高みの見物は終わった…/原ゆみこのマドリッド
2025.02.22 23:00 Sat
「恐れていた通りになっちゃった」そんな風に私が嘆いていたのは金曜日、CL16強対決がマドリーダービーになったのをライブストリーミングで目撃した時のことでした。いやあ、今季の改定版CL決勝トーナメントはリーグフェーズの順位により、対戦相手のオプションが限られていて、事前から、5位で直接進出したアトレティコはプレーオフ勝者のレアル・マドリーかバイエルンという、突極の選択だったんですけどね。同様にマドリーもアトレティコかレバークーゼンの2択だったんですが、うーん、UEFAは同じ国のチームに潰し合ってもらいたかった?
そう、マドリーvsアトレティコとなったため、ドイツ勢もバイルンvsレバークーゼンで準々決勝の席を争うことになったんですが、何が困るかというと、いえまあ、カードが違っていれば、2月の最初のミッドウィーク2週間、マドリッド勢の計4試合が楽しめたはずなのが、4日(火)の1stレグと12日(水)の2ndレグの2試合だけになったというのはまだいいんですけどね。要はアンチェロッティ監督のチームが勝っても、シメオネ監督のチームが勝っても、準々決勝にはマドリッドのチームが1つしかなくなることで、しかもアトレティコはお隣さんとのCL対決で2014、2016年の決勝を含めて、5回全てに負けているんですよ。
それを知ってか、知らずか、マドリーがプレーオフに勝った後、エムバペが「Mejor el Atleti, porque así no viajamos/メホール・エル・アトレィ、ポルケ・アシー・ノー・ビアハモス(アトレティコの方がいい。それなら遠征せずに済むから)」が言っていたのはともかく、巷のマドリーファンはもちろん大喜び。逆に丁度、抽選会の後、バレレンシア戦前日記者会見があったシメオネ監督など、「partidazo y estamos preparados/パルティダーソ・イ・エスタモス・プレパラードス(ビッグゲームでウチの準備はできている)」と繰り返すに留めていたんですが、はあ。
すでに決勝までのトーナメント表ができあがった今季のCLではたとえ、16強対決を勝ち上がっても準々決勝はアーセナル、準決勝ではリバプールと当たる可能性が高いですしね。となれば、PSGを避けて、ベンフィカと対戦。準々決勝、準決勝に来そうなチームも怖いのはバイエルンぐらいで、同国勢対決は決勝までないバルサが羨ましくなってしまっても仕方ない?加えて、アトレティコには来週、そのフリック監督のチームとのコパ・デル・レイ準決勝1stレグ、3月16日の週末にはリーガ対決も到来。どうやら、この1カ月少々で今季の全てが決まると言っても過言はないような気がするんですが…。
まあ、そんなことは今は置いておいて、先にマドリーがマンチェスター・シティに引導を渡した水曜のプレーオフ2ndレグがどうだったか、お話ししていかないと。先週、エティハド・スタジアムでの1stレグでは2-3と土壇場のベリンガムのゴールで先勝したマドリーだったんですが、僅差だったにも関わらず、ええ、グァルディオラ監督が「逆転の可能性は1%」と言っていたせいもあったんですけどね。当人は前日会見で「もう少しある」と訂正していたものの、頼みの綱となるはずだった、1stレグで2得点したハーランドが直前のニューキャッスル戦で負傷。
そう、その時は以前、ベリンガムにもロングボールでアシストしていたカンテラーノ(RMカスティージャの選手)CB、アセンシオが自陣から放り込んだボールをルーベン・ディアスがクリアミス。バウンドしたところをエムバペがvaselina(バセリーナ/ループシュート)して、飛び出していたGKエメルソンの頭上を破ったため、一気にマドリーのリードは2倍になることに。そんな初っ端から、守備力の弱さを露呈したシティには8分、ストーンズが負傷するという逆境も発生し、早々にアケに代わったんですが、まあ、誰がCBでも34分、ビニシウス、ロドリゴと繋がったボールを受け、敵選手が何人もいるエリア内でグバルディオルを切り返して決めたエムバペのシュートは防げませんって。
おかげで2-0として試合を折り返したマドリーだったんですが、後半になってもフランス代表キャプテンの当たり日は続き、16分、今度はエリア内右側からのシュートで3点目をゲット。マドリーで初のCLハットトリックを達成することになったんですが、これで総合スコアは6-2ですからね。ハーランドも使えないとなると、もうグァルディオラ監督も諦めるしかなかった?いえまあ、マドリーはここで打ち止めとなり、後半ロスタイムにはマーモウシュのFKがゴールバーに当たって跳ね返ったところ、ニコ・ゴンサレスが押し込んで、シティは1点を返したんですけどね(最終結果3-1、総合スコア6-3)。
実際、試合後は、これまでCLでマドリーに勝ったり負けたりの激戦を繰り広げていたグァルディオラ監督も「Me he encontrado al mejor Madrid de los últimos años/メ・エ・エンコントラードー・アル・メホール・マドリッド・デ・ロス・ウルティモス・アーニョス(ここ数年で一番いいマドリーに出会った)」と完敗宣言をしていた程、文句のつけようのない勝ちっぷりだったんですが、いやあ。「No pudimos competir a nivel físico ni con su ritmo/ノー・プディモス・コンペティール・ア・ニベル・フィシコ・ニ・コン・ス・リトモ(ウチはフィジカルのレベルでもリズムでも競うことができなかった)」(グァルディオラ監督)という、シティの惨状は目を覆うばかり。挙句の果てには「今季残りの目標は来季のCL出場権獲得」って、それじゃあ、マドリーのお隣さんの例年と同じじゃない?
その一方で、このところ、リーガでは3試合白星がないのと対照的に、得意なCLでチームが本領を発揮したアンチェロッティ監督は、「Hemos hecho un partido completo. En ataque, en defensa.../エモス・エッチョー・ウン・パルティードー・コンプレトー。エン・アタケ、エン・デフェンサ…(ウチは完璧な試合をやった。攻撃でも守備でも)」と大満足してたんですが、いやいや、これまでマドリーでは1度もなかった16強対決前の敗退をしようもんなら、赤っ恥もいいところですからね。
内心はホッとしていたんじゃないかと思いますが、監督も「16強対決までに10試合も必要だったのはいいことじゃないが、es verdad que a nivel emocional nos ha venido bien/エス・ベルダッド・ケ・ア・ニベル・エモシオナル・ノス・ア・ベニードー・ビエン(感情的なレベルでウチに良かったのは本当だ)」と告白。この先、CLで行け行けになりそうなのは正直、アトレティコにとっては災難ですよね。
そんなマドリーはこの週末、日曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)から、再びサンティアゴ・ベルナベウでジローナ戦となるんですが、相手はCLリーグフェーズで敗退したばかり。よって、この2週間のプレーオフ中はミッドウィークフリーで体力温存しているんですが、それでもミチェル監督のチームは前節も弟分のヘタフェに1-2で負けていましたからね。シティ戦でリュディガー、アラバが負傷から復帰し、もうルーカス・バスケスも出場OKになったため、マドリーはここ最近の悩みの種だった守備要員不足も解消。
おまけに彼らには「Tenemos una calidad arriba como nunca en los años pasados/テネモス・ウナ・カリダッド・アリバ・コモ・ヌンカ・エン・ロス・アーニョス・パサードス(過去数年間でなかった前線の質がある)」(アンチェロッティ監督)となれば、やっぱり心配なのはジャッジ関連オンリーになる?ええ、結局、前節オサスナ戦で「Fuck off」を「Fuck you」と言ったと主審に間違われ、レッドカードで退場。出場停止2試合のベリンガムへの処分は上訴委員会でも取り消しにはなりませんでしたしね。まあ、彼の場合はシティ戦でもイエローカードをもらい、累積警告で16強対決1stレグも出場停止となるため、節約できる分の体力を来週水曜のコパ・デル・レイ準決勝レアル・ソシエダ戦1stレグに注ぎ込んでくれればいいだけですが、ビニシウスといい、マドリーってこういう選手、何か多いような。
最後に他のマドリッド勢のカードも見ておくと、この25節は土曜にまず、ラージョがエスアディオ・バジェカスにビジャレアルを迎える試合からスタートして、こちら、間に勝ち点6あるものの、6位と5位の対戦とあって、CL16強対決プレーオフの結果でいきなり注目の的になることに。というのもこのラウンドでユベントス、アタランタ、ミランが敗退し、イタリア勢の生き残りが直接進出したインテルだけになったため、UEFAランキングでスペインが2位に上昇。来季のCL出場が5チームになるかもしれないから。
そうなると6位がELに出場、それこそラージョが頑張って5位に上がれば、CLでファンの歌う「El año que viene, Rayo – Liverpool/エル・アーニョ・ケ・ビエネ・ラージョ・リバプール(来季はラージョvsリバプール戦)」が実現する可能性もある?もちろん、イニゴ・ペレス監督は残留確定しか考えていないとしか言いませんが、前節はパテ・シスの犯したペナルティで1-0と負けたとはいえ、もうちょっとだけ運があれば、ムニンやシスがエリア内で倒されたプレーでPKをもらえて、勝てたかもしれなかった彼らでしたからね。相変わらず、足中骨骨折のカメージョとメンタル疾患から復帰してきたばかりのRdT(ラウール・デ・トーマス)はいないものの、ホームで勝って、少しでもビジャレアルとの差を縮められたらいいかと。
そして土曜午後6時30分からはアトレティコの番で、こちらはメスタジャでバレンシア戦なんですが、今週火曜には前節セルタ戦でコケが右脚の筋肉を負傷していたことが発覚。全治3週間と、この激戦が続く大事な時期にキャプテンが抜けるのは痛いんですが、加えて、今節は出場停止でバリオスもいなくてねえ。シメオネ監督は今週、原点回帰してジョレンテをボランチに充てていたんですが、今は言い訳なしでただただ、勝ち癖を取り戻す努力をしないと。
ええ、クラブ記録の15連勝を弟分のレガネスに止められて以来、彼らはリーガ5試合で1勝3分け1敗と振るっていませんからね。まだ首位との差が勝ち点1のうちに体勢を立て直しておきたいところですが、相手のバレンシアは降格圏の18位ながら、17位のラス・パルマスと同じ勝ち点と最近上昇基調に。実際、16位のレガネスとも勝ち点差1だけのため、ちょっと思うところはあるかもしれませんが、ここは勝って援護射撃をするのが正解になりましょうか。
一方、残りの弟分2チームは日曜試合で、ヘタフェはコリセウムにベティスを迎え、レガネスはアウェイでレアル・ソシエダと対戦。どちらも木曜にヨーロッパの大会16強対決プレーオフを勝ち抜いたチーム相手なんですが、コンフェレンスリーグの前者は金曜の抽選でチェルシーを避けて、ポルトガルのビトリア・ギマラエス、ヨーロッパリーグの後者はマンチェスター・ユナイテッドと顔を合わすことに。ちなみにヘタフェの方はここ6試合無敗が続いているとはいえ、アウェイで4連勝なのは立派ながら、ホームでは2引分けと少々停滞中。この試合もまだルイス・ミジャは回復せず、ウチェが出場停止というハンデはありますが、そろそろマジョラルの先発入りも見えてきたようですし、大体がして、8位の相手とはたったの勝ち点2差ですからね。
相手も2週連続のヘント戦の疲れが残っているはずですし、今の13位からちょっとでも上がって、コリセウムのファンを喜ばす試合ができたらいいかと。逆に心配なのはレガネスの方で、ええ、ソシエダはミティラン戦2ndレグでも5-2の大勝をしたばかりですからね。前節にアラベスと引き分けた試合で3点を取ったボルハ・ヒメネス監督のチームとはいえ、うち2点はPKでしたし、同点に追いつくゴールを挙げたムニルはその後、敵にパンチを見舞って退場。出場停止3試合を喰らってしまったため、アトレティコに勝って以来、2分け2敗と白星のないレガネスには荷が重いかもしれませんが…とにかく残り14試合、あと5、6勝挙げて、残留確定するまで、頑張ってほしいものです。
そう、マドリーvsアトレティコとなったため、ドイツ勢もバイルンvsレバークーゼンで準々決勝の席を争うことになったんですが、何が困るかというと、いえまあ、カードが違っていれば、2月の最初のミッドウィーク2週間、マドリッド勢の計4試合が楽しめたはずなのが、4日(火)の1stレグと12日(水)の2ndレグの2試合だけになったというのはまだいいんですけどね。要はアンチェロッティ監督のチームが勝っても、シメオネ監督のチームが勝っても、準々決勝にはマドリッドのチームが1つしかなくなることで、しかもアトレティコはお隣さんとのCL対決で2014、2016年の決勝を含めて、5回全てに負けているんですよ。
それを知ってか、知らずか、マドリーがプレーオフに勝った後、エムバペが「Mejor el Atleti, porque así no viajamos/メホール・エル・アトレィ、ポルケ・アシー・ノー・ビアハモス(アトレティコの方がいい。それなら遠征せずに済むから)」が言っていたのはともかく、巷のマドリーファンはもちろん大喜び。逆に丁度、抽選会の後、バレレンシア戦前日記者会見があったシメオネ監督など、「partidazo y estamos preparados/パルティダーソ・イ・エスタモス・プレパラードス(ビッグゲームでウチの準備はできている)」と繰り返すに留めていたんですが、はあ。
まあ、そんなことは今は置いておいて、先にマドリーがマンチェスター・シティに引導を渡した水曜のプレーオフ2ndレグがどうだったか、お話ししていかないと。先週、エティハド・スタジアムでの1stレグでは2-3と土壇場のベリンガムのゴールで先勝したマドリーだったんですが、僅差だったにも関わらず、ええ、グァルディオラ監督が「逆転の可能性は1%」と言っていたせいもあったんですけどね。当人は前日会見で「もう少しある」と訂正していたものの、頼みの綱となるはずだった、1stレグで2得点したハーランドが直前のニューキャッスル戦で負傷。
「Lo dolía al caminar o, por ejemplo, al subir y bajar escaleras/ロ・ドリア・アル・カミナル・オ、ポル・エヘンプロ、アル・スビール・イ・バハール・エスカレラス(歩く時、例えば、階段の昇り降りなんかで痛みがあって)、当日の朝、私に用意できていない、いい感じがしないと言ってきた」(グァルディオラ監督)ため、先発CFをこの冬にアイントラハト・フランクフルトから加入したマーモウシュにせざるを得なくなる前から、世間はマドリーを大本命と見なしていたんですけどね。だからといって、まさか前半4分には、早くもエムバペが先制ゴールを決めているとは一体、誰が予想したかと。
そう、その時は以前、ベリンガムにもロングボールでアシストしていたカンテラーノ(RMカスティージャの選手)CB、アセンシオが自陣から放り込んだボールをルーベン・ディアスがクリアミス。バウンドしたところをエムバペがvaselina(バセリーナ/ループシュート)して、飛び出していたGKエメルソンの頭上を破ったため、一気にマドリーのリードは2倍になることに。そんな初っ端から、守備力の弱さを露呈したシティには8分、ストーンズが負傷するという逆境も発生し、早々にアケに代わったんですが、まあ、誰がCBでも34分、ビニシウス、ロドリゴと繋がったボールを受け、敵選手が何人もいるエリア内でグバルディオルを切り返して決めたエムバペのシュートは防げませんって。
おかげで2-0として試合を折り返したマドリーだったんですが、後半になってもフランス代表キャプテンの当たり日は続き、16分、今度はエリア内右側からのシュートで3点目をゲット。マドリーで初のCLハットトリックを達成することになったんですが、これで総合スコアは6-2ですからね。ハーランドも使えないとなると、もうグァルディオラ監督も諦めるしかなかった?いえまあ、マドリーはここで打ち止めとなり、後半ロスタイムにはマーモウシュのFKがゴールバーに当たって跳ね返ったところ、ニコ・ゴンサレスが押し込んで、シティは1点を返したんですけどね(最終結果3-1、総合スコア6-3)。
実際、試合後は、これまでCLでマドリーに勝ったり負けたりの激戦を繰り広げていたグァルディオラ監督も「Me he encontrado al mejor Madrid de los últimos años/メ・エ・エンコントラードー・アル・メホール・マドリッド・デ・ロス・ウルティモス・アーニョス(ここ数年で一番いいマドリーに出会った)」と完敗宣言をしていた程、文句のつけようのない勝ちっぷりだったんですが、いやあ。「No pudimos competir a nivel físico ni con su ritmo/ノー・プディモス・コンペティール・ア・ニベル・フィシコ・ニ・コン・ス・リトモ(ウチはフィジカルのレベルでもリズムでも競うことができなかった)」(グァルディオラ監督)という、シティの惨状は目を覆うばかり。挙句の果てには「今季残りの目標は来季のCL出場権獲得」って、それじゃあ、マドリーのお隣さんの例年と同じじゃない?
その一方で、このところ、リーガでは3試合白星がないのと対照的に、得意なCLでチームが本領を発揮したアンチェロッティ監督は、「Hemos hecho un partido completo. En ataque, en defensa.../エモス・エッチョー・ウン・パルティードー・コンプレトー。エン・アタケ、エン・デフェンサ…(ウチは完璧な試合をやった。攻撃でも守備でも)」と大満足してたんですが、いやいや、これまでマドリーでは1度もなかった16強対決前の敗退をしようもんなら、赤っ恥もいいところですからね。
内心はホッとしていたんじゃないかと思いますが、監督も「16強対決までに10試合も必要だったのはいいことじゃないが、es verdad que a nivel emocional nos ha venido bien/エス・ベルダッド・ケ・ア・ニベル・エモシオナル・ノス・ア・ベニードー・ビエン(感情的なレベルでウチに良かったのは本当だ)」と告白。この先、CLで行け行けになりそうなのは正直、アトレティコにとっては災難ですよね。
そんなマドリーはこの週末、日曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)から、再びサンティアゴ・ベルナベウでジローナ戦となるんですが、相手はCLリーグフェーズで敗退したばかり。よって、この2週間のプレーオフ中はミッドウィークフリーで体力温存しているんですが、それでもミチェル監督のチームは前節も弟分のヘタフェに1-2で負けていましたからね。シティ戦でリュディガー、アラバが負傷から復帰し、もうルーカス・バスケスも出場OKになったため、マドリーはここ最近の悩みの種だった守備要員不足も解消。
おまけに彼らには「Tenemos una calidad arriba como nunca en los años pasados/テネモス・ウナ・カリダッド・アリバ・コモ・ヌンカ・エン・ロス・アーニョス・パサードス(過去数年間でなかった前線の質がある)」(アンチェロッティ監督)となれば、やっぱり心配なのはジャッジ関連オンリーになる?ええ、結局、前節オサスナ戦で「Fuck off」を「Fuck you」と言ったと主審に間違われ、レッドカードで退場。出場停止2試合のベリンガムへの処分は上訴委員会でも取り消しにはなりませんでしたしね。まあ、彼の場合はシティ戦でもイエローカードをもらい、累積警告で16強対決1stレグも出場停止となるため、節約できる分の体力を来週水曜のコパ・デル・レイ準決勝レアル・ソシエダ戦1stレグに注ぎ込んでくれればいいだけですが、ビニシウスといい、マドリーってこういう選手、何か多いような。
最後に他のマドリッド勢のカードも見ておくと、この25節は土曜にまず、ラージョがエスアディオ・バジェカスにビジャレアルを迎える試合からスタートして、こちら、間に勝ち点6あるものの、6位と5位の対戦とあって、CL16強対決プレーオフの結果でいきなり注目の的になることに。というのもこのラウンドでユベントス、アタランタ、ミランが敗退し、イタリア勢の生き残りが直接進出したインテルだけになったため、UEFAランキングでスペインが2位に上昇。来季のCL出場が5チームになるかもしれないから。
そうなると6位がELに出場、それこそラージョが頑張って5位に上がれば、CLでファンの歌う「El año que viene, Rayo – Liverpool/エル・アーニョ・ケ・ビエネ・ラージョ・リバプール(来季はラージョvsリバプール戦)」が実現する可能性もある?もちろん、イニゴ・ペレス監督は残留確定しか考えていないとしか言いませんが、前節はパテ・シスの犯したペナルティで1-0と負けたとはいえ、もうちょっとだけ運があれば、ムニンやシスがエリア内で倒されたプレーでPKをもらえて、勝てたかもしれなかった彼らでしたからね。相変わらず、足中骨骨折のカメージョとメンタル疾患から復帰してきたばかりのRdT(ラウール・デ・トーマス)はいないものの、ホームで勝って、少しでもビジャレアルとの差を縮められたらいいかと。
そして土曜午後6時30分からはアトレティコの番で、こちらはメスタジャでバレンシア戦なんですが、今週火曜には前節セルタ戦でコケが右脚の筋肉を負傷していたことが発覚。全治3週間と、この激戦が続く大事な時期にキャプテンが抜けるのは痛いんですが、加えて、今節は出場停止でバリオスもいなくてねえ。シメオネ監督は今週、原点回帰してジョレンテをボランチに充てていたんですが、今は言い訳なしでただただ、勝ち癖を取り戻す努力をしないと。
ええ、クラブ記録の15連勝を弟分のレガネスに止められて以来、彼らはリーガ5試合で1勝3分け1敗と振るっていませんからね。まだ首位との差が勝ち点1のうちに体勢を立て直しておきたいところですが、相手のバレンシアは降格圏の18位ながら、17位のラス・パルマスと同じ勝ち点と最近上昇基調に。実際、16位のレガネスとも勝ち点差1だけのため、ちょっと思うところはあるかもしれませんが、ここは勝って援護射撃をするのが正解になりましょうか。
一方、残りの弟分2チームは日曜試合で、ヘタフェはコリセウムにベティスを迎え、レガネスはアウェイでレアル・ソシエダと対戦。どちらも木曜にヨーロッパの大会16強対決プレーオフを勝ち抜いたチーム相手なんですが、コンフェレンスリーグの前者は金曜の抽選でチェルシーを避けて、ポルトガルのビトリア・ギマラエス、ヨーロッパリーグの後者はマンチェスター・ユナイテッドと顔を合わすことに。ちなみにヘタフェの方はここ6試合無敗が続いているとはいえ、アウェイで4連勝なのは立派ながら、ホームでは2引分けと少々停滞中。この試合もまだルイス・ミジャは回復せず、ウチェが出場停止というハンデはありますが、そろそろマジョラルの先発入りも見えてきたようですし、大体がして、8位の相手とはたったの勝ち点2差ですからね。
相手も2週連続のヘント戦の疲れが残っているはずですし、今の13位からちょっとでも上がって、コリセウムのファンを喜ばす試合ができたらいいかと。逆に心配なのはレガネスの方で、ええ、ソシエダはミティラン戦2ndレグでも5-2の大勝をしたばかりですからね。前節にアラベスと引き分けた試合で3点を取ったボルハ・ヒメネス監督のチームとはいえ、うち2点はPKでしたし、同点に追いつくゴールを挙げたムニルはその後、敵にパンチを見舞って退場。出場停止3試合を喰らってしまったため、アトレティコに勝って以来、2分け2敗と白星のないレガネスには荷が重いかもしれませんが…とにかく残り14試合、あと5、6勝挙げて、残留確定するまで、頑張ってほしいものです。
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かつてレアル・マドリーではそのルックスとプレースタイルから貴公子としても愛されたホセ・マリア・グティエレス氏が、自身のキャリアについて語った。スペイン『エル・パイス』が伝えた。 “グティ”の愛称でも親しまれ、マドリーの生え抜きとしてプレー。ファーストチームでは14シーズンを過ごすと、ベシクタシュへと移籍し、2011年11月に現役を引退していた。 引退後は指導者としてのキャリアを歩むと、古巣のマドリーの下部組織でキャリアを積んでいた。U-19にあたるフベニールAで監督を務めていた中、突如とし退団。その後、ベシクタシュのアシスタントコーチに就任すると、2019-20シーズンはアルメリアで監督を務めていた。 現在はフリーのグティ氏だが、監督としてのキャリアを続けていきたい考えを持っているようだ。 『エル・パイス』のインタビューでは、レアル・マドリーを出た後について「別の世界だよ。レアル・マドリーにいるときは、バブルの中にいるような感じだ。そして去った後は、サッカーの現実であっても、元選手の日常生活の現実でもないことに気がつく」とコメント。選手としても指導者としても長らくマドリーで過ごしたグティ氏にとっては、難しい環境もあったようだ。 順調にマドリーで指導者のキャリアを積んでいたグティ氏だが、突如辞任。マドリーを去ったことについて後悔しているかと聞かれると「いや、適切な時期だった。私はフベニールAに2年間いた。1年目はとても良かったが、2年目はあまり良くなかった。もっと大きな挑戦が必要だった」とコメント。「チームは私にカスティージャを任せてくれなかったので、私は去った。レアル・マドリーとカスティージャのベンチは埋まっていたので去ったんだ」と語り、自身がステップアップできないと感じたとのこと。「そこから、自分のキャリアを前進させ続けたいと思った。もし、私がフベニールAにもう1年いたとしたら、一歩後退していただろう」と、マドリーを去ったことは間違いではなかったと語った。 そのグティ氏だが、自身が去った後、現役時代に共にカンテラ、ファーストチームで過ごしたラウール・ゴンサレス氏がカスティージャの監督に就任していた。そのことについては「決して知られていないことだろう。解雇があるから起こることだ。ソラーリはファーストチームに昇格し、カスティージャの監督をラウールに譲った」と語り、そのことが起こった理由は別にあるとコメントした。 「でも、ロペテギがうまくやってそこにいたとしたら、ソラーリはカスティージャにあと2年間いただろう」とコメント。「僕は何をしたか?少年たちを教えるのにあと2年間いたのか?人生において、いつだって自分にとって最善だと思うところに行かなければならない」と語り、その時を待つことができなかったと明かしている。 一方で、マドリーを去ったことで復帰へのドアが閉まったかという質問には「そうだね。今はそう思うよ。私側ではなく、マドリー側のがね」と語り、自身ではなくクラブ側がもう受け入れることはないと考えているようだ。 監督としてのホセ・マリア・グティエレスについて、監督を探しているクラブへ勧める点としては「私は自分の仕事と真摯に取り組むことだけを約束する。選手としていかに才能があったは分かっているけど、彼らがそのグティを見ているのだとしたら、私にとっては不利かもしれない」と語り、「サッカーは固定観念にとらわれ、抜け出すことは難しい。人生を変えようとしても、違うことをしようとしてもね」と、指導者としては現役時代のプレーのような華やかなイメージを持たないでもらいたいと考えているようだ。 2021.02.03 20:34 Wed3
勝っても懸念の種は尽きない…/原ゆみこのマドリッド
「たった3日で雰囲気がガラッと変わったら、そっちの方が怖いよね」そんな風に私が訝っていたのは月曜日。レバンテ戦でミソギは済んだため、ベルナベウのファンはCLモナコ戦でレアル・マドリーを応援してくれるはずという楽観論をスポーツ紙で読んだ時のことでした。 スペイン・スーパーカップ(スーペルコパ)決勝でバルサに負けた後、シャビ・アロンソ監督がサプライズ退任。RMカスティージャから昇格したアルバロ・アルベロア監督の初陣となったコパ・デル・レイのラウンド16では、2部のアルバセテに敗退という最悪な結果が出たせいで、土曜日のホームゲームでは予想通り、スタジアム内にファンのpito(ピト/ブーイング)がこだましていたんですけどね。 それでも後半にマドリーがリードすると、徐々にスタンドは沈静化。最後までしつこくピーピーされていたのは、アロンソ監督体制崩壊の元凶とされているヴィニシウスだけでした。ただ、監督交代により、マドリーのプレーが劇的に良くなった訳ではないですからね。となると、フォンド・スール(南側ゴール裏)に陣取る応援団以外の一般のファンが、そう簡単に怒りを忘れるようには思えないんですが……。でもモナコ戦のキックオフ直後から、goleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)が始まれば、その限りではなし? ちなみに土曜の試合がどんなだったかというと──、あそこまで徹底したブーイング攻勢にお目にかかるのは本当に久々でした。試合前のアップに選手たちが出て来た途端から始まったんですよ。スタンドにファンが増えるにつれ、そのボリュームも上がる一方で、スタメン紹介で360度スクリーンにベリンガムとヴィニシウスが現れるとテンションはマックスに。当然、選手入場時もブーイングの嵐で、試合が動きだせば、ヴィニシウスがボールを持つ度に集中砲火。過去にはブラジル人のロナウドやクリスチアーノ・ロナウドなんかもブーイングされていたのを目撃はしていたんですけどね。その激しさときたら、とてもじゃないけど比べようがありませんって。 おかげで前半はマドリーの選手たちも委縮してしまったか、得点することはできず。ただ、レバンテの決定力のなさにも助けられて0-0で終わって、幸いだったぐらいなんですけどね。もちろん、ロッカールームに引き上げる時も盛大なブーイングを浴びたマドリーは、後半頭から、カマヴィンガとゴンサロをギュレルとマスタントゥオノに交代。それだけでなく、アルベロア監督の「Teníamos que darle una mayor velocidad a la circulación de balón/テニアモス・ケ・ダールレ・ウナ・マジョール・ベロシダッド・ア・ラ・シルクラシオン・デ・バロン(ウチはボール回しの速度を上げる必要があった)」という指導も良かったんでしょうか。 コパのアルバセテ戦から続いていた『トロトロモード』から少しマシになったかもと思っていれば、56分にはギュレルのスルーパスを追ったエムバペがエリア内でデラに倒され、PKをゲット。まだまだヒザの状態が良くないのですが、それでもこのPKを決めて、マドリーに先制点をもたらしてくれました。これでもう今季30得点って、シーズンはやっと折り返したばかりですからね。1年目の昨季に記録した44得点を大幅に上回る、60得点ぐらいは軽くいっちゃう? これでようやくレバンテの守備の壁に穴を開けたマドリーは65分にも、ギュレルが完璧なCKをエリア内に送り、アセンシオのヘッドで2点目をゲット。リュディガーのケガ、ハイセンの不調により守備の要として頼りにされるようになってきたカンテラーノ(RMカスティージャ出身の選手)はコパで鼻中骨を骨折し、この日はフェイスガード着用でプレーしていたんですが、どうやら頭を使うのに支障はなかったよう。 結局、その後は追加点が入らず、試合は2-0で終わったんですが、おかげで選手たちもそれ以上のブーイングは受けずにピッチで勝利を祝えることに。一番の被害者だったヴィニシウスなど、真っ先に姿を消していましたしね。ぶっちゃけ、私など、モナコ戦では彼を出さなければ、マドリーはもっと平穏にプレーできるんじゃないかと思ったものでしたが、アルベロア監督の意見は真逆でねえ。「Voy a trabajar por mejorar a Vinicius/ボイ・ア・トラバハール・ポル・メホラル・ア・ビニシウス(ビニシウスをより良くするために働く)。彼にはできるだけ多くのボールを渡すよう、チームメートに頼むつもりだ」そうですが、いやあ。 というのもバルサ戦でゴールを挙げるまで、14試合程、無得点が続いていた彼ですからね。ただ、火曜午後9時(日本時間翌午前5時)からのモナコ戦には、アフリカネーションズカップの決勝でPKを失敗したブライムがまだ戻ってきていないだけでなく、ロドリゴもまだケガが治っておらず。ヴィニシウスはチームに必要なんですが、それだと心配なのは場内からのブーイングかと。試合前日会見で話したエムバペなど、「El madridismo está enfadado, pero está con nosotros/エル・マドリディスモ・エスタ・エンファダード、ペロ・エスタ・コン・ノソトロス(マドリーファンは怒っているけど、ボクらと一緒にいる)」と言っていたものの、それもチームが勝ってくれればこそですからね。 一応、相手はリーグ1で4連敗中の9位、CLリーグフェーズも18位と、マドリー優位には見えるものの、ロドリゴ以外にもリュディガー、ミリトン、メンディ、トレントが負傷中、さらにはカレラスも出場停止と、この試合も出られない選手は少なくないし。エムバペが復活したのが何よりとはいえ、果たしてアルベロア監督はモナコにも勝って、ベルナベウを平常状態に戻すことができるのでしょうか。 そして翌日曜日はマドリッド勢の残り3チームの出番だったんですが、連続時間帯開催にされてしまったため、私はコリセウムをパスして、1カ月以上ぶりにメトロポリターノに帰ってくるアトレティコのアラベス戦を見に行くことに。 このところ5試合白星がない弟分のヘタフェも心配ではあったんですけどね。結果的に午後2時からのヘタフェvsバレンシアの決着がついたのは84分、ウグリニッチのスルーパスから、ガジャがvaselina(バセリーナ/ループシュート)で決めたゴールで、惜しくも0-1と負けてしまったんですが、梯子観戦の場合、その頃は私もとうに午後4時15分キックオフのメトロポリターノに移動すべく、スタジアムを出ていたはず。どっちにしろ自分の目で見ることはできなかったかと。 まあ、これで6試合勝っていないことになったボルダラス監督のチームに関しては、先週金曜日から、とうとう緊急補強が始まって、最初に決まったFWサトリアーノ(オリンピック・リヨンからレンタル)は早速バレンシア戦のスタメンに入っていましたし、ボッセリ(リーベル・プレートから移籍)、ザイド・ロメロ(クラブ・ブルージュからレンタル)の2人のCBも次の試合は来週月曜日のジローナ戦とあって、チームに馴染む時間はありますからね。今のところ、降格圏まで勝ち点差2の16位に留まっているため、この先の巻き返しを期待するばかりでしょうか。 その一方で、だんだん雲行きが怪しくなってきたのが、もう1つの弟分のラージョで、アトレティコ戦のすぐ後、午後6時30分からのアウェイゲームでセルタと対戦したんですが、私が近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)にたどり着いた時には40分にカレイラ、54分にはパチャのペナルティでブライアン・サラゴサにPKを決められて、2-0と負けていてねえ。しかもTVで最初に見たシーンが、VAR(ビデオ審判)のモニターチェックでスウェドベリにタックルしたメンディのカードがイエローからレッドに変わり、退場させられるところなんですから、まったくどうしたものか。 結局、人数が少なった後の79分にもハビ・ルエダにゴールを決められて、ラージョは3-0で完敗。せっかくアラベスに負けてコパの重荷がなくなり、カンファレンスリーグ・ラウンド16がやって来る3月まで、リーガに専念して順位を上げる計画がこうも早く頓挫してしまうとは。イニゴ・ペレス監督のチームは降格圏まで勝ち点3差とはいえ、順位は13位と弟分仲間よりは幾分、マシなんですけどね。土曜のエスタディオ・バジェカスでのオサスナ戦で立て直しができるといいんですが、こちらは補強もまだカルロス・マルティン(アトレティコからレンタル)だけと、ほとんど進んでいないのが心配です。 それでホーム・スウィート・ホームに戻って来たアトレティコは思う存分、内弁慶ぶりを見せつけてくれたのかって? いやあ、彼らのシュート精度の不足は相変わらず続いていて、6試合ノーゴールのフリアン・アルバレスなど、オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の解説に最近、生まれたお子さんの夜泣きのせいで、眠れていないんじゃないかと言われていた程でねえ。そうはいってもシュートが決まらないのは彼だけでなく、前半アディショナルタイムにはまさに呪われているとしか思えない光景が出現。 フリアンからのラストパスをゴール前でもらったアルマダがシュートを2度続けて、敵DFに跳ね返された後、続いたバリオス、ジュリアーノもブロックされてしまったんですよお。これには場内のファンも頭を抱えるしかなかったんですが、48分、ようやく当たりが出ることに。直前のチャンスを決められなかったセルロートが、今度はバリオスが上げたクロスをフリーでヘッド。これがGKシベラを破ってくれたから、ようやくメトロポリターノも久々のゴールを祝うことができました。その後の彼らは省エネモードに入ってしまったようでね。 最初の3人一斉交代ではジュリアーノ、アルマダ、そしてフリアンをコケ、バエナ、グリーズマンにしたシメオネ監督だったんですが、その後、カルドーソをル・ノルマンに、終盤にはセルロートをモリーナにしたせいで、選手たちが虎の子の1点を守るだけでいいと思い込んでしまった疑いもあるんですけどね。でもだからって、最後はアラベスに攻め立てられて終わるなんてこと、あっていい? それも苦手のCK守備で2度もボジェにヘッドを撃たれ、狙いが外れてくれたから良かったものの、これじゃあ、スタンドからブーイングが聞こえてきたのもムリはなかったかと。 幸い相手には枠内シュートが1本もなかったこともあり、そのまま1-0で逃げ切ることができたアトレティコでしたが、ちょっと振り返ってみると、今年になってからの4試合、彼らは全て1得点留まり。相手がコパのデポルティボ(2部)やこの日のアラベスのように攻撃力がなければ勝てても、スペイン・スーパーカップ準決勝のダービーではお隣さんに2点を取られて負け、年明け試合のレアル・ソシエダ戦でも1-1に追いつかれてドローでしたからね。とりわけ、水曜午後9時にはトップ8入りが懸かったCLガラタサライ戦が苦手のアウェイでやって来るとあって、正直、シュート70本撃って、たった4得点だけという非効率さには不安を覚えるばかりなんですが、こればっかりはねえ。 ただ、日曜日の最後の時間帯にはマドリッドの兄貴分たちに朗報があって、何と首位のバルサがアノエタでレアル・ソシエダに2-1と負け、2位のマドリーとは勝ち点1差に、3位のビジャレアルと同じ勝ち点で並ぶ4位のアトレティコとは8差になったんですよ。それでもリーガで這い上がるのは、シメオネ監督のチームにとって、気の遠くなるような道のりなんですけどね。月曜日の抽選で2月のコパ準々決勝もカルトゥーハでのベティス戦となったため、かなり難易度が上がった気がしますし、とにかく今は冬の市場でガラン(オサスナに移籍)、カルロス・マルティン(ラージョにレンタル)、ギャラガー(トッテナムに移籍)、ラスパドリ(同アタランタ)と4人も減った戦力を早く補充して、1日でも早くフリアンがゴールを取り戻してくれることを願うしかありません。 2026.01.21 17:00 Wed4
超絶イケメンの“天才”グティ、指揮官としても非凡な模様
▽元スペイン代表MFグティが指揮官としても非凡な能力を発揮している。 ▽レアル・マドリー下部組織出身のグティは、1995年にトップチームデビュー。卓越したパスセンスやゲームメーク力、シュート精度などを武器に、セントラルMFやウイング、トップ下、センターフォワードなど様々なポジションでプレーした。15シーズンにわたってプレーしたマドリーでは、公式戦538試合に出場して77ゴールを記録。2010-11シーズンからベシクタシュでプレーしたのち、2012年に現役を引退した。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170626_30_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽マドリーでプレーしたFWアントニオ・カッサーノが「正しい時期に平静を保ち、完璧なプロであれば、フットボール史上最高の選手になり得た。クオリティが詰まったカバンを持った異星人だった」と、過去にスペイン『アス』で語るなど、その能力の高さは多くの人に認められてきた。 ▽そのグティ、現在はマドリーの下部組織であるユースチームのフニベルAを指揮している。そのフニベルAが今季、トレブル(3冠)を達成したのだ。 ▽マドリー公式サイトによれば、『Division de Honor』、『Copa de Campeones』、『Copa del Rey』の3つの大会を制したとのこと。このカテゴリーでの3冠はクラブ史上初とのことだ。 ▽40歳となったグティ監督は、マドリー公式サイトで以下のようにコメントしている。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170626_30_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>「選手は(獲得タイトルの)すべてに値するよ。11カ月にわたって戦い、欧州最高のユースチームと戦ってきた」 「素晴らしい年だった。とても幸せだよ。チームを誇りに思う」 ▽選手時代は、そのイケメンぶりと茶目っ気のある性格から女性人気の高かったグティ。監督となって選手を称えるコメントを出すグティもまた男前だ。 2017.06.26 19:27 Mon5
