ようやく連戦が止まった…/原ゆみこのマドリッド
2025.03.19 20:00 Wed
「スタンドに屋根があって助かった」そんな風に私が胸を撫でおろしていたのは月曜日、昨年11月以来となるサッカー協会本部グラウンドで、スペイン代表チームの練習を見学していた時のことでした。いやあ、ここ2週間ばかり、マドリッドは悪天候が続き、外出の際に傘を持っていくのはデフォルトになっているんですけどね。その日も何とか、ラス・ロサス(マドリッド近郊)に着くまでは大丈夫だったものの、午後7時からの公開練習が始まってしばらくすると、かなり盛大に降ってくることに。
おかげでスタンドを満員にしたファンは無事だったものの、いえ、練習も招集された25人中、18人が前日試合、もしくは疲労蓄積状態だったため、ロンド(輪の中に選手が入ってボールを奪うゲーム)の後、軽いランニングをしただけで、選手たちはもうファンサービスを開始。U21代表から応援を呼んで、雨の中でpartidillo(パルティディージョ/ミニゲーム)をやっていたA代表メンバーはモラタ(1月にミランからガラタサライに移籍)を含めて、3人ぐらいしかいなかったんですけどね。ちょっと意表を突かれたのは、そのヘルプメンバーに昨夏ユーロとパリ五輪のダブル優勝をしたフェルミン(バルサ)がいたこと。
同じくdoblete(ドブレテ/2大会参加のこと)をこなしたアレックス・バエナ(ビジャレアル)がしっかり大人の代表に定着しているのを見ると、弟分チーム出戻りは何だかなあと本人も思っているかもしれませんが、11月のA代表1試合目での負傷離脱者発生を受けて、緊急昇格したバリオスなど、今回はU21にも呼ばれていませんからね。まあ、こちらは6月のU21ユーロには出ず、初開催の大型クラブW杯にアトレティコで出場することを優先したせいのようですが、何にしろ、木曜と日曜の午後8時45分(日本時間翌午前4時45分)からの、こちらも初出、ネーションズリーグ準々決勝オランダ戦に向けての合宿は開始前からトラブル続きだったんですよ。
というのも、日曜にメトロポリターノでのアトレティコ戦でイニゴ・マルティネスとカサドー(バルサ)が負傷し、急遽、U21からハイセン(ボーンマス)が繰り上がったり、アレイチェ・ガルシア(レバークーゼン)が追加招集されたり、更にはヘタフェ戦でハムストリングを痛めたブライアン・サラゴサ(オサスナ)も顔出しだけで、直帰することになってしまいましたからねえ。要は全て、今季の過密スケジュールが祟っているように思えますが、それでもA代表に最多の5人を供給しているバルサのクバルシ、ジャマル、ペドリ、フェラン・トーレス、ダニ・オルモがマドリッド泊となり、余分な移動をしなくて済んだのは、少しは体力節約の助けになる?
まあ、そんなことはともかく、paron(パロンン/リーガの停止期間)直前開催のリーガ28節のマドリッド勢がどうだったかもお話ししていかないと。今回、土曜試合はレアル・マドリーだけだったんですが、とにかく水曜のCL16強対決マドリーダービー2ndレグが延長戦だったにも関わらず、このビジャレアル戦が日曜試合でなかったことから、クラブの怒りが頂点に達してしまってねえ。一応、ラセラミカでは、疲労の極みにあったビニシウスをベンチスタートにしたんですが、開始7分にはアレックス・バエナのCKをフォイスに決められて、早々と先制されてしまうことに。
その勝利で一時、バルサを抜いて首位に立ったマドリーなんですが、試合後にはアンチェロッティ監督が、「間隔が72時間以内の試合をウチがプレーするのはこれが最後。Nunca más vamos a jugar/ヌンカマス・バモス・ア・フガール(もう2度とプレーしない)」と宣言して、壮大な物議を醸していたから、ビックリしたの何のって。いえまあ、本当にそれを実行したら、大体がして、各国代表戦明けの29日(土)午後9時レガネス戦と4月1日(火)午後9時30分、コパ・デル・レイ準決勝レアル・ソシエダ戦2ndレグからして、間が72時間ありませんからね。ボイコットすれば、不戦敗になって、1stレグを0-1で負けていたイマノル監督のチームがコパ決勝進出を祝うだけだと思うんですが、それでもいい?
実際、ラ・リーガのテバス会長によると、元々、レガネス戦は土曜午後4時15分の予定だったところ、16人と大量出向中の各国代表選手が帰還してからの休養時間を増やすため、午後9時にしてくれと、マドリーのブトラゲーニョ渉外担当ディレクターが要請。それでこうなったという経緯があるようなんですけどね。率直に言えば、今季たったの4回しか72時間以内の試合をしていないマドリーに比べ、木曜にEL、コンフェレンスリーグの試合があり、その2倍、3倍もの数をこなしているアスレティック、レアル・ソシエダ、ベティスの方が、ずっと不遇かと。
まあ、その辺はまた、代表戦週間が終わった後、話題になってくるかと思いますが、とりあえず、マドリーは火曜からバルデバス(バラハス空港の近く)での練習を再開。といってもビジャレアル戦ではフラン・ガルシアも太ももを負傷したため、セッションに参加できる健康な選手がルーカス・バスケスとバジェホしかおらず、RMカスティージャとの合同練習となっているんですが、4月もCL準々決勝アーセナル戦に勝てば、再び週2試合ペースが延々と続く彼らですからね。アンチェロッティ監督ももう、各国代表に行っている選手がケガをしないよう、早くメンディとセバージョスが回復してくれるよう、今は祈らんばかりの気持ちじゃないでしょうか。
そして翌日曜はマドリッド勢残り4チームがプレーしたんですが、まず私が向かったのはブタルケで、こちらでは弟分のレガネスが、まさにアウェイでのコンフェレンスリーグ16強対決ビトリア・ギマラエス戦2ndレグを片付け、72時間以内に準々決勝進出を決めてきたばかりのベティスと対戦。やはり相手はそれなりに疲れが残っていたのか、前半29分にはラバが中盤でナタンからボールを奪い、そのまま上がって、エリア内でもディエゴ・ジョレンテからボールを取り返すと、GKアドリアンを破って先制。更に44分にも彼はファン・クルスからアシストされ、レガネスの2点目を入れたんですが、まさか2-0のリードを後半逆転されてしまうとは一体、誰が予想できた?
そう、ケチの付き始めは15分にラバが負傷し、ミゲール・デ・ラ・フエンテと交代せざるを得なくなったことで、いえまあ、ペジェグリーニ監督の3人一斉の攻撃的交代も効き目はあったんですけどね。だからって、19分にGKドミトロビッチがゴール前でバカンブーにボールを奪われそうになり、ペナルティを犯していいって訳じゃありませんが、そのPKをイスコが決めて、ベティスは1点を返すことに。おまけに33分、今度はバルトラのミドルシュートをドミトロビッチが無造作にパンチング。
自分の前に来たボールをバカンブがヘッドして、同点にされると、その5分後にはアントニーがエリア内左から送ったボールをイスコはコントロールすることができなかったものの、クーチョに撃ち込まれ、とうとう2-3と逆転されてしまうことに。これでは金曜にアラベスの引分けで落ちた18位でこの2週間を過ごすことになっても仕方ありませんが、うーん、まだ17位に上がったアラベスとレガネスは同じ勝ち点ですから、これも毎節、降格圏から出たり入ったりを繰り返すことになるんでしょうけどね。何より、代表戦週間明けの彼らの試合がサンティアゴ・ベルナベウでの兄弟分ダービーというのは辛いところです。
その後、セルカニア(国鉄近郊路線)とメトロを乗り継いで、エスタディオ・バジェカスに移動。こちらではラージョがやはり、木曜にEL16強対決マンチェスター・ユナイテッド戦2ndレグを戦い、オールド・トラフォードで4-1と負けて敗退が決定。メンタル的にもショックを受けているはずのソシエダを迎えたんですが、残念ながら、前半20分にCKからスビメンディのvolea(ボレア/ボレーシュート)で先制され、ラージョが0-1でリードされていたハーフタイムにはもう、メトロポリターノに向かうため、スタジアムを出ないといけなくてねえ。
おかげで後半、13分にトレホがベテラン健在を見せつけた同点ゴールも、前節マドリー戦でもゴールを挙げていたペドロ・ディアスがエリア外から決めた逆転のgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)も、更には33分、ソシエダの19才のカンテラーノ、マリエスクレナに決められた、結局、2-2で引き分けることになったゴールも見逃してしまったんですが、もうこれでラージョも5試合連続白星なし。9位の彼らには降格の心配はないんですが、代表戦明けのアラベス戦では、レガネスのためにも勝てるといいですよね。
え、その同じ時間帯、もう1つの弟分、ヘタフェもオサスナ戦をプレーしていなかったかって?その通りで、ボルダラス監督のチームはエル・サダルでのアウェイゲームだったんですが、彼らも前半45分にブドミルのPKゴールで先制される逆境に。それが後半になると、この冬、ビジャレアルからレンタルで来たテラツが大活躍し、いえ、5分に放ったシュートはボヨモにゴール前でクリアされてしまったんですけどね。10分にはウチェのパスをマジョラルがtaconazo(タコナソ/ヒールキック)で繋ぎ、エリア内右から同点弾を決めると、26分にもウチェのラストパスから、1-2とする逆転ゴールをゲット。
33分にはウチェが2枚目のイエローカードをもらい、退場となったものの、無事に最後まで1点差をキープして、前節のアトレティコ戦から2連勝としたヘタフェだったんですが、何より嬉しいのは目標の勝ち点40まで、これであと4と迫れたこと。ラージョ共々、ヨーロッパの大会出場圏に届くのは難しそうですが、FWが1人もおらず、どうなることかと、ハラハラさせられたプレシーズンから考えると、実によく成長してくれたものです。
そしてとうとう、4日前に悲劇の舞台となったばかりのメトロポリターノに再び、足を踏み入れた私だったんですが、お隣さんにCLでは絶対に勝てないことを思い知りながら、バルサは別物とリーガ首位争いのゲームにアトレティコファンは変わらぬ忠誠心を持って来場。その日も発煙筒を焚いて、チームバスを大勢のファンがお出迎えしたんですが、またしても悲劇に見舞われてしまうとは!ええ、ボールは相手に握られながら、マドリーに1点もやらなかった粘り強い守備でフリック監督のチームの攻撃に耐えていたアトレティコは何と前半45分、GKオブラクのロングキックをレイニウドが頭で繋ぎ、グリーズマンからギュリアーノに渡ったボールを最後はフリアン・アルバレスが決めて、ハーフタイム直前に先制。
後半15分、うーん、やっぱりPK戦で2度蹴りしたと見なされて、ゴールが認められなかったのが相当、ショックだったんですかね。「2日前から体調が悪くて、昨日は熱があった。今朝からは胃腸もおかしくなった」(シメオネ監督)というフリアンがセルロートに代わった後、25分にはそのノルウェー人大型FWがギャラガーのアシストで2点目をゲット。その時には、この試合、もらったと思ったファンも多かったはずですが、その2分後、イニゴ・マルティネスのクロスをレバンドフスキに決められて、1点を返されたことを機に全てが崩壊してしまったんです。
そう、後でジョレンテも「Nos han pesado los 120 minutos de Champions/ノス・アン・ペサードー・ロス・シエントベインテ・ミヌートス・デ・チャンピオンズ(CLで120分プレーしたことがのしかかった)。チームの体力がガクッと落ちて、敵のクロスを防ぐために出られなかった」と言っていたんですが、そうですよねえ。たとえ、試合間隔は1日多くても、水曜はお隣さんよりずっと沢山走っていたアトレティコですし、何より精神的なショックは如何ばかりか。おかげで33分にはラフィーニャが右から入れたボールをフェラン・トーレスにヘッドされ、同点にされてしまったんですが、これにはシメオネ監督に言わせると、「Tardé en poner a Giménez. Lo tenía que haber puesto enseguida/タルデ・エン・ポネール・ア・ヒメネス。ロ・テニア・ケ・アベール・プエストー・エンセギーダ(ヒメネスを入れるのが遅れた。即座に入れておくべきだった)」という原因もあったよう。
ただ、後半ロスタイム2分にジャマルに逆転ゴールを挙げられたのは、そのエリア前からのシュートがレイニウドに当たって、軌道を変えるという不運もあったんですけどね。最後は51分、コパ準決勝1stレグの再現をすべく土壇場の同点ゴール目指して焦ったか、自陣エリア前でル・ノルマンがボールをフェランに取られ、2-4にされてしまっては、もうリーガ首位とは勝ち点4差。更に相手は消化試合が1つ少ないとなれば、今やリーガの目標は定型の4位以上死守しかない?
いえまあ、まだアトレティコにはコパが残ってはいるんですけどね。それもまた、4-4のイーブンから、バルサを倒さないといけないとなると、ここ2試合、強さを誇っていたメトロポリターノで散々な目に遭っているのもあって、あまり楽観視はできませんが、こればっかりはねえ。とりあえず、フリアン、デ・パウル、モリーナ、コレア、ジュリアーノのアルゼンチン勢5人を含む、計10人が各国代表に招集された彼らは水曜から、マハダオンダ(マドリッド近郊)での練習を再開。少なくとも2週間後のリーガ、エスパニョール戦では選手たちの体力、精神力が回復しているといいのですが…。
おかげでスタンドを満員にしたファンは無事だったものの、いえ、練習も招集された25人中、18人が前日試合、もしくは疲労蓄積状態だったため、ロンド(輪の中に選手が入ってボールを奪うゲーム)の後、軽いランニングをしただけで、選手たちはもうファンサービスを開始。U21代表から応援を呼んで、雨の中でpartidillo(パルティディージョ/ミニゲーム)をやっていたA代表メンバーはモラタ(1月にミランからガラタサライに移籍)を含めて、3人ぐらいしかいなかったんですけどね。ちょっと意表を突かれたのは、そのヘルプメンバーに昨夏ユーロとパリ五輪のダブル優勝をしたフェルミン(バルサ)がいたこと。
同じくdoblete(ドブレテ/2大会参加のこと)をこなしたアレックス・バエナ(ビジャレアル)がしっかり大人の代表に定着しているのを見ると、弟分チーム出戻りは何だかなあと本人も思っているかもしれませんが、11月のA代表1試合目での負傷離脱者発生を受けて、緊急昇格したバリオスなど、今回はU21にも呼ばれていませんからね。まあ、こちらは6月のU21ユーロには出ず、初開催の大型クラブW杯にアトレティコで出場することを優先したせいのようですが、何にしろ、木曜と日曜の午後8時45分(日本時間翌午前4時45分)からの、こちらも初出、ネーションズリーグ準々決勝オランダ戦に向けての合宿は開始前からトラブル続きだったんですよ。
まあ、そんなことはともかく、paron(パロンン/リーガの停止期間)直前開催のリーガ28節のマドリッド勢がどうだったかもお話ししていかないと。今回、土曜試合はレアル・マドリーだけだったんですが、とにかく水曜のCL16強対決マドリーダービー2ndレグが延長戦だったにも関わらず、このビジャレアル戦が日曜試合でなかったことから、クラブの怒りが頂点に達してしまってねえ。一応、ラセラミカでは、疲労の極みにあったビニシウスをベンチスタートにしたんですが、開始7分にはアレックス・バエナのCKをフォイスに決められて、早々と先制されてしまうことに。
でも大丈夫、たとえ疲れていても前半ぐらいはもたすのがプロというか、世界一のチームは体力も並じゃありませんからね。17分にはブライムのシュートがGKディエゴ・コンデに弾かれてこぼれたボールをエムバペが撃ちこんで、さっさと同点にすると、23分にもルーカス・バスケスの折り返しをエムバペが決めて、あっという間に逆転しているんですから、凄いじゃないですか。いえ、それ以外はさっぱりで、ビジャレアルには前後半通じて、23本(うち枠内10本)もシュートを撃たれたため、蹴局、最後まで1点差を守れたのは、GKクルトワの八面六臂のparadon(パラドン/スーパーセーブ)のおかげだったんですけどね(最終結果1-2)。
その勝利で一時、バルサを抜いて首位に立ったマドリーなんですが、試合後にはアンチェロッティ監督が、「間隔が72時間以内の試合をウチがプレーするのはこれが最後。Nunca más vamos a jugar/ヌンカマス・バモス・ア・フガール(もう2度とプレーしない)」と宣言して、壮大な物議を醸していたから、ビックリしたの何のって。いえまあ、本当にそれを実行したら、大体がして、各国代表戦明けの29日(土)午後9時レガネス戦と4月1日(火)午後9時30分、コパ・デル・レイ準決勝レアル・ソシエダ戦2ndレグからして、間が72時間ありませんからね。ボイコットすれば、不戦敗になって、1stレグを0-1で負けていたイマノル監督のチームがコパ決勝進出を祝うだけだと思うんですが、それでもいい?
実際、ラ・リーガのテバス会長によると、元々、レガネス戦は土曜午後4時15分の予定だったところ、16人と大量出向中の各国代表選手が帰還してからの休養時間を増やすため、午後9時にしてくれと、マドリーのブトラゲーニョ渉外担当ディレクターが要請。それでこうなったという経緯があるようなんですけどね。率直に言えば、今季たったの4回しか72時間以内の試合をしていないマドリーに比べ、木曜にEL、コンフェレンスリーグの試合があり、その2倍、3倍もの数をこなしているアスレティック、レアル・ソシエダ、ベティスの方が、ずっと不遇かと。
まあ、その辺はまた、代表戦週間が終わった後、話題になってくるかと思いますが、とりあえず、マドリーは火曜からバルデバス(バラハス空港の近く)での練習を再開。といってもビジャレアル戦ではフラン・ガルシアも太ももを負傷したため、セッションに参加できる健康な選手がルーカス・バスケスとバジェホしかおらず、RMカスティージャとの合同練習となっているんですが、4月もCL準々決勝アーセナル戦に勝てば、再び週2試合ペースが延々と続く彼らですからね。アンチェロッティ監督ももう、各国代表に行っている選手がケガをしないよう、早くメンディとセバージョスが回復してくれるよう、今は祈らんばかりの気持ちじゃないでしょうか。
そして翌日曜はマドリッド勢残り4チームがプレーしたんですが、まず私が向かったのはブタルケで、こちらでは弟分のレガネスが、まさにアウェイでのコンフェレンスリーグ16強対決ビトリア・ギマラエス戦2ndレグを片付け、72時間以内に準々決勝進出を決めてきたばかりのベティスと対戦。やはり相手はそれなりに疲れが残っていたのか、前半29分にはラバが中盤でナタンからボールを奪い、そのまま上がって、エリア内でもディエゴ・ジョレンテからボールを取り返すと、GKアドリアンを破って先制。更に44分にも彼はファン・クルスからアシストされ、レガネスの2点目を入れたんですが、まさか2-0のリードを後半逆転されてしまうとは一体、誰が予想できた?
そう、ケチの付き始めは15分にラバが負傷し、ミゲール・デ・ラ・フエンテと交代せざるを得なくなったことで、いえまあ、ペジェグリーニ監督の3人一斉の攻撃的交代も効き目はあったんですけどね。だからって、19分にGKドミトロビッチがゴール前でバカンブーにボールを奪われそうになり、ペナルティを犯していいって訳じゃありませんが、そのPKをイスコが決めて、ベティスは1点を返すことに。おまけに33分、今度はバルトラのミドルシュートをドミトロビッチが無造作にパンチング。
自分の前に来たボールをバカンブがヘッドして、同点にされると、その5分後にはアントニーがエリア内左から送ったボールをイスコはコントロールすることができなかったものの、クーチョに撃ち込まれ、とうとう2-3と逆転されてしまうことに。これでは金曜にアラベスの引分けで落ちた18位でこの2週間を過ごすことになっても仕方ありませんが、うーん、まだ17位に上がったアラベスとレガネスは同じ勝ち点ですから、これも毎節、降格圏から出たり入ったりを繰り返すことになるんでしょうけどね。何より、代表戦週間明けの彼らの試合がサンティアゴ・ベルナベウでの兄弟分ダービーというのは辛いところです。
その後、セルカニア(国鉄近郊路線)とメトロを乗り継いで、エスタディオ・バジェカスに移動。こちらではラージョがやはり、木曜にEL16強対決マンチェスター・ユナイテッド戦2ndレグを戦い、オールド・トラフォードで4-1と負けて敗退が決定。メンタル的にもショックを受けているはずのソシエダを迎えたんですが、残念ながら、前半20分にCKからスビメンディのvolea(ボレア/ボレーシュート)で先制され、ラージョが0-1でリードされていたハーフタイムにはもう、メトロポリターノに向かうため、スタジアムを出ないといけなくてねえ。
おかげで後半、13分にトレホがベテラン健在を見せつけた同点ゴールも、前節マドリー戦でもゴールを挙げていたペドロ・ディアスがエリア外から決めた逆転のgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)も、更には33分、ソシエダの19才のカンテラーノ、マリエスクレナに決められた、結局、2-2で引き分けることになったゴールも見逃してしまったんですが、もうこれでラージョも5試合連続白星なし。9位の彼らには降格の心配はないんですが、代表戦明けのアラベス戦では、レガネスのためにも勝てるといいですよね。
え、その同じ時間帯、もう1つの弟分、ヘタフェもオサスナ戦をプレーしていなかったかって?その通りで、ボルダラス監督のチームはエル・サダルでのアウェイゲームだったんですが、彼らも前半45分にブドミルのPKゴールで先制される逆境に。それが後半になると、この冬、ビジャレアルからレンタルで来たテラツが大活躍し、いえ、5分に放ったシュートはボヨモにゴール前でクリアされてしまったんですけどね。10分にはウチェのパスをマジョラルがtaconazo(タコナソ/ヒールキック)で繋ぎ、エリア内右から同点弾を決めると、26分にもウチェのラストパスから、1-2とする逆転ゴールをゲット。
33分にはウチェが2枚目のイエローカードをもらい、退場となったものの、無事に最後まで1点差をキープして、前節のアトレティコ戦から2連勝としたヘタフェだったんですが、何より嬉しいのは目標の勝ち点40まで、これであと4と迫れたこと。ラージョ共々、ヨーロッパの大会出場圏に届くのは難しそうですが、FWが1人もおらず、どうなることかと、ハラハラさせられたプレシーズンから考えると、実によく成長してくれたものです。
そしてとうとう、4日前に悲劇の舞台となったばかりのメトロポリターノに再び、足を踏み入れた私だったんですが、お隣さんにCLでは絶対に勝てないことを思い知りながら、バルサは別物とリーガ首位争いのゲームにアトレティコファンは変わらぬ忠誠心を持って来場。その日も発煙筒を焚いて、チームバスを大勢のファンがお出迎えしたんですが、またしても悲劇に見舞われてしまうとは!ええ、ボールは相手に握られながら、マドリーに1点もやらなかった粘り強い守備でフリック監督のチームの攻撃に耐えていたアトレティコは何と前半45分、GKオブラクのロングキックをレイニウドが頭で繋ぎ、グリーズマンからギュリアーノに渡ったボールを最後はフリアン・アルバレスが決めて、ハーフタイム直前に先制。
後半15分、うーん、やっぱりPK戦で2度蹴りしたと見なされて、ゴールが認められなかったのが相当、ショックだったんですかね。「2日前から体調が悪くて、昨日は熱があった。今朝からは胃腸もおかしくなった」(シメオネ監督)というフリアンがセルロートに代わった後、25分にはそのノルウェー人大型FWがギャラガーのアシストで2点目をゲット。その時には、この試合、もらったと思ったファンも多かったはずですが、その2分後、イニゴ・マルティネスのクロスをレバンドフスキに決められて、1点を返されたことを機に全てが崩壊してしまったんです。
そう、後でジョレンテも「Nos han pesado los 120 minutos de Champions/ノス・アン・ペサードー・ロス・シエントベインテ・ミヌートス・デ・チャンピオンズ(CLで120分プレーしたことがのしかかった)。チームの体力がガクッと落ちて、敵のクロスを防ぐために出られなかった」と言っていたんですが、そうですよねえ。たとえ、試合間隔は1日多くても、水曜はお隣さんよりずっと沢山走っていたアトレティコですし、何より精神的なショックは如何ばかりか。おかげで33分にはラフィーニャが右から入れたボールをフェラン・トーレスにヘッドされ、同点にされてしまったんですが、これにはシメオネ監督に言わせると、「Tardé en poner a Giménez. Lo tenía que haber puesto enseguida/タルデ・エン・ポネール・ア・ヒメネス。ロ・テニア・ケ・アベール・プエストー・エンセギーダ(ヒメネスを入れるのが遅れた。即座に入れておくべきだった)」という原因もあったよう。
ただ、後半ロスタイム2分にジャマルに逆転ゴールを挙げられたのは、そのエリア前からのシュートがレイニウドに当たって、軌道を変えるという不運もあったんですけどね。最後は51分、コパ準決勝1stレグの再現をすべく土壇場の同点ゴール目指して焦ったか、自陣エリア前でル・ノルマンがボールをフェランに取られ、2-4にされてしまっては、もうリーガ首位とは勝ち点4差。更に相手は消化試合が1つ少ないとなれば、今やリーガの目標は定型の4位以上死守しかない?
いえまあ、まだアトレティコにはコパが残ってはいるんですけどね。それもまた、4-4のイーブンから、バルサを倒さないといけないとなると、ここ2試合、強さを誇っていたメトロポリターノで散々な目に遭っているのもあって、あまり楽観視はできませんが、こればっかりはねえ。とりあえず、フリアン、デ・パウル、モリーナ、コレア、ジュリアーノのアルゼンチン勢5人を含む、計10人が各国代表に招集された彼らは水曜から、マハダオンダ(マドリッド近郊)での練習を再開。少なくとも2週間後のリーガ、エスパニョール戦では選手たちの体力、精神力が回復しているといいのですが…。
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レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、国際サッカー連盟(FIFA)の倫理規定違反で2年間の出場停止処分を科される可能性が浮上している。 昨年はバロンドールこそ逃したもののFIFAザ・ベストを受賞し、チャンピオンズリーグとラ・リーガの2冠に貢献したヴィニシウス。今シーズンは昨シーズンほどのインパクトこそ残せていないが、公式戦20ゴール14アシストと十分なスタッツを残し、マドリーの主軸として活躍。直近では2030年までの新契約締結で合意に至ったとの報道も出ていた。 そんななか、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』などの報道によれば、現在フットボール界屈指のスーパースターには父親と代理人とともに経営する『ALL Agenciamento Esportivo』社のサッカークラブ買収に関する問題で、FIFAから調査を受けているという。 『ALL』はポルトガルのFCアルベルカと、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のアスレティック・クラブを買収した。 後者のアスレティック・クラブに関しては16.5%の株式を保有するブラジル企業『ティベリス・ホールディング・ド・ブラジル』が、クラブのセリエB昇格を受けて、株式過半数を取得する優先購入権を行使する計画を立てていた。 しかし、実際に株式はヴィニシウスと関係のある『ALL』に直接売却され、サンパウロ商事裁判所は調査のため取引を停止。 だが、捜査が行われている間に『ALL』がクラブの運営権を握ったことに激怒した『ティベリス』は4月7日、FIFA倫理委員会の調査委員会に申し立てを行い、ヴィニシウスに対して2年間の出場停止処分を要求した。 『ティベリス』の訴えによると、これはFIFA倫理規定第20条およびスペインサッカー連盟(RFEF)スポーツ正義規定第22条に違反するとして国際訴訟を起こすことを決定。これらの規定はいずれも、利益相反の明らかなリスクがある場合に、現役サッカー選手がプロサッカークラブを直接的または間接的に所有することを禁じている。 懸念されるのは、選手オーナーにとって有利な個人契約、スポーツの試合結果への影響。さらに、異例の形で他の選手を引きつける可能性、税務上の不正行為に至るまで、多岐にわたるという。実際、アスレティック・クラブとアルベルカの間ではここにきて選手移籍の動きもある。 この訴えはFIFAに審査される予定であり、出場停止処分に至らない可能性もあるが、『ティベリス』は2年間の出場停止処分を求めており、この訴えが全面的に認められた場合、ヴィニシウスの選手生命に関わる事態となる。 ただ、現状の見立てでは両者間での和解を目指しつつ、ヴィニシウス側に処分が下ったとしても、罰金といったより軽微な処分にとどまる可能性が高いようだ。 2025.04.23 20:51 Wed2
40歳C・ロナウドが約400億円で3年連続最も稼いだアスリートに! メッシが5位、ドジャース・大谷翔平は9位
アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポルティングCPで才能を見出され、マンチェスター・ユナイテッドで輝きを放ち、レアル・マドリーで全盛期を迎えると、ユベントス、ユナイテッドでプレーし、現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレー。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では準決勝で川崎フロンターレに敗れてアジア王者は逃したが、その存在感は健在だ。 サッカー界のNo.1プレーヤーという肩書きは譲りつつあるものの、この1年間で稼いだ金額は推定2億7500万ドル(約399億6000万円)とのこと。これは自己最高記録であり、歴代でも2015年に3億ドル、2018年に2億8500万ドルを稼いだプロボクサーのフロイド・メイウェザーだけとなっている。 内訳としては2億2500万ドル(約326億9000万円)がアル・ナスルとの契約で手にしており、残りの5000万ドル(約72億7000万円)はピッチ外での収入となり、スポンサー契約などの収入と見られている。 サッカー選手ではトップ10にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が1億3500万ドル(約196億3000万円)で5位。8位に元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)が1億400万ドル(約151億2000万円)でランクイン。トップ50に広げると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)が9000万ドル(約130億9000万円)で16位、ブラジル代表FWネイマール(サントス)が7600万ドル(約110億5000万円)で25位、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が6200万ドル(約90億1000万円)で34位、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が5500万ドル(約80億円)で46位、セネガル代表FWサディオ・マネ(アル・ナスル)が5400万ドル(約78億5000万円)で48位となった。 全体では2位にNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーで1億5600万ドル(約226億7000万円)、3位にイングランドのプロボクサーであるタイソン・フューリーで1億4600万ドル(約212億2000万円)、4位にNFLのダラス・カウボーイズに所属するダック・プレスコットで1億3700万ドル(約199億1000万円)、5位がメッシとなった。 なお、日本人では9位にはMLBのロサンゼルス・ドジャーズに所属する大谷翔平が唯一入り1億250万ドル(約148億9000万円)。フィールド上で250万ドル(約3億6000万円)、フィールド外で1億ドル(約145億3000万円)を稼いでいるとされている。 <h3>◆最も稼ぐアスリートランキング 2025</h3> 1位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー/ポルトガル/40歳) 総収益:2億7500万ドル(約399億6000万円) 2位:ステフィン・カリー(バスケットボール/アメリカ/37歳) 総収益:1億5600万ドル(約226億7000万円) 3位:タイソン・フューリー(ボクシング/イギリス/36歳) 総収益:1億4600万ドル(約212億2000万円) 4位:ダック・プレスコット(アメリカン・フットボール/アメリカ/31歳) 総収益:1億3700万ドル(約199億1000万円) 5位:リオネル・メッシ(サッカー/アルゼンチン/37歳) 総収益:1億3500万ドル(約196億3000万円) 6位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール/アメリカ/39歳) 総収益:1億3380万ドル(約194億4000万円) 7位:フアン・ソト(野球/ドミニカ共和国/26歳) 総収益:1億1400万ドル(約165億8000万円) 8位:カリム・ベンゼマ(サッカー/フランス/36歳) 総収益:1億400万ドル(約151億2000万円) 9位:大谷翔平(野球/日本/歳) 総収益:1億250万ドル(約148億9000万円) 10位:ケビン・デュラント(バスケットボール/アメリカ/35歳) 総収益:1億140万ドル(約147億3000万円) 2025.05.16 17:40 Fri3
レアル・マドリーがミランから19歳DFヒメネスを一時的に呼び戻し? 昨夏完全移籍移行も半年レンタルのアイデアを保有か
レアル・マドリーに、ミランからスペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)を一時的に呼び戻すプランが存在か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ヒメネスはスペイン出身で、マドリーの下部組織育ち。23年夏にレンタル移籍でミランU-19へ加わり、1年後の昨夏、ミランへの完全移籍と共にトップチーム昇格となった。 すなわち現在は完全にミランの一員なわけで、迎えた今シーズンはセリエA5試合、スーペルコッパ・イタリアーナ2試合などに出場。ただ、主戦場はセリエCのフトゥーロ(U-23)である。 そんななか、最終ラインが手薄なマドリーが、半年レンタルでのヒメネス呼び戻しを画策か。 現段階ではいちプランに過ぎずも、ドライローンでの獲得に興味を持っているとのこと。マドリーには2025年夏なら900万ユーロ(約14.4億円)、26年夏なら1200万ユーロ(約19.2億円)という、買い戻し条項があるとされている。 2025.01.16 15:40 Thu4
終焉を迎えたレアル・マドリーのサイクル①~ペジェグリーニ体制プレイバック~
2018-19シーズン、レアル・マドリーは3月に入ると同時に全てのタイトルへの望みを絶たれた。2009年夏にフロレンティーノ・ペレス会長が2度目の就任を果たして以来、数々の栄光を手にしてきたクラブも、明確な後退を余儀なくされている。本稿では、このサイクルの軌跡を振り返っていく。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆マヌエル・ペジェグリーニ体制/2009-10</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190308_23_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ペレス会長は、2度目の政権の皮切りにペジェグリーニ監督を招へい。前シーズンにはビジャレアルで攻撃的なサッカーを組み立て、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト8に名を連ねており、国内外で評価を上昇させていた。 マドリーは前年度までのCLで5シーズン連続のベスト16に終わっており、リーガでもバルセロナの後塵を拝しての2位。コパ・デル・レイのタイトルも獲れず、ペジェグリーニ監督にはCLベスト8以上に加えて、主要タイトルの獲得が求められていた。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆基本フォーメーション[4-4-2]</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190308_23_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>2009年夏、ペジェグリーニ監督を招へいしたマドリーはFWクリスティアーノ・ロナウド、MFカカら多く新戦力を獲得し、FWロッベンやMFスナイデル、DFエインセ、DFカンナバーロ、DFサルガドらが去った穴を埋めた。“新銀河系軍団”はこの時から形作られている。 基本フォーメーションに関しては、フラットな[4-4-2]だけでなく、カカをトップ下に配した[4-3-1-2]も多く採用した。また、負傷によりシーズン後半を棒に振ったDFペペが起用可能だった当初には、マルセロを一列前に上げてセルヒオ・ラモスを右SB、アルベロアを左SBに回している。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆Turning Point!~クラシコでの2敗&CLベスト16の壁~</span> 結果から言えば、このシーズンのマドリーは無冠に終わった。CLどころか、リーガは宿敵バルセロナに奪われ、コパ・デル・レイに至っては当時3部だったアルコルコン(1stレグの0-4敗戦が後に“アラコルコンの悲劇”と呼ばれる)に敗れベスト32で散っている。 たらればの話ではあるが、CLベスト8に進出出来ていれば閉塞感を振り払えていただろう。決勝戦の会場が本拠地サンティアゴ・ベルナベウに決まっていただけに、多くの期待が寄せられていたが、ベスト16でリヨンに2戦合計1-2で敗戦。6シーズン連続のベスト16敗退となった。 さらに、CLを逃したとなれば、リーガ優勝がペジェグリーニ監督続投の条件となっていたが、ここでも首位バルセロナ(勝ち点99)とわずか3ポイント差で撃沈。2試合の直接対決では2敗を喫しており、“エル・クラシコ”で勝ち越せなかったことがタイトル獲得を阻んだ。 そして、ペジェグリーニ監督は2010年の夏に解任。言わずもがな、その理由は全てのタイトルを逸したためだ。<hr>▽マヌエル・ペジェグリーニ 【在任期間】 1シーズン(2009-10) 【戦績】 公式戦48試合36勝5分け7敗 チャンピオンズリーグ:ベスト16 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点96) コパ・デル・レイ:ベスト16 【主な獲得選手】 FWクリスティアーノ・ロナウド、FWカリム・ベンゼマ、MFカカ、MFシャビ・アロンソ 【主な放出選手】 FWアリエン・ロッベン、MFヴェスレイ・スナイデル、DFガブリエル・エインセ、DFファビオ・カンナバーロ、DFミチェル・サルガド 2019.03.09 18:30 Sat5
