王者シティが全勝継続でベスト8進出! 一部主力温存もコペンハーゲン退けて週末リバプール戦へ【CL】

2024.03.07 06:53 Thu
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、マンチェスター・シティvsコペンハーゲンが6日にシティ・オブ・マンチェスター・スタジアムで行われ、ホームのシティが3-1で勝利。この結果、2戦合計6-2としたシティの準々決勝進出が決定した。

先月13日にパルケン・スタジアムで行われた1stレグは、シティが3-1の先勝。デンマーク王者が善戦を見せたが、デ・ブライネの全ゴールに絡む活躍によって昨季王者が地力を示した。

複数得点差を付けて先勝に成功したシティは、直近のリーグ戦でマンチェスター・ユナイテッドとのダービーを3-1で制するなど公式戦19試合無敗で今回のリターンレグを迎えた。グアルディオラ監督は週末にリバプールとのリーグ首位攻防戦を控える中、ダービーから先発7人を変更。デ・ブライネやウォーカー、フォーデンら主力をベンチに置いて、負傷明けのグヴァルディオルやリコ・ルイス、ボブという若手らを起用した。
対するコペンハーゲンは2カ月ぶりの公式戦となった1stレグで善戦を見せたものの、力負けしてベスト8進出へ厳しい状況。その後の国内リーグではシルケボー、ノアシェラン相手に連勝したが、直近のミッティラン戦は0-2の敗戦。大一番へ弾みを付けることはできなかった。なお、前回対戦からは先発4人を変更。負傷のファルク、クラーソン、ゴンサウヴェスがメンバーを外れ、オスカールソン、クレム、フロホルトが起用され、[5-4-1]の布陣で臨んだ。

キックオフ直後は互いに相手の出方を窺う形となったが、前回対戦同様に早い時間帯にスコアが動く。開始5分、シティの右CKの場面でキッカーのアルバレスが右足アウトスウィングの正確なボールを入れると、ゴール前で相手をうまくブロックしたアカンジが見事な右足ダイレクトボレーシュートをゴール右隅に突き刺した。
幸先よく先制に成功したシティはさらに相手の信じがたいミスから続けて2点目を奪う。9分、左CKの場面でアルバレスのクロスに反応したロドリのヘディングシュートはクロスバーを叩くが、ボックス左でクリアボールを回収したアルバレスが右足シュートを放つ。パワー不足のシュートはGKグラバラの正面を突いたが、これをグラバラがまさかのキャッチミス。そのままボールがゴールネットに吸い込まれた。

これで2戦合計で4点差を付けて完全に安全圏に入ったホームチームは、前からボールを奪いに来る相手をいなしながら時計を進める省エネモードに入った。

一方、ダメージが残る形の失点によって早くも敗色濃厚となったコペンハーゲンだったが、鮮やかなカウンターから一矢報いる。

29分、自陣ボックス手前でパスカットしたマッケンナが少しドリブルで運んで左のハーフスペースで浮いたエルユヌシに繋ぐ。そのまま相手陣内を持ち上がったエルユヌシは中央からニアへの斜めのランニングを見せたオスカールソンに預けて中央に走り込むと、絶妙なヒールでのリターンパスを右足ダイレクトでゴール右隅に流し込んだ。

このファインゴールによって息を吹き返したアウェイチームが、前半終盤にかけてイーブンの展開に持ち込んで試合はやや膠着状態に。そのまま2-1のスコアでハーフタイム突入かに思われたが、ここまで眠っていた怪物ストライカーが目覚めの一撃を見舞う。

前半アディショナルタイム3分、中盤のロドリからの絶妙なフィードに反応したハーランドがDF2枚に付かれながらもボックス右に侵入。最後はDFマッケンナが開けた股間を抜く左足シュートをニア下に突き刺した。

エースの一撃によって再び4点差にして試合を折り返したシティ。グアルディオラ監督はこれを受け、ロドリを下げてセルヒオ・ゴメスをハーフタイム明けに投入。これでセルヒオ・ゴメスが左ワイドに入り、アルバレスが中にポジションを変えた。

後半はコペンハーゲンが前からボールを奪いに行くアグレッシブな姿勢を見せるが、シティは時間の経過と共に安定したボール保持でゲームを落ち着かせていく。

以降は互いにフィニッシュまで持ち込めないクローズな展開に。その中でグアルディオラ監督はルベン・ディアス、左手の指を痛めたマテウス・ヌネスを下げてストーンズ、ハミルトンとフレッシュな選手をピッチに送り出す。

対して敗色濃厚となったコペンハーゲンは前回対戦で1ゴールのマットソンに加え、バルドグジ、オスカー・ホイルンドと注目の若手を続けて投入。すると、そのマットソンがアタッキングサードで幾度か見せ場を作った。

その後は動きが少ない静かな状況のまま試合はタイムアップを迎え、2戦連続3-1で勝ち切った王者シティが7シーズン連続のベスト8進出。そして、一部主力に完全休養を与えることにも成功し、週末のリバプール戦を万全の状態で迎えることになった。

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マンチェスター・ユナイテッドのデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドがマンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーにメッセージを発信した。 マンチェスター勢は15日にエティハド・スタジアムで行われたプレミアリーグ第16節で激突。ホームのシティが前半にヨシュコ・グヴァルディオルのゴールで先制したが、ユナイテッドが88分にブルーノ・フェルナンデスのPK弾で追いつくと、90分にアマド・ディアロの勝ち越し弾で逆転勝利した。 そんなマンチェスターダービーでは38分にホイルンドとウォーカーがいがみ合い、両軍が一触即発のひと幕。後ろからチャージでファウルを受けたホイルンドは立ち上がるや否や熱くなった感情を抑えきれず、ウォーカーに何かしらを言いながら詰め寄り、両者が額を突き合わせる事態となった。 ホイルンドはヘッドバッドといえるほどの勢いで額を突き合わせにいったわけではなかったが、ウォーカーは顔を手で覆いながら倒れ込み、ファウルを主張。だが、主審は大袈裟と判断したか、ホイルンドの暴力行為を認めず、両者にイエローカードでその場を落ち着かせた。 そんなこんなで宿敵を劇的に下したユナイテッドはプレミア2連敗をストップ。大きな勝利にユナイテッドの数選手が各々のSNSで喜びの思いを発信するなか、ホイルンドも自身のインスタグラムで同僚と喜び合う写真とともに「マンチェスターは赤だ」と勝利を宣言した。 だが、その投稿にはウォーカーと額を突き合わせる写真も投じられ、「でも、アカデミー賞は…」と皮肉。なお、ウォーカーの演技がかった倒れっぷりは識者からも厳しい目が向き、ロイ・キーン氏は「ウォーカーは恥ずかしい思いをしているはず」とコメントしている。 <span class="paragraph-title">【SNS】ホイルンドが遺恨のウォーカーを皮肉る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DDnDaQiR7x8/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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「愛されていると感じること、求められること…」今夏アトレティコ移籍のアルバレス、シメオネ監督らからの勧誘に「可能性を感じた」

アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが今夏の舞台裏を語った。スペイン『マルカ』が伝えた。 夏の移籍市場でマンチェスター・シティを離れ、アトレティコに加わったアルバレス。アトレティコにとって史上3番目の移籍金、シティにとっては最高売却額となるベース7000万ユーロ(約114億3000万円)での取引となった。 移籍は8月に発表されたものの、アトレティコの関心は6月から噂に。『マルカ』のインタビューに応じたアルバレスは、当時の状況を明かしている。 「それが話題になった時、僕はコパ・アメリカに出場していて、その後はオリンピックに出場した。だからほとんど(記事を)見ていなかった。少しずつその噂が聞こえるようになり、オリンピックで(チームメイトの)ジュリアーノ(・シメオネ)と多かれ少かれ話をしたよ」 「ロドリ(ロドリゴ・デ・パウル)やグリジ(アントワーヌ・グリーズマン)、チョロ(ディエゴ・シメオネ監督)もその頃僕に話しかけてきた…。簡単な決断ではなかった。でもそれについて考えていたし、家族とも話し合い、結局それが実現した」 また、アトレティコ移籍の決め手についても語ったアルゼンチン代表FW。シティではノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの存在もあり、主役になりきれなかったなか、シメオネ監督からは大きな信頼を寄せられたようだ。 「愛されていると感じること、求められること…。それはとても幸せなことだし、自分も愛されていると感じられる。もちろん、すでに知っている人たちがいて、アルゼンチン人が何人かいる場所に来たことも大きな助けになった。そして、それは決断する上で重要なことでもあった」 「彼(シメオネ監督)は僕に、クラブに大きく貢献することができる、そのスペースとチャンスがあると言った。僕は自分が思う最高のサッカー選手になるため、スペースを与えてくれるような場所にいたいと彼に言った」 「そして彼らと話した結果、アトレティコ・マドリーに可能性を感じた。これまでのところは順調に進んでいるけど、今後どうなるか見てみよう」 さらに、グリーズマンのようにアトレティコの顔になることも望まれたとのこと。クラブのためにすべてを捧げるつもりだ。 「僕がチョロと話したこと、そして彼に言われたことは、現在だけでなく、アトレティコ・マドリーの将来のことも考えているということだった」 「僕ならクラブに将来をもたらすことができると言ってくれたし、それは僕にとっても非常に重要だった。決断を下す時、このような偉大なクラブからこのように言ってもらえたことを誇りに思う」 「その準備ができているかどうかはわからないけど、常にベストを尽くすことは確かだ。これまでのすべてのクラブと同様にクラブのカラーを守るつもりだし、常にベストを求めている」 2024.12.21 23:49 Sat
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ペップ史でもかつてないほどの不振に陥るシティ、なかなか戦力揃わず…ルベン・ディアスが「3週間か、4週間」離脱

不振を極めるマンチェスター・シティだが、ここでさらに離脱者だ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 その離脱者とは最終ラインの要、ポルトガル代表DFルベン・ディアスだ。ジョゼップ・グアルディオラ監督いわく、スイス代表DFマヌエル・アカンジがトレーニングに復帰したものの、ルベン・ディアスが15日にホームで行われたプレミアリーグ第16節のマンチェスター・ユナイテッド戦中に違和感がありながらプレーを続けた末、ケガを負ったという。 「彼は長いこと離脱する。3週間か、4週間だ。筋肉系の問題だ。ユナイテッド戦の75分頃に何かしらを感じたんだ。彼はとても逞しいし、ピッチに残ったのだが、こうしてケガをしてしまった」 なかなか戦力が揃わぬ問題がさらに深刻化するシティは調子も崩れ、直近の公式戦11試合で8敗、しかもたったの1勝。自身のキャリアを通じても最大級の不振といえるスペイン人指揮官だが、今季のここまでを振り返りながら前向きな発言を残す。 「我々は勝ちに近づきながら負けている。満足なわけがないし、自分に正直でないと。6度倒れたら、7度立ち上がらないといけない。私は大丈夫だし、普通の人間だ。やり直さないとね」 「また挑戦しないと。遅かれ早かれ、我々は好転させられるはず。いつになるかわからないがね」 今週末の21日に行われるプレミアリーグ第17節ではアストン・ビラとのアウェイ戦。指揮官が言う“好転”のきっかけを掴めるか。 2024.12.21 12:40 Sat

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