【プレミア注目プレビュー】復調チェルシーの真価試される無敗アーセナルとのロンドンダービー!
2023.10.21 12:00 Sat
プレミアリーグ第9節、チェルシーvsアーセナルが、日本時間21日25:30にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。復調気配漂わすブルーズの真価試される無敗ガナーズとのダービーマッチだ。ポチェッティーノを新指揮官に招へいし、捲土重来を期す今シーズンのチェルシー。1-1のドローに終わったリバプールとの開幕戦では上々の戦いを見せたが、以降はウェストハム、アストン・ビラといった中堅クラブに加え、ノッティンガム・フォレスト、ボーンマスといった格下相手に取りこぼし、ボトムハーフの11位に低迷している。
それでも、EFLカップ3回戦で難敵ブライトンを破り、公式戦4試合ぶりの白星を挙げると、直近のリーグ戦ではフルアム、バーンリー相手に今季初のリーグ連勝を達成。相変わらず負傷者の数は懸念材料も、結果に加えて内容が伴ってきており、ようやく復調の気配を漂わせている。ただ、リーグ戦でのここまでの3勝はすべてボトムハーフ相手で、昨季から続く対トップハーフの未勝利は継続中。11月から強豪5連戦を控えるなか、難敵相手のホームゲームで何とか対トップハーフ初勝利といきたいところだ。
一方、宿敵トッテナムに総得点の差で首位を譲るも開幕無敗で2位に位置するアーセナル。インターナショナルブレーク前に行われた前節ではグアルディオラ就任後1度も勝利がなく、且つ12連敗中だった天敵を1-0で破り、リーグ戦では8年ぶりとなるマンチェスター・シティ相手の勝利を収めた。パフォーマンスに関して改善の余地はあるものの、今季も有力なタイトルコンテンダーであることを改めて証明する結果となった。
重要なチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージの戦いはあるものの、リーグ戦では12月中旬前までニューカッスルを除き格下との対戦が続くこともあり、今回のダービーでしっかりと勝ち点3を持ち帰り、リーグタイトル争いを優位に進めていきたいところだ。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
GK:ロベルト・サンチェス
DF:グスト、ディザジ、チアゴ・シウバ、コルウィル
MF:ギャラガー、カイセド、エンソ・フェルナンデス
FW:パーマー、ジャクソン、スターリング
負傷者:GKベッティネッリ、DFフォファナ、チルウェル、チャロバー、リース・ジェームズ、MFチュクエメカ、エンクンク、ラヴィア、FWブロヤ
出場停止者:なし
出場停止者はおらず、逆に3試合停止明けのグストが復帰する。負傷者に関しては長期離脱組に加え、チュクエメカとブロヤが新たに離脱。リース・ジェームズに関してはトレーニングに復帰したが、もうしばらく時間がかかりそうだ。
開幕数試合は[3-4-2-1]を採用していたが、[4-3-3(4-2-3-1)]の採用が濃厚だ。スタメンはコンディションに不安を抱えるディザジ、ジャクソンらの起用を前提に前述のメンバーを予想。パーマーをベンチに置きスターリングを右ウイング、ムドリクを左ウイングに配置する可能性もある。
◆アーセナル◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
GK:ラヤ
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ
MF:ウーデゴール、トーマス、ライス
FW:サカ、ガブリエウ・ジェズス、マルティネッリ
負傷者:DFティンバー、サリバ、FWトロサール、サカ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはティンバーの欠場が確定しており、いずれも軽傷を抱えて代表招集を辞退したサリバ、トロサール、サカに関しては直前まで起用の可否をチェックするようだ。
スタメンはサカとサリバの起用を前提に現状のベストメンバーで臨むとみる。左サイドバックに冨安健洋、中盤でハヴァーツ、ファビオ・ヴィエイラ、ジョルジーニョ、前線でエンケティアを起用するプランも考えられる。
★注目選手
◆チェルシー:FWラヒーム・スターリング
切れ味鋭い仕掛けで攻撃の突破口となれるか。今年1月の移籍市場でアーセナル行きの可能性もあったカイセドとライスの中盤のマッチアップにも注目が集まるが、ホームチーム勝利のカギを握る好調のアタッカーを注目選手とした。
2022年夏にマンチェスター・シティから鳴り物入りでのブルーズ加入となった28歳FWだが、加入1年目は不振極めるチームや定まらぬ起用法の影響などもあり期待外れの1年を過ごした。アルゼンチン人指揮官を招へいした今季はクラブの前線の補強次第で1年での放出の可能性も報じられた中、最終的に残留が決定すると、ここまで前線の主軸として巻き返しを図るチームの原動力として存在感を示す。
ここまで8試合3ゴール1アシストと、数字上のインパクトはそこまでではないが、コンディションの良さを窺わせる鋭いドリブル突破、スペースの飛び出しと持ち味の局面打開能力で崩しの起点として機能。引き続き決定力に課題はあるものの、初勝利を挙げたルートン戦や直近のバーンリー戦ではほぼ一人で試合を決めた印象もある。
今回のダービーではボールの握り合いに関してある程度五分の戦いが想定される中、トランジションや崩しの局面での個の打開が勝敗を分かつ可能性が高く、来年のユーロ2024に向けてイングランド代表返り咲きを図るブルーズの7番の活躍に期待したいところだ。
◆アーセナル:MFカイ・ハヴァーツ
古巣初対戦で爪痕残せるか。2020年夏にレバークーゼンから加入して以降、3シーズンに渡ってチェルシーの主力として活躍したドイツ代表は、今夏の移籍市場で6500万ポンドと言われる巨額の移籍金でロンドンのライバルクラブに移籍した。昨季の振るわないパフォーマンスやクラブが移籍を容認したことを考えれば、遺恨を残す形での移籍というほどではないが、多くのブルーズサポーターは複雑な思いでブリッジ初帰還を受け止めるはずだ。
新天地アーセナルではインサイドハーフでの起用やスペイン人指揮官の細かい戦術への適応の問題に加え、チェルシー時代から続く決定力不足を露呈し、ここまでは苦しい序盤戦を過ごす。それでも、直近2試合ではPKによる初ゴールと、シティ撃破に繋がったアシストと少しずつ目に見える結果を出している。
古巣初対戦ではシティ戦同様にベンチスタートが濃厚だが、CL決勝とFIFAクラブ・ワールドカップ決勝でブルーズにタイトルをもたらしたビッグマッチでの勝負強さを発揮し、初対戦での恩返し弾といきたいところだ。
それでも、EFLカップ3回戦で難敵ブライトンを破り、公式戦4試合ぶりの白星を挙げると、直近のリーグ戦ではフルアム、バーンリー相手に今季初のリーグ連勝を達成。相変わらず負傷者の数は懸念材料も、結果に加えて内容が伴ってきており、ようやく復調の気配を漂わせている。ただ、リーグ戦でのここまでの3勝はすべてボトムハーフ相手で、昨季から続く対トップハーフの未勝利は継続中。11月から強豪5連戦を控えるなか、難敵相手のホームゲームで何とか対トップハーフ初勝利といきたいところだ。
重要なチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージの戦いはあるものの、リーグ戦では12月中旬前までニューカッスルを除き格下との対戦が続くこともあり、今回のダービーでしっかりと勝ち点3を持ち帰り、リーグタイトル争いを優位に進めていきたいところだ。
昨シーズンのシーズンダブルを含め直近10試合の両者の対戦成績は、アーセナルが6勝2分け2敗と圧倒的な戦績を収めている。なお、前トッテナム指揮官のポチェッティーノは、アーセナルとのリーグ戦のダービーで3勝6分け2敗とわずかながら勝ち越している。ちなみに、現役時代のパリ・サンジェルマンで同僚だった両指揮官は、これが監督として初対決となる。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ロベルト・サンチェス
DF:グスト、ディザジ、チアゴ・シウバ、コルウィル
MF:ギャラガー、カイセド、エンソ・フェルナンデス
FW:パーマー、ジャクソン、スターリング
負傷者:GKベッティネッリ、DFフォファナ、チルウェル、チャロバー、リース・ジェームズ、MFチュクエメカ、エンクンク、ラヴィア、FWブロヤ
出場停止者:なし
出場停止者はおらず、逆に3試合停止明けのグストが復帰する。負傷者に関しては長期離脱組に加え、チュクエメカとブロヤが新たに離脱。リース・ジェームズに関してはトレーニングに復帰したが、もうしばらく時間がかかりそうだ。
開幕数試合は[3-4-2-1]を採用していたが、[4-3-3(4-2-3-1)]の採用が濃厚だ。スタメンはコンディションに不安を抱えるディザジ、ジャクソンらの起用を前提に前述のメンバーを予想。パーマーをベンチに置きスターリングを右ウイング、ムドリクを左ウイングに配置する可能性もある。
◆アーセナル◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ラヤ
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ
MF:ウーデゴール、トーマス、ライス
FW:サカ、ガブリエウ・ジェズス、マルティネッリ
負傷者:DFティンバー、サリバ、FWトロサール、サカ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはティンバーの欠場が確定しており、いずれも軽傷を抱えて代表招集を辞退したサリバ、トロサール、サカに関しては直前まで起用の可否をチェックするようだ。
スタメンはサカとサリバの起用を前提に現状のベストメンバーで臨むとみる。左サイドバックに冨安健洋、中盤でハヴァーツ、ファビオ・ヴィエイラ、ジョルジーニョ、前線でエンケティアを起用するプランも考えられる。
★注目選手
◆チェルシー:FWラヒーム・スターリング
Getty Images
切れ味鋭い仕掛けで攻撃の突破口となれるか。今年1月の移籍市場でアーセナル行きの可能性もあったカイセドとライスの中盤のマッチアップにも注目が集まるが、ホームチーム勝利のカギを握る好調のアタッカーを注目選手とした。
2022年夏にマンチェスター・シティから鳴り物入りでのブルーズ加入となった28歳FWだが、加入1年目は不振極めるチームや定まらぬ起用法の影響などもあり期待外れの1年を過ごした。アルゼンチン人指揮官を招へいした今季はクラブの前線の補強次第で1年での放出の可能性も報じられた中、最終的に残留が決定すると、ここまで前線の主軸として巻き返しを図るチームの原動力として存在感を示す。
ここまで8試合3ゴール1アシストと、数字上のインパクトはそこまでではないが、コンディションの良さを窺わせる鋭いドリブル突破、スペースの飛び出しと持ち味の局面打開能力で崩しの起点として機能。引き続き決定力に課題はあるものの、初勝利を挙げたルートン戦や直近のバーンリー戦ではほぼ一人で試合を決めた印象もある。
今回のダービーではボールの握り合いに関してある程度五分の戦いが想定される中、トランジションや崩しの局面での個の打開が勝敗を分かつ可能性が高く、来年のユーロ2024に向けてイングランド代表返り咲きを図るブルーズの7番の活躍に期待したいところだ。
◆アーセナル:MFカイ・ハヴァーツ
Getty Images
古巣初対戦で爪痕残せるか。2020年夏にレバークーゼンから加入して以降、3シーズンに渡ってチェルシーの主力として活躍したドイツ代表は、今夏の移籍市場で6500万ポンドと言われる巨額の移籍金でロンドンのライバルクラブに移籍した。昨季の振るわないパフォーマンスやクラブが移籍を容認したことを考えれば、遺恨を残す形での移籍というほどではないが、多くのブルーズサポーターは複雑な思いでブリッジ初帰還を受け止めるはずだ。
新天地アーセナルではインサイドハーフでの起用やスペイン人指揮官の細かい戦術への適応の問題に加え、チェルシー時代から続く決定力不足を露呈し、ここまでは苦しい序盤戦を過ごす。それでも、直近2試合ではPKによる初ゴールと、シティ撃破に繋がったアシストと少しずつ目に見える結果を出している。
古巣初対戦ではシティ戦同様にベンチスタートが濃厚だが、CL決勝とFIFAクラブ・ワールドカップ決勝でブルーズにタイトルをもたらしたビッグマッチでの勝負強さを発揮し、初対戦での恩返し弾といきたいところだ。
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リーグ最高の攻撃的SB。昨季は純粋なサイドバックというよりも、中盤的な色合いが強い形で素晴らしい活躍を見せたが、新指揮官の下では偽SB的な要素を引き続き見せつつも、サイドバックとして総合力をレベルアップした印象だ。ここまで1ゴール4アシストと例年に比べ数字面では見劣りも、ビルドアップでの貢献、ミドルレンジの正確なパスでの局面打開に、守備面での集中力や粘りも出てきている。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(33歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のベストDF。一時の限界説を完全に払しょくし、世界最高峰のセンターバックの座を取り戻した新生レッズのディフェンスリーダーは昨季以上の安定したプレーでリーグ最少失点の守備を牽引。相棒やGKが試合によって入れ替わりながらも、圧倒的な対人能力に傑出したプレーリードを活かしたカバーリング、ライン統率と、芸術的と言えるディフェンスで抜群の存在感を示す。 DF ムリージョ(22歳/ノッティンガム・フォレスト) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進フォレストを牽引。サリバとガブリエウも捨てがたいが、リーグ3位となる19失点の堅守を支える注目の左利きDFを選出。4バックを基本に3バックも併用するなか、新加入のミレンコビッチや右サイドのアイナ、守護神セルスと鉄壁の守備を築く。184cmとサイズはないものの、筋骨隆々のフィジカルとスピードを武器に対人戦で無類の強さを誇り、攻撃面でも正確なフィードに的確なドライブと元FWとしての攻撃センスを遺憾なく発揮している。 DF アントニー・ロビンソン(27歳/フルアム) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ステップアップ確実なアメリカ代表DF。フォレストやボーンマスとともに前半戦で躍進したフルアムのベストプレーヤー。すでにプレミア屈指の左サイドバックとの評価を得ていたが、今季の前半戦はさらにスケールアップした姿を披露。無尽蔵のスタミナと推進力を武器に、上下動を繰り返してDFとしては最多の7アシストを記録。守備でも一線級のアタッカーをきっちり封殺するなど、ハイレベルのプレーを見せ続けている。すでにリバプール、シティ辺りの関心を集める。 MF ライアン・グラフェンベルフ(22歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 同胞指揮官の下で完全覚醒。10代から名門アヤックスで活躍し、“NEXTポグバ”とも称された逸材だが、バイエルン、昨季のリバプールでは中盤のバックアッパーに甘んじた。しかし、オランダ時代からその才能に注目してきたスロット新監督の下でプレシーズンから出場機会を与えられると、新生レッズの中盤のキープレーヤーに成長。元々定評があるアスリート能力に規律・献身性を加えた守備でフィルター役を完璧にこなし、攻撃面ではサイズを感じさせないターンの巧さ、懐深いボールキープ、推進力、パスセンスを遺憾なく発揮。質の高いボックス・トゥ・ボックスのプレーで躍動した。 MF モイセス・カイセド(23歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生ブルーズの中盤に君臨。英国史上最高額の移籍金という色眼鏡もあり、加入2年目も周囲から高い要求を求められるエクアドル代表MFだが、今季前半戦のパフォーマンスはハードルが上がったなかでも称賛に値するパフォーマンスだ。前線に攻撃的なタイプを並べ、可変式のサイドバックにもより攻撃的なタスクを与えるマレスカ新監督のスタイルにおいて序盤戦はラヴィア、現在はエンソ・フェルナンデスとともにバランサーとしてのマルチタスクを担う。幅広いカバーエリア、ボールハントに加え、攻撃でも1ゴール3アシストと決定的な仕事をこなした。 MF ブカヨ・サカ(23歳/アーセナル) 出場試合数:16(先発:16)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズの絶対的エース。リーグ最少失点の堅守とセットプレーを武器に優勝争いの主役の一角を担うアーセナルだが、司令塔ウーデゴールを欠いた苦しい時期に孤軍奮闘の活躍を見せたエースの活躍は非常に大きかった。流れのなかでは「サカさえ抑えれば」」という対応を受けながらも、圧倒的な打開力を武器に5ゴール10アシストを記録した。それだけに12月末に負ったハムストリングのケガからいかに早く復帰できるかが、2位チームの後半戦のカギを握る。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:12 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入2年目で凄み増す超万能アタッカー。22ゴール11アシストを記録した加入1年目の大ブレイクによって今季は対戦相手からの徹底マークに遭うなか、ここまで12ゴール6アシストとキャリアハイ更新へ上々の滑り出しを見せている。新体制では昨季主戦場の右ウイングからトップ下と少し役割が変わっているが、今季もアタッキングサードで抜群の存在感を示す。前半戦ハイライトはプレミア史上初となる前半4ゴールを記録したブライトン戦。後半戦もその爆発力にも期待だ。 MF マテウス・クーニャ(25歳/ウォルバーハンプトン) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:10 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div 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RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ加入。欧州5大リーグ1年目の2023-24シーズンは控えながらもチャンピオンズリーグ(CL)を経験し、今季に入ってガッチリ定位置を確保した。 また、U-23ウズベキスタン代表としてパリ五輪の全3試合にフル出場し、A代表では19歳から主軸に定着。W杯初出場へアジア最終予選を戦う現チームの根幹たる存在となっている。 昨秋以降、トッテナムやパリ・サンジェルマン(PSG)といった欧州強豪からの関心が明るみになり、次第にマンチェスター・シティやアーセナル、チェルシー、レアル・マドリーといった列強がリストに含めていることも判明した。 一方、RCランスは財政状況が厳しく、2500万〜3000万ユーロ(約41億〜49.2億円)のオファーが届くならすんなり受諾する見通し…と報じられ、このたび幹部が売却の意向を明言。 最高経営責任者(CEO)のピエール・ドレオッシ氏が取材対応で「いずれにしても彼は今月でクラブを離れる。行き先は決まっていないがね。あらゆる提案を検討中だ」とコメントした。 近年新世代が次々と台頭するウズベク。その筆頭格がビッグクラブへ向かうことになりそうだ。 2025.01.07 21:05 Tue3
鎌田大地が途中出場のパレスが追いついてドロー! チェルシーはパーマー弾で先制も4戦未勝利に…【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第20節、クリスタル・パレスvsチェルシーが4日にセルハースト・パークで行われ、1-1のドローに終わった。なお、パレスの鎌田大地は69分から途中出場した。 前節、最下位のサウサンプトンを相手に2-1の逆転勝利を収め、上々のパフォーマンスで2024年の戦いを終えた15位のパレス。2025年の初陣となるホームゲームは失速のブルーズとのダービーマッチとなったなか、前節途中出場の鎌田は引き続きベンチスタートに。 対して今季初の連敗且つ3戦未勝利で4位転落のチェルシーは、敵地でのダービーで4戦ぶりの勝利を目指した。前節、降格圏に沈むイプスウィッチに0-2の敗戦を喫したマレスカのチームは、その試合から先発6人を変更。GKをサンチェスに戻したほか、ジャクソン、サンチョ、ペドロ・ネトが復帰。さらに、18歳DFアチャンポンがプレミア初スタメンのチャンスを与えられた。 セットした状態で[5-4-1]の堅固なブロックを敷く相手に対して、立ち上がりからボールを握って攻め手を窺うチェルシー。 試合の入りではジャブを打つにとどまったが、オープンな形から個人技でゴールをこじ開けた。14分、左サイドで巧みなスルーから持ち味のスピードを活かして左サイド深くに侵攻したサンチョがDF3枚を引き付けてゴール前のパーマーに横パスを通す。ここでパーマーはやや足元に詰まりながらも左足の正確なシュートをゴール右隅へ流し込んだ。 エースのクールな一撃で先手を奪ったアウェイチームはこのまま主導権を掌握。流れのなかでは決定機には至らずも、前半半ば過ぎにはパーマーの右CKにファーで反応したアチャンポンがヘディングシュート。だが、フリーで放ったシュートはわずかに枠の左を外れる。 一方、30分を過ぎた辺りからマテタをシンプルに使ったロングボール、両ウイングバックの攻撃参加を軸に良い形を作り始めたホームチーム。ボックス付近でマテタ、エゼと足を振っていくが、ここはGKサンチェスのセーブや相手DFにブロックされて同点ゴールには至らず。 その後、パーマーの超絶ミドルスルーパスからジャクソンに見せ場が訪れたが、ボックス手前で切り返して放ったシュートは枠を捉え切れず。アウェイチームの1点リードでダービーは後半へ折り返した。 互いに選手交代なしで臨んだ後半はパレスが勢いを持った入りを見せる。49分には右サイド深くに抜け出したムニョスのグラウンダークロスにゴール前で反応したエゼにビッグチャンスも、右足シュートは枠を捉え切れない。さらに、56分にはセットプレーからリチャーズのストロングヘッドでGKサンチェスを脅かす。 その後はチェルシーが試合を落ち着かせて膠着状態に陥るなか、パレスは69分にドゥクレを下げて鎌田をボランチの一角で投入する。 70分過ぎにはパーマーを起点にチェルシーに追加点のチャンスが訪れるが、エンソ・フェルナンデスのミドルシュート、ボックス左に抜け出したジャクソンのシュートは枠を捉え切れず。 すると、試合は再びホームチームの流れで進んでいくと、82分に同点ゴールが生まれる。中盤でのムニョスの見事な潰しからショートカウンターを発動。サール、エゼと左に展開し、最後は正確な折り返しをゴール前のマテタがワンタッチで流し込んだ。 1-1の振り出しに戻った試合はダービーらしい白熱の攻防が繰り広げられるなか、最終盤に突入。どちらにも勝ち点3を奪うチャンスはあったものの、2点目を奪うことはできず。 この結果、パレスは連勝こそ逃したものの、強豪相手に追いついての価値ある勝ち点1となった。一方、チェルシーは連敗こそストップも厳しい4戦未勝利に。 クリスタル・パレス 1-1 チェルシー 【クリスタル・パレス】 ジャン=フィリップ・マテタ(後37) 【チェルシー】 コール・パーマー(前14) <span class="paragraph-title">【動画】ダービーで生まれた2ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">エースのマテタが<br>セルハースト・パークを沸かす<br>前線の3枚が絡みパレスが追いつく<br><br>プレミアリーグ 第 20節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/pgfmlxhfVC">pic.twitter.com/pgfmlxhfVC</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875586061059104823?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">2025年もチェルシーを牽引するのは<br>遠藤選手も注目のパーマー!<br>サンチョの見事なアシストから<br>仕上げも完璧<br><br>プレミアリーグ 第 20節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/9GerQtXcf0">pic.twitter.com/9GerQtXcf0</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875562948699259363?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.05 02:20 Sun4
「トゥヘルの様子が…」オーバメヤンがチェルシー時代を回想「デビュー戦は人生最悪の試合」「僕自身も準備できていなかった」
元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現:アル・カーディシーヤ)が、イギリス『Athletic』でチェルシー時代を回想した。 ブンデスリーガとプレミアリーグで得点王に輝いたストライカー、オーバメヤン。ドルトムントとアーセナルで腰を据えて活躍し、半年間だけの在籍となったバルセロナでも得点を量産した。 22年夏、バルセロナの財政状況により、加入半年でチェルシー移籍を余儀なくされることに。 当時チェルシーはドルトムント時代に師事したトーマス・トゥヘル監督(現:イングランド代表)が指揮も、オーバメヤンいわく再会した恩師トゥヘルは「様子がおかしかった」という。 「あの日のことをよく覚えてる。チェルシーで最初に出場した試合のことだよ」 「僕はトゥヘルと親しい関係性で、彼はいつも選手たちに理解を示してくれる…しかし、再会した彼は僕の知っている男ではなかったんだ。試合に敗れて怒りを撒き散らし、チェルシーでの仕事を楽しんでいないのだと理解した」 “トゥヘルがいるなら”とチェルシー加入を承諾したオーバメヤンだが、結局デビュー戦翌日に指揮官は解任され、コンディションもモチベーションも落ちていくことに。1年後にマルセイユへの完全移籍でチェルシーを去った。 「チェルシーでの初戦は“人生最悪の試合”。正直言って僕自身も準備ができていなかったと認めざるを得ない。ファンはアーセナル時代の僕を期待していただろうけど、不本意にバルセロナを離れ、心の整理ができていなかった」 「チェルシーも僕自身も混乱していた1年だったと思う。クラブが僕をプレーさせたくなかったことは、今思えばラッキーだったかもしれない。当時の僕は休息が必要だったからね」 その後、オーバメヤンは23-24シーズンのマルセイユで公式戦30得点を叩き出し、今季から高待遇のサウジ移籍を掴むなど、復活を遂げた。 2025.01.08 15:20 Wed5