3点差でも諦めないのは…/原ゆみこのマドリッド
2025.04.16 22:00 Wed
「絶対ないと言えないのが、マドリーの怖いところなのよね」そんな風に私が呟いていたのは火曜日、お昼のスポーツニュースの後、レアル・マドリーTVでベリンガムとアンチェロッティ監督の記者会見、続いてバルデベバス(バラハス空港の近く)での15分公開練習の中継を見ていた時のことでした。いやあ、すでに16強対決でお隣さんに負けたアトレティコなど、すでにミッドウィークフリーの生活にどっぷり浸り、リーガも平日開催の月曜に回された上、今週も水曜まで練習はお休み。それを見るにつけ、まだ忙しいチームが羨ましくなったりしないでもないんですけどね。
翻って、先週火曜の準々決勝アーセナル戦1stレグで3-0という完敗をしたマドリーは、この1週間で着々と根性のremontada(レモンターダ/逆転突破)ムードを醸造し、月曜には「Bernabeu, otra vez/ベルナベウ、オトラ・ベス(ベルナベウ、もう1度)」というプレマッチビデオもオフィシャルサイトなどで公開。またしても試合当日午後7時には、サンティアゴ・ベルナベウ横のPlaza de los Sagrados Corasones(サグラードス・コラソネス広場)に何万というファンを集めて、チームバスのお出迎えをしてもらい、彼らの大会であるCLで再び奇跡を起こす気満々なんですが、問題はこのところ、ビニシウス、ロドリゴがあまりゴールづいていないことなんですよ。
もちろん16強対決プレーオフのマンチェスター・シティ戦2ndレグでハットトリックを挙げたエムバペに、ええ、当人は先週末のアラベス戦で退場して、リーガの次戦、日曜のアスレティック戦で出場停止になりますからね。その埋め合わせも含めて、ハットのリピートを期待することはできますが、デクラン・ライスのFKゴール再来は可能性が低くても、アーセナルが無得点で終わってくれるという保証はまったくなし。
一応、マドリーも中盤には1stレグで出場停止だったチュアメニが戻るものの、レッドカードをもらったカマビンガが交代で出場停止ですしね。更にセバージョがケガから回復していますが、メンディ、GKルーニンはまだリハビリ中とあって、本当に水曜午後9時(日本時間翌午前4時)からの2ndレグで逆転突破ができるものかどうか。何にせよ、4月でマドリッドからCLが消えてしまうと、私も退屈になってしまうのが困るんですが…。
そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢がどうだったかもお話ししていかないと。リーガ31節は土曜にマドリッド南部の弟分2チームの梯子観戦から始まったんですが、どちらも残念な結果に終わってねえ。そう、今季は定番化しつつある午後2時の時間帯にラス・パルマスをコリセウムに迎えたヘタフェは、いえ、また雨に祟られてのキックオフだったのが、前半18分にはいきなり日差しが到来。それと同時にルイス・ミジャのFKをアルデレテがヘッドで決めて、先制はしたんですけどね。
あっさり同点にされると、16分にはモレイロのパスから、マクバーニーに逆転ゴールを許し、29分には再びファビオ・シウバにvaselina(バセリーナ/ループシュート)を浴びて、止めを刺されているとはあにはからんや。今年になってのホームゲーム6試合で1回しか勝利を見ていない地元のファンたちもどんなにガッカリしたことか(最終結果1-3)。まあ、それでも来季のヨーロッパの大会出場圏である7、8位と勝ち点4差の11位というポジションは安泰だったため、この金曜、逆に得意としているアウェイでのエスパニョール戦で挽回して、勝ち点40以上で残留確定すればいいだけのヘタフェなんですけどね。この降格圏19位だったラス・パルマスの12試合ぶりの白星が、お隣さんにも深刻な余波を及ぼすことになったんですよ。
というのもこの勝ち点3のせいで、レガネスは抜かれて18位から19位に転落。しかも私がコリセウムを出た足でメトロに乗り、3駅手前のフリアン・バジェステイロで下車して、徒歩20分で着くブタルケにその夜、迎えるのは首位のバルサだったから。うーん、先週水曜にはCL準々決勝1stレグでドルトムントに4-0の大勝をした反動か、疲れていたようなフリック監督のチーム相手に前半は0-0で持ちこたえたんですけどね。まさか、後半3分、ラフィーニャのレバンドフスキへのラストパスをカットしようとしたサエンスが自軍ゴールにボールを送ってしまうとは、こんな残酷な運命があっていい?
だってえ、そのゴール以外、バルサはほとんど得点チャンスがなかったんですよ。実際、彼らは火曜のドルトムント戦でも1stレグを過信して、4-0の先勝をフイにしかねない3点まで取られたものの、シグナル・イドゥナ・パルクでもレバンドフスキへのパスをカットしようとした敵DFがオウンゴール。おかげで最後は3-1の負けながら、総合スコア3-5で準決勝進出が決まったなんてこともあったんですが、まあこれはマドリーもドルトムントのサイドに立って、気をつけないといけないところかと。
いえ、レガネスの話でしたね。それが彼らも必死で反撃したものの、後半24分のラバのヘッドによるゴールはオフサイドで認められず、ロスタイムにもムニルがGKシュシェスニーと1対1になる寸前にイニゴ・マルティネスがボールをカット。結局、昨年12月のモンジュイックでの勝利はリピートできず、0-1の敗戦で、今週を下から2番目の順位で過ごさないといけない破目に。試合後のボルハ・ヒメネス監督は、「Si ganamos los siete partidos, nos salvaremos./シー・ガナモス・ロス・シエテ・パルティードス、ノス・サルバレモス(もし残り7試合に勝ったら残留できる)。ラス・パルマス、アラベスとの3チームのリーグでウチはチャンピオンになる」と楽観的だったものの、それには日曜に兄貴分の援護射撃が不可欠だった訳で…。
ええ、何せアーセナル戦1stレグの後、マドリー勢は頭がレモンターダでいっぱいになっていましたからね。いくら首位バルサとの差が勝ち点7になっていたとて、とても日曜のメンディソローサでのアラベス戦に集中できるとは思えなかったんですが、幸い相手はラス・パルマスから勝ち点1、レガネスからも2しか離れていない17位のチーム。前半19分にCKをアセンシオがヘッドし、ジョルダンに当たって入ったゴールこそ、VARにリュディガーがGKオウォノを倒すファールを犯していたと指摘され、スコアに挙がらなかったものの、34分にはアーセナル戦2ndレグに出られないカマビンガがエリア前から弾丸シュートを決めて、前倒しの償いゴールをゲット。
その後の38分にはエムバペがブランコの脚を蹴って、うーん、その日、累積警告でベンチ入り禁止処分だったアンチェロッティ監督の代わりに指揮を執った息子のダビデ第2監督は、「Las muchas pequeñas faltas que le han hecho le han hecho reaccionar de esta manera/ラ・ムーチャス・ペケーニャス・ファルタス・ケ・レ・アン・エッチョー・レ・アン・エッチョー・レアクシオナル・デ・エスタ・マネラ(小さなファールを沢山受けていたせいで、あんな風に反応してしまった)」と釈明していたんですけどね。これもVARモニターチェックの末、レッドカードで彼が退場となってしまった時はヘタフェの二の舞を恐れた私だったんですが、大丈夫。
そこはさすがに昨季リーガ王者の意地というか、後半24分に今度はベリンガムと共に途中出場したビニシウスをマヌ・サンチェスが蹴って、レッド退場となり、人数が拮抗するまで、何とか1点差をキープ。以降も水曜を考えて撃ち控えしたか、追加点はなかったものの、そのまま0-1で勝ったため、アラベスをレガネスの射程圏内に留めることができたんですが、はあ。このところのマドリーはいい試合があまりないため、今のチームのレベルでレモンターダが可能かと聞かれると正直、私も不安なんですが、ここはもう、CLとサンティアゴ・ベルナベウのマジックを信じるしかないですよね。
そして日曜の夜はラージョがサン・マメスでアスレティックに挑んだんですが、本当に先週末は弟分揃って大殺界入りで、ええ、こちらも前半37分にPKをもらい、パブロ・ディアスの蹴ったボールはGKウナイ・シモンに弾かれたものの、パテ・シスが押し込んで先制。イニゴ・ペレス監督のチームは退場者は出さなかったんですが、EL準々決勝レンジャース戦(1stレグ0-0)の狭間にあるアスレティックが主力を投入した後半、守り切ることができなかったんです。そう、13分にはエスピーノがマロアンをエリア内で倒し、サンセットにPKを決められて同点にされたかと思えば、35分にはニコ・ウィリアムスにgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)で逆転されることに。
更にはロスタイムにもサンセットにエリア前からシュートを浴びて、最後は1-3の逆転負けとなったんですが、前節エスパニョール戦での0-4負けといい、もしや勝ち点40に到達してから、ラージョはやりきった感にドップリはまっている?イニゴ・ペレス監督に言わせると、「リードしていながら、3失点もするのは、gran porcentaje de culpa la tiene que asumir el entrenador/グラン・ポルセンタジェ・デ・クルパ・ラ・ティエネ・ケ・アスミル・エル・エントレナドール(責任の大きなパーセンテージは監督にある)」そうなんですけどね。1つ下のヘタフェ同様、7、8位と勝ち点3差の近くにいる彼らだけに、土曜のバレンシア戦では気合を入れ直して、エスタディオ・バジェカスのファンを喜ばせてあげられるといのですが。
そして週末が明けての月曜、久々にアトレティコがメトロポリターノに帰って来たんですが、最下位のバジャドリーを迎える一戦ではキックオフからちょっとして、結構な雨に見舞われてねえ。そのせいもあったのか、ここ2週間、週1試合となり、体力満々だった選手たちが空回ってしまい、何と21分には振り返りVAR判定で、敵のCK時にラングレが肘でボールをクリアしていたことがバレたのが、まずはケチの付き始め。PKをシラに決められて、前節は弟分のヘタフェに0-4のgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)を喰らっていた相手に1点リードされるとはまったくもって、言語道断では?
まあ、幸い25分にはジュリアーノがハビ・サンチェスにエリア内で足を踏まれ、フリアン・アルバレスのPK返しで同点になったため、一旦、事態は沈静化したんですけどね。更にその2分後にはバリオスのロングパスを受けたジュリアーノが今度はハビ・サンチェスを切り返し、勝ち越しゴールを挙げてくれたため、ここしばらく、力の限り応援しながら、チームは不幸の連鎖期間に突入。CL16強対決マドリー2ndレグPK戦敗退、リーガのバルサ戦2-4の逆転負け、コパ・デル・レイ準決勝バルサ戦2ndレグ0-1負けによる敗退と、悲しい結末ばかり見せられてきたメトロポリターノのファンも盛り上がったんですが、2-1で始まった後半にも今季、すでにペナルティを4回も犯しているラングレがやらかしてしまったんですよ。
11分、エリア前で不用意にチュキを倒し、FKを与えたからですが、ハビ・サンチェスが蹴ったボールがギャラガーに当たって軌道が変わり、GKオブラクを破ってしまったから、さあ大変!そりゃあ、3月頭からの暗黒の日々、ヘタフェにも負けるわ、エスパニョールとは引き分けるわと惨々だったアトレティコでしたが、ようやく前節、セビージャに土壇場のバリオスのゴールで勝利。やっと運気が変わったと思った矢先に最下位とドローされた日には…。
いえ、リーガ優勝の目がなくなった途端、最低目標の4位以上がキープできればいいと、ズルズル後退する彼らの姿は昨季も目撃しているんですけどね。それでも15分にはシメオネ監督得意の3人一斉交代で、グリーズマン、コケ、ラングレがセルロート、リケルメ、ル・ノルマンに。その5分後にはギャラガーもモリーナと代わったところ、26分、ジョレンテのtaconazo(タコナソ/ヒールキック)失敗から、結果的にエンリケにエリア内で倒されて、値千金のペナルティをゲットできるとは!あの悪夢のマドリーとのPK戦で蹴る時滑って、両足でボールに触った咎で無効にされた側のゴールだったのにも動じず、フリアンが2度目のPKも決めて、3-2と再度リードしてくれたから、助かったの何のって。
いえ、これでリーガ1年目ながら、リーガで14得点、その他の大会合わせて計26得点となったフリアンに対して、シメオネ監督は「Nosotros le decimos que Lewandowski lleva muchos más.../ノソトロス・レ・デシモス・ケ・レバンドフスキ・ジェバ・ムーチョ・マス(彼にはレバンドフスキはもっとゴールを挙げていると言っている)」と更なる高いハードルを課しているんですけどね。残念ながら、34分、リケルメのラストパスをvolea(ボレア/ボレーシュート)で彼が撃ったボールはGKアンドレ・フェレイラに弾かれてしまったものの、こぼれ球をセルロートが決めて、とうとうスコアが4-2になったとなれば、もう大船に乗ったも同然かと。
いえまあ、首位のバルサとの勝ち点7差、2位のマドリーとの3差は変わらなかったんですけどね。更に言えば、今季はコパ・デル・レイ決勝がクラシコ(伝統の一戦)になったため、リーガ3、4位がスペイン・スーパーカップ参加と、逆転優勝するのでもない限り、今の順位で過不足はないアトレティコなんですが、とりあえず、週末土曜のラス・パルマス戦ではレガネスの援護射撃も必要ですし、何より負けるとファンも悔しい思いをするため、また連勝街道に戻ってほしいものです。
翻って、先週火曜の準々決勝アーセナル戦1stレグで3-0という完敗をしたマドリーは、この1週間で着々と根性のremontada(レモンターダ/逆転突破)ムードを醸造し、月曜には「Bernabeu, otra vez/ベルナベウ、オトラ・ベス(ベルナベウ、もう1度)」というプレマッチビデオもオフィシャルサイトなどで公開。またしても試合当日午後7時には、サンティアゴ・ベルナベウ横のPlaza de los Sagrados Corasones(サグラードス・コラソネス広場)に何万というファンを集めて、チームバスのお出迎えをしてもらい、彼らの大会であるCLで再び奇跡を起こす気満々なんですが、問題はこのところ、ビニシウス、ロドリゴがあまりゴールづいていないことなんですよ。
もちろん16強対決プレーオフのマンチェスター・シティ戦2ndレグでハットトリックを挙げたエムバペに、ええ、当人は先週末のアラベス戦で退場して、リーガの次戦、日曜のアスレティック戦で出場停止になりますからね。その埋め合わせも含めて、ハットのリピートを期待することはできますが、デクラン・ライスのFKゴール再来は可能性が低くても、アーセナルが無得点で終わってくれるという保証はまったくなし。
そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢がどうだったかもお話ししていかないと。リーガ31節は土曜にマドリッド南部の弟分2チームの梯子観戦から始まったんですが、どちらも残念な結果に終わってねえ。そう、今季は定番化しつつある午後2時の時間帯にラス・パルマスをコリセウムに迎えたヘタフェは、いえ、また雨に祟られてのキックオフだったのが、前半18分にはいきなり日差しが到来。それと同時にルイス・ミジャのFKをアルデレテがヘッドで決めて、先制はしたんですけどね。
それが31分、ディエゴ・リコがビティの脚にスパイクを立てるタックルを見舞ったことがVAR通信で報告され、一発レッド退場となってしまったのが運の尽き。ええ、後でボルダラス監督も「La expulsión nos ha hecho mucho daño/ラ・エクスプルシオン・ノス・ア・エッチョー・ムーチョ・ダーニョ(退場がウチに大きなダメージを与えた)」と言っていたんですけどね。後半頭からモレイロ、マルビンを入れて、攻撃力アップを図ったラス・パルマスに反撃され、10分にはハビ・ムニョスのラストパスをエリア内でゴールを背に受け取ったファビオ・シウバがドゥアルテの前でクルリと回ってシュート。
あっさり同点にされると、16分にはモレイロのパスから、マクバーニーに逆転ゴールを許し、29分には再びファビオ・シウバにvaselina(バセリーナ/ループシュート)を浴びて、止めを刺されているとはあにはからんや。今年になってのホームゲーム6試合で1回しか勝利を見ていない地元のファンたちもどんなにガッカリしたことか(最終結果1-3)。まあ、それでも来季のヨーロッパの大会出場圏である7、8位と勝ち点4差の11位というポジションは安泰だったため、この金曜、逆に得意としているアウェイでのエスパニョール戦で挽回して、勝ち点40以上で残留確定すればいいだけのヘタフェなんですけどね。この降格圏19位だったラス・パルマスの12試合ぶりの白星が、お隣さんにも深刻な余波を及ぼすことになったんですよ。
というのもこの勝ち点3のせいで、レガネスは抜かれて18位から19位に転落。しかも私がコリセウムを出た足でメトロに乗り、3駅手前のフリアン・バジェステイロで下車して、徒歩20分で着くブタルケにその夜、迎えるのは首位のバルサだったから。うーん、先週水曜にはCL準々決勝1stレグでドルトムントに4-0の大勝をした反動か、疲れていたようなフリック監督のチーム相手に前半は0-0で持ちこたえたんですけどね。まさか、後半3分、ラフィーニャのレバンドフスキへのラストパスをカットしようとしたサエンスが自軍ゴールにボールを送ってしまうとは、こんな残酷な運命があっていい?
だってえ、そのゴール以外、バルサはほとんど得点チャンスがなかったんですよ。実際、彼らは火曜のドルトムント戦でも1stレグを過信して、4-0の先勝をフイにしかねない3点まで取られたものの、シグナル・イドゥナ・パルクでもレバンドフスキへのパスをカットしようとした敵DFがオウンゴール。おかげで最後は3-1の負けながら、総合スコア3-5で準決勝進出が決まったなんてこともあったんですが、まあこれはマドリーもドルトムントのサイドに立って、気をつけないといけないところかと。
いえ、レガネスの話でしたね。それが彼らも必死で反撃したものの、後半24分のラバのヘッドによるゴールはオフサイドで認められず、ロスタイムにもムニルがGKシュシェスニーと1対1になる寸前にイニゴ・マルティネスがボールをカット。結局、昨年12月のモンジュイックでの勝利はリピートできず、0-1の敗戦で、今週を下から2番目の順位で過ごさないといけない破目に。試合後のボルハ・ヒメネス監督は、「Si ganamos los siete partidos, nos salvaremos./シー・ガナモス・ロス・シエテ・パルティードス、ノス・サルバレモス(もし残り7試合に勝ったら残留できる)。ラス・パルマス、アラベスとの3チームのリーグでウチはチャンピオンになる」と楽観的だったものの、それには日曜に兄貴分の援護射撃が不可欠だった訳で…。
ええ、何せアーセナル戦1stレグの後、マドリー勢は頭がレモンターダでいっぱいになっていましたからね。いくら首位バルサとの差が勝ち点7になっていたとて、とても日曜のメンディソローサでのアラベス戦に集中できるとは思えなかったんですが、幸い相手はラス・パルマスから勝ち点1、レガネスからも2しか離れていない17位のチーム。前半19分にCKをアセンシオがヘッドし、ジョルダンに当たって入ったゴールこそ、VARにリュディガーがGKオウォノを倒すファールを犯していたと指摘され、スコアに挙がらなかったものの、34分にはアーセナル戦2ndレグに出られないカマビンガがエリア前から弾丸シュートを決めて、前倒しの償いゴールをゲット。
その後の38分にはエムバペがブランコの脚を蹴って、うーん、その日、累積警告でベンチ入り禁止処分だったアンチェロッティ監督の代わりに指揮を執った息子のダビデ第2監督は、「Las muchas pequeñas faltas que le han hecho le han hecho reaccionar de esta manera/ラ・ムーチャス・ペケーニャス・ファルタス・ケ・レ・アン・エッチョー・レ・アン・エッチョー・レアクシオナル・デ・エスタ・マネラ(小さなファールを沢山受けていたせいで、あんな風に反応してしまった)」と釈明していたんですけどね。これもVARモニターチェックの末、レッドカードで彼が退場となってしまった時はヘタフェの二の舞を恐れた私だったんですが、大丈夫。
そこはさすがに昨季リーガ王者の意地というか、後半24分に今度はベリンガムと共に途中出場したビニシウスをマヌ・サンチェスが蹴って、レッド退場となり、人数が拮抗するまで、何とか1点差をキープ。以降も水曜を考えて撃ち控えしたか、追加点はなかったものの、そのまま0-1で勝ったため、アラベスをレガネスの射程圏内に留めることができたんですが、はあ。このところのマドリーはいい試合があまりないため、今のチームのレベルでレモンターダが可能かと聞かれると正直、私も不安なんですが、ここはもう、CLとサンティアゴ・ベルナベウのマジックを信じるしかないですよね。
そして日曜の夜はラージョがサン・マメスでアスレティックに挑んだんですが、本当に先週末は弟分揃って大殺界入りで、ええ、こちらも前半37分にPKをもらい、パブロ・ディアスの蹴ったボールはGKウナイ・シモンに弾かれたものの、パテ・シスが押し込んで先制。イニゴ・ペレス監督のチームは退場者は出さなかったんですが、EL準々決勝レンジャース戦(1stレグ0-0)の狭間にあるアスレティックが主力を投入した後半、守り切ることができなかったんです。そう、13分にはエスピーノがマロアンをエリア内で倒し、サンセットにPKを決められて同点にされたかと思えば、35分にはニコ・ウィリアムスにgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)で逆転されることに。
更にはロスタイムにもサンセットにエリア前からシュートを浴びて、最後は1-3の逆転負けとなったんですが、前節エスパニョール戦での0-4負けといい、もしや勝ち点40に到達してから、ラージョはやりきった感にドップリはまっている?イニゴ・ペレス監督に言わせると、「リードしていながら、3失点もするのは、gran porcentaje de culpa la tiene que asumir el entrenador/グラン・ポルセンタジェ・デ・クルパ・ラ・ティエネ・ケ・アスミル・エル・エントレナドール(責任の大きなパーセンテージは監督にある)」そうなんですけどね。1つ下のヘタフェ同様、7、8位と勝ち点3差の近くにいる彼らだけに、土曜のバレンシア戦では気合を入れ直して、エスタディオ・バジェカスのファンを喜ばせてあげられるといのですが。
そして週末が明けての月曜、久々にアトレティコがメトロポリターノに帰って来たんですが、最下位のバジャドリーを迎える一戦ではキックオフからちょっとして、結構な雨に見舞われてねえ。そのせいもあったのか、ここ2週間、週1試合となり、体力満々だった選手たちが空回ってしまい、何と21分には振り返りVAR判定で、敵のCK時にラングレが肘でボールをクリアしていたことがバレたのが、まずはケチの付き始め。PKをシラに決められて、前節は弟分のヘタフェに0-4のgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)を喰らっていた相手に1点リードされるとはまったくもって、言語道断では?
まあ、幸い25分にはジュリアーノがハビ・サンチェスにエリア内で足を踏まれ、フリアン・アルバレスのPK返しで同点になったため、一旦、事態は沈静化したんですけどね。更にその2分後にはバリオスのロングパスを受けたジュリアーノが今度はハビ・サンチェスを切り返し、勝ち越しゴールを挙げてくれたため、ここしばらく、力の限り応援しながら、チームは不幸の連鎖期間に突入。CL16強対決マドリー2ndレグPK戦敗退、リーガのバルサ戦2-4の逆転負け、コパ・デル・レイ準決勝バルサ戦2ndレグ0-1負けによる敗退と、悲しい結末ばかり見せられてきたメトロポリターノのファンも盛り上がったんですが、2-1で始まった後半にも今季、すでにペナルティを4回も犯しているラングレがやらかしてしまったんですよ。
11分、エリア前で不用意にチュキを倒し、FKを与えたからですが、ハビ・サンチェスが蹴ったボールがギャラガーに当たって軌道が変わり、GKオブラクを破ってしまったから、さあ大変!そりゃあ、3月頭からの暗黒の日々、ヘタフェにも負けるわ、エスパニョールとは引き分けるわと惨々だったアトレティコでしたが、ようやく前節、セビージャに土壇場のバリオスのゴールで勝利。やっと運気が変わったと思った矢先に最下位とドローされた日には…。
いえ、リーガ優勝の目がなくなった途端、最低目標の4位以上がキープできればいいと、ズルズル後退する彼らの姿は昨季も目撃しているんですけどね。それでも15分にはシメオネ監督得意の3人一斉交代で、グリーズマン、コケ、ラングレがセルロート、リケルメ、ル・ノルマンに。その5分後にはギャラガーもモリーナと代わったところ、26分、ジョレンテのtaconazo(タコナソ/ヒールキック)失敗から、結果的にエンリケにエリア内で倒されて、値千金のペナルティをゲットできるとは!あの悪夢のマドリーとのPK戦で蹴る時滑って、両足でボールに触った咎で無効にされた側のゴールだったのにも動じず、フリアンが2度目のPKも決めて、3-2と再度リードしてくれたから、助かったの何のって。
いえ、これでリーガ1年目ながら、リーガで14得点、その他の大会合わせて計26得点となったフリアンに対して、シメオネ監督は「Nosotros le decimos que Lewandowski lleva muchos más.../ノソトロス・レ・デシモス・ケ・レバンドフスキ・ジェバ・ムーチョ・マス(彼にはレバンドフスキはもっとゴールを挙げていると言っている)」と更なる高いハードルを課しているんですけどね。残念ながら、34分、リケルメのラストパスをvolea(ボレア/ボレーシュート)で彼が撃ったボールはGKアンドレ・フェレイラに弾かれてしまったものの、こぼれ球をセルロートが決めて、とうとうスコアが4-2になったとなれば、もう大船に乗ったも同然かと。
いえまあ、首位のバルサとの勝ち点7差、2位のマドリーとの3差は変わらなかったんですけどね。更に言えば、今季はコパ・デル・レイ決勝がクラシコ(伝統の一戦)になったため、リーガ3、4位がスペイン・スーパーカップ参加と、逆転優勝するのでもない限り、今の順位で過不足はないアトレティコなんですが、とりあえず、週末土曜のラス・パルマス戦ではレガネスの援護射撃も必要ですし、何より負けるとファンも悔しい思いをするため、また連勝街道に戻ってほしいものです。
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IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu2
「これはショックだ…」「信じられない」現役時代と大きく異なるファン・デル・ファールト氏の姿が話題!「引退生活を楽しんでるみたい」
元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏の現在の姿に注目が集まっている。 ファン・デル・ファールト氏は、2000年にアヤックスでプロキャリアをスタート後、ハンブルガーSVやレアル・マドリー、トッテナム、ベティス、FCミッティランでプレー。最後はデンマークのエスビャウfBでプレーした後、2018年に現役を引退した。 代表キャリアにおいては、2001年にオランダ代表デビューして以降、109試合25得点をマーク。ワールドカップ(W杯)とユーロで2度ずつの出場歴を誇り、2010年の南アフリカW杯でオランダ代表の準優勝に貢献した名手だ。現役引退後にはプロダーツ選手に転向したことでも話題となっていた。 現在41歳のファン・デル・ファールト氏は、23日に行われたリバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズのチャリティーマッチにアヤックスの一員として参加。だが、現役時代との違いにファンが驚くこととなった。 現役時代にはどちらかと言えばシュッとしたイメージだったファン・デル・ファールト氏だが、当時と比べてかなり大きくなった様子。別人のような姿になっていた。 引退後はこれくらいの体型を維持しているファン・デル・ファールト氏だが、久々にピッチでプレーしたということもあり、体型のことを知らなかったファンからは「これはショックだ…」、「これは誰?」、「信じられない」、「引退生活を楽しんでるみたいだ」と大きな驚きの声が寄せられることとなった。 なお、リバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズの一戦は、アヤックスが2点を先行したものの、後半にリバプールが一挙4得点で逆転に成功。4-2でリバプールレジェンズが勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【動画】現役時代とは別人のようなファン・デル・ファールト氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="nl" dir="ltr">Rafael van der Vaart <br>Edgar Davids <a href="https://twitter.com/hashtag/livaja?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#livaja</a> <a href="https://t.co/xBgmFQU41H">pic.twitter.com/xBgmFQU41H</a></p>— AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1771515889692660178?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 13:20 Mon3
代表戦で衝突のアルダ・ギュレルとソボスライがSNSで場外戦…出場時間揶揄に対してマドリーMFが痛烈な返し
レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルとリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがSNS上で場外戦を繰り広げている。 両国は今回のインターナショナルマッチウィークに行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグA/B昇降格プレーオフで激突。 トルコホームの1stレグをトルコが3-1で先勝していたなか、ハンガリーホームで行われた23日の2ndレグもトルコが3-0で快勝。2戦合計6-1の完勝でリーグA昇格を決めていた。 同試合ではチーム2点目を挙げたギュレルが1年前のフレンドリーマッチでも衝突が伝えられ、今回の再戦でもバチバチとやり合っていたソボスライに激しく詰め寄られた際に「黙れ」のジェスチャーを行い、小競り合いとなっていた。 ここまでであれば、試合中によくある揉め事として流されるはずだったが、試合後も怒りが収まらないハンガリー代表のキャプテンはハンガリー『Nemzeti Sport』がインスタグラムに投稿した当該のやり取りを収めた写真に対して、「1088」とのコメントを残した。 この数字はカルロ・アンチェロッティ監督の下、ポジション争いで苦戦するギュレルのマドリーでの今シーズンのプレータイムを揶揄したものとされ、物議を醸していた。 これに対して血気盛んな20歳MFも黙っておらず、自身のインスタグラムのストーリーズで反撃。「この男は冗談だ。6ゴールで黙るには十分じゃないのか?」とのキャプションとともに同じ画像とトルコの3-0のスコアを写した画像を投稿。 さらに、画像をよく確認すると、ハンガリーのスコアの下に「ソボスライ 1インスタグラムコメント」と細かな加工も加えられており、痛烈に煽り返した。 ここに至る両選手の衝突の経緯はわからず、外野がとやかく言うべきではないが、ひとまず互いに冷静さを取り戻し、今後は場外戦ではなく改めてピッチの上で白黒つけたいところか。 2025.03.25 06:30 Tue4
レアルの22-23アウェイユニは薄い紫がベース、90年代を彷彿とさせるデザインに
レアル・マドリーは1日、2022-23シーズンで着用するアウェイ用ユニフォームのデザインを発表した。 ベースカラーは薄い紫で、1990年代を彷彿させるというデザインコンセプトに。さまざまな太さの右上がりのストライプが同色のグラデーションで描かれている。 ラウンドネックとなっている襟やアディダスのスリーストライプ、胸スポンサーロゴに黒を使用し、アクセントを付けた。 30日にロサンゼルスで行われるサッカー・チャンピオンズ・ツアーのユベントスで初お披露目となる予定だ。 <span class="paragraph-title">【写真】紫がベース!2022-23シーズン用、マドリーのアウェイユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CfdlIMqog1T/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CfdlIMqog1T/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CfdlIMqog1T/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Real Madrid C.F.(@realmadrid)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.07.02 21:20 Sat5