ゴールレスに不満のヒュッター監督「我々は決定機を外しすぎた」

2024.12.15 08:50 Sun
Getty Images
モナコを率いるアディ・ヒュッター監督が、14日に行われたリーグ・アン第15節のスタッド・ランス戦を振り返った。

ミッドウィークに完敗を喫したチャンピオンズリーグ(CL)のアーセナル戦からのバウンスバックを図る一戦に臨んだモナコは、前半から南野拓実やベン・セギルに決定機が訪れたが、決め切ることができず。試合は0-0でタイムアップを迎えた。

試合後、『DAZN』のインタビューでヒュッター監督がコメント。多くのチャンスを外したチームへ苦言を呈した。
「アーセナル戦での結果は残念だったが、今日のランス戦では得点のチャンスがたくさんあった。ランスの守備は非常に良く、彼らはゴールを許さないために全力を尽くしていた。とはいえ、我々は決定機を外しすぎた。満足できるものではないよ」

また、これまでの4バックから3バックへ変更した意図については「あれだけ長距離移動をして、帰ってきたのが翌朝の5時半だったから、フレッシュな選手を起用する必要があった。選手たちはローテーションや システムの変更にもかかわらず、私を失望させなかった」と語った。

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モナコのヒュッター監督が契約延長! ザルツブルク時代から南野拓実指導のオーストリア人指揮官

南野拓実が所属するモナコは4日、アディ・ヒュッター監督(54)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 2023年7月にフィリップ・クレメント前監督の後任としてモナコの新指揮官に就任したヒュッター監督。就任から1年半では60試合を指揮し、35勝11分け14敗の戦績。就任1年目のリーグ・アンを2位フィニッシュに導くと、今シーズンもここまでリーグ戦3位に、CLではここに来て失速もプレーオフ圏内の16位に位置している。 現行契約は今シーズン終了までとなっていたが、その手腕を評価するクラブは、パリ・サンジェルマンとのトロフェ・デ・シャンピオンを翌日に控えるタイミングで2年の延長を発表した。 ヒュッター監督は母国オーストリアのレッドブル・ザルツブルクで2014-15シーズン、国内リーグとカップの2冠を達成。この期間に南野も指導していた。その後、スイスのヤング・ボーイズで2017-18シーズンにリーグ優勝を果たした。 そして、フランクフルトでは鎌田大地、長谷部誠の指揮官としてヨーロッパリーグではベスト4、ブンデスリーガでは5位フィニッシュを果たすなど結果を残した。 直近ではボルシアMGを率いるも成績不振により2021-22シーズン終了後に解任され、フリーとなっていた。 2025.01.04 21:33 Sat

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