスタディオ・バジェカスで対戦。勝ち点を残留目安の40にした後、ここ2試合、エスパニョールとアスレティックに連敗して、ちょっと停滞している彼らなんですが、今週のヨーロッパの大会の準々決勝でバルサ、アスレティック、そしてベティスもヤギエロニア(ポーランド)を退け、コンフェレンスリーグ準決勝に進出したため、来季のスペインのCL出場枠が5チームに拡大したのは朗報だったかと。
おかげで8位のチームがコンフェレンスリーグに行けることになり、それって、現在、同勝ち点で並ぶ7、8位のセルタ、マジョルカと3差で10位のラージョにもまだまだチャンスはあるのでは?いえまあ、マドリー戦を含め、ここ3連勝で残留争いからかなり距離を置いたバレンシアは決して侮れないんですけどね。水曜にはイニゴ・ペレス監督の契約1年延長も発表されましたし、そのお祝いも兼ねて、白星を掴めたらいいかと。
続いて午後6時半からは前節、バルサにサエンスのオウンゴールで0-1と負け、お隣さんのヘタフェがラス・パルマスに負けたせいもあって、19位に落ちてしまったレガネスがアウェイでマジョルカに挑むことに。何せ、ボルハ・ヒメネス監督のチームはここ5試合で勝ち点1しか取れていませんからね。いよいよあと7試合となり、2部最速Uターンを避けるための正念場がやって来た感がありますが、今回、心配なのは累積警告となったラバが出場停止なこと。ファン・クルスも痛むところがあって、せいぜい20~30分ぐらいしかプレーできないようですが、そんなの、エースのムリキ、浅野拓磨選手、モルラネス、ロベルト・ナバーロが負傷で不在のアラサーテ監督のチームの比じゃない?
まあ、それでもレガネスは17位のアラベスと勝ち点2差しかありませんし、土曜の午後9時には兄貴分がラス・パルマスと対戦。ささやかな援護射撃をしてくれるはずですが、すでにミッドウィークフリー2週間目に突入したアトレティコは結構、ヒマを持て余しているようでねえ。月曜にバジャドリーに勝った後、マハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場でセッションを再開したのは水曜で、しかもその後、週2試合時代は時間がなくてできなかった、バーベキュー決起ランチ会もあったのだとか。
え、4月の頭に全ての大会で優勝可能性を失ったアトレティコが今更、何を決起しているのかって?いやあ、それがリーガ首位のバルサとは勝ち点7差あるんですが、彼らは残り7試合に全勝して、勝ち点3差のお隣さん共々、上位2チームが躓くのを祈ることにしたそうで、嬉しいことにこのカナリア諸島遠征には負傷で欠けていたデ・パウル、リノも回復して参加。更に5試合の出場停止処分がやっと明けたコレアも加わって、全員で前日移動したんですが、折りしも世間はセマナ・サンタ(イースター週間)とあって、あまり浮かれ過ぎずにプレーできるといいのですが。
そして先駆けて、金曜試合でエスパニョールとのアウェイゲームに臨んだヘタフェは、いやあ、こちらも勝ち点40まであと1つに迫っているんですけどね。アトレティコと引き分けた後、ラージョ、セルタに連勝していたエスパニョールの勢いに押され、前半39分にはクンブラのゴールで先制されてしまうことに。同点を目指した後半も14分にウチェがレッドカードをもらってしまったのが災いし、そのまま1-0で負けてしまったんですが、まあドンマイ。来週水曜はコリセウムで兄弟分ダービー、マドリー戦もありますしね。ラージョの1つ下の11位につける彼らにもまだヨーロッパの大会出場圏を目指すことはできるんでが、まずは残留確定を果たしてほしいものです。
更に悲劇だったのが、対照的に古巣のPSGはアストン・ビラを総合スコア4-5で破り、皮肉にもアーセナルとの準決勝に進出。ええ、このラウンドに勝てば、あとはバルサvsインテル戦の勝者とのアリアンツ・アレナでの決勝を残すのみですからね。うっかりルイス・エンリケ監督のチームが優勝した日には、エムバペも何のためにマドリーに移ったのかと自問自答することになりかねませんが、その一方で彼がいなくなって、PSGがより強くなったという声が巷にあるのも事実。逆にマドリーはCLと相性が悪い選手を獲ってしまったのだったら、目も当てられないことになりますが、まあ、それはそれ。
とりあえず、水曜のCL準々決勝アーセナル戦2ndレグがどんな試合だったか、お話ししていくことにすると、先週、エミレーツ・スタジアムでの1stレグで3-0と完敗した直後から始まった根性のremontada(レモンターダ/逆転劇)作戦は今回も成功。少なくともマドリーファンに対してはなんですが、だってえ、キックオフ2時間前にはチームバスをお出迎えするため、雨が降っている中、サンティアゴ・ベルナベウの外側東南部の通りが何万もの群衆で身動きが取れない状態になっていたんですよ。
ええ、屋根を閉じたベルナベウ内部は雨も風も入らず、快適だからですが、恒例の大幕とモザイクがfondo sur/フォンド・スール(ゴール裏南側スタンド)を飾り、確実にいつもより大きいボリュームでクラブ歌の合唱があった後、ピッチに立った選手たちが主役になってくれなくてはねえ。いやまあ、キックオフから点を取る気満々で攻めていったマドリーは早くも3分、ビニシウスのクロスをエムバペが胸で押し込んでゴールを入れたんですが、火を見るよりも明らかなオフサイドだったため、スコアに挙がらず。どうも気力の方ばかりが空回りしているような傾向が見受けられたんですが、すると10分過ぎ、いきなりVAR(ビデオ審判)注進を受けた主審がモニターに走り、アーセナルにPKを与えたから、ビックリしたの何のって。
いやあ、その原因は数分前にあったCKの時に、いえ、デクラン・ライスの蹴ったボールはGKクルトワがキャッチして、即座にカウンター攻撃が始まっていたんですけどね。その時、エリア内でミケル・メリーノをマークしていたアセンシオが相手を引き倒したのがVAR審判の目に留まり、ペナルティにされてしまったんですが、この時はクルトワが発奮。サカが蹴ったPKを倒れながら手で弾き、「cuando te pitan un penalti en contra, si la paras sigues creyendo/クアンドー・テ・ピタン・ウン・ペナルティ・エン・コントラ、シー・ラ・パラス・シゲス・クレジェンドー(ペナルティを取られた時、もしそれを止めれば、信じ続けることができる)」(クルトワ)と、4点差になるのを避けられたのは助かったかと。
でもねえ、このVARお節介はこれだけでなく、23分にはライスがエムバペをエリア内で倒したとして、主審がペナルティを宣告。これにはスタンドも待望の1点目が入ると大喜びだったんですが、いつになってもVAR通信が終わらず、長々3分も待たせた後、モニターチェックに行くって一体、何?挙句の果てにペナルティは取り消されてしまい、アンチェロッティ監督を「Para cambiar la dinámica necesitábamos algo positivo/パラ・カンビアル・ラ・ディナミカ・ネセシタバモス・アルゴ・ポシティボ(流れを変えるためには何かポジティブなことが必要だった)」と嘆かすことに。
結局、前半は敵エリアに近づいても、シュートが撃てないマドリーは0-0で折り返したんですが、ええ、根性のレモンターダは試合の終盤に発動することが多いですからね。その時は私も含め、まだファンたちも期待を持っていたと思いますが、後半16分、アンチェロッティ監督はルーカス・バスケス、アラバ、ロドリゴから、セバージョス、エンドリック、フラン・ガルシアへの早めの3人一斉交代実施。その後すぐの20分にはまさか、メリーノのスルーパスがサカに渡り、クルトワの上を超すvaselina(バセリーナ/ループシュート)でゴールを奪われてしまうとは!
え、それでもマドリーはサリバからエリア前でボールを奪ったビニシウスが決めて、即座に同点にしたんだろうって?まあ、そうなんですが、それでも総合スコアは1-4で、あと3点取らないと延長戦にも入れないのは変わりませんからね。おまけに28分、アセンシオに代わり、モドリッチが入る直前、ライスからボールを奪おうとしてファールを取られた際、着地に失敗。足首を捻ってしまったエムバペが続行不能になってしまうって、こんな間の悪いことがあっていい?
それでもブライムを入れて、得点を目指したマドリーだったんですが、とにかく「Metimos muchos centros pero este año no tenemos un Joselu, un delantero nato ahí arriba/メティモス・ムーチョス・セントロス・ペロ・エステ・アーニョ・ノー・テネモス・ウン・ホセル、ウン・デランテーロ・ナトー・アイー・アリバ(ウチは沢山クロスを入れたけど、今季は前線に生粋のFW、ホセルみたいな選手がいない)」(クルトワ)彼らですからね。ほとんどシュートには繋がらず、相手のGKダビド・ラジャのグローブもキレイなまま、最後はロスタイム3分にはアーセナルのカウンターが炸裂。マルティネッリに止めの2点目を入れられて、総合スコア1-5で敗退してしまいましたっけ。
いやあ、今季のマドリーのCLは決勝トーナメント16強対決プレーオフでのマンチェスター・シティ戦こそ、総合スコア6-3と強さを見せたものの、大体がして、リーグフェーズで3敗もして、直接進出のトップ8入りできない辺りから、ケチはついていたんですけどね。16強対決のアトレティコ戦も総合スコア2-2でPK戦までもつれ込み、お隣さんの不幸体質によるフリアン・アルバレスの両足で蹴ったPK無効判定のおかげで勝ち上がったという経緯も。とりわけ最近はリーガでもホームでバレンシアに負けたり、下位のアラベスに0-1の辛勝だったりと、チームの落ち込みぶりが心配されていたんですが、何より自分たちの大会と自負するCLで、16年のぶりの準決勝進出となるアーセナルに手も足も出なかったのは痛かったかと。
おかげで試合後の記者会見など、ほとんどアンチェロティ監督の先行きの質問ばかりになってしまい、当人も「No sé qué va a ser de mi futuro y no quiero saberlo.../ノー・セ・ケ・バ・ア・セル・デ・ミ・フトゥロ・イ・ノー・キエロ・サベールロ(自分の将来に何が起きるかは知らないし、知りたくもない)」と言うしかなかったんですが、まだいいんですよ、マドリーは。何故なら、彼らにはコパ・デル・レイ決勝も来週土曜に控えていますし、リーガも首位とは勝ち点4差。決して今季のビッグタイトル獲得の可能性がゼロになってしまった訳じゃないからですが、問題なのは相手がどちらもバルサであることでしょうか。
ええ、コパ決勝の後、5月11日にはリーガのクラシコ(伝統の一戦)もあるんですが、今季のシーズン前半戦は0-4、1月のスペイン・スーパーカップ決勝でも2-5と、彼らはバルサにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)負けしていますからね。ただ相手は1日早く、ドルトムントに3-1で負けたものの、1stレグでの4-0勝利のおかげで、CL準決勝進出が決定。リーガでの対戦の時にはインテルとの死闘を終えて疲弊している相手に、週1試合で体力十分で挑めるというアドバンテンージがありますが、こればっかりはねえ。
ちなみにそこに行きつくまで負けられないマドリーの今週末のリーガは、日曜午後9時(日本時間翌午前4時)に再び、ベルナベウ開催となるアスレティック戦。バルベルデ監督のチームも木曜にEL準々決勝レンジャース戦2ndレグをプレーして、疲れてはいるものの、今季の決勝会場でもあるサン・マメスで2-0と勝って準決勝進出が決まり、マンチェスター・ユナイテッド戦を前に士気が上がっていますからね。コパ決勝までにネンザは治るものの、どちらにしろ、出場停止でエムバペが出られないマドリーだけに、ブラジル人FWコンビやベリンガム、ブライムが早く気持ちを切り替えて、ゴールを挙げてくれるといいんですが。
そして他のマドリッド勢の週末の試合もお伝えしていくと、この32節は土曜に3チームが集中していて、まず午後2時試合でラージョがバレンシアとエスタディオ・バジェカスで対戦。勝ち点を残留目安の40にした後、ここ2試合、エスパニョールとアスレティックに連敗して、ちょっと停滞している彼らなんですが、今週のヨーロッパの大会の準々決勝でバルサ、アスレティック、そしてベティスもヤギエロニア(ポーランド)を退け、コンフェレンスリーグ準決勝に進出したため、来季のスペインのCL出場枠が5チームに拡大したのは朗報だったかと。
おかげで8位のチームがコンフェレンスリーグに行けることになり、それって、現在、同勝ち点で並ぶ7、8位のセルタ、マジョルカと3差で10位のラージョにもまだまだチャンスはあるのでは?いえまあ、マドリー戦を含め、ここ3連勝で残留争いからかなり距離を置いたバレンシアは決して侮れないんですけどね。水曜にはイニゴ・ペレス監督の契約1年延長も発表されましたし、そのお祝いも兼ねて、白星を掴めたらいいかと。
続いて午後6時半からは前節、バルサにサエンスのオウンゴールで0-1と負け、お隣さんのヘタフェがラス・パルマスに負けたせいもあって、19位に落ちてしまったレガネスがアウェイでマジョルカに挑むことに。何せ、ボルハ・ヒメネス監督のチームはここ5試合で勝ち点1しか取れていませんからね。いよいよあと7試合となり、2部最速Uターンを避けるための正念場がやって来た感がありますが、今回、心配なのは累積警告となったラバが出場停止なこと。ファン・クルスも痛むところがあって、せいぜい20~30分ぐらいしかプレーできないようですが、そんなの、エースのムリキ、浅野拓磨選手、モルラネス、ロベルト・ナバーロが負傷で不在のアラサーテ監督のチームの比じゃない?
まあ、それでもレガネスは17位のアラベスと勝ち点2差しかありませんし、土曜の午後9時には兄貴分がラス・パルマスと対戦。ささやかな援護射撃をしてくれるはずですが、すでにミッドウィークフリー2週間目に突入したアトレティコは結構、ヒマを持て余しているようでねえ。月曜にバジャドリーに勝った後、マハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場でセッションを再開したのは水曜で、しかもその後、週2試合時代は時間がなくてできなかった、バーベキュー決起ランチ会もあったのだとか。
え、4月の頭に全ての大会で優勝可能性を失ったアトレティコが今更、何を決起しているのかって?いやあ、それがリーガ首位のバルサとは勝ち点7差あるんですが、彼らは残り7試合に全勝して、勝ち点3差のお隣さん共々、上位2チームが躓くのを祈ることにしたそうで、嬉しいことにこのカナリア諸島遠征には負傷で欠けていたデ・パウル、リノも回復して参加。更に5試合の出場停止処分がやっと明けたコレアも加わって、全員で前日移動したんですが、折りしも世間はセマナ・サンタ(イースター週間)とあって、あまり浮かれ過ぎずにプレーできるといいのですが。
そして先駆けて、金曜試合でエスパニョールとのアウェイゲームに臨んだヘタフェは、いやあ、こちらも勝ち点40まであと1つに迫っているんですけどね。アトレティコと引き分けた後、ラージョ、セルタに連勝していたエスパニョールの勢いに押され、前半39分にはクンブラのゴールで先制されてしまうことに。同点を目指した後半も14分にウチェがレッドカードをもらってしまったのが災いし、そのまま1-0で負けてしまったんですが、まあドンマイ。来週水曜はコリセウムで兄弟分ダービー、マドリー戦もありますしね。ラージョの1つ下の11位につける彼らにもまだヨーロッパの大会出場圏を目指すことはできるんでが、まずは残留確定を果たしてほしいものです。
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元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏の現在の姿に注目が集まっている。 ファン・デル・ファールト氏は、2000年にアヤックスでプロキャリアをスタート後、ハンブルガーSVやレアル・マドリー、トッテナム、ベティス、FCミッティランでプレー。最後はデンマークのエスビャウfBでプレーした後、2018年に現役を引退した。 代表キャリアにおいては、2001年にオランダ代表デビューして以降、109試合25得点をマーク。ワールドカップ(W杯)とユーロで2度ずつの出場歴を誇り、2010年の南アフリカW杯でオランダ代表の準優勝に貢献した名手だ。現役引退後にはプロダーツ選手に転向したことでも話題となっていた。 現在41歳のファン・デル・ファールト氏は、23日に行われたリバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズのチャリティーマッチにアヤックスの一員として参加。だが、現役時代との違いにファンが驚くこととなった。 現役時代にはどちらかと言えばシュッとしたイメージだったファン・デル・ファールト氏だが、当時と比べてかなり大きくなった様子。別人のような姿になっていた。 引退後はこれくらいの体型を維持しているファン・デル・ファールト氏だが、久々にピッチでプレーしたということもあり、体型のことを知らなかったファンからは「これはショックだ…」、「これは誰?」、「信じられない」、「引退生活を楽しんでるみたいだ」と大きな驚きの声が寄せられることとなった。 なお、リバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズの一戦は、アヤックスが2点を先行したものの、後半にリバプールが一挙4得点で逆転に成功。4-2でリバプールレジェンズが勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【動画】現役時代とは別人のようなファン・デル・ファールト氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="nl" dir="ltr">Rafael van der Vaart <br>Edgar Davids <a href="https://twitter.com/hashtag/livaja?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#livaja</a> <a href="https://t.co/xBgmFQU41H">pic.twitter.com/xBgmFQU41H</a></p>— AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1771515889692660178?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 13:20 Mon3
代表戦で衝突のアルダ・ギュレルとソボスライがSNSで場外戦…出場時間揶揄に対してマドリーMFが痛烈な返し
レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルとリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがSNS上で場外戦を繰り広げている。 両国は今回のインターナショナルマッチウィークに行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグA/B昇降格プレーオフで激突。 トルコホームの1stレグをトルコが3-1で先勝していたなか、ハンガリーホームで行われた23日の2ndレグもトルコが3-0で快勝。2戦合計6-1の完勝でリーグA昇格を決めていた。 同試合ではチーム2点目を挙げたギュレルが1年前のフレンドリーマッチでも衝突が伝えられ、今回の再戦でもバチバチとやり合っていたソボスライに激しく詰め寄られた際に「黙れ」のジェスチャーを行い、小競り合いとなっていた。 ここまでであれば、試合中によくある揉め事として流されるはずだったが、試合後も怒りが収まらないハンガリー代表のキャプテンはハンガリー『Nemzeti Sport』がインスタグラムに投稿した当該のやり取りを収めた写真に対して、「1088」とのコメントを残した。 この数字はカルロ・アンチェロッティ監督の下、ポジション争いで苦戦するギュレルのマドリーでの今シーズンのプレータイムを揶揄したものとされ、物議を醸していた。 これに対して血気盛んな20歳MFも黙っておらず、自身のインスタグラムのストーリーズで反撃。「この男は冗談だ。6ゴールで黙るには十分じゃないのか?」とのキャプションとともに同じ画像とトルコの3-0のスコアを写した画像を投稿。 さらに、画像をよく確認すると、ハンガリーのスコアの下に「ソボスライ 1インスタグラムコメント」と細かな加工も加えられており、痛烈に煽り返した。 ここに至る両選手の衝突の経緯はわからず、外野がとやかく言うべきではないが、ひとまず互いに冷静さを取り戻し、今後は場外戦ではなく改めてピッチの上で白黒つけたいところか。 2025.03.25 06:30 Tue4
レアルの22-23アウェイユニは薄い紫がベース、90年代を彷彿とさせるデザインに
レアル・マドリーは1日、2022-23シーズンで着用するアウェイ用ユニフォームのデザインを発表した。 ベースカラーは薄い紫で、1990年代を彷彿させるというデザインコンセプトに。さまざまな太さの右上がりのストライプが同色のグラデーションで描かれている。 ラウンドネックとなっている襟やアディダスのスリーストライプ、胸スポンサーロゴに黒を使用し、アクセントを付けた。 30日にロサンゼルスで行われるサッカー・チャンピオンズ・ツアーのユベントスで初お披露目となる予定だ。 <span class="paragraph-title">【写真】紫がベース!2022-23シーズン用、マドリーのアウェイユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CfdlIMqog1T/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CfdlIMqog1T/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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