横浜FMが山東戦連勝で4強! 両者退場者の2ndレグもアンデルソン・ロペスの値千金弾で制す【ACL2023-24】
2024.03.13 21:07 Wed
横浜F・マリノスは13日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24準々決勝2ndレグで山東泰山(中国)をホームに迎え撃ち、1-0で勝利。2戦合計3-1でベスト4進出を果たした。初の8強入りを遂げた勢いでさらなる高みを目指す横浜FMは敵地での1stレグで2-1と先勝。ホームで迎える2ndレグでは前回対戦でゴールを決めたアンデルソン・ロペスとヤン・マテウスも揃って先発し、中盤3枚の一角に植中が入った。
山東の速攻もあるなかで、立ち上がりから前にスピード感をもった仕掛けで積極性を打ち出していった横浜FM。多くの場面でヤン・マテウスが攻め手となり、早々の6分に植中のヘッドがあったりと敵陣深くにボールを持ち込むシーンを作る。
24分にはバイタルエリア中央から永戸が直接FKを狙っていったが、相手GKの正面。すると、山東も横浜FMが中盤でボールを失う場面を突いて押し返し始め、ヤン・マテウスのプレスバックがなければクリサンの決定機という場面も作られる。
半ばを過ぎて、守勢の色が濃くなる横浜FMだが、40分に中央から右サイドに展開し、エウベルと渡辺が立て続けのフィニッシュ。だが、その直後にヤン・マテウス負傷のアクシデントに見舞われ、43分に宮市の急きょ投入を余儀なくされる。
10人での戦いとなるなか、アンデルソン・ロペスが52分に右サイドから独力でシュートに持ち込めば、54分にもカウンターからフィニッシュシーン。横浜FMのゴールゲッターがここぞとばかりに存在感を放つが、いずれもゴールを割れず。
数的優位の山東に押し込まれる横浜FMだが、我慢を続けると、75分に右サイドバックに入る松原のフィードを右サイド深くの宮市がキープ。途中出場の山根がボックス右から折り返し、アンデルソン・ロペスが左足ボレーで均衡を破る。
その後、持ち前のスピードで背後を取った宮市がガオ・チュンイーのレッドカードを誘って、山東にも退場者。これで数的同数の戦いになるなか、横浜FMは最後の交代でナム・テヒと榊原を送り込み、試合を終わらせにかかる。
引き分けでも突破が決まった横浜FMだが、劣勢の時間帯もありながら、山東戦連勝でクラブの歴史をさらに塗り替えるベスト4入り。準決勝では蔚山現代FC(韓国)と対戦する。
横浜F・マリノス 1-0(AGG3-1) 山東泰山
【横浜FM】
アンデルソン・ロペス(後30)
山東の速攻もあるなかで、立ち上がりから前にスピード感をもった仕掛けで積極性を打ち出していった横浜FM。多くの場面でヤン・マテウスが攻め手となり、早々の6分に植中のヘッドがあったりと敵陣深くにボールを持ち込むシーンを作る。
半ばを過ぎて、守勢の色が濃くなる横浜FMだが、40分に中央から右サイドに展開し、エウベルと渡辺が立て続けのフィニッシュ。だが、その直後にヤン・マテウス負傷のアクシデントに見舞われ、43分に宮市の急きょ投入を余儀なくされる。
仕切り直したい横浜FMは47分に永戸が敵陣左サイド深くでボールを保持したなか、出した足で相手を踏みつける形となってイエローカード。永戸は前半に続いてイエローカードを受ける格好となり、退場を命じられてしまう。
10人での戦いとなるなか、アンデルソン・ロペスが52分に右サイドから独力でシュートに持ち込めば、54分にもカウンターからフィニッシュシーン。横浜FMのゴールゲッターがここぞとばかりに存在感を放つが、いずれもゴールを割れず。
数的優位の山東に押し込まれる横浜FMだが、我慢を続けると、75分に右サイドバックに入る松原のフィードを右サイド深くの宮市がキープ。途中出場の山根がボックス右から折り返し、アンデルソン・ロペスが左足ボレーで均衡を破る。
その後、持ち前のスピードで背後を取った宮市がガオ・チュンイーのレッドカードを誘って、山東にも退場者。これで数的同数の戦いになるなか、横浜FMは最後の交代でナム・テヒと榊原を送り込み、試合を終わらせにかかる。
引き分けでも突破が決まった横浜FMだが、劣勢の時間帯もありながら、山東戦連勝でクラブの歴史をさらに塗り替えるベスト4入り。準決勝では蔚山現代FC(韓国)と対戦する。
横浜F・マリノス 1-0(AGG3-1) 山東泰山
【横浜FM】
アンデルソン・ロペス(後30)
1
2
横浜F・マリノスの関連記事
AFCチャンピオンズリーグエリートの関連記事
|
横浜F・マリノスの人気記事ランキング
1
好調同士の神奈川ダービーは横浜FMが後半ATの逆転弾で公式戦5連勝! 湘南は2度追いつかれて6試合ぶり敗戦【明治安田J1第37節】
30日、明治安田J1リーグ第37節の湘南ベルマーレvs横浜F・マリノスがレモンガススタジアム平塚で行われ、アウェイの横浜FMが2-3で勝利した。 すでにJ1残留を決めている15位湘南。終盤に入って勝ち点を伸ばし、直近5試合無敗。1-1のドローに終わり、連勝が4で止まった前節の北海道コンサドーレ札幌戦からは3人変え、根本凌、池田昌生、鈴木淳之介が先発した。 対する9位横浜FMも直近2連勝、5試合負けなしと好調。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)を含めると4連勝で神奈川ダービーに臨んだ。ACLEの浦項スティーラーズ戦から中2日の今節は、大幅にメンバーを入れ替えたなか、最前線はアンデルソン・ロペス、宮市亮、井上健太の3トップとなった。 立ち上がりは湘南が攻勢も、5分には横浜FMに決定機。天野純のフィードから左サイドの宮市が折り返し。井上がゴール前フリーで走り込んだが、シュートはGK上福元直人のビッグセーブに阻まれる。 ペースを握り始めた横浜FMだが、湘南も速攻から前へ。すると27分、小野瀬康介の左CKからニアで大岩一貴がフリック。鈴木章斗が左足で押し込み、湘南が先制した。 鈴木章斗の今シーズン10点目でリードを得た湘南。35分にはボックス手前正面で得たFKから鈴木章斗が直接狙うが、これはバーを越える。 前半のうちに追いつきたい横浜FMも、宮市、加藤聖と左サイドから繋ぎ、天野が左足でフィニッシュ。ゴール左隅に飛んだが、GK上福元が抑えた。 続いて右サイドの井上の折り返しから植中朝日のワンタッチシュートがあった横浜FMだが、これも決めきれず。41分の宮市のダイビングヘッドは叩きつけたボールが枠の上に飛んだ。 両チーム交代なしで後半を迎えると、押し込む横浜FMが53分に反撃。畠中槙之輔が右サイドへロングボールを供給し、受けた井上がグラウンダーのクロス。アンデルソン・ロペスが左足アウトサイドで合わせ、GK上福元の手を弾いてゴールに吸い込まれた。 得点ランキング首位を走るエースの24ゴール目で追いついた横浜FM。57分には宮市に代えてヤン・マテウスを投入。流れを変えたい湘南も続き、福田翔生と平岡大陽をピッチに送り込む。 すると福田が67分に早速仕事。GK上福元のロングボールを最前線で収め、最終ライン裏へ。GKポープ・ウィリアムの位置を見てループを選択し、湘南が再び勝ち越した。 福田も今シーズン10点目を記録した湘南はさらに3分後、平岡のスルーパスを右ポケットの福田へ。対角のファーサイドにシュートを決めたが、VARによりオフサイドと判定され、追加点は取り消された。 リードを広げられかけた横浜FMは、エウベル、水沼宏太、山村和也の3選手を投入。しかし、湘南の勢いは止まらず、78分には左サイドを持ち上がった畑大雅が自らシュートまで持ち込む。 耐えた横浜FMは、89分に再びの同点ゴール。右サイドを崩すと、水沼のクロスからファーで構えていた加藤が強烈なシュート。これはGK上福元に弾かれたが、抜け目なく狙っていた天野がゴール前のルーズボールを押し込んだ。 2度追いつかれた湘南は後半アディショナルタイム、鈴木淳之介がこぼれ球からミドルも枠の上。横浜FMもアンデルソン・ロペスのポストプレーからヤン・マテウスもシュートを飛ばす。 執念を見せる横浜FMは後半アディショナルタイム4分、ヤン・マテウスが劇的な逆転ゴール。前線でボールをカットすると、アンデルソン・ロペスからリターン。ボックス内に侵入し、冷静に左足でシュートを沈めた。 CKを得た湘南はGK上福元も上がって同点ゴールを目指したが、追いつけず試合終了。点の取り合いを制した横浜FMがリーグ戦3連勝、公式戦5連勝とした一方、湘南は6試合ぶりの黒星を喫した。 湘南ベルマーレ2-3横浜F・マリノス 【湘南】 鈴木章斗(前27) 福田翔生(後22) 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(後8) 天野純(後44) ヤン・マテウス(後45+4) <span class="paragraph-title">【動画】ヤン・マテウスが劇的決勝弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>瞬く間の逆転劇!<br>\<br><br>相手のミスから横浜FMが劇的な逆転弾<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%A6%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ヤンマテウス</a> が左足で冷静にネットを揺らす<br><br>明治安田J1第37節<br>湘南×横浜FM<br>Live on DAZN<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B9%98%E5%8D%97%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#湘南横浜FM</a> <a href="https://t.co/d82c34jbVq">pic.twitter.com/d82c34jbVq</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1862753530030731331?ref_src=twsrc%5Etfw">November 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.30 18:21 Sat2
来季のJ1は2月14日開幕、J2&J3は15日! ルヴァンカップは浦和、神戸、川崎F、横浜FMがプライムラウンド、広島がプレーオフラウンドから出場
Jリーグは25日、2025シーズンの大会方式について発表した。 2025シーズンは大きな大会方式変更はないものの、YBCルヴァンカップに関しては、FIFAクラブワールドカップに出場する浦和レッズ、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)に出場しているヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスに関してはプライムラウンドから出場。AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に出場しているサンフレッチェ広島は、プレーオフラウンドから出場する。 また、明治安田J1リーグ、J2リーグ、J3リーグの開幕日も決定。J1は2月14日(金)に開幕。J2とJ3は2月15日(土)に開幕。ルヴァンカップは3月20日(木・祝)に1回戦が開催され、決勝は未定となっている。 シーズン開幕を告げるFUJIFILM SUPER CUP 2025は2月8日(土)に国立競技場で開催。2024シーズンの明治安田J1リーグ王者と天皇杯王者のヴィッセル神戸が対戦。神戸がJ1で優勝した場合は、J1で2位のクラブが出場する。 ◆2025シーズン大会日程 【明治安田J1リーグ】 開幕日:2月14日(金) 最終節:12月6日(土) 【明治安田J2リーグ】 開幕日:2月15日(土) 最終節:11月29日(土) 【明治安田J3リーグ】 開幕日:2月15日(土) 最終節:11月29日(土) 【FUJIFILM SUPER CUP 2025】 開催日:2月8日(土) 【YBCルヴァンカップ】 開幕日:3月20日(木・祝) 決勝:未定 【J1昇格プレーオフ】 準決勝:12月7日(日) 決勝:12月13日(土) 【J2昇格プレーオフ】 準決勝:12月7日(日) 決勝:12月14日(日) 【J3・JFL入れ替え戦】 第1戦:12月7日(日) 第2戦:12月14日(日) 2024.11.25 17:14 Mon3
キレキレの横浜FMが韓国強豪を2-0撃破!鋭い守備からヤン・マテウスが先制弾、ラストは飯倉がPKストップ【ACLE2024-25】
27日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ東地区第5節の横浜F・マリノスvs浦項スティーラースが横浜国際総合競技場で行われ、横浜FMは2-0と勝利した。 過密日程に苦しんだ2024年もとうとう佳境、ここのところ、しっかり“勝ち”が続き、公式戦3連勝中という横浜FM。今回はACLE2連勝を目指し、韓国強豪の浦項をホームに迎えた。 立ち上がりからスピード感溢れる試合展開となったなか、陣地が高いのは横浜FM。前回の公式戦から期間が開き、出足はバッチリだ。 マリノスらしく攻めるなかで27分、ペナルティアーク付近で小池龍太の縦パスを引き出した西村拓真が素早く右足シュート。GKと一対一の決定機も、枠へ飛ばせず先制ならず。 その後、ほぼ陣地を圧倒しつつも、なかなかこじ開けられぬ横浜FM。山根陸、ヤン・マテウス、小池龍がボックス外からミドルを放つが、いずれもゴールに繋がらない。 それでも41分、相手GKのビルドアップを松原健がカット。ボックス右のアンデルソン・ロペスを経由し、最後はゴール前のヤン・マテウスがラストパスを流し込んでこじ開けた。 休息バッチリ、後半に入っても出足が落ちない横浜FM。さっそく48分に素早い崩しからエウベルがネットを揺らすが、ここはラストパスを出した西村がオフサイドに。 攻勢を強めたい浦項の抵抗で前半ほどは押し込めないが、出足の鋭さはさほど変わらず、速攻も活路に。ひとたびボールを持てば、今日の横浜FMは相手を消耗させることができる。 終盤にかけてはA・ロペスが2つの決定機を決めきれず。それでもA・ロペスは90+4分、CKから松原が得たPKを沈めて追加点に。 その直後、今度は浦項にPKを与えるも、GK飯倉大樹がキム・ミョンジュンのシュートをストップ。横浜FMは2-0とし、前節ブリーラム・ユナイテッド戦に続く2連勝とした。 追加点こそ時間を要した横浜FMだが、それでも強かった。 横浜F・マリノス 2-0 浦項スティーラース 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前41) アンデルソン・ロペス(後45+4) <span class="paragraph-title">【動画】飯倉大樹が90+9分にPKストップ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>守護神の意地<br>\<br><br>ベテラン <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%A3%AF%E5%80%89%E5%A4%A7%E6%A8%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#飯倉大樹</a><br>嫌な流れを断ち切るPKストップ <br><br>AFCチャンピオンリーグエリート<br>横浜FM×浦項<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/Qbdvhpfaka">pic.twitter.com/Qbdvhpfaka</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1861742914692350082?ref_src=twsrc%5Etfw">November 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.27 21:03 Wed4
横浜FM、ACLEの浦項戦で観戦者1名が中指を立て無期限入場禁止処分
横浜F・マリノスは1日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ第5節での観戦者の違反行為を報告した。 11月27日に横浜国際総合競技場で行われたACLE第5節の浦項スティーラース戦で、横浜FMを応援する観客1名が観戦ルール違反行為を行ったという。 クラブは事実を確認。ホーム側ゴール裏観客席において、横浜FMを応援する観客1名が、ピッチ内に向けて中指を立てる行為を行ったという。 中指を立てる行為は侮辱的行為とされ、1名が処分。無期限入場禁止となった。 2024.12.01 11:55 Sun5