三笘はフル出場で1アシスト! 18歳ファーガソン初ハットのブライトンがニューカッスル粉砕【プレミアリーグ】
2023.09.03 03:32 Sun
プレミアリーグ第4節、ブライトンvsニューカッスルが2日にアメックス・スタジアムで行われ、ホームのブライトンが3-1で快勝した。なお、ブライトンのMF三笘薫は先発フル出場した。
ブライトンは前節、ウェストハムとのホームゲームで1-3の完敗。開幕連勝がストップすると共に今季初黒星を喫した。今夏の移籍市場終盤に逸材MFバレバ、バルセロナFWファティと新たな戦力をスカッドに加えた中、バウンスバックの勝ち点3を狙った。難敵マグパイズをホームで迎え撃った一戦では前節から先発3人を変更。ウェブスター、ミルナー、ウェルベックに代えてファン・ヘッケ、フェルトマン、ジョアン・ペドロを起用した。
対するニューカッスルは開幕大勝スタートも、マンチェスター・シティとリバプールとの強豪対決に連敗。とりわけ、前節はリードと数的優位を手にしたものの、後半終盤に2ゴールを叩き込まれて1-2の逆転負け。対レッズとの相性の悪さを露呈した。難敵相手のアウェイゲームで連敗ストップを狙ったエディ・ハウのチームはリバプール戦から先発1人を変更。負傷のボトマンに代えてターゲットを左サイドバックに配し、バーンをシェアの相棒に据えた。
立ち上がりはエンジン全開のニューカッスルが強烈な前からの圧力でペースを握り、イサクがボックス内で続けてシュートシーンを作り出す。
しかし、時間の経過と共にブライトンがスムーズなボールの循環でリズムを掴むと、ライン間でボールを引き出すトップ下のジョアン・ペドロを起点に左サイドの三笘とエストゥピニャンが絡む形でフィニッシュまで持ち込んでいく。
16分と19分には三笘が得意のカットインから続けて右足を振っていくが、ここは相手守備に読まれてブロックに遭う。それでも、ペースを握るホームチームは三笘を起点にゴールをこじ開ける。
やや意外な形で均衡が破れた試合は以降もホームチームが主導権を握る。前からボールを奪いにくるニューカッスルをいなしながら、局面を変える縦パスやカウンターでゴール前に迫るが、ジョアン・ペドロらが仕留め切れない。ただ、序盤以降はニューカッスルに効果的な攻めを許すことなく1点リードで試合を折り返した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合展開に大きな変化はなし。決定機までは至らないものの、シーガルズがボールも試合も支配する。
ハーフタイムの修正もいまひとつ機能しなかったアウェイチームは58分に3枚替えを敢行。トナーリとジョエリントンのインサイドハーフ2枚に加え、アルミロンを下げてウィルソン、アンダーソン、ロングスタッフを投入。イサクを左、ゴードンを右に回してウィルソンを最前線に置いた。
この交代によってニューカッスルがようやく押し込む時間帯を作り出すが、後半も先にゴールを奪ったのはブライトンだった。65分、中盤でダンク、ギルモアと足元で繋いでバイタルエリア中央で浮いたファーガソンに縦パスが入る。前に運ぶスペースはあったものの、GKのポジションを見極めて早いタイミングで右足を振り抜くと、右から巻いて落とす絶妙なシュートがゴール右下隅に決まった。
さらに、畳みかけるブライトンは70分、ギルモアからパスを受けた三笘が左サイドから内側にドリブルで運んでDFを引き寄せてボックス手前右のファーガソンに繋ぐと、ここでファーガソンがすかさず左足を振る。このシュートがDFシェアにディフレクトして大きくコースが変わってゴール右隅に決まった。なお、ファーガソンはマイケル・オーウェン以来、通算4人目となる18歳でのプレミアリーグハットトリック達成者となった。
三笘演出の3点目で試合の大勢が決した中、ブライトンは後半終盤にかけて一気に5枚の交代カードを使い切り、ララナを最前線に配した[4-1-4-1]の布陣で逃げ切り態勢に入った。
その後、試合終了間際の92分にはロングスタッフのフィードに抜け出したウィルソンが一矢報いるゴールを奪ったが、3-1のスコアでタイムアップ。この結果、難敵相手に快勝のブライトンがバウンスバックの今季3勝目を奪取。一方、敗れたニューカッスルは厳しい3連敗となった。
ブライトンは前節、ウェストハムとのホームゲームで1-3の完敗。開幕連勝がストップすると共に今季初黒星を喫した。今夏の移籍市場終盤に逸材MFバレバ、バルセロナFWファティと新たな戦力をスカッドに加えた中、バウンスバックの勝ち点3を狙った。難敵マグパイズをホームで迎え撃った一戦では前節から先発3人を変更。ウェブスター、ミルナー、ウェルベックに代えてファン・ヘッケ、フェルトマン、ジョアン・ペドロを起用した。
対するニューカッスルは開幕大勝スタートも、マンチェスター・シティとリバプールとの強豪対決に連敗。とりわけ、前節はリードと数的優位を手にしたものの、後半終盤に2ゴールを叩き込まれて1-2の逆転負け。対レッズとの相性の悪さを露呈した。難敵相手のアウェイゲームで連敗ストップを狙ったエディ・ハウのチームはリバプール戦から先発1人を変更。負傷のボトマンに代えてターゲットを左サイドバックに配し、バーンをシェアの相棒に据えた。
しかし、時間の経過と共にブライトンがスムーズなボールの循環でリズムを掴むと、ライン間でボールを引き出すトップ下のジョアン・ペドロを起点に左サイドの三笘とエストゥピニャンが絡む形でフィニッシュまで持ち込んでいく。
16分と19分には三笘が得意のカットインから続けて右足を振っていくが、ここは相手守備に読まれてブロックに遭う。それでも、ペースを握るホームチームは三笘を起点にゴールをこじ開ける。
27分、相手陣内左サイド深くでの三笘のプレスからGKポープの縦パスをエストゥピニャンが引っかけてショートカウンターを発動。ボックス左でスルーパスを受けた三笘のグラウンダーシュートはポープの足にかき出されるが、ペナルティアーク付近でこぼれ球に反応したギルモアが右足を一閃。シュート自体はコースが甘かったものの、ポープがキャッチし切れずに前へこぼすと、いち早く反応したファーガソンが右足で蹴り込んだ。
やや意外な形で均衡が破れた試合は以降もホームチームが主導権を握る。前からボールを奪いにくるニューカッスルをいなしながら、局面を変える縦パスやカウンターでゴール前に迫るが、ジョアン・ペドロらが仕留め切れない。ただ、序盤以降はニューカッスルに効果的な攻めを許すことなく1点リードで試合を折り返した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合展開に大きな変化はなし。決定機までは至らないものの、シーガルズがボールも試合も支配する。
ハーフタイムの修正もいまひとつ機能しなかったアウェイチームは58分に3枚替えを敢行。トナーリとジョエリントンのインサイドハーフ2枚に加え、アルミロンを下げてウィルソン、アンダーソン、ロングスタッフを投入。イサクを左、ゴードンを右に回してウィルソンを最前線に置いた。
この交代によってニューカッスルがようやく押し込む時間帯を作り出すが、後半も先にゴールを奪ったのはブライトンだった。65分、中盤でダンク、ギルモアと足元で繋いでバイタルエリア中央で浮いたファーガソンに縦パスが入る。前に運ぶスペースはあったものの、GKのポジションを見極めて早いタイミングで右足を振り抜くと、右から巻いて落とす絶妙なシュートがゴール右下隅に決まった。
さらに、畳みかけるブライトンは70分、ギルモアからパスを受けた三笘が左サイドから内側にドリブルで運んでDFを引き寄せてボックス手前右のファーガソンに繋ぐと、ここでファーガソンがすかさず左足を振る。このシュートがDFシェアにディフレクトして大きくコースが変わってゴール右隅に決まった。なお、ファーガソンはマイケル・オーウェン以来、通算4人目となる18歳でのプレミアリーグハットトリック達成者となった。
三笘演出の3点目で試合の大勢が決した中、ブライトンは後半終盤にかけて一気に5枚の交代カードを使い切り、ララナを最前線に配した[4-1-4-1]の布陣で逃げ切り態勢に入った。
その後、試合終了間際の92分にはロングスタッフのフィードに抜け出したウィルソンが一矢報いるゴールを奪ったが、3-1のスコアでタイムアップ。この結果、難敵相手に快勝のブライトンがバウンスバックの今季3勝目を奪取。一方、敗れたニューカッスルは厳しい3連敗となった。
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【プレミアリーグ第17節プレビュー】ビッグ6直接対決に、アストン・ビラvsシティの上位対決
先週末に行われた第16節ではリバプールとアーセナルがドロー、マンチェスター・シティが敗戦を喫したなか、チェルシーが唯一の勝利で独り勝ちの一節となった。また、この間に降格圏に沈むサウサンプトン、ウォルバーハンプトンがマーティン監督、オニール監督の解任に踏み切った。 年末年始の超過密日程に突入する第17節では10位のトッテナムと首位のリバプールによる、ビッグ6対決が最注目カードとなる。 トッテナムは前節、サウサンプトン相手にMFマディソンの2ゴールなど前半に5ゴールを叩き込んで5-0の完勝。公式戦6試合ぶりの勝利を挙げると、直近のEFLカップではマンチェスター・ユナイテッドとの壮絶な打ち合いを4-3で制した。FWソランケの2ゴールなど3点を先行も、GKフォースターの軽率な連続ミスで1点差に迫られたが、後半終盤のひりひりする攻防をFWソン・フンミンの直接CK弾で制し公式戦連勝となった。首位チームと異なり、離脱者続出のチームはほぼメンバーの入れ替えなしで中2日のビッグマッチを戦うことになり、ホームといえども厳しい戦いが想定される。 一方、1試合未消化ながら2位のチェルシーに2ポイント差に迫られるリバプールは、ニューカッスル戦に続き前節のフルアム戦を2-2のドローで終えた。開始早々の失点にDFロバートソンの退場が響いたなか、2度のビハインドを追いつく気概を示したが、ホームで痛い取りこぼしに。 それでも、大幅なターンオーバーを敢行した直近のEFLカップ(カラバオカップ)準々決勝ではサウサンプトンに2-1の勝利。若手の積極起用にMF遠藤航を可変式のセンターバックで起用するオプションが見事に機能し、その日本代表がマン・オブ・ザ・マッチに輝いた一戦で白星を取り戻した。エースのFWサラーらが休養十分で臨む今回のアウェイゲームに弾みを付けている。 そのビッグ6直接対決に次ぐ注目カードは7位のアストン・ビラと5位のマンチェスター・シティが対峙する上位対決。 公式戦3連勝と復調気配を示したアストン・ビラだが、直近のノッティンガム・フォレストとの上位対決は物議を醸す判定の影響もあって1-2の惜敗。連勝がストップした。年内は今回のシティ戦からニューカッスル、ブライトン&ホーヴ・アルビオンとタフな相手との連戦となり、今回の試合では大不振の相手に勝ち点3をしっかりとつかみ取りたい。通常、上位対決では後ろ重心の戦いを選択するエメリ監督だが、ディフェンスラインに問題を抱える相手に対して、攻守両面で前がかりなアグレッシブなアプローチを期待したい。 一方、シティは直近のマンチェスター・ダービーを後半終盤の連続失点によってホームでまさかの1-2の逆転負け。公式戦連敗と泥沼の状況を抜け出せずにいる。さらに、今節に向けては守護神エデルソン、DFルベン・ディアス、DFアケが欠場見込みと、守備陣の苦難は続く。サスペンション明けのDFリコ・ルイスに加え、DFストーンズ、DFアカンジに復帰の希望はあるが、DFウォーカーを含めてコンディション面で大きな不安を抱えるなか、球際でタフに戦ってくる難敵とのアウェイゲームに臨む。 リーグ5連勝を含む公式戦8連勝と最も状態がいい2位のチェルシーは、フリードキン・グループへのクラブ売却が正式に完了した16位のエバートンと対戦。前節は曲者ブレントフォード相手に苦戦を強いられたものの、DFククレジャとFWジャクソンのゴールを守り切って2-1の勝利。また、カンファレンスリーグ(ECL)では格下シャムロック・ローバーズ相手にFWマルク・ギウのハットトリックの活躍などで5-1の完勝。リーグフェーズを全勝の首位で締めくくった。 レベルが落ちるECLを控えや若手のコンディション維持、経験を積ませる場としてうまく活用し、過密日程にも不安がないマレスカのチームは今回の一戦も主力がいい状態で臨めるはずだ。ただ、対戦相手は直近でアーセナルに引き分け、経営権移行後初のホームゲームというブーストがかかっており、気を引き締めて臨む必要はありそうだ。 首位チームにお付き合いする形で2試合連続ドロー中の3位アーセナルは、15位のクリスタル・パレスと公式戦連戦の2試合目に挑む。前節はエバートン相手に決定力を欠いてゴールレスドローに終わったが、ターンオーバーを敢行して臨んだEFLカップでは途中投入のMFウーデゴール、FWサカのお膳立てから、悩めるFWガブリエウ・ジェズスのハットトリックの活躍で3-2の逆転勝利。良い形で敵地でのダービー2戦目に臨めるはずだ。 一方、敗れたパレスはほぼ主力を起用したなかでの負けとなったが、不振のFWエンケティアにゴールが生まれた点は朗報だ。前回対戦の内容を踏まえて数人の入れ替えが見込まれる今回の一戦では、2戦連続途中出場のMF鎌田大地にもチャンスがありそうだ。 ダービーで会心の逆転勝ちを収めたが、前述のトッテナム戦の敗戦で復調ムードに水をさされた13位のマンチェスター・ユナイテッドは、6位に躍進のボーンマスというタフな相手とのホームゲームに臨む。ダービーでは粘りの守備に、FWアマドの土壇場PK奪取に逆転ゴールの活躍で勝ち切ったが、トッテナム戦では相手のミスを突いて3点を奪ったが、攻守両面で相手に上回られての妥当な敗戦だった。強豪相手の連戦で疲弊気味の状態で戦うチェリーズはインテンシティと推進力に長けた曲者だけに、課題の走力と切り替えの精度が試される一戦となる。 直近4戦未勝利と調子にかげりが見える9位のブライトンは、14位のウェストハムと対戦。前節はパレス相手にホームで1-3の敗戦。相手のオウンゴールで一矢報いたが、守備面の緩みに加えて、攻撃ではMF三笘薫を含めて決定力の部分で課題が露呈した。ボールを握って押し込める展開が想定されるなか、パレス戦の後半のようなハーフコートゲームで決め切れるか、相手が狙いとするロングカウンターにしっかり制限をかけられるかが、5戦ぶりの白星のカギを握る。 その他ではともに今季2人目の指揮官であるファン・ニステルローイ、ヴィトール・ペレイラが対峙する17位のレスター・シティと、19位のウォルバーハンプトンの下位対決、DF菅原由勢が所属しユリッチ新監督招へいが迫る最下位のサウサンプトンの戦いにも注目だ。 《プレミアリーグ第17節》 ▽12/21(土) 《21:30》 アストン・ビラ vs マンチェスター・シティ 《24:00》 ブレントフォード vs ノッティンガム・フォレスト イプスウィッチ vs ニューカッスル ウェストハム vs ブライトン 《26:30》 クリスタル・パレス vs アーセナル ▽12/22(日) 《23:00》 エバートン vs チェルシー フルアム vs サウサンプトン レスター・シティ vs ウォルバーハンプトン マンチェスター・ユナイテッド vs ボーンマス 《25:30》 トッテナム vs リバプール 2024.12.21 15:15 Sat3
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