アーセナルが7季ぶりの夢の舞台で躍動! PSVに4発快勝でノースロンドン・ダービーにも大きな弾み【CL】
2023.09.21 06:01 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のグループB第1節、アーセナルvsPSVが20日にアーセナル・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが4-0で快勝した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は58分からプレーした。
一方、予選プレーオフを制して本大会行きを決めたPSVは、エールディビジでは開幕4連勝と好調を継続。グループ本命とのアウェイゲームではルーク・デ・ヨングやバカヨコ、サイバリ、フェールマンといった現状のベストメンバーがスタメンに並んだ。
立ち上がりはラング、デ・ヨングとアウェイのPSVが続けてフィニッシュに持ち込んだが、徐々に持ち味の前線からの積極的な守備でリズムを掴んだホームのアーセナルがファーストチャンスをモノにする。
幸先よく先制に成功したアーセナルは、素早い反発を見せたいPSVに押し返されるが、最後の局面で冷静に撥ね返す。すると、20分には相手陣内中央でルーズボールを制したジェズスを起点にカウンターを発動。右サイドでボックス付近まで運んだサカが丁寧な横パスを送ると、これに反応したトロサールが抑えの利いた見事な右足のグラウンダーシュートをゴール右下隅の完璧なコースに突き刺し、公式戦2試合連続ゴールとした。
早くも2点差が付いた試合はここからゴール前での攻防が目立つオープンな展開に。ボックス内への侵入回数やシュート数では大きな差はないものの、その質の部分で差が生まれる。
より効果的に決定機まで持ち込むアルテタのチームは、24分と25分にジェズスがボックス内での巧みなフィニッシュワークで決定的なシュートを枠に飛ばすが、ここはGKベニテスの見事な連続セーブに阻まれる。
それでも、前がかりな相手に対してうまく背後を突く形で引っくり返すと、38分には左サイドで背後へ抜け出したトロサールがボックス左に持ち込んで正確なクロスを大外で浮いたジェズスへ通す。ここでガナーズの背番号9は完璧なボールタッチで足元に収めて右足の強烈なシュートを左サイドネットに突き刺した。
その後、バカヨコやデストらの個人技を軸としたPSVの反撃を集中した守備で凌ぎ切ったホームチームが3-0のスコアで試合を折り返した。
後半の入りは3点を追うPSVが攻勢を仕掛けたものの、前半同様に決定機まであと一歩という場面が目立つ。
一方、ゲームコントロール優先の戦いにシフトしたアーセナルは58分に2枚替えを敢行。ジンチェンコとトロサールの左サイド2枚を下げて冨安とネルソンを投入。冨安は多くのチームメイト同様に待望のCLデビューを飾った。
やや試合が膠着状態に陥る中、ホームチームはジェズスとサカの2選手を下げてスミス・ロウとファビオ・ヴィエイラを投入。すると、この交代直後の70分にトドメの4点目が決まる。
右サイドでのハヴァーツのキープからスミス・ロウ、ネルソンと左サイドでコンビネーションを見せる。そして、複数のDFを引き付けたネルソンがペナルティアーク付近に走り込んだウーデゴールに丁寧な横パスを送ると、ガナーズのキャプテンが左への短い持ち出しから地を這う鋭い左足のシュートをゴール右下隅へ突き刺した。
これで勝利を確信したスペイン人指揮官はライスを下げてジョルジーニョを最後の交代カードとして切り、視線は早くも週末のダービーへ。
その後、4失点目で集中力が切れたアウェイチームを相手に危なげなく時計を進めたアーセナルは、4-0のスコアで試合をクローズ。この結果、7シーズンぶりに帰ってきた夢の舞台で会心の勝利を収めたアーセナルがグループステージ白星発進。週末のノースロンドン・ダービーへ最高の形で臨むことになった。
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7シーズンぶりのCL参戦となるアーセナルは、昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)のグループステージでも同居したオランダの名門との初戦に臨んだ。プレミアリーグの前節でエバートンに1-0と競り勝ち開幕無敗を継続したアルテタのチームは、週明けにトッテナムとのノースロンドン・ダービーを控える中、先発3人を変更。負傷のマルティネッリに代わってエバートン戦のゴールスコアラーのトロサール、ファビオ・ヴィエイラとエンケティアに代えてハヴァーツとガブリエウ・ジェズスが先発復帰。なお、GKのポジションはエバートン戦に続きラムズデールではなくラヤが起用され、冨安はベンチからCLデビューを目指すことに。立ち上がりはラング、デ・ヨングとアウェイのPSVが続けてフィニッシュに持ち込んだが、徐々に持ち味の前線からの積極的な守備でリズムを掴んだホームのアーセナルがファーストチャンスをモノにする。
8分、相手陣内右サイドでボールを受けたサカが内側でサポートに入ったウーデゴールに預けてボックス内に侵入。ウーデゴールがここで左足のミドルシュートを選択すると、GKベニテスのはじき出したこぼれに詰めたサカがゴール右から右足のシュートを流し込んだ。
幸先よく先制に成功したアーセナルは、素早い反発を見せたいPSVに押し返されるが、最後の局面で冷静に撥ね返す。すると、20分には相手陣内中央でルーズボールを制したジェズスを起点にカウンターを発動。右サイドでボックス付近まで運んだサカが丁寧な横パスを送ると、これに反応したトロサールが抑えの利いた見事な右足のグラウンダーシュートをゴール右下隅の完璧なコースに突き刺し、公式戦2試合連続ゴールとした。
早くも2点差が付いた試合はここからゴール前での攻防が目立つオープンな展開に。ボックス内への侵入回数やシュート数では大きな差はないものの、その質の部分で差が生まれる。
より効果的に決定機まで持ち込むアルテタのチームは、24分と25分にジェズスがボックス内での巧みなフィニッシュワークで決定的なシュートを枠に飛ばすが、ここはGKベニテスの見事な連続セーブに阻まれる。
それでも、前がかりな相手に対してうまく背後を突く形で引っくり返すと、38分には左サイドで背後へ抜け出したトロサールがボックス左に持ち込んで正確なクロスを大外で浮いたジェズスへ通す。ここでガナーズの背番号9は完璧なボールタッチで足元に収めて右足の強烈なシュートを左サイドネットに突き刺した。
その後、バカヨコやデストらの個人技を軸としたPSVの反撃を集中した守備で凌ぎ切ったホームチームが3-0のスコアで試合を折り返した。
後半の入りは3点を追うPSVが攻勢を仕掛けたものの、前半同様に決定機まであと一歩という場面が目立つ。
一方、ゲームコントロール優先の戦いにシフトしたアーセナルは58分に2枚替えを敢行。ジンチェンコとトロサールの左サイド2枚を下げて冨安とネルソンを投入。冨安は多くのチームメイト同様に待望のCLデビューを飾った。
やや試合が膠着状態に陥る中、ホームチームはジェズスとサカの2選手を下げてスミス・ロウとファビオ・ヴィエイラを投入。すると、この交代直後の70分にトドメの4点目が決まる。
右サイドでのハヴァーツのキープからスミス・ロウ、ネルソンと左サイドでコンビネーションを見せる。そして、複数のDFを引き付けたネルソンがペナルティアーク付近に走り込んだウーデゴールに丁寧な横パスを送ると、ガナーズのキャプテンが左への短い持ち出しから地を這う鋭い左足のシュートをゴール右下隅へ突き刺した。
これで勝利を確信したスペイン人指揮官はライスを下げてジョルジーニョを最後の交代カードとして切り、視線は早くも週末のダービーへ。
その後、4失点目で集中力が切れたアウェイチームを相手に危なげなく時計を進めたアーセナルは、4-0のスコアで試合をクローズ。この結果、7シーズンぶりに帰ってきた夢の舞台で会心の勝利を収めたアーセナルがグループステージ白星発進。週末のノースロンドン・ダービーへ最高の形で臨むことになった。
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