バイエルン相手に殊勲の2発、S・ヒメネスは「カウンターが完璧に機能した」と勝因を挙げる

2025.01.23 12:00 Thu
Getty Images
フェイエノールトのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが22日に行われ、3-0で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節バイエルン戦を振り返った。

格上のバイエルンをホームに迎えた一戦。フェイエノールトは自陣に引きながらカウンターを狙うと、21分にロングフィードを絶妙なトラップで捌いたヒメネスが抜け出し、先制ゴールを奪取した。

その後も耐え凌ぐと、前半追加タイムにPKを獲得。これをヒメネスが決めて2点をリードして前半を終えた。後半も守勢が続き、終盤にかけてはバイエルンの猛攻に晒されたが、89分に途中出場のFW上田綺世がダメ押しゴールを決めて金星とした。
11位に浮上したフェイエノールトは最終節を前にラウンド16プレーオフに回れる24位以上が確定。殊勲のヒメネスはバイエルン戦の勝因を次のように話した。

「誰も僕らが勝つとは思っていなかったから余計嬉しい。サッカーではこのようなサプライズが起こる。バイエルンが素晴らしいチームだとわかっていたけど、最終的には僕らのカウンターが完璧に機能し、適切なタイミングでゴールを決めることができた」
上田とポジション争いをするヒメネスは今季CL4試合の出場で4ゴール、エールディビジでは11試合7ゴールと高い決定力を発揮。ミランを始め、ビッグクラブが獲得を狙っていると報じられている。

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【CLノックアウトフェーズPO1stレグ・プレビュー②】前田&旗手セルティックが伊藤復帰バイエルンに挑む

チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグの残り8試合が12日に行われる。ここでは12日に行われる4試合の展望を紹介していく。 ◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ② ▽2/12(水) 《26:45》 クラブ・ブルージュvsアタランタ 《29:00》 セルティックvsバイエルン フェイエノールトvsミラン モナコvsベンフィカ リーグフェーズの全日程が2週間前に終了し、9位から24位までの全16チームが残り8枠となっているラウンド16進出を懸けたプレーオフに臨む。2日目は日本人所属4クラブが登場する。 ◆前田&旗手が伊藤復帰のバイエルンに挑む FW古橋亨梧が去ったセルティックはリーグフェーズ最終節アストン・ビラ戦では2-4と競り負け、21位フィニッシュとなった。そしてラウンド16進出を懸けたプレーオフではレアル・マドリーかバイエルンと対戦する可能性があった中、バイエルンと対戦することに。そのバイエルン戦ではFW前田大然の出場停止処分が1試合軽減され、出場可能に。今季公式戦21発の前田が、MF旗手怜央と共にバイエルン撃破を目指す。 一方、リーグフェーズでバルセロナ、アストン・ビラ、フェイエノールトに敗れたバイエルンはトップ8に届かず12位フィニッシュ。ただ、ブンデスリーガでは好調を持続し、2位レバークーゼンに8ポイント差を付けて首位を快走している。そのレバークーゼンとの頂上決戦を週末に控える中、敵地でのセルティック戦を乗り切ってラウンド16進出に近づけるか。長期離脱で未だにデビューできていないDF伊藤洋輝は遠征メンバー入りしており、デビューに期待が懸かる。 ◆上田フェイエはヒメネス移籍のミランと対戦 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250211_10_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグフェーズではバイエルン撃破、マンチェスター・シティに引き分けるなど善戦したフェイエノールトは19位フィニッシュ。FW上田綺世はバイエルン戦含め2ゴールを奪取してプレーオフ進出に貢献した。その上田とポジションを争っていた主砲FWサンティアゴ・ヒメネスがこの冬ミランへ移籍。そのミランと奇しくもラウンド16進出を懸けて激突することになった。新エースとして上田がヒメネスの前でゴールを奪う活躍を見せられるかに注目だ。 一方、リーグフェーズ最終節ディナモ・ザグレブ戦を落としてトップ8入りを逃した13位ミランは、セルジオ・コンセイソン監督の下、チーム改革中。この冬、FWモラタ、FWオカフォー、DFカラブリア、MFベナセルと主力を放出した中、ヒメネス、FWフェリックス、DFウォーカーが加入した。早くも新戦力のヒメネスとフェリックスがゴールを奪う幸先の良さを見せている中、早速凱旋することになったヒメネスの恩返し弾でラウンド16進出に近づけるか。 ◆南野モナコは難敵ベンフィカと対戦 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250211_10_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグフェーズ最終節でインテルに完敗し、17位フィニッシュとなったFW南野拓実のモナコ。南野は第3節ツルヴェナ・ズヴェズダ戦で2ゴールを挙げる活躍を見せたが、その試合以外でゴールやアシストはなし。直近のパリ・サンジェルマン戦でも好機には顔を出せていることからゴールまでもう一歩といったところだが、最終節でユベントスを下し、第7節ではバルセロナと壮絶な打ち合いを演じた力のある16位ベンフィカ相手に結果を残せるか。 ◆9位アタランタは24位ブルージュと対戦 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250211_10_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> トップ8にあと一歩足りなかった9位アタランタは、ぎりぎりプレーオフに回った24位クラブ・ブルージュと対戦。昨季ヨーロッパリーグ王者のアタランタはリーグフェーズ最終節でバルセロナにドロー。第6節ではレアル・マドリーには打ち負けたものの善戦と、スペインの2大巨頭に対して力のあるところを示した。セリエAで早くも20ゴールの大台に乗せたFWレテギはCLでは3ゴールと大人しいが、第7節でユベントスに引き分ける善戦を見せた堅守ブルージュ相手にゴールとなるか。 ◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ結果 ▽2/11(火) ブレスト 0-3 パリ・サンジェルマン マンチェスター・シティ 2-3 レアル・マドリー ユベントス 2-1 PSV スポルティングCP 0-3 ドルトムント 2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、8チームとの対戦を行う。36チームは全チームが同じ順位表で争い、上位8チームがラウンド16に進出。9位から24位までがプレーオフを戦い、勝者がラウンド16に進むこととなる。 2025.02.12 18:00 Wed
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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.21“小野とUEFAカップ”意地を見せてタイトル獲得/フェイエノールト[2001-2002]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.21</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2001-2002シーズン/フェイエノールト 〜小野とUEFAカップ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2001-02feyenoord.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ベルト・ファン・マルバイク(50) 獲得タイトル:UEFAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力6:★★★★★★☆☆☆☆ タレント6:★★★★★★☆☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">意地を見せてタイトル獲得</div> アヤックスやPSVと並ぶオランダの名門・フェイエノールトは、1998-99シーズンにエールディビジを制覇。しかし、1999-99シーズンと2000-01シーズンにPSVに2連覇を許し、国内のタイトル奪還に燃えていた。 クラブは2001年夏、ベテランストライカーのファン・ホーイドンクや日本屈指のテクニシャンである小野を獲得。すぐさまエースに君臨したファン・ホーイドンク、正確なキックで攻撃を司った小野といった新戦力に、トマソンを加えた攻撃陣は抜群の破壊力を誇った。しかし、守備陣が不安定さを露呈したため、エールディビジではアヤックスとPSVに次いで3位という結果に終わってしまった。 さらに、CLをグループステージで敗退し、UEFAカップ(現EL)に回ってしまう。それでも、チームはUEFAカップで意地を見せる。準決勝でインテルを破ったフェイエノールトは、ドイツ王者のドルトムントとの決勝戦を本拠地デ・カイプで迎えた。試合は、ファン・ホーイドンクの直接FKを含む2ゴールでリードを奪い、小野のアシストからトマソンのゴールが生まれて3-2で勝利。28年ぶり2度目となるUEFAカップのタイトルを獲得した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">多彩な攻撃陣</div> ファン・マルバイクに率いられたフェイノールトは、守備陣が不安さを見せていたものの、攻撃陣に魅力を有するチームだった。その中で、ボランチの位置に入った主将・ボスフェルトが献身的な守備でチームを支えた。一方、最終的にボランチのポジションに落ち着いた小野だが、加入当初からサイドやトップ下など様々な役割をこなしながら自身の持ち味を発揮していた。 両サイドにはボナベントゥル・カルーやエルマンデルといった生きの良いアタッカーを揃えていた。そして、下部組織出身のファン・ペルシは18歳という年齢ながら才能の片鱗を見せてUEFAカップの決勝戦で先発の座を射止めた。 トップ下のトマソンは組み立てから飛び出しなど攻撃の中心を担い、得点に直結するプレーを幾度も披露。最前線のファン・ホーイドンクは、大柄ながら足下の上手さを兼ね備え、直接FKで幾度もゴールを奪った。そして、エールディビジでは24ゴールを挙げ、得点王のタイトルを獲得している。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MF小野伸二(22)</span> 日本が誇る天才MF。自身初の海外移籍となった小野は、すぐさまポジションを掴み取ってチームに欠かせない存在となった。そして、クライフの付けた背番号14を背負い、右足と左足をそん色なく操る技術と繊細なタッチで相手を手玉に取った。惜しむらくは、年を重ねる毎に度重なるケガに悩まされ、その才能を十分に発揮しきれなかったことだ。 2019.04.13 22:00 Sat
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欧州5大リーグ移籍を熱望していた韓国代表MFファン・インボムがフェイエノールトへ完全移籍!

フェイエノールトは2日、セルビア1部のツルヴェナ・ズヴェズダに所属する韓国代表MFファン・インボム(27)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。 フェイエノールトへの移籍が決まったファン・インボムは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「ここに来ることができてとても嬉しい。セルビアでチームメイトだったウロシュ・スパイッチは、フェイエノールトに行く決断は正しいと言ってくれた。ここは僕がこれまでプレーした中で最大のクラブだし、ヨーロッパでも大きなクラブだから、長い間ここにいたいね。ホームゲームは毎回、スタジアムが満員になると聞いているので、サポーターに自分のプレーを見せられることを楽しみにしている」 地元の大田シチズンでプロデビューを飾ったファン・インボムは、2019年1月に21歳でMLSバンクーバー・ホワイトキャップスへ移籍。2020年8月にルビン・カザンへ移籍し欧州挑戦を果たしたが、ロシアサッカーに対する制裁を受けて一時帰国。 その後、2022年夏にオリンピアコスへ完全移籍すると、昨季からツルヴェナ・ズヴェズダに加入。2023-24シーズンは公式戦35試合に出場し6ゴール7アシストをマーク。今季もここまで公式戦7試合で5アシストを記録していた。 また、韓国代表では通算60キャップを誇り、2018年9月のデビューから同代表の国際Aマッチ65試合中60試合に出場。うち先発出場が55試合という絶対的存在であり、カタールW杯とアジア杯2023も全試合先発出場していた。 2024.09.03 09:00 Tue

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