バケーションは短かった…/原ゆみこのマドリッド
2025.01.02 21:30 Thu
「今が一番いい時なのに見せてあげないんだ」そんな風に私が嘆いていたのは元旦の朝、前日大晦日にあった恒例の年1回、エスタディオ・ディ・ステファノ(RMカスティージャのホーム)での公開練習が6000人のレアル・マドリーファンで賑わっている様子をスポーツ紙で見た時のことでした。いやあ、リーガ18節が終わった後、スペインのクラブはどこもバケーションに突入し、選手たちも三々五々、家族や友人とクリスマスを過ごすため、世界中に散らばっていたんですけどね。詰込み試合日程の世知辛い昨今とあって、どこも休暇日数は7、8日程度。
年内30日には大半のチームが年明けの対戦に向けて練習再開となったんですが、この時期は子供たちも学校がありませんからね。弟分のラージョも大晦日には、エスタディオ・バジェカスからもっと南に行ったところにある練習場でのセッションをオープンに。今季になって、もっぱら非公開練習ばかりが続いていたレガネスも1月3日、インスタラシオン・デポルティボ・ブタルケでのセッションをファンが見学できると聞いたんですが、何故か、アトレティコは変わらず、開始から15分マスコミ公開のみ。マハダオンダ(マドリッド近郊)でのセッションは外周をシートに覆われたグラウンドかミニスアジアムでやっているって、ちょっと勿体ない気がしたから。
いえ、実際、アトレティコが大々的なファン公開練習をしたのは13年前が最後で、ええ、その時はマンサノ監督に代わって就任したばかりのシメオネ監督のお披露目も兼ね、尚且つ、リーガは超低空飛行。CL、コパ・デル・レイにも早々敗退して、青息吐息だったチームをビセンテ・カルデロンで励ましてもらおうという算段もあったんですけどね。生憎、このクリスマス期間、1月5日までのメトロポリターノはマドリッド・オン・アイスというイベントを開催して、全面グルリと観客席にアイススケートリンクを設置。
20ユーロ(約3300円)で3時間程、誰もが楽しめる空間になっているんですが、ピッチの部分は手付かずで時折、コンサートなども開催されているようですからね。代わりに年内最終節にバルサを破り、堂々リーグ首位となった選手たちの練習を眺めながら、スケートできたら、それこそファンも大満足なんじゃないかと思ったんですが、やっぱりそれだと、滑っている人も選手たちも気が散って危ない?
まあ、そんなことはともかく、私もさっさとクリスマス呆けを覚まして、もう年明けの試合が迫っているマドリッド勢の予定をお伝えしていくことにすると。2025年最初の試合はコパ・デル・レイ・32強対戦のチームがほとんどなんですが、例外なのはご存知マドリーで、ええ、彼らは早くも3日の金曜午後9時(日本時間翌午前5時)、昨年10月のバレンシア洪水災害のせいで順延となった12節バレンシア戦をメスタジャでプレーすることに。
それでも大晦日の公開練習ではドレッドヘアにしてイメチェンした当人、しっかりファンサービスもしていて、いえまあ、今季の前線の新しい相棒となったエムバペと「Podemos marcar muchos más y lo vamos a hacer/ポデモス・マルカル・ムーチョス・マス・イ・ロ・バモス・ア・アセール(ボクらはもっと沢山のゴールを挙げることができるし、そうするつもりだ)」と気勢を上げるのは忘れていませんでしたけどね。両者合わせてすでに28得点とペースも順調なため、年内最終戦後にバラハ監督を解任。その2日後、イングランド2部のウエスト・ブロムウィッチ・アルビオンから、1部未経験の41才、コルベラン監督を引き抜いた最下位バジャドリーと同じ勝ち点の19位バレンシア、そして続く来週月曜午後7時(日本時間翌午前3時)のコパ32強対決デポルティボ・ミネイラ(RFEF1部/実質3部)戦にはそれ程、問題はないかと思いますが、さて。
むしろマドリーにとって大変なのはその先で、そう、彼らの週2試合ペースは1月中も延々と続いて、9日(木)にはサウジアラビアでのスペイン・スーパーカップ準決勝でマジョルカ(昨季コパ準優勝)と対戦。そこで勝った場合には12日(日)にもう1つの準決勝、アスレティック(昨季コパ優勝)vsバルサ(昨季リーガ準優勝)戦の勝者と決勝を戦わないとならず、その週がフリーになるアトレティコなどが長く休めることになりますからね。まずはバレンシアに勝って、現在勝ち点1差のお隣さんから首位を奪い獲るのも大事なんですが、やっぱり気になるのは未だに話題に上がってこない、この冬の補強選手候補名でしょうか。
というのも大晦日の公開練習ではやっと、ヒザの靭帯断裂で長期リハビリをしていたアラバがpartidillo(パルティディージョ/ミニゲーム)に参加。用心しいしい、チームに合流し始めているものの、1月早々から実戦復帰という訳にはいきませんからね。信頼できる本職CBがリュディガーだけで、しかも彼は昨年中、ずっと出ずっぱりとなれば、いつ何があっても不思議はない?アラバが戻って来るまで、あとは緊急事態用CBのチュアメニとカンテラーノ(RMカスティージャの選手)のアセンシオだけというのは、今季の目標がseptete(セプテテ/7冠優勝のこと)というのもあり、多くのマドリーファンが不安を覚えるところでしょうが、もしやアンチェロッティ監督も撃ち負けなければいい派だったのかも。
その一方で、同じ金曜にコパの予定が入っている弟分チームも2つあって、それはヘタフェとラージョ。前者は2部7位のグラナダと後者は2部でも降格圏20位のラシン・フェロルと対戦となるんですが、両チームの今の立場はかなり対照的。いえまあ、どちらもCFがゴール日照りなのは同じなんですが、年内最後の2試合に連敗したヘタフェは降格圏と勝ち点差1の17位とあって、やはり優先すべきは来週末のラス・パルマス戦になるんですよねえ。
実際、コパの方はこの32強で勝ち抜けると、1月後半が恐怖の週2試合ペースになるため、ここらで見限るチームが出て来るのは毎年のことですが、それにしたって、ヘタフェのフロントの動きが鈍いことったらもう。いくら昨季の3月にヒザの半月板を損傷したマジョラルが再手術を経て、復帰間近とはいえ、すぐさま高パフォーマンスを挙げてくれる保証もないのに、FWの補強候補がサディク(レアル・ソシエダ)ぐらいしか出てないとなれば、この1月は再び、ゴール欠乏症に苦しむことになるような。
ただ、降格圏と勝ち点7差の12位で年を越えたラージョの方も、いえ、ラシン・フェロル戦では昨季までファンのお気に入りだったベベが相手チームにいるという楽しみはあるんですけどね。リーガではここ3試合、マドリー、ビジャレアル、ベティスと3連続引分け中とあって、10日(金)のホームゲーム、セルタ戦の方に力を入れたいとイニゴ・ペレス監督は思っているかもしれない?おまけにバケーション明けの練習には11月初旬以来、ピッチから姿を消したハメス・ロドリゲス、そしてメンタル系疾患と言われているRdT(ラウール・デ・トマス)の姿が見えず、こちらもカメージョ、エヌテカがほとんどゴールを入れていないため、FWの補強が望まれるところですが…弟分たちはやっぱり、市場クローズ前駆け込みオペレーションになるんでしょうかね。
そして今季からの1部復活弟分、レガネスは日曜に2部のやはり降格圏21位のカルタヘナと対戦となるんですが、こちらも降格圏と勝ち点3差の15位とあまり余裕はありませんからね。おまけに年内最終節のビジャレアル戦でジェレミー・ピノの首を掴んで引き倒し、一発退場したオスカル・ロドリゲスの出場停止が4試合という重い処分になってしまったのも大痛手で、だってえ、3試合以上になると、リーガ由来の処分でありながら、コパでも消化しないといけなくなるんですよ。
要は彼、このカルタヘナ戦だけでなく、来週末のエスパニョール戦、コパ16強対決があればそれも、続いてアトレティコとの兄弟分ダービー、コパ敗退の場合はその次のアスレティック戦まで出られない可能性もなきにしろあらず。どちらにしろ、この1月のリーガで勝ち点が見込めそうなのは、降格圏18位のエスパニョールとの試合だけとあって、ボルハ・ヒメネス監督もやはりリーガ目線になりそうなのは決して咎められませんが…その2-5と大敗したビジャレアル戦の直前、モンジュイックでバルサに0-1で勝った大手柄がこうも早く忘れ去られてしまうのはちょっと、淋しいですよね。
え、そのおかげで、もちろん、前節に土壇場のセルロートのゴールで1-2の勝利を挙げたのもあって、首位で年越ししたアトレティコもコパの試合があるんだろうって?その通りで、彼らは土曜午後9時30分(日本時間翌午前5時30分)からマルベージャ(RFEF1部/実質3部)と対戦。相手のホームスタジアムはまさにコスタデルソルの高級リゾートタウン、マルベージャにあるんですが、とても小さいため、今回は小1時間離れたロサレダ(2部のマラガのホーム)を借りて開催されることになっています。
ちなみにそこは奇しくも13年前、シメオネ監督が当時1部だったマラガ相手に、アトレティコを率いてのデビューを飾ったスタジアムで、いえまあ、その時は試合もスコアレスドローで終わり、とても2度のリーグタイトル獲得を含む、その後長きに渡る隆盛を彷彿させるものとは言い難かったんですけどね。コパはまだ格下チームとの試合、しかも彼らは11月から12連勝中となれば、勝てない方がおかしかったりする?とはいえ、できれば、なかなか点が取れなかった1回戦のビック(地方リーグ/実質6部)戦や2回戦カサレーニョ(RFEF2部)戦のようにフリアン・アルバレスやグリーズマンの手を煩わせることなく、あっさり片付けてくれたらと。
そう、今季は適宜、お休みをもらっているチームの重鎮より、10才若い24才とはいえ、夏にコパ・アメリカとパリ五輪の梯子参加もあったフリアンは昨年、計70試合という世界で1、2を争う勤勉ぶりでしたからね。ここ2年間、ケガをしていないとはいえ、1月後半には改変CLのリーグフェーズ7節、16強対決直接進出圏の懸かったレバークーゼン戦なども控えているため、シメオネ監督も大事な試合に備えて、上手くローテーションしていきたいはずですが、それは蓋を開けてみるまで、どんな試合になるかまったく予想ができないアトレティコ。
一応、バルサ戦で筋肉系の負傷をしたヒメネスはお休みになりますが、彼も来週末のオサスナ戦までには回復予定とあって、とりあえず、年明け最初の試合はビッツェルやアスピリクエタ、ようやく頭蓋骨骨折から平常モードに戻りつつあるル・ノルマン辺りでやりくりすることになるかと。とはいえ、アトレティコには他にもコケやサムエル・リノ、リケルメ、レイニウドら、レギュラー奪還を虎視眈々と狙う選手が少なくありませんからね。まずはコパでいい感じで始めて、リーガ再開試合ではたとえ、お隣さんに首位を奪われていても、確実に取り戻せる勝利を挙げて、破竹の14連勝となってくれたらいいんですが…やはり心配はクリスマス呆けですかねえ。
年内30日には大半のチームが年明けの対戦に向けて練習再開となったんですが、この時期は子供たちも学校がありませんからね。弟分のラージョも大晦日には、エスタディオ・バジェカスからもっと南に行ったところにある練習場でのセッションをオープンに。今季になって、もっぱら非公開練習ばかりが続いていたレガネスも1月3日、インスタラシオン・デポルティボ・ブタルケでのセッションをファンが見学できると聞いたんですが、何故か、アトレティコは変わらず、開始から15分マスコミ公開のみ。マハダオンダ(マドリッド近郊)でのセッションは外周をシートに覆われたグラウンドかミニスアジアムでやっているって、ちょっと勿体ない気がしたから。
いえ、実際、アトレティコが大々的なファン公開練習をしたのは13年前が最後で、ええ、その時はマンサノ監督に代わって就任したばかりのシメオネ監督のお披露目も兼ね、尚且つ、リーガは超低空飛行。CL、コパ・デル・レイにも早々敗退して、青息吐息だったチームをビセンテ・カルデロンで励ましてもらおうという算段もあったんですけどね。生憎、このクリスマス期間、1月5日までのメトロポリターノはマドリッド・オン・アイスというイベントを開催して、全面グルリと観客席にアイススケートリンクを設置。
まあ、そんなことはともかく、私もさっさとクリスマス呆けを覚まして、もう年明けの試合が迫っているマドリッド勢の予定をお伝えしていくことにすると。2025年最初の試合はコパ・デル・レイ・32強対戦のチームがほとんどなんですが、例外なのはご存知マドリーで、ええ、彼らは早くも3日の金曜午後9時(日本時間翌午前5時)、昨年10月のバレンシア洪水災害のせいで順延となった12節バレンシア戦をメスタジャでプレーすることに。
それがさすが、世界一を自負するクラブだけあって、彼らは休暇中も先週金曜にビニシウス、ベリンガム、クルトワらがグローブサッカーアワードの表彰式でドバイに出張。もう最近はサッカーの賞も多すぎて、こちらがどれ程、権威のあるものかは私もよくわからないんですが、先日のFIFAザ・ベストに続き、最優秀選手賞を獲得したビニシウスが、バロンドールをロドリ(マンチェスター・シティ)に攫われたリベンジを再び果たしたのはともかく、バケーションが切れ切れになってしまったのはちょっと気の毒だったかと。
それでも大晦日の公開練習ではドレッドヘアにしてイメチェンした当人、しっかりファンサービスもしていて、いえまあ、今季の前線の新しい相棒となったエムバペと「Podemos marcar muchos más y lo vamos a hacer/ポデモス・マルカル・ムーチョス・マス・イ・ロ・バモス・ア・アセール(ボクらはもっと沢山のゴールを挙げることができるし、そうするつもりだ)」と気勢を上げるのは忘れていませんでしたけどね。両者合わせてすでに28得点とペースも順調なため、年内最終戦後にバラハ監督を解任。その2日後、イングランド2部のウエスト・ブロムウィッチ・アルビオンから、1部未経験の41才、コルベラン監督を引き抜いた最下位バジャドリーと同じ勝ち点の19位バレンシア、そして続く来週月曜午後7時(日本時間翌午前3時)のコパ32強対決デポルティボ・ミネイラ(RFEF1部/実質3部)戦にはそれ程、問題はないかと思いますが、さて。
むしろマドリーにとって大変なのはその先で、そう、彼らの週2試合ペースは1月中も延々と続いて、9日(木)にはサウジアラビアでのスペイン・スーパーカップ準決勝でマジョルカ(昨季コパ準優勝)と対戦。そこで勝った場合には12日(日)にもう1つの準決勝、アスレティック(昨季コパ優勝)vsバルサ(昨季リーガ準優勝)戦の勝者と決勝を戦わないとならず、その週がフリーになるアトレティコなどが長く休めることになりますからね。まずはバレンシアに勝って、現在勝ち点1差のお隣さんから首位を奪い獲るのも大事なんですが、やっぱり気になるのは未だに話題に上がってこない、この冬の補強選手候補名でしょうか。
というのも大晦日の公開練習ではやっと、ヒザの靭帯断裂で長期リハビリをしていたアラバがpartidillo(パルティディージョ/ミニゲーム)に参加。用心しいしい、チームに合流し始めているものの、1月早々から実戦復帰という訳にはいきませんからね。信頼できる本職CBがリュディガーだけで、しかも彼は昨年中、ずっと出ずっぱりとなれば、いつ何があっても不思議はない?アラバが戻って来るまで、あとは緊急事態用CBのチュアメニとカンテラーノ(RMカスティージャの選手)のアセンシオだけというのは、今季の目標がseptete(セプテテ/7冠優勝のこと)というのもあり、多くのマドリーファンが不安を覚えるところでしょうが、もしやアンチェロッティ監督も撃ち負けなければいい派だったのかも。
その一方で、同じ金曜にコパの予定が入っている弟分チームも2つあって、それはヘタフェとラージョ。前者は2部7位のグラナダと後者は2部でも降格圏20位のラシン・フェロルと対戦となるんですが、両チームの今の立場はかなり対照的。いえまあ、どちらもCFがゴール日照りなのは同じなんですが、年内最後の2試合に連敗したヘタフェは降格圏と勝ち点差1の17位とあって、やはり優先すべきは来週末のラス・パルマス戦になるんですよねえ。
実際、コパの方はこの32強で勝ち抜けると、1月後半が恐怖の週2試合ペースになるため、ここらで見限るチームが出て来るのは毎年のことですが、それにしたって、ヘタフェのフロントの動きが鈍いことったらもう。いくら昨季の3月にヒザの半月板を損傷したマジョラルが再手術を経て、復帰間近とはいえ、すぐさま高パフォーマンスを挙げてくれる保証もないのに、FWの補強候補がサディク(レアル・ソシエダ)ぐらいしか出てないとなれば、この1月は再び、ゴール欠乏症に苦しむことになるような。
ただ、降格圏と勝ち点7差の12位で年を越えたラージョの方も、いえ、ラシン・フェロル戦では昨季までファンのお気に入りだったベベが相手チームにいるという楽しみはあるんですけどね。リーガではここ3試合、マドリー、ビジャレアル、ベティスと3連続引分け中とあって、10日(金)のホームゲーム、セルタ戦の方に力を入れたいとイニゴ・ペレス監督は思っているかもしれない?おまけにバケーション明けの練習には11月初旬以来、ピッチから姿を消したハメス・ロドリゲス、そしてメンタル系疾患と言われているRdT(ラウール・デ・トマス)の姿が見えず、こちらもカメージョ、エヌテカがほとんどゴールを入れていないため、FWの補強が望まれるところですが…弟分たちはやっぱり、市場クローズ前駆け込みオペレーションになるんでしょうかね。
そして今季からの1部復活弟分、レガネスは日曜に2部のやはり降格圏21位のカルタヘナと対戦となるんですが、こちらも降格圏と勝ち点3差の15位とあまり余裕はありませんからね。おまけに年内最終節のビジャレアル戦でジェレミー・ピノの首を掴んで引き倒し、一発退場したオスカル・ロドリゲスの出場停止が4試合という重い処分になってしまったのも大痛手で、だってえ、3試合以上になると、リーガ由来の処分でありながら、コパでも消化しないといけなくなるんですよ。
要は彼、このカルタヘナ戦だけでなく、来週末のエスパニョール戦、コパ16強対決があればそれも、続いてアトレティコとの兄弟分ダービー、コパ敗退の場合はその次のアスレティック戦まで出られない可能性もなきにしろあらず。どちらにしろ、この1月のリーガで勝ち点が見込めそうなのは、降格圏18位のエスパニョールとの試合だけとあって、ボルハ・ヒメネス監督もやはりリーガ目線になりそうなのは決して咎められませんが…その2-5と大敗したビジャレアル戦の直前、モンジュイックでバルサに0-1で勝った大手柄がこうも早く忘れ去られてしまうのはちょっと、淋しいですよね。
え、そのおかげで、もちろん、前節に土壇場のセルロートのゴールで1-2の勝利を挙げたのもあって、首位で年越ししたアトレティコもコパの試合があるんだろうって?その通りで、彼らは土曜午後9時30分(日本時間翌午前5時30分)からマルベージャ(RFEF1部/実質3部)と対戦。相手のホームスタジアムはまさにコスタデルソルの高級リゾートタウン、マルベージャにあるんですが、とても小さいため、今回は小1時間離れたロサレダ(2部のマラガのホーム)を借りて開催されることになっています。
ちなみにそこは奇しくも13年前、シメオネ監督が当時1部だったマラガ相手に、アトレティコを率いてのデビューを飾ったスタジアムで、いえまあ、その時は試合もスコアレスドローで終わり、とても2度のリーグタイトル獲得を含む、その後長きに渡る隆盛を彷彿させるものとは言い難かったんですけどね。コパはまだ格下チームとの試合、しかも彼らは11月から12連勝中となれば、勝てない方がおかしかったりする?とはいえ、できれば、なかなか点が取れなかった1回戦のビック(地方リーグ/実質6部)戦や2回戦カサレーニョ(RFEF2部)戦のようにフリアン・アルバレスやグリーズマンの手を煩わせることなく、あっさり片付けてくれたらと。
そう、今季は適宜、お休みをもらっているチームの重鎮より、10才若い24才とはいえ、夏にコパ・アメリカとパリ五輪の梯子参加もあったフリアンは昨年、計70試合という世界で1、2を争う勤勉ぶりでしたからね。ここ2年間、ケガをしていないとはいえ、1月後半には改変CLのリーグフェーズ7節、16強対決直接進出圏の懸かったレバークーゼン戦なども控えているため、シメオネ監督も大事な試合に備えて、上手くローテーションしていきたいはずですが、それは蓋を開けてみるまで、どんな試合になるかまったく予想ができないアトレティコ。
一応、バルサ戦で筋肉系の負傷をしたヒメネスはお休みになりますが、彼も来週末のオサスナ戦までには回復予定とあって、とりあえず、年明け最初の試合はビッツェルやアスピリクエタ、ようやく頭蓋骨骨折から平常モードに戻りつつあるル・ノルマン辺りでやりくりすることになるかと。とはいえ、アトレティコには他にもコケやサムエル・リノ、リケルメ、レイニウドら、レギュラー奪還を虎視眈々と狙う選手が少なくありませんからね。まずはコパでいい感じで始めて、リーガ再開試合ではたとえ、お隣さんに首位を奪われていても、確実に取り戻せる勝利を挙げて、破竹の14連勝となってくれたらいいんですが…やはり心配はクリスマス呆けですかねえ。
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レジェンドDFマルセロの息子、15歳FWエンツォ・アウベスがレアルとの新契約にサイン
クラブのレジェンドでもあり先日現役を引退した元ブラジル代表DFマルセロの長男であるFWエンツォ・アウベス(15)が、レアル・マドリーとの新契約を締結した。 父親はマドリーで長らく左サイドバックを支え、クラブ最多タイの25個のタイトルを獲得したマルセロ。息子のエンツォ・アウベスは、カデーテBに所属している。 U-15スペイン代表としてもプレーするエンツォ・アウベスは、2022年12月に初めてマドリー契約。そして、この度新たな契約を結んだようだ。 父親の名前以上に将来有望なストライカーとして注目されているエンツォ・アウベス。契約には父であるマルセロや母親のクラリス・アウベスさんも同席。「白いシャツを着てもう1年。このシャツを着続けることは誇りだ」と投稿した。 <span class="paragraph-title">【写真】 エンツォ・アウベスが父マルセロらと新契約にサイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DGVpBAFszdW/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/DGVpBAFszdW/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/DGVpBAFszdW/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Enzo Alves(@enzoalvesv)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2025.02.21 23:55 Fri3
40歳C・ロナウドが約400億円で3年連続最も稼いだアスリートに! メッシが5位、ドジャース・大谷翔平は9位
アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、再び世界で最も稼ぐアスリートとなった。アメリカ『フォーブス』が伝えた。 サッカー界のスーパースターの1人であるC・ロナウド。初めて世界で最も稼ぐアスリートになってから9年。40歳になった中で、3年連続5度目のナンバーワンとなった。 スポルティングCPで才能を見出され、マンチェスター・ユナイテッドで輝きを放ち、レアル・マドリーで全盛期を迎えると、ユベントス、ユナイテッドでプレーし、現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレー。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では準決勝で川崎フロンターレに敗れてアジア王者は逃したが、その存在感は健在だ。 サッカー界のNo.1プレーヤーという肩書きは譲りつつあるものの、この1年間で稼いだ金額は推定2億7500万ドル(約399億6000万円)とのこと。これは自己最高記録であり、歴代でも2015年に3億ドル、2018年に2億8500万ドルを稼いだプロボクサーのフロイド・メイウェザーだけとなっている。 内訳としては2億2500万ドル(約326億9000万円)がアル・ナスルとの契約で手にしており、残りの5000万ドル(約72億7000万円)はピッチ外での収入となり、スポンサー契約などの収入と見られている。 サッカー選手ではトップ10にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が1億3500万ドル(約196億3000万円)で5位。8位に元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)が1億400万ドル(約151億2000万円)でランクイン。トップ50に広げると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)が9000万ドル(約130億9000万円)で16位、ブラジル代表FWネイマール(サントス)が7600万ドル(約110億5000万円)で25位、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が6200万ドル(約90億1000万円)で34位、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)が5500万ドル(約80億円)で46位、セネガル代表FWサディオ・マネ(アル・ナスル)が5400万ドル(約78億5000万円)で48位となった。 全体では2位にNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーで1億5600万ドル(約226億7000万円)、3位にイングランドのプロボクサーであるタイソン・フューリーで1億4600万ドル(約212億2000万円)、4位にNFLのダラス・カウボーイズに所属するダック・プレスコットで1億3700万ドル(約199億1000万円)、5位がメッシとなった。 なお、日本人では9位にはMLBのロサンゼルス・ドジャーズに所属する大谷翔平が唯一入り1億250万ドル(約148億9000万円)。フィールド上で250万ドル(約3億6000万円)、フィールド外で1億ドル(約145億3000万円)を稼いでいるとされている。 <h3>◆最も稼ぐアスリートランキング 2025</h3> 1位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー/ポルトガル/40歳) 総収益:2億7500万ドル(約399億6000万円) 2位:ステフィン・カリー(バスケットボール/アメリカ/37歳) 総収益:1億5600万ドル(約226億7000万円) 3位:タイソン・フューリー(ボクシング/イギリス/36歳) 総収益:1億4600万ドル(約212億2000万円) 4位:ダック・プレスコット(アメリカン・フットボール/アメリカ/31歳) 総収益:1億3700万ドル(約199億1000万円) 5位:リオネル・メッシ(サッカー/アルゼンチン/37歳) 総収益:1億3500万ドル(約196億3000万円) 6位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール/アメリカ/39歳) 総収益:1億3380万ドル(約194億4000万円) 7位:フアン・ソト(野球/ドミニカ共和国/26歳) 総収益:1億1400万ドル(約165億8000万円) 8位:カリム・ベンゼマ(サッカー/フランス/36歳) 総収益:1億400万ドル(約151億2000万円) 9位:大谷翔平(野球/日本/歳) 総収益:1億250万ドル(約148億9000万円) 10位:ケビン・デュラント(バスケットボール/アメリカ/35歳) 総収益:1億140万ドル(約147億3000万円) 2025.05.16 17:40 Fri4
レアル退団の理由は「マドリーと競争したくなかった」…ベンゼマが引退後のプランも語る「フロレンティーノの近くに居たい」
レアル・マドリーのレジェンドでもあり、現在はサウジアラビアのアル・イテハドでプレーする元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、サウジアラビアの日々などを語った。 リヨンで育ったベンゼマは2005年7月にファーストチームに昇格。2009年7月に21歳でマドリーに完全移籍した。 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)ら、数多くの世界的なスター選手たちとプレーしたベンゼマは、公式戦648試合で354ゴール165アシストを記録。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイなど全てのタイトルを獲得したほか、バロンドールも受賞。2023年夏にサウジアラビアへと移籍した。 アル・イテハドではここまで公式戦51試合で31ゴール15アシストを記録。キャプテンとしてチームを牽引している中、『Los Amigos de Edu』という番組でエドゥ・アギーレ氏との対談に出演した。 現在サウジ・プロ・リーグでプレーするベンゼマ。サウジアラビアでの生活については「ここは気持ちが良いし、落ち着いている。マドリードとは同じではないが、ここでも常に勝たなければならない。毎年レベルが上がり、その資格が必要になる」とコメント。「僕がマドリードに来た時も、人々が僕を愛してくれていることにいつだって気がついていた。僕たちにはとても優秀なチームと監督がいる」と、アル・イテハドでの充実ぶりを語った。 サウジ・プロ・リーグは近年ヨーロッパから数多くの選手が加入しており、ワールドクラスの選手が集まるリーグとなっている。 また、サウジアラビア国民もサッカーに熱心であり、アジアの大会などが多く開催。そのため、マドリー時代と自身の生活は大きく変わっていないとした。 「僕の日常生活はマドリードと似ている。朝起きて、自宅のジムでトレーニングし、午後はチームと一緒にトレーニングしている」 「夜はディナーに出掛けたり、ビーチに行ったりすることもある。ただ、ここでも通りを歩くことはできない。人々はサッカーに夢中だ。僕は今でもマドリードにいた時と同じように、自分自身を大切にしている」 改めてマドリーを去った理由についても聞かれたベンゼマは、全てを成し遂げたからだと説明。また、ヨーロッパの他のクラブでマドリーと争いたくなかったと理由を語った。 「僕は全てを成し遂げた。少年としてスタートし、男として終えた。全てのタイトルとバロンドールを獲得したので、良い形で去りたかった」 「次の年にどのような成績を収めたかは誰にも分からない。僕にとって、レアル・マドリーは世界最高のクラブであり、PSGやシティなど、マドリーと張り合える他のチームで競争はしたくなかった」 多くの成功を手にしたベンゼマも37歳。キャリアの終わりに向かっている中、引退後についても語り、自身をマドリーにつ的たフロレンティーノ・ペレス会長の近くに居たいと語った。 「監督になることについてはよく分からない。選手になることよりも難しいと思う。サッカーの近くにいたい。引退したらフロレンティーノの近くに居たいね」 2025.03.03 18:30 Mon5
