【CLグループ第3節プレビュー①】久保はベンフィカと、冨安はセビージャと対戦
2023.10.24 18:00 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節が24日と25日に行われる。ここでは第3節1日目となるグループA~Dの戦いを展望していく。
◆3連勝目指すバイエルンはガラタサライと対戦~グループA~

グループAでは第2節、バイエルンが順当にコペンハーゲンを退けた一方、マンチェスター・ユナイテッドがオールド・トラフォードでガラタサライに敗戦した。迎える第3節、3連勝を目指すバイエルン(勝ち点6)は、ガラタサライ(勝ち点4)と対戦する。
バイエルンはコペンハーゲン戦、先制を許す展開とされながらも終盤のFWテル弾で逆転勝利とした。2連勝スタートとした中、ブンデスリーガでも好調を持続。ここ2試合、3発快勝としている。攻撃陣が軒並み好調で昨季の決定力不足とは無縁の状態だが、好タレントを多数擁するガラタサライを下して3連勝となるか。
GKオナナのミスもあってガラタサライに逆転負けを喫し、連敗スタートとなったユナイテッドは、バイエルンに逆転負けしたコペンハーゲン(勝ち点1)と対戦する。ガラタサライ戦後、プレミアリーグでは接戦を制して格下を下し、今季初の連勝としたユナイテッド。MFカゼミロ出場停止で欠くのは痛いが、代わってMFマクトミネイが好調な様子だ。スコットランド代表をユーロ出場に導いたマクトミネイがチームに初勝利をもたらすか。
【グループA】
《25:45》
ガラタサライ vs バイエルン
《28:00》
マンチェスター・ユナイテッド vs コペンハーゲン

グループBでは第2節、アーセナルが格下ランスにまさかの敗戦。セビージャとPSVが引き分け、グループ最弱と目されたランスが首位に躍り出ている。迎える第3節、アーセナルはセビージャと対戦する。
アーセナル(勝ち点3)は前節ランス戦、DF冨安が右サイドバックで先発した中、1-2で逆転負け。マンチェスター・シティ戦を控えていたとはいえ、落としてはいけない試合だった。ただ、その後のプレミアリーグでは冨安が起点となって決勝点が生まれ、シティ相手に8年ぶり勝利。そして直近のチェルシー戦では2点のビハインドから追いついて見せた。チェルシー戦では後半から出場し、攻撃時ボランチの左サイドバックに入った冨安は、対面の好調FWスターリングの突破を抑制し、勝ち点1獲得に貢献した。ここ2試合、印象的なパフォーマンスを見せている冨安だが、スタメンとなるか。
対するセビージャ(勝ち点2)は前節PSV戦、後半追加タイム被弾で2-2のドローに追いつかれてしまった。成績不振を受けて代表ウィーク中にメンディリバル前監督を解任し、元ウルグアイ代表監督のディエゴ・アロンソ氏を新指揮官に迎えた新生セビージャは、直近のレアル・マドリー戦では1-1のドロー。ラ・リーガ首位チーム相手に上々の船出となった新生セビージャだが、要塞サンチェス・ピスファンでアーセナルを下せるか。
【グループB】
《28:00》
セビージャ vs アーセナル
ランス vs PSV
◆クラシコ控えるマドリーはブラガと対戦~グループC~

グループCでは第2節、今季のグループステージ屈指の好カードと目されたレアル・マドリーとナポリが激突し、シーソーゲームの末マドリーが3-2で競り勝った。2連勝スタートとしたマドリー(勝ち点6)は、ブラガ(勝ち点3)と対戦する。
マドリーはナポリ戦、進撃が続くMFベリンガムの1ゴール1アシスト、そしてMFバルベルデの弾丸ミドルがオウンゴールを誘って勝利をもぎ取った。そして代表ウィーク明けの直近のセビージャ戦では監督交代をしてきてモチベーションの高かった相手に1-1のドロー。ハードな試合を戦い、週末にはバルセロナとのエル・クラシコを控えるため、ブラガ戦では温存気味に戦って勝利を掴みたいところだが、アンチェロッティ監督のマネジメントは如何に。
一方、マドリーに惜敗したナポリ(勝ち点3)は、連敗スタートのウニオン・ベルリンと対戦。マドリー戦後、フィオレンティーナにも惜敗したナポリは、直近のヴェローナ戦ではFWオシムヘンを負傷で欠いたものの、FWクワラツヘリアのドッピエッタなどで3発快勝。悪い流れを止めた中、公式戦8連敗と泥沼のウニオンを下して2位死守としたい。
【グループC】
《28:00》
ウニオン・ベルリン vs ナポリ
ブラガ vs レアル・マドリー
◆格の違い見せ付ける久保は連敗のベンフィカと対戦~グループD~

グループDでは第2節、MF久保のレアル・ソシエダ(勝ち点4)がザルツブルクに敵地で2-0と快勝。20季ぶりのCL勝利とした。そのソシエダは直近のマジョルカ戦、代表帰りの久保が途中出場し、決勝点をアシスト。日本代表でも結果を残し、ソシエダでも格の違いを見せ付ける久保は連敗スタートのベンフィカに引導を渡す黒星をお見舞いできるか。
グループDもう一試合ではインテル(勝ち点4)がザルツブルク(勝ち点3)と対戦。インテルは前節ベンフィカ戦、FWテュラム弾で押し切り1勝1分けスタートに。そして代表ウィーク明けのトリノ戦では3発快勝とした。エースのFWラウタロがセリエAで早くも11ゴールと止まらないが、ザルツブルク戦でもゴールとなるか。
【グループD】
《25:45》
インテル vs ザルツブルク
《28:00》
ベンフィカ vs レアル・ソシエダ
◆3連勝目指すバイエルンはガラタサライと対戦~グループA~

Getty Images
グループAでは第2節、バイエルンが順当にコペンハーゲンを退けた一方、マンチェスター・ユナイテッドがオールド・トラフォードでガラタサライに敗戦した。迎える第3節、3連勝を目指すバイエルン(勝ち点6)は、ガラタサライ(勝ち点4)と対戦する。
バイエルンはコペンハーゲン戦、先制を許す展開とされながらも終盤のFWテル弾で逆転勝利とした。2連勝スタートとした中、ブンデスリーガでも好調を持続。ここ2試合、3発快勝としている。攻撃陣が軒並み好調で昨季の決定力不足とは無縁の状態だが、好タレントを多数擁するガラタサライを下して3連勝となるか。
【グループA】
《25:45》
ガラタサライ vs バイエルン
《28:00》
マンチェスター・ユナイテッド vs コペンハーゲン
◆出場機会増の冨安、セビージャ戦先発は~グループB~

Getty Images
グループBでは第2節、アーセナルが格下ランスにまさかの敗戦。セビージャとPSVが引き分け、グループ最弱と目されたランスが首位に躍り出ている。迎える第3節、アーセナルはセビージャと対戦する。
アーセナル(勝ち点3)は前節ランス戦、DF冨安が右サイドバックで先発した中、1-2で逆転負け。マンチェスター・シティ戦を控えていたとはいえ、落としてはいけない試合だった。ただ、その後のプレミアリーグでは冨安が起点となって決勝点が生まれ、シティ相手に8年ぶり勝利。そして直近のチェルシー戦では2点のビハインドから追いついて見せた。チェルシー戦では後半から出場し、攻撃時ボランチの左サイドバックに入った冨安は、対面の好調FWスターリングの突破を抑制し、勝ち点1獲得に貢献した。ここ2試合、印象的なパフォーマンスを見せている冨安だが、スタメンとなるか。
対するセビージャ(勝ち点2)は前節PSV戦、後半追加タイム被弾で2-2のドローに追いつかれてしまった。成績不振を受けて代表ウィーク中にメンディリバル前監督を解任し、元ウルグアイ代表監督のディエゴ・アロンソ氏を新指揮官に迎えた新生セビージャは、直近のレアル・マドリー戦では1-1のドロー。ラ・リーガ首位チーム相手に上々の船出となった新生セビージャだが、要塞サンチェス・ピスファンでアーセナルを下せるか。
【グループB】
《28:00》
セビージャ vs アーセナル
ランス vs PSV
◆クラシコ控えるマドリーはブラガと対戦~グループC~

Getty Images
グループCでは第2節、今季のグループステージ屈指の好カードと目されたレアル・マドリーとナポリが激突し、シーソーゲームの末マドリーが3-2で競り勝った。2連勝スタートとしたマドリー(勝ち点6)は、ブラガ(勝ち点3)と対戦する。
マドリーはナポリ戦、進撃が続くMFベリンガムの1ゴール1アシスト、そしてMFバルベルデの弾丸ミドルがオウンゴールを誘って勝利をもぎ取った。そして代表ウィーク明けの直近のセビージャ戦では監督交代をしてきてモチベーションの高かった相手に1-1のドロー。ハードな試合を戦い、週末にはバルセロナとのエル・クラシコを控えるため、ブラガ戦では温存気味に戦って勝利を掴みたいところだが、アンチェロッティ監督のマネジメントは如何に。
一方、マドリーに惜敗したナポリ(勝ち点3)は、連敗スタートのウニオン・ベルリンと対戦。マドリー戦後、フィオレンティーナにも惜敗したナポリは、直近のヴェローナ戦ではFWオシムヘンを負傷で欠いたものの、FWクワラツヘリアのドッピエッタなどで3発快勝。悪い流れを止めた中、公式戦8連敗と泥沼のウニオンを下して2位死守としたい。
【グループC】
《28:00》
ウニオン・ベルリン vs ナポリ
ブラガ vs レアル・マドリー
◆格の違い見せ付ける久保は連敗のベンフィカと対戦~グループD~

Getty Images
グループDでは第2節、MF久保のレアル・ソシエダ(勝ち点4)がザルツブルクに敵地で2-0と快勝。20季ぶりのCL勝利とした。そのソシエダは直近のマジョルカ戦、代表帰りの久保が途中出場し、決勝点をアシスト。日本代表でも結果を残し、ソシエダでも格の違いを見せ付ける久保は連敗スタートのベンフィカに引導を渡す黒星をお見舞いできるか。
グループDもう一試合ではインテル(勝ち点4)がザルツブルク(勝ち点3)と対戦。インテルは前節ベンフィカ戦、FWテュラム弾で押し切り1勝1分けスタートに。そして代表ウィーク明けのトリノ戦では3発快勝とした。エースのFWラウタロがセリエAで早くも11ゴールと止まらないが、ザルツブルク戦でもゴールとなるか。
【グループD】
《25:45》
インテル vs ザルツブルク
《28:00》
ベンフィカ vs レアル・ソシエダ
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ユニフォームのボディペイントでノースロンドン・ダービーに訪れたつわものがいるようだ。イギリス『デイリー・スター』が伝えた。 24日にエミレーツ・スタジアムで行われたプレミアリーグ第6節、アーセナルvsトッテナムは、アーセナルが2度先行するも、ソン・フンミンの2ゴールでトッテナムも譲らずドローでタイムアップ。白熱の一戦は引き分けで幕を閉じた。 好調な両チームがピッチで火花を散らす中、ピッチ外でも大きな注目を集めた人物がいるようだ。 アーセナルのファンであるアラベラ・ミアさんは、上下ユニフォームのボディペイントを施してスタジアムに足を運んだ。 身に付けているのは面積の少ないショーツとニプレス、靴下とシューズのみ。あとは絵の具のみという非常に過激な格好だ。 大作の準備には4時間を要すとのこと。ミアさんは昨季のホーム最終戦にも同様のスタイルで来場しており、大きな反響を巻き起こしていた。 この日も盛況だったようで、「今回たくさんの人が私を認識して写真を撮りに来てくれて、試合前の雰囲気はとても良かったです」と、同紙に語っている。 「(試合は)思うような結果を得られませんでしたが、またたくさんの素晴らしいファンに出会えました!さらに盛り上げて、アーセナルを推していきましょう!」と、自身のインスタグラムで綴ったミアさん。 「美しい」、「アーセナルファンはきっとそのユニフォームを着た君を高く評価したと思う」、「ホットだね」、「素敵な女性」、「これを見たら勝ちだと思います」などの賛辞が寄せられるなど、インターネット上でも賑わいを見せた。 <span class="paragraph-title">【写真】布率ほぼ0%!アーセナルユニのボディペイントを施した女性サポーター</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CxlhkwmoDqi/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; 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