前半の低調響いた神戸は手痛いドロー…湘南は終盤GK負傷のアクシデントにも負けず【明治安田J1第31節】

2023.10.28 16:31 Sat
明治安田生命J1リーグ第31節、湘南ベルマーレvsヴィッセル神戸が28日にレモンガススタジアム平塚で行われ、1-1のドローに終わった。

前節、京都サンガF.C.に勝ってリーグ連勝を飾った17位の湘南ベルマーレ。リーグ3連勝を狙う今節はスタメンを2枚代えており、茨田、山田に代えて田中聡、平岡が先発に入った。

一方で、前節鹿島アントラーズとの上位対決を制し、悲願のJ1優勝に近づく神戸はその試合から先発を2枚変更。マテウス・トゥーレルとこれまで全試合フルタイム出場していた山口蛍に代わって初瀬、飯野がスタメンに名を連ねた。
それぞれ優勝と残留に向け非常に大きな意味を持つ一戦、湘南は3分に右サイドを突破した岡本がいきなりビッグチャンスを迎えたが、GK前川が好セーブで阻止。いきなりピンチを迎えた神戸も6分にはクロスのこぼれ球に反応した初瀬がシュートを狙うなど、積極的な姿勢を見せる。

やや神戸が押し込み始めていた中で11分、杉岡が中央からボールを持ち運ぶと、ボックス内左で受けた阿部が粘りながらグラウンダーのクロス。これをボックス中央へ走りこんだ大橋がダイレクトで押し込み、湘南が先制に成功した。
勢いを強める湘南は15分、右サイドを突破した岡本からのクロスに平岡が頭で合わせたが、ボールは惜しくも枠外へ。29分には浮き球の難しいボールに対して阿部が見事にコントロールしたボレーシュートを放つも、ポストを叩いた。

31分には再び阿部がミドルシュートを狙うなど、試合は湘南ペースに。神戸は大迫へのロングボールという持ち味が中々機能しない時間が続く中、34分には左サイドの武藤からのクロスにファーサイドを走りこんだ佐々木が強烈なヘディングシュートを放ったが、GK富居が見事な反応で防いだ。

後半、パトリッキを投入して勝負に出た神戸は、さっそく試合を動かす。52分に岡本のハンドからPKを得ると、大迫が落ち着いてゴール右隅に決め同点に追いついた。

お互い何としても勝利が欲しいこともあり、試合は徐々にオープンな展開に。71分には神戸が手数をかけた攻撃から最後は大迫がシュートも、枠を捉えることはできなかった。

徐々に押し込まれる時間が長くなってきた湘南だが、75分にはカウンターからゴールに迫るシーンも。一方の神戸は82分、ルーズボールに反応して抜け出したパトリッキが1vs1を迎えたが、GK富居が立ちはだかった。

ここまでビッグセーブでチームを救ってきたGK富居だったが、アディショナルタイムに負傷してしまいプレー続行が不可能に。湘南はすでに交替枠を使い切っていたこともあり、大岩が急遽GKを務めることになった。それでも、湘南守備陣は最後まで集中を切らさず守り切り、そのまま1-1のドローに終わった。

湘南は勝利こそ得られなかったものの、不測の事態に見舞われながら価値ある1ポイントを獲得。一方の神戸は終盤の数的優位を活かせず、優勝争いをくり広げる中で手痛いドローとなった。

湘南ベルマーレ 1-1 ヴィッセル神戸
【湘南】
大橋祐紀(前11)
【神戸】
大迫勇也(後8)【PK】

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川﨑颯太の2発で湘南を下した京都がリーグ戦5試合無敗で暫定2位浮上!【明治安田J1リーグ第10節】

明治安田J1リーグ第10節の京都サンガF.C.vs湘南ベルマーレが12日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-0でホームの京都が勝利した。 前節の鹿島アントラーズ戦で大逆転勝利を飾った7位京都は、ミッドウィークに行われたYBCルヴァンカップ2回戦のモンテディオ山形戦からスタメンを全員変更。3トップにマルコ・トゥーリオ、ファエル・エリアス、原大智を並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 一方、前節の名古屋グランパス戦で6試合ぶりの白星を飾った9位湘南ベルマーレは、ミッドウィークに延長戦までもつれたYBCルヴァンカップ2回戦のV・ファーレン長崎戦のスタメンからGK上福元直人以外の10人変更。最前線に鈴木章斗、2シャドーに小野瀬康介と福田翔生を据えた[3-4-2-1]の布陣を採用した。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、湘南は14分に自陣からのロングフィードに最前線で反応した鈴木章斗は相手DFに潰されると、左サイドを駆け上がった畑大雅が流れたボールを拾い、そのままボックス左まで侵攻。しかし、シュートは絶妙に距離を詰めたGK太田岳志に左足でブロックされた。 さらに湘南は28分、DF宮本優太のバックパスに福田がプレッシャーをかけると、飛び出したGKの中途半端なクリアを敵陣で拾った鈴木章斗に決定機が訪れたが、ボックス外から放ったシュートはクロスバーを直撃した。 ボールを保持するもなかなか攻め切れない状況が続いた京都は40分にチャンス。敵陣右サイドでタメを作ったラファエル・エリアスのヒールパスをオーバーラップした須貝英大がダイレクトクロス。これを中央に走りこんだ川﨑颯太がヘディングシュートでゴールに叩き込んだ。 先制を許した湘南は、前半終了間際に決定機。前半追加タイム2分、小野瀬康介の楔のパスをボックス内で受けた鈴木章斗が反転からシュートを放ったが、これはGK太田が好セーブに阻まれた。 迎えた後半、1点をリードする京都は福岡慎平を下げて米本拓司を投入。さらに59分には、マルコ・トゥーリオを下げて奥川雅也をピッチに送り出した。 すると63分、積極的な選手交代を敢行した京都に追加点が生まれる。右CKのこぼれ球を繋いで二次攻撃を仕掛けると、ラファエル・エリアスの左クロスをボックス中央で収めた原がDFに倒されると、一瞬相手守備の動きが止まった隙を突いた川﨑がこぼれ球をゴール右隅に流し込んだ。 2点差とされた湘南は、66分に奥野耕平を下げて小田裕太郎を投入。すると76分、自陣でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、中盤からのロングスルーパスで右サイドを駆け上がった藤井智也がダイレクトクロス。これをニアに走りこんだ小田が合わせたが、シュートは右サイドネットに外れた。 リードする京都は82分、左CKをニアでラファエル・エリアスがフリックしたボールをゴール前の原が頭で合わせたが、これはGK上福元が頭に当たり枠を外した。 結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。川﨑の2ゴールで湘南を下した京都がリーグ戦5戦無敗で暫定ながら2位に浮上している。 京都サンガ 2-0 湘南ベルマーレ 【京都】 川﨑颯太(前40、後18) <span class="paragraph-title">【動画】キレイすぎ!川﨑颯太のドンピシャヘッド!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%B9%98%E5%8D%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#京都湘南</a> <a href="https://t.co/NBf1BlMcXB">pic.twitter.com/NBf1BlMcXB</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1910963938285572408?ref_src=twsrc%5Etfw">April 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.12 18:25 Sat

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