今季CL初出場デ・ブライネが1G2A! 王者シティが善戦コペンハーゲンに敵地で先勝【CL】
2024.02.14 07:02 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、コペンハーゲンvsマンチェスター・シティが13日にパルケン・スタジアムで行われ、アウェイのシティが1-3で勝利した。
バイエルン、マンチェスター・ユナイテッド、ガラタサライと同居したグループAを本命バイエルンに続く2位で突破したデンマーク屈指の強豪。ウィンターブレークの影響で約2カ月ぶりとなった公式戦では前大会王者とのタフなホームゲームに臨んだ。グループステージ最多得点のレラガーをサスペンションで欠いたものの、クラーセンやエルユヌシ、ファルクら主力がスタメンに名を連ねた。
一方、昨シーズンに悲願のビッグイヤーを掲げたシティは、RBライプツィヒ、ヤング・ボーイズ、ツルヴェナ・ズヴェズダと同居したグループGを全勝で首位通過。また、シーズン後半戦に無類の強さを見せるグアルディオラのチームは直近の公式戦10連勝中と最高の状態で決勝トーナメント初戦に臨んだ。今週末にチェルシーとのリーグ戦を控えるなか、2-0で勝利したエバートン戦から先発4人を変更。アカンジ、マテウス・ヌネス、ドク、アルバレスに代えてウォーカー、ベルナルド・シウバ、デ・ブライネ、グリーリッシュを起用した。
[4-5-1]の守備ブロックを敷くコペンハーゲンに対して、シティはストーンズの偽CB、フォーデンとグリーリッシュに幅を取らせる形でスタート。立ち上がりから押し込んで開始6分にはセットプレーの流れからルベン・ディアスのヘディングシュートで最初の決定機を創出する。
ファーストチャンスでの先制点とはならなかったが、2度目のチャンスを着実にゴールへ結びつける。10分、最後尾のルベン・ディアスからの対角フィードを右サイドで受けたフォーデンがポケットに走り込むデ・ブライネに斜めのパスを通す。ここでベルギー代表MFは素早いヒザ下の振り抜きから右足のグラウンダーシュートをゴール左下隅に流し込んだ。
先制後も相手陣内でハーフコートゲームを展開するシティは、ベルナルド・シウバやドクが左でポケットを取って際どい折り返しを供給。これがDFヴァヴロのあわやオウンゴールというプレーや、ハーランドの驚異的なジャンピングボレーという際どい場面を演出する。
一方、コペンハーゲンはキックオフから防戦一方を強いられて自陣から抜け出せない状況が続いたが、相手のミスを突いて同点に追いつく。
34分、プレッシャーを受けた状況でバックパスを受けたGKエデルソンの左サイドを狙ったパスをエルユヌシがカット。すかさず放ったシュートはDFルベン・ディアスのブロックに遭うが、ペナルティアークでこぼれに反応したマットソンが見事な右足ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺した。
この試合が新天地コペンハーゲン、CLデビューとなったマットソンの値千金のゴールによって1-1のイーブンに戻った試合。ホームチームが勢いを増したこともあり、拮抗した展開がしばらく続いたが、自力で勝る王者がツキも味方にして勝ち越す。
前半アディショナルタイム1分、相手陣内右サイドから内側に仕掛けたデ・ブライネがDFに引っかけられるも、マットソンと競ったボールがゴール右にこぼれる。これに抜け目なく反応したベルナルド・シウバがGKに寄せられる寸前で左足アウトを使った巧みなシュートをゴール左隅に流し込んだ。
一度は追いついたものの、結局1点ビハインドで試合を折り返したコペンハーゲンは、エルユヌシを一列下げてジェラートを左に移し、[5-4-1]の形で後半の戦いに臨む。さらに、55分にはクラーソンを下げてセンターフォワードのコーネリウスを最前線に投入した。
後半もボールを握って相手陣内でプレーを続けるシティズンズは、相手の陣形変化によって空いたスペースを意識しながら追加点を目指す。54分、ペナルティアーク付近でロドリからのパスを足元で収めたデ・ブライネが鋭い右足シュートを枠の右隅に飛ばすが、これはGKグラバラの好守に阻まれる。さらに、69分にもドクが得意のボックス左角付近から右足のコントロールシュートを狙うが、これもグラバラにはじき出された。
その後、殊勲のベルナルド・シウバを下げてマテウス・ヌネスを投入し、追加点を意識しつつもリスク管理が徹底された戦いで時計を進めていくシティ。
相手の足が止まり始めた後半最終盤にはハーランドが続けての決定機で仕留め切れなかったが、後半アディショナルタイムの92分には右サイドでのデ・ブライネとの連携でボックス中央でリターンパスを受けたフォーデンが左足シュートを突き刺し、土壇場で決定的な3点目を奪い切った。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地パルケンで初勝利を収めたシティが3-1の先勝。来月6日に行われるホームでの2ndレグに向けて大きなアドバンテージを手にした。
バイエルン、マンチェスター・ユナイテッド、ガラタサライと同居したグループAを本命バイエルンに続く2位で突破したデンマーク屈指の強豪。ウィンターブレークの影響で約2カ月ぶりとなった公式戦では前大会王者とのタフなホームゲームに臨んだ。グループステージ最多得点のレラガーをサスペンションで欠いたものの、クラーセンやエルユヌシ、ファルクら主力がスタメンに名を連ねた。
一方、昨シーズンに悲願のビッグイヤーを掲げたシティは、RBライプツィヒ、ヤング・ボーイズ、ツルヴェナ・ズヴェズダと同居したグループGを全勝で首位通過。また、シーズン後半戦に無類の強さを見せるグアルディオラのチームは直近の公式戦10連勝中と最高の状態で決勝トーナメント初戦に臨んだ。今週末にチェルシーとのリーグ戦を控えるなか、2-0で勝利したエバートン戦から先発4人を変更。アカンジ、マテウス・ヌネス、ドク、アルバレスに代えてウォーカー、ベルナルド・シウバ、デ・ブライネ、グリーリッシュを起用した。
ファーストチャンスでの先制点とはならなかったが、2度目のチャンスを着実にゴールへ結びつける。10分、最後尾のルベン・ディアスからの対角フィードを右サイドで受けたフォーデンがポケットに走り込むデ・ブライネに斜めのパスを通す。ここでベルギー代表MFは素早いヒザ下の振り抜きから右足のグラウンダーシュートをゴール左下隅に流し込んだ。
今季CL初出場デ・ブライネの初ゴールによって最高のスタートを切ったアウェイチームだったが、この直後にアクシデント発生。筋肉系かそ径部を痛めたグリーリッシュがプレー続行不可能となり、21分にドクがスクランブル投入された。
先制後も相手陣内でハーフコートゲームを展開するシティは、ベルナルド・シウバやドクが左でポケットを取って際どい折り返しを供給。これがDFヴァヴロのあわやオウンゴールというプレーや、ハーランドの驚異的なジャンピングボレーという際どい場面を演出する。
一方、コペンハーゲンはキックオフから防戦一方を強いられて自陣から抜け出せない状況が続いたが、相手のミスを突いて同点に追いつく。
34分、プレッシャーを受けた状況でバックパスを受けたGKエデルソンの左サイドを狙ったパスをエルユヌシがカット。すかさず放ったシュートはDFルベン・ディアスのブロックに遭うが、ペナルティアークでこぼれに反応したマットソンが見事な右足ダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺した。
この試合が新天地コペンハーゲン、CLデビューとなったマットソンの値千金のゴールによって1-1のイーブンに戻った試合。ホームチームが勢いを増したこともあり、拮抗した展開がしばらく続いたが、自力で勝る王者がツキも味方にして勝ち越す。
前半アディショナルタイム1分、相手陣内右サイドから内側に仕掛けたデ・ブライネがDFに引っかけられるも、マットソンと競ったボールがゴール右にこぼれる。これに抜け目なく反応したベルナルド・シウバがGKに寄せられる寸前で左足アウトを使った巧みなシュートをゴール左隅に流し込んだ。
一度は追いついたものの、結局1点ビハインドで試合を折り返したコペンハーゲンは、エルユヌシを一列下げてジェラートを左に移し、[5-4-1]の形で後半の戦いに臨む。さらに、55分にはクラーソンを下げてセンターフォワードのコーネリウスを最前線に投入した。
後半もボールを握って相手陣内でプレーを続けるシティズンズは、相手の陣形変化によって空いたスペースを意識しながら追加点を目指す。54分、ペナルティアーク付近でロドリからのパスを足元で収めたデ・ブライネが鋭い右足シュートを枠の右隅に飛ばすが、これはGKグラバラの好守に阻まれる。さらに、69分にもドクが得意のボックス左角付近から右足のコントロールシュートを狙うが、これもグラバラにはじき出された。
その後、殊勲のベルナルド・シウバを下げてマテウス・ヌネスを投入し、追加点を意識しつつもリスク管理が徹底された戦いで時計を進めていくシティ。
相手の足が止まり始めた後半最終盤にはハーランドが続けての決定機で仕留め切れなかったが、後半アディショナルタイムの92分には右サイドでのデ・ブライネとの連携でボックス中央でリターンパスを受けたフォーデンが左足シュートを突き刺し、土壇場で決定的な3点目を奪い切った。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地パルケンで初勝利を収めたシティが3-1の先勝。来月6日に行われるホームでの2ndレグに向けて大きなアドバンテージを手にした。
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