シーズンの行く末が決まる時期が来てしまった…/原ゆみこのマドリッド
2025.02.25 21:00 Tue
「ここしばらく、ミッドウィークは気が休まる日がないのね」そんな風に私が溜息をついていたのは月曜日、お昼過ぎにはシメオネ監督の記者会見があったのに気がついた時のことでした。いやあ、ここ2週間はCL16強進出プレーオフでお隣さんがマンチェスター・シティと戦うのを高みの見学していたアトレティコだったんですけどね。この火曜午後9時30分(日本時間翌午前5時30分)からのコパ・デル・レイ準決勝バルサ戦1stレグを皮切りに来週、再来週はCL16強対決マドリーダービー、その後の週末はバルサとのリーガ戦と、スペイン2巨頭とのガチンコ勝負が3週間も続くとなれば、もう頭が痛いどころではない?
いえまあ、アトレティコも昨年12月最後の試合、後半ロスタイム6分にセルロートが決勝点を挙げて、シメオネ監督の課題だったバルサのホームでの初勝利を達成しているんですけどね。といっても当時は相手が大殺界中で、それこそマドリッドの弟分のレガネスにもモンジュックで負けたりと、急に勝ち点を落とすようになっていたため、対照的に15連勝中だったアトレティコがリーガ首位に立って、シーズンを折り返したなんてことも。それが年が変わってみれば、ツキも変わり、13試合を11勝2分けで乗り切ったバルサはとうとう、首位に返り咲き。
アトレティコはお隣さんにも抜かれて、3位になってしまったんですが、上位2チームとの勝ち点差は1だけですし、リーガはまだ13試合もありますからね。その一方で他の2大会はトーナメントのため、ここで敗退したら、4月早々から、シーズン終了までヒマになってしまうのが問題で、CLに関してはマドリッド勢1チームの準々決勝進出が確定済みという慰みがあるものの、コパは準決勝のもう1組がレアル・ソシエダvsレアル・マドリー戦。ひょっとすると決勝が、アスレティックvsマジョルカだった昨季のように、マドリッドのチームとまったく無縁になってしまう可能性もなくはないんですが、こればっかりはねえ。
まあ、そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢のリーガ戦がどうだったかも報告しておかないと。25節は珍しく、どこも平日開催には当たらず、土曜にラージョがエスタディオ・バジェカスにビジャレアルを迎えてスタート。前節にはバルサに1-0で負けて、クラブ史最長だった無敗記録が9で途切れたイニゴ・ペレス監督のチームだったんですが、モンジュイックでジャッジ運のなかったのが、この日も続いてしまうとは!いえ、前半13分に早くもイシが負傷して、エンバルバと交代となったのは仕方ないんですけどね。まだ0-0だった41分、デ・フルートスがレッドカードをもらってしまったから、さあ大変。
そう、自陣でカルドナに倒された彼が、引っくり返った時に相手を蹴ったのがVAR(ビデオ審判)に見咎められ、振り返りで主審がモニターチェックしてのことだったんですけどね。10人なった後半もメンバーを変えず、何とか突破口を開こうとしていたラージョだったんですが、21分、バエナの蹴ったCKをアジョセにヘッドで決められ、失点してしまったのが運の尽き。特にスーパーサブを持つ訳でもない彼らだけに、攻撃の主力2人がピッチにいなくなったのが大きく響いたか、そのまま0-1で負けてしまいましたっけ。
そして土曜は急いで家の近くまで戻り、いつものバル(スペインの喫茶店兼バー)でバレンシアvsアトレティコ戦の後半を見た私だったんですが、実はシメオネ監督のチームはその頃にはもう、2点もリードしていてねえ。前半12分にはグリーズマンのスルーパスから撃ったサムエル・リノのシュートは枠に当たってしまったものの、こぼれ球をフリアン・アルバレスが撃ち込んで先制すると、30分にもグリーズマンのクロスをフリアンが敵CB2人の間からヘッドして、2点目をゲット。オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の中継を聞く限り、かなり攻撃的でいいプレーをしていたようなんですけどね。
それがどういう訳か、負傷したアスピリクエタとリノに代わり、ギャラガーとガランが入った後半はバレンシアに自陣に押し込まれているばかり。私など、どうせ次のバルサ戦はほとんど時間、守っていることになるため、その予行演習でもやっているんじゃないかと穿ってしまった程だったんですけどね。おまけに11分にはサディクのヘッドがエリア内で守っていたガランの腕に当たり、後でシメオネ監督も「Le pega en la mano. Es penalty/レ・ペガ・エン・ラ・マノ。エス・ペナルティ(手に当たった。ペナルティだ)」と言っていたように、誰もが主審はPKを宣告するだろうと思ったところ…。
何と、見逃してもらえたんですよ。おかげで1点差に迫られずに済んだアトレティコはほとんどの時間、守るだけで、時折チャンスがくればカウンターという省エネ作戦を続行。41分にはそれがまんまと当たり、ドリブルで上がったギャラガーがコレアにラストパスを出すと、そのシュートで3点目を奪っているんですから、しっかりしているじゃないですか。ええ、この0-3の勝利でリーガ2試合連続ドロー中という停滞からも抜け出せましたしね。
この時は一旦、首位に立ったアトレティコでしたが、次の時間帯ではバルサがラス・パルマスにダニ・オルモとフェラン・トーレスのゴールで0-2と勝利。翌日にはマドリーも勝ったため、結局、3位のままだったんですが、まあ今はそれよりコパが優先ですからね。バルセロナ遠征にはコケとアスピリクエタが負傷で行けないものの、バレンシア戦を出場停止でお留守番したバリオスは戻るため、そこそこいい試合になるんじゃないかと思いますが、とにかく4月2日の2ndレグまで夢を見られる結果を出してほしいかと。
そしてその、日曜のサンティアゴ・ベルナベウでマドリーがジローナを下した試合なんですが、いやあ、直近がマンチェスター・シティ戦2ndレグという、ボルテージの高いものだったせいですかね。年明けからずっと週2試合体制が続くアンチェロッティ監督のチームだけに、手を抜ける試合もないと困ってしまうんですが、それには最適な相手だったんですよ。ええ、オサスナ戦での退場で2試合の出場停止になったベリンガムがパルコ(貴賓席)見学だったのはともかく、アラバとルーカス・バスケスが完治して、先発できるようになったため、ようやくリュディガーとバルベルデがお休みをもらえることに。
実際、それにはミチェル監督も思いがけぬ形で貢献してくれていて、だってえ、ジローナにはスタメンにCFがいなかったんですよ。すでにCL、コパ参加が終わっている彼らにはストゥアーニやミロフスキ、アベル・ルイスらを温存するべき理由もないとなれば、ええ、後で監督自身も「昨季は勝つ気で来て、自分の居場所を思い知らされた。Este año, el mensaje era cómo defender contra este equipo/エステ・アーニョ、エル・メンサヘ・エラ・コモ・デフェンデール・コントラ・エステ・エキポ(今季はこの相手から、どう守るかというのがチームへのメッセージだった)」と言っていたんですけどね。いやいや、アトレティコを4位に追い落として、3位でフィニッシュした昨季とは大違いもいいところ。
それでも前半にはアルナウやファン・デ・ベークのチャンスがあったんですが、そこはGKクルトワがしっかりセーブ。ジローナがガッチリ守っているせいで、マドリーの方もゴールはなかなか、入らなかったんですが、まあ時間の問題ですよね。41分にはロドリゴの蹴ったCKが敵にクリアされた後、落ちてきたボールを胸でトラップしたモドリッチがエリア外から、volea(ボレア/ボレーシュート)でgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決めてくれたから、ビックリしたの何のって。となれば、それまでは応援団が「Federacion, corrupcion/フェデエラシン、コルプシオン(サッカー協会、汚職/最近のマドリーが冷遇される審判制度への抗議)」と、何度も叫ぶのを静かに聞いているだけだった他のスタンドもようやく盛り上がれますって。
そして後半もよくシュートを撃っていたマドリーなんですが、追加点が入ったのもかなり遅い時間で、すでにブライム、アラバがセバージョス、カマビンガに代わった後の38分、エムバペのスルーパスをエリア内で受けたビニシウスが敵DFの足が届く前に素早く蹴り込んで、2点目をゲット。そのまま試合は2-0で可もなく不可もなく終わったんですが、ええ、アンチェロティ監督も「水曜の試合の真剣さをリピートするのは簡単じゃないが、こんな過密日程でもチームの態度は良かった。Aunque no se esté al nivel del partido contra el City/アウンケ・ノー・セ・エステ・アル・ニベル・デル・パルティードー・コントラ・エル・シティ(シティ戦のレベルでなくてもね)」と認めていましたしね。
この先もマドリーは3月各国代表戦期間まで週2試合ペースが続くため、常にトップギアでプレーできないのは当然ですが、水曜午後9時30分のコパ準決勝ソシエダ戦1stレグはちょっと用心しないといけないかも。というのも日曜最後の時間帯では、弟分のレガネスがレアル・アレナでソシエダに挑んだんですが、うーん、イマノル監督のチームもマドリー同様、EL16強対決進出プレーオフがあって、ずっと連戦が続いているんですけどね。それにも関わらず、前半12分のザハリャンがエリア外から決めた先制点、後半3分に久保建英選手がファン・クルスを股抜きして決めた2点目、35分にもオラサガスティが豪快なボレーシュートで3点目と、ゴラソ祭りで3-0と快勝していたから。
いえまあ、このところ5試合白星なしとレガネスが不調なのもいけなかったんですけどね。一応、マドリーはリーガのシーズン前半戦にソシエダとアウェイで戦った時も0-2と勝っていますし、相手がここ2試合ゴールづいているとはいっても、アンチェロティ監督のチームも一時期のDF頭数不足からは脱却。よって、そうそう簡単に失点するとは思えませんが…4月1日にはベルナベウで2ndレグですし、マドリー的には最低限、remontable(レモンタブレ/逆転可能な)結果を出せれば、いいんじゃないでしょうか。
その一方で、まさにマドリーに準々決勝で負け、コパ敗退したレガネスはとうにリーガに専念していないといけないにも関わらず、降格圏と勝ち点1差で16位というギリギリ状態から一向に抜け出せず。この週末には日曜にお隣さん、ヘタフェをブタルケに迎えての弟分ダービーで体勢の立て直しを図らないといけないんですが、実はボルダラス監督のチームも先週末は良い結果が残せなくてねえ。
そう、マドリーのすぐ後の時間帯で開催されたコリセウムでのベティス戦では前半18分、この冬、マンチェスター・ユナイテッドからレンタルで来たアントニーのパスを受けたイスコに先制点を挙げられてしまい、後半30分にはアルデレテがクーチョをエリア内で倒して、PKを献上。そちらもイスコが決めて、0-2にされたんですが、その5分後にはマジョラルが1点を返して、かなり事態は緊迫したよう。ロスタイムにはアントニーがファン・イグレシアスへの危険なタックルで一発レッド退場させられたり、ヘタフェもドゥアルテが2枚イエローカードをもらって後に続いたりしたんですが、残念。1-2でタイムアップです。
まあ、今のヘタフェは降格圏まで勝ち点7ありますし、リーガではこれが今年になって初めての黒星ですからね。それ程、焦る必要がない上、とうとうマジョラルも先発フル出場できるようになって、出場停止だったウチェも戻って来るとなれば、ダービーでも優勢な気がするんですが、果たしてどうなることやら。何はともあれ、次節は兄貴分たちだけでなく、弟分チームたちにも勝利を掴んでもらいたいものです。
いえまあ、アトレティコも昨年12月最後の試合、後半ロスタイム6分にセルロートが決勝点を挙げて、シメオネ監督の課題だったバルサのホームでの初勝利を達成しているんですけどね。といっても当時は相手が大殺界中で、それこそマドリッドの弟分のレガネスにもモンジュックで負けたりと、急に勝ち点を落とすようになっていたため、対照的に15連勝中だったアトレティコがリーガ首位に立って、シーズンを折り返したなんてことも。それが年が変わってみれば、ツキも変わり、13試合を11勝2分けで乗り切ったバルサはとうとう、首位に返り咲き。
アトレティコはお隣さんにも抜かれて、3位になってしまったんですが、上位2チームとの勝ち点差は1だけですし、リーガはまだ13試合もありますからね。その一方で他の2大会はトーナメントのため、ここで敗退したら、4月早々から、シーズン終了までヒマになってしまうのが問題で、CLに関してはマドリッド勢1チームの準々決勝進出が確定済みという慰みがあるものの、コパは準決勝のもう1組がレアル・ソシエダvsレアル・マドリー戦。ひょっとすると決勝が、アスレティックvsマジョルカだった昨季のように、マドリッドのチームとまったく無縁になってしまう可能性もなくはないんですが、こればっかりはねえ。
そう、自陣でカルドナに倒された彼が、引っくり返った時に相手を蹴ったのがVAR(ビデオ審判)に見咎められ、振り返りで主審がモニターチェックしてのことだったんですけどね。10人なった後半もメンバーを変えず、何とか突破口を開こうとしていたラージョだったんですが、21分、バエナの蹴ったCKをアジョセにヘッドで決められ、失点してしまったのが運の尽き。特にスーパーサブを持つ訳でもない彼らだけに、攻撃の主力2人がピッチにいなくなったのが大きく響いたか、そのまま0-1で負けてしまいましたっけ。
おかげで来季はCL出場権がもらえることになるはずの5位に近づくどころか、いえ、順位は6位で変わらないんですけどね。そのビジャレアルとの差が勝ち点差6から9に広がってしまっただけでなく、7位のベティス、8位のマジョルカと同じ勝ち点になってしまったため、この週末土曜、ホーム連戦となるセビージャ戦ではちょっと気合を入れていかないといけないんですが、さて。デ・フルートスは出場停止、イシも無理かもしれないとなると、カメージョも離脱している今、チームのゴール力低下が心配ですよね。
そして土曜は急いで家の近くまで戻り、いつものバル(スペインの喫茶店兼バー)でバレンシアvsアトレティコ戦の後半を見た私だったんですが、実はシメオネ監督のチームはその頃にはもう、2点もリードしていてねえ。前半12分にはグリーズマンのスルーパスから撃ったサムエル・リノのシュートは枠に当たってしまったものの、こぼれ球をフリアン・アルバレスが撃ち込んで先制すると、30分にもグリーズマンのクロスをフリアンが敵CB2人の間からヘッドして、2点目をゲット。オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の中継を聞く限り、かなり攻撃的でいいプレーをしていたようなんですけどね。
それがどういう訳か、負傷したアスピリクエタとリノに代わり、ギャラガーとガランが入った後半はバレンシアに自陣に押し込まれているばかり。私など、どうせ次のバルサ戦はほとんど時間、守っていることになるため、その予行演習でもやっているんじゃないかと穿ってしまった程だったんですけどね。おまけに11分にはサディクのヘッドがエリア内で守っていたガランの腕に当たり、後でシメオネ監督も「Le pega en la mano. Es penalty/レ・ペガ・エン・ラ・マノ。エス・ペナルティ(手に当たった。ペナルティだ)」と言っていたように、誰もが主審はPKを宣告するだろうと思ったところ…。
何と、見逃してもらえたんですよ。おかげで1点差に迫られずに済んだアトレティコはほとんどの時間、守るだけで、時折チャンスがくればカウンターという省エネ作戦を続行。41分にはそれがまんまと当たり、ドリブルで上がったギャラガーがコレアにラストパスを出すと、そのシュートで3点目を奪っているんですから、しっかりしているじゃないですか。ええ、この0-3の勝利でリーガ2試合連続ドロー中という停滞からも抜け出せましたしね。
この時は一旦、首位に立ったアトレティコでしたが、次の時間帯ではバルサがラス・パルマスにダニ・オルモとフェラン・トーレスのゴールで0-2と勝利。翌日にはマドリーも勝ったため、結局、3位のままだったんですが、まあ今はそれよりコパが優先ですからね。バルセロナ遠征にはコケとアスピリクエタが負傷で行けないものの、バレンシア戦を出場停止でお留守番したバリオスは戻るため、そこそこいい試合になるんじゃないかと思いますが、とにかく4月2日の2ndレグまで夢を見られる結果を出してほしいかと。
そしてその、日曜のサンティアゴ・ベルナベウでマドリーがジローナを下した試合なんですが、いやあ、直近がマンチェスター・シティ戦2ndレグという、ボルテージの高いものだったせいですかね。年明けからずっと週2試合体制が続くアンチェロッティ監督のチームだけに、手を抜ける試合もないと困ってしまうんですが、それには最適な相手だったんですよ。ええ、オサスナ戦での退場で2試合の出場停止になったベリンガムがパルコ(貴賓席)見学だったのはともかく、アラバとルーカス・バスケスが完治して、先発できるようになったため、ようやくリュディガーとバルベルデがお休みをもらえることに。
実際、それにはミチェル監督も思いがけぬ形で貢献してくれていて、だってえ、ジローナにはスタメンにCFがいなかったんですよ。すでにCL、コパ参加が終わっている彼らにはストゥアーニやミロフスキ、アベル・ルイスらを温存するべき理由もないとなれば、ええ、後で監督自身も「昨季は勝つ気で来て、自分の居場所を思い知らされた。Este año, el mensaje era cómo defender contra este equipo/エステ・アーニョ、エル・メンサヘ・エラ・コモ・デフェンデール・コントラ・エステ・エキポ(今季はこの相手から、どう守るかというのがチームへのメッセージだった)」と言っていたんですけどね。いやいや、アトレティコを4位に追い落として、3位でフィニッシュした昨季とは大違いもいいところ。
それでも前半にはアルナウやファン・デ・ベークのチャンスがあったんですが、そこはGKクルトワがしっかりセーブ。ジローナがガッチリ守っているせいで、マドリーの方もゴールはなかなか、入らなかったんですが、まあ時間の問題ですよね。41分にはロドリゴの蹴ったCKが敵にクリアされた後、落ちてきたボールを胸でトラップしたモドリッチがエリア外から、volea(ボレア/ボレーシュート)でgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決めてくれたから、ビックリしたの何のって。となれば、それまでは応援団が「Federacion, corrupcion/フェデエラシン、コルプシオン(サッカー協会、汚職/最近のマドリーが冷遇される審判制度への抗議)」と、何度も叫ぶのを静かに聞いているだけだった他のスタンドもようやく盛り上がれますって。
そして後半もよくシュートを撃っていたマドリーなんですが、追加点が入ったのもかなり遅い時間で、すでにブライム、アラバがセバージョス、カマビンガに代わった後の38分、エムバペのスルーパスをエリア内で受けたビニシウスが敵DFの足が届く前に素早く蹴り込んで、2点目をゲット。そのまま試合は2-0で可もなく不可もなく終わったんですが、ええ、アンチェロティ監督も「水曜の試合の真剣さをリピートするのは簡単じゃないが、こんな過密日程でもチームの態度は良かった。Aunque no se esté al nivel del partido contra el City/アウンケ・ノー・セ・エステ・アル・ニベル・デル・パルティードー・コントラ・エル・シティ(シティ戦のレベルでなくてもね)」と認めていましたしね。
この先もマドリーは3月各国代表戦期間まで週2試合ペースが続くため、常にトップギアでプレーできないのは当然ですが、水曜午後9時30分のコパ準決勝ソシエダ戦1stレグはちょっと用心しないといけないかも。というのも日曜最後の時間帯では、弟分のレガネスがレアル・アレナでソシエダに挑んだんですが、うーん、イマノル監督のチームもマドリー同様、EL16強対決進出プレーオフがあって、ずっと連戦が続いているんですけどね。それにも関わらず、前半12分のザハリャンがエリア外から決めた先制点、後半3分に久保建英選手がファン・クルスを股抜きして決めた2点目、35分にもオラサガスティが豪快なボレーシュートで3点目と、ゴラソ祭りで3-0と快勝していたから。
いえまあ、このところ5試合白星なしとレガネスが不調なのもいけなかったんですけどね。一応、マドリーはリーガのシーズン前半戦にソシエダとアウェイで戦った時も0-2と勝っていますし、相手がここ2試合ゴールづいているとはいっても、アンチェロティ監督のチームも一時期のDF頭数不足からは脱却。よって、そうそう簡単に失点するとは思えませんが…4月1日にはベルナベウで2ndレグですし、マドリー的には最低限、remontable(レモンタブレ/逆転可能な)結果を出せれば、いいんじゃないでしょうか。
その一方で、まさにマドリーに準々決勝で負け、コパ敗退したレガネスはとうにリーガに専念していないといけないにも関わらず、降格圏と勝ち点1差で16位というギリギリ状態から一向に抜け出せず。この週末には日曜にお隣さん、ヘタフェをブタルケに迎えての弟分ダービーで体勢の立て直しを図らないといけないんですが、実はボルダラス監督のチームも先週末は良い結果が残せなくてねえ。
そう、マドリーのすぐ後の時間帯で開催されたコリセウムでのベティス戦では前半18分、この冬、マンチェスター・ユナイテッドからレンタルで来たアントニーのパスを受けたイスコに先制点を挙げられてしまい、後半30分にはアルデレテがクーチョをエリア内で倒して、PKを献上。そちらもイスコが決めて、0-2にされたんですが、その5分後にはマジョラルが1点を返して、かなり事態は緊迫したよう。ロスタイムにはアントニーがファン・イグレシアスへの危険なタックルで一発レッド退場させられたり、ヘタフェもドゥアルテが2枚イエローカードをもらって後に続いたりしたんですが、残念。1-2でタイムアップです。
まあ、今のヘタフェは降格圏まで勝ち点7ありますし、リーガではこれが今年になって初めての黒星ですからね。それ程、焦る必要がない上、とうとうマジョラルも先発フル出場できるようになって、出場停止だったウチェも戻って来るとなれば、ダービーでも優勢な気がするんですが、果たしてどうなることやら。何はともあれ、次節は兄貴分たちだけでなく、弟分チームたちにも勝利を掴んでもらいたいものです。
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プレシーズンでは背番号「50」を背負い、注目を集めていたレアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルだが、新たな背番号が決定したようだ。 2013年夏にトッテナムからマドリーへと加入したベイル。これまでは背番号「11」を背負ってプレーしていた。しかし、2020-21シーズンは古巣のトッテナムに7年ぶりにレンタル移籍で復帰。その間、自身の背番号「11」は奪われ、スペイン代表FWマルコ・アセンシオが着用していた。 トッテナムはベイルの買い取りを行わず、今シーズンはマドリーへと復帰したベイル。しかし、自身がつけていた「11」はアセンシオのものとなっており、付ける番号を失っていた。 プレシーズンマッチにも出場していたベイルだが、その背中には「50」の番号が。しかし、ラ・リーガの規定ではファーストチーム登録の選手は1番から25番の背番号を着用することが義務付けられており、リザーブチームやユースチーム登録にならない限り、それ以上大きな番号を背負うことができない。 そのため、ベイルが一体何番になるのか、それとも番号を与えられない可能性もあるのかと話題となったが、開幕を前にマドリーは選手の新たな背番号を発表した。 渦中のベイルは「18」に決定。昨シーズンはフランクフルトへとレンタル移籍を果たしていたセルビア代表FWルカ・ヨビッチが背負っていた番号だ。 そのヨビッチは、「16」に変更。昨季途中からローマへレンタル移籍中のボルハ・マジョラルが付けていた番号だ。その他、FWロドリゴ・ゴエスが「25」から「21」に変更となっている。 また、アーセナルへのレンタル移籍から復帰しているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールとスペイン代表MFダニ・セバージョス、グラナダへのレンタル移籍から復帰したスペイン代表DFヘスス・バジェホに関しては、背番号が与えられておらず、ラ・リーガの登録メンバーに入っていない状況だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ラ・リーガ開幕に向けたレアル最後のトレーニング</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIwS1dmSG93VCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.08.14 17:30 Sat4
レーティング:レアル・マドリー 3-1(AGG:6-5) マンチェスター・シティ《CL
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsマンチェスター・シティが4日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが2-1で勝利。その後、延長戦を制したマドリーが2戦合計6-5で逆転での決勝進出を決めた。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽レアル・マドリー採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220505_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 クルトワ 8.0 ロドリゴと甲乙つけがたい圧巻のパフォーマンスだった。試合序盤、後半終盤、延長戦と勝負の際で驚異的なセーブを連発。間違いなく守備の主役だった DF 2 カルバハル 7.0 アシストは付かなかったが、ロドリゴの劇的同点ゴールを演出。1stレグに続き守護神と共に守備陣を締める見事な働きだった 3 ミリトン 5.5 悪夢の1stレグから盛り返したが、不用意なボールロストなど際どいプレーも散見。それでも、厳しいコンディションの中でよく戦った (→バジェホ -) 6 ナチョ 6.5 アラバの代役をしっかりとこなした。初戦ではやや精彩を欠いたが、ベテランらしい見事な修正力でシティの攻撃陣にうまく対応した 23 フェルラン・メンディ 6.5 試合を通したパフォーマンスは及第点だったが、決死のゴールカバーでグリーリッシュの決定機を阻止したプレーはまさに値千金のプレーだった MF 15 バルベルデ 6.5 スタートは右ウイング、途中からインテリオールやピボーテでプレー。驚異的な運動量と献身性に加え、推進力を発揮。黒子の役回りながら逆転劇の立役者の一人に 14 カゼミロ 5.0 判定に救われたが、前半に退場していてもおかしくない2つのリスキーなファウルを犯した。以降は盛り返したが、ベテランとしては軽率と言わざるを得ない (→アセンシオ 6.0) 意図的ではなかったが、何とか触ったヘディングが劇的同点弾を演出。延長戦ではチームプレーヤーとしてやるべき仕事をこなした 10 モドリッチ 6.0 PSG戦やチェルシー戦のような決定的な仕事はできなかったが、攻守両面で質の高いプレーを見せた (→カマヴィンガ 7.0) 反撃の狼煙を上げる1点目、決勝点につながるPK奪取の起点に。攻守両面で10代とは思えないハイクオリティのプレーを見せ、流れを変えた 8 クロース 5.5 カゼミロとのドブレピボーテで攻守に及第点のパフォーマンス (→ロドリゴ 8.0) チェルシー戦に続きチームを敗退から救う土壇場の2ゴールを奪取。極上のゲームチェンジャーだった 20 ヴィニシウス 6.0 ウォーカーに封じ込まれたが、ウォーカー交代後は相手守備の脅威となり、守備でもよくチームを助けた (→ルーカス・バスケス -) FW 9 ベンゼマ 6.5 相手守備にうまく抑え込まれた時間が長かったが、それでも結果的に決勝点を含む1ゴール1アシスト。エースの勝負強さを遺憾なく発揮した (→セバージョス 5.5) コンディションに問題がありそうだったが、何とか最後まで乗り切った 監督 アンチェロッティ 6.5 驚異的な勝負強さで逆転での決勝進出に導いた。切り札ロドリゴにカマヴィンガ投入で結果的に流れが大きく変わった ▽マンチェスター・シティ採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220505_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 31 エデルソン 5.0 2失点はノーチャンスも、1失点目の対応はやや緩慢だった。流れを引き寄せた相手守護神に比べて存在感は希薄 DF 2 ウォーカー 6.5 ぶっつけ本番での起用でマイボール時は細かいミスが散見されたが、守備ではヴィニシウスを完璧に封殺。負傷交代するまでソリッドなパフォーマンスだった (→ジンチェンコ 6.0) 投入直後に先制点の起点に。1stレグ同様に個人としてはよく戦えていた 3 ルベン・ディアス 5.5 90分まではほぼ完ぺきな統率を見せたが、決勝点に繋がるPK献上とショックが残る一戦に 14 ラポルテ 5.5 相棒同様に90分まではボックス内での繊細な対応など素晴らしいパフォーマンスだった。しかし、逃げ切りに失敗 27 カンセロ 5.5 左右のサイドバックでプレー。終盤は守備面で集中力を欠いたが、全体のパフォーマンスを考えれば責められない MF 17 デ・ブライネ 5.5 初戦に比べて存在感は限定的だったが、要所で決定的なラストパスを供給し相手守備の脅威に (→ギュンドアン 5.5) 投入直後に先制点の起点となった。以降は攻撃面で違いを生みだせず 16 ロドリ 6.0 安定したゲームコントロールに要所を締める好守で存在感を示した (→スターリング 5.0) ゴールを期待されて投入されたが、うまく試合に入り切れないままタイムアップを迎えた 20 ベルナルド・シウバ 7.0 先制点をアシスト。試合途中のポジション変更を含めてこの試合でも驚異的な仕事量をこなした。2試合を通じては間違いなくベストプレーヤーだった FW 26 マフレズ 6.5 1stレグに比べて決定機への関与は少なかったが、その1stレグでできなかったゴールという決定的な仕事を果たした。自身の交代後にチームは逆転負け (→フェルナンジーニョ 5.5) 37歳の誕生日はあまりに残酷なものに。試合を締める仕事はできなかったが、決定機に絡むなど最後まで戦った 9 ガブリエウ・ジェズス 5.5 対マドリー4戦連発はならず。相手の守備にうまく対応されて途中から左に配置転換。先制点の場面では利他的な動きで貢献 (→グリーリッシュ 5.0) 相手の守備を褒めるべきだったが、結果的に2度の決定機逸が敗因のひとつに。ただ、守備面の緩さがそれ以上に問題だった 47 フォーデン 6.0 決定的な仕事はできなかったが、ベルナルド・シウバらと共に120分攻守両面で良く戦った 監督 グアルディオラ 5.5 悪夢のような敗退。決してパフォーマンス自体は悪くなかったが、決定機を決め切れなかった1stレグを含め相手の勝負強さに屈した ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ロドリゴ(レアル・マドリー) 再三の好守で望みを繋ぎ続けた守護神のパフォーマンスも圧巻だったが、チームの枠内シュート0の苦境からの土壇場の2ゴールにPK奪取の起点にもなった救世主をMOMに選出。2試合連続のドブレーテで完全覚醒か…。 レアル・マドリー 3-1(AGG:6-5) マンチェスター・シティ 【レアル・マドリー】 ロドリゴ(後45) ロドリゴ(後46) ベンゼマ(延前5)[PK] 【マンチェスター・シティ】 マフレズ(後28) 2022.05.05 06:55 Thu5
