ガルナチョがPK2本獲得、ユナイテッドが不振エバートンを下して連敗ストップ【プレミアリーグ】

2024.03.09 23:33 Sat
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドは9日、プレミアリーグ第28節でエバートンをホームに迎え、2-0で勝利した。

前節マンチェスター・ダービーを逆転負けして連敗となった6位ユナイテッド(勝ち点44)は[4-3-3]で臨み、最前線にブルーノ・フェルナンデス、右にガルナチョ、左にラッシュフォードと並べた。

10試合勝ちのない16位エバートン(勝ち点25)がハイプレスをかける入りを見せてきたのに対し、序盤はバタついたユナイテッドだったが、10分にPKを獲得する。ボックス左で切り返したガルナチョがタルコフスキに足を引っかけられて倒された。このPKをブルーノ・フェルナンデスが決めてユナイテッドが先制した。
先制後の13分、マクニールのボレーでひやりとさせられたユナイテッドは、25分にもガーナーのミドルシュートでゴールを脅かされたが、GKオナナが好守で凌いだ。

その後、28分にブルーノ・フェルナンデスが直接FKで追加点に迫ると、34分に再びPKを獲得。ロングカウンターの流れで右サイドからダイアゴナルにドリブルでボックス内へ侵入したガルナチョがゴッドフリーに倒された。
このPKをラッシュフォードが決めてリードを広げたユナイテッドは、45分にもボックス右に侵入したガルナチョがPKを獲得しかける。しかしグラウンダークロスがミコレンコの手に当たったものの、主審は故意ではないとしてノーファウル判定を下し、2-0で前半を終えた。

迎えた後半もエバートンが前がかる入りとなった中、ユナイテッドは54分に縦に早い攻撃からボックス右のガルナチョが際どいシュートを浴びせて牽制する。

その後、キャルバート=ルーウィンら3枚替えを敢行してきたエバートンに対し、ユナイテッドは63分にブルーノ・フェルナンデスがボックス右から枠内シュート。ここはGKピックフォードの好守に阻まれると、直後のCKの流れから混戦の中をリンデロフが決定的なシュートに持ち込んだが、GKピックフォードの守備範囲だった。

終盤にかけてはユナイテッドがエバートンの反撃を許さず2-0でシャットアウト勝利。連敗を止め、上位に踏み止まっている。

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