福岡がJ1通算100勝目! ルキアンの会心ヘッド1発でC大阪を撃破、8戦ぶり白星に【明治安田J1第19節】
2023.06.30 21:10 Fri
30日、明治安田生命J1リーグ第19節のセレッソ大阪vsアビスパ福岡がヨドコウ桜スタジアムで行われ、0-1で福岡が勝利した。前節アウェイで北海道コンサドーレ札幌に4発大勝を収めた5位・C大阪。ゴールを決めたレオ・セアラと加藤の2トップ、さらに香川と喜田は今節も揃ってスタメン出場で、今シーズン初のリーグ戦3連勝に向けて準備万端だ。
対する12位・福岡は4連敗中かつ7試合白星なしと苦しい戦いが続いている。記念すべきJ1リーグ通算100勝目もお預けになり続けており、前節もホームでヴィッセル神戸に0-3の完敗となった。得点力不足の中で守備陣が持ち堪えれていない印象だ。
すると、この試合もキックオフから30秒足らずで福岡にアクシデント。相手選手のクリアが顔面を直撃した紺野は一度はプレーを続行するも、左目の付近に大きな違和感があるのかピッチを後にし、7分で佐藤との交代を余儀なくされた。
アクシデントスタートとなった中、試合は序盤から激しい球際のマッチアップが繰り広げられる。C大阪と福岡はどちらもソリッドな[4-4-2]をベースとするチームであり、お互いに相手の守備陣を掻い潜れない時間帯が続く。
先手を取られたC大阪にもチャンス。37分、舩木の低いクロスを胸でクリアしようとした福岡の奈良だが、体勢を低くしたなかでコントロールを誤り、ボールはレオ・セアラの足元へ。レオ・セアラは振り向きざまに左足シュートを放つも、即座に飛び出した福岡のGK村上にセーブされた。
前半は福岡の1点リードで終了。福岡が少ないチャンスで1点をもぎとった一方、C大阪は打開の糸口を見出せなかった。
後半は1点を追うC大阪が圧力を強めるも、それでもなかなか福岡の守備陣を切り崩せない。61分にはこの日初めて獲得したCKを古巣対決のジョルディ・クルークスが蹴り、ゴール前の進藤がドンピシャヘッドで合わせるも、シュートはGK村上の正面を突いてしまう。
64分にようやく決定機。左サイドに流れた加藤がクロスを上げると、ゴール正面ではファーサイドから走り込んだクルークスがフリーに。しかし、クルークスのヘディングは枠を捉えきれず、千載一遇の同点チャンスを逃してしまった。クルークスは直後に中原と交代。古巣対戦で存在感を発揮できなかった。
C大阪は69分にもチャンスを逸する。カピシャーバのクロスをファーサイドで加藤が折り返すと、進藤がゴール正面から右足ボレー。今度は地面に叩きつけたバウンドが大きくなりすぎ、クロスバーの上へ外れた。右サイドバックの進藤は果敢な攻撃参加で75分にもシュートを放つが、肝心のゴールだけが遠い。
気づけばC大阪が一方的に攻め込む展開。ゴールまであと一歩に近づくなか、小菊監督は77分に加藤、カピシャーバ、舩木を下げ、上門、北野、山中を投入する3枚替えを敢行する。
対する福岡の長谷部監督は佐藤を下げ、センターバックの井上を投入。5バックに移行し逃げ切り態勢に入る。
後ろに重きを置いたことでサイドからクロスを上げられるシーンが増えた福岡だが、キャプテンマークを巻く奈良を中心としたセンターバック3枚が冷静沈着に対応し、1点リードのまま時計の針を進めていく。
結局、アディショナルタイムの7分間を含めて凌ぎきった福岡が0-1で勝利。連敗を4でストップしただけでなく、8試合ぶりの白星となり、アウェイでは今シーズン初勝利に。そして何より、ついに記念すべきJ1リーグ通算100勝目を手に入れた。
一方、C大阪にとっては悔しい敗戦に。今シーズン初となる3連勝を逃し、上位陣との勝ち点差を詰められなかった。
セレッソ大阪 0-1 アビスパ福岡
【福岡】
ルキアン(前22)
対する12位・福岡は4連敗中かつ7試合白星なしと苦しい戦いが続いている。記念すべきJ1リーグ通算100勝目もお預けになり続けており、前節もホームでヴィッセル神戸に0-3の完敗となった。得点力不足の中で守備陣が持ち堪えれていない印象だ。
アクシデントスタートとなった中、試合は序盤から激しい球際のマッチアップが繰り広げられる。C大阪と福岡はどちらもソリッドな[4-4-2]をベースとするチームであり、お互いに相手の守備陣を掻い潜れない時間帯が続く。
そんななかで違いを見せつけたのが福岡のFWルキアンだ。22分、福岡は左CKの流れから二次攻撃を展開し、左サイドに流れた金森がクロスを上げる。ルキアンはこのボールに対して勢いよく走り込み、C大阪のGKヤン・ハンビンが見送るしかない会心のヘディングシュートを突き刺した。
先手を取られたC大阪にもチャンス。37分、舩木の低いクロスを胸でクリアしようとした福岡の奈良だが、体勢を低くしたなかでコントロールを誤り、ボールはレオ・セアラの足元へ。レオ・セアラは振り向きざまに左足シュートを放つも、即座に飛び出した福岡のGK村上にセーブされた。
前半は福岡の1点リードで終了。福岡が少ないチャンスで1点をもぎとった一方、C大阪は打開の糸口を見出せなかった。
後半は1点を追うC大阪が圧力を強めるも、それでもなかなか福岡の守備陣を切り崩せない。61分にはこの日初めて獲得したCKを古巣対決のジョルディ・クルークスが蹴り、ゴール前の進藤がドンピシャヘッドで合わせるも、シュートはGK村上の正面を突いてしまう。
64分にようやく決定機。左サイドに流れた加藤がクロスを上げると、ゴール正面ではファーサイドから走り込んだクルークスがフリーに。しかし、クルークスのヘディングは枠を捉えきれず、千載一遇の同点チャンスを逃してしまった。クルークスは直後に中原と交代。古巣対戦で存在感を発揮できなかった。
C大阪は69分にもチャンスを逸する。カピシャーバのクロスをファーサイドで加藤が折り返すと、進藤がゴール正面から右足ボレー。今度は地面に叩きつけたバウンドが大きくなりすぎ、クロスバーの上へ外れた。右サイドバックの進藤は果敢な攻撃参加で75分にもシュートを放つが、肝心のゴールだけが遠い。
気づけばC大阪が一方的に攻め込む展開。ゴールまであと一歩に近づくなか、小菊監督は77分に加藤、カピシャーバ、舩木を下げ、上門、北野、山中を投入する3枚替えを敢行する。
対する福岡の長谷部監督は佐藤を下げ、センターバックの井上を投入。5バックに移行し逃げ切り態勢に入る。
後ろに重きを置いたことでサイドからクロスを上げられるシーンが増えた福岡だが、キャプテンマークを巻く奈良を中心としたセンターバック3枚が冷静沈着に対応し、1点リードのまま時計の針を進めていく。
結局、アディショナルタイムの7分間を含めて凌ぎきった福岡が0-1で勝利。連敗を4でストップしただけでなく、8試合ぶりの白星となり、アウェイでは今シーズン初勝利に。そして何より、ついに記念すべきJ1リーグ通算100勝目を手に入れた。
一方、C大阪にとっては悔しい敗戦に。今シーズン初となる3連勝を逃し、上位陣との勝ち点差を詰められなかった。
セレッソ大阪 0-1 アビスパ福岡
【福岡】
ルキアン(前22)
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「相手選手へのリスペクトに欠けるものでした」福岡・クルークスが物議醸したフェアプレー無視のゴールを謝罪
アビスパ福岡のMFジョルディ・クルークスが、物議を醸したゴールを謝罪した。 3日、明治安田生命J1リーグ第28節のアビスパ福岡vs名古屋グランパスは波乱続出の展開となった。 試合は開始2分になる手前、ロングボールを処理しようとした福岡のGK永石拓海がボックスを飛び出ると、バックステップでクリアしようとしたDF宮大樹と頭同士が激突。そのまま2人とも倒れ込むが、味方同士の接触でもあり、この流れでプレーは止まらず、名古屋が森下龍矢のゴールで先制する。 早々にアクシデントが起こり、異様な雰囲気が漂う中、20分に再びアクシデントが起きる。 20分に福岡のクルークスがタックルを受けるが、これは正当なチャージに。しかし、痛んで倒れていたため、名古屋のレオ・シルバがボールを外に蹴り出した。 クルークスは大事に至らずプレーは再開。福岡の前嶋洋太がスローインで名古屋のGKランゲラックに戻そうとしたところ、このボールを福岡のルキアンがカット。クロスを上げると、クルークスが蹴り込み、同点に追いついていた。 このプレー自体はルールに違反したわけではないが、通例では相手選手が試合を止めるために故意に外に蹴り出したため、相手にボールを返すのがフェアプレー。どの試合でも見られる行為だが、それを無視してゴールを決めてしまった。 当然名古屋側が激怒。紳士協定違反と見られ、怒りを露わにするのは当然。そして、怒りの収まらない名古屋は、長谷川健太監督が長谷部茂利監督のところへ。2人の話し合いの結果、福岡が無抵抗で1点を与えることとなり、キックオフから永井謙佑が1人で持ち込んでゴールを決めた。 このゴールを決めてしまったクルークスは、一夜明けて自身のインスタグラムのストーリーズで謝罪した。 「みなさん、こんにちは」 「まずは、昨日のゴールについて皆さんに謝りたいです。あのゴールは、相手選手へのリスペクトに欠けるものでした」 「ただ、あのプレーは故意的なものではありませんでした」 「いつも僕を応援してくださっている方なら、僕がフェアで、誰に対してもリスペクトを欠かさない選手であると知ってくれているはずです」 「僕は最後までアビスパ福岡のために闘います。一緒に乗り越えましょう」 試合中は興奮状態にもあり、パスが来たから反射的にシュート打った可能性は考えられる。大きな物議を醸しただけに、冷静な判断をしてもらいたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】物議醸した福岡のプレーから監督の話し合い、無抵抗のゴール献上までの一部始終をノーカットで</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="HDti8D63Gx8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.09.04 21:05 Sun2
「立派なスピーチ」「涙腺崩壊」引退セレモニーで駒野も感極まる、本音覗く長男のメッセージに「ヤバい...もらい泣き」
今季限りでの現役引退を発表したFC今治の元日本代表DF駒野友一(41)が感極まった。 和歌山県出身の駒野はサンフレッチェ広島の育成組織から2000年にトップチームに昇格。ジュビロ磐田、FC東京、アビスパ福岡への移籍を経て、2019年には南アフリカ・ワールドカップ(W杯)での恩師、岡田武史氏に誘われるようにして今治へと加入した。 今治のJ3昇格にも貢献したサイドバックへは、今季のホーム最終戦となった13日の第33節AC長野パルセイロ戦後にセレモニーが催された。 盟友の森﨑和幸氏、林卓人(サンフレッチェ広島)、前田遼一氏がサプライズで登場したことも話題となったが、多くのファンの心を揺さぶったのは、「23年間お疲れさまでした」と始まった息子からのメッセージだったのではないだろうか。 「パパが引退すると聞いた時は涙が出ました。パパは僕の一番の憧れのサッカー選手だからです」 「何度失敗しても立ち上がって練習して、パパみたいな努力するサッカー選手になりたいです」 「誰よりもたくさん嬉しいことも、辛いことも乗り越えてきたからこそ、本当にすごいなと改めて感じました」 「だけど、本当は幼稚園生の頃からパパと離れて暮らして寂しかったです。これからはパパと一緒にたくさんサッカーしたり、2人で旅行に行ったり自転車に乗って公園に行ったりしたいです」 憧れのサッカー選手への敬意と、子供としての本音を涙ながらに伝えるメッセージに、駒野も目頭を熱くなった。Jリーグ公式SNSが公開した動画には、「立派なスピーチ」、「涙しか出なかった」、「涙腺崩壊とはこの事か」、「ヤバい…もらい泣き」、「感動」、「泣くに決まってる」などの声が寄せられている。 クラブ、代表を通じて公式戦は700試合以上に出場した鉄人駒野。セカンドキャリアで育成年代の指導者を志すとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】息子の泣かせるメッセージも…駒野友一の引退セレモニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/2022%E6%98%8E%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%94%B0%E7%94%9F%E5%91%BDJ3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#2022明治安田生命J3リーグ</a> 第33節<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/ac%E9%95%B7%E9%87%8E%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%AD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ac長野パルセイロ</a><br>ありがとうサービス.夢スタジアム®︎<br><br>駒野選手の引退セレモニーの様子をお届けします<br><br>駒野選手 お疲れ様でしたシーズンラスト1試合、勝利で締め括りましょう<a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E4%BB%8A%E6%B2%BB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FC今治</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B8%86%E3%82%92%E5%BC%B5%E3%82%8C%E5%85%A8%E9%80%9F%E5%89%8D%E9%80%B2?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#帆を張れ全速前進</a> <a href="https://t.co/EDtKtzTFGe">pic.twitter.com/EDtKtzTFGe</a></p>— FC今治 (@FCimabari) <a href="https://twitter.com/FCimabari/status/1591776168067596288?ref_src=twsrc%5Etfw">November 13, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.19 21:55 Sat3
バルサBが福岡に5発快勝! ムニルやサンドロ・ラミレスがゴール《トレーニングマッチ》
▽J2に所属する福岡は10日、本拠地レベルファイブスタジアムでバルセロナB(下部組織)とトレーニングマッチを行い、0-5で敗れた。 ▽バルセロナの地域スポンサーであり、福岡の筆頭株主でもあるアパマンショップホールディングスが縁で実現したこのトレーニングマッチ。バルセロナの下部組織出身選手で構成され、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部相当)に所属するバルセロナBでは、2014-15シーズンにトップチームデビューを果たしたムニルを筆頭に、サンペール、ドンゴウ、サンドロ・ラミレスなどが先発出場。一方の福岡は“博多のネイマール”の愛称でファンから親しまれる金森や城後、日本代表DF酒井高徳を兄に持つ酒井宣福などがスターティングメンバーに名を連ねた。 ▽平日にもかかわらず約1万7000人の観客が集まった試合は、ドンゴウとサンドロ・ラミレスがネットを揺らしてバルセロナが前半に2点を奪う展開に。両チームともに多くの選手を入れ替えた後半は56分、サンドロ・ラミレスのこの日2点目となるゴールを奪ってバルセロナが点差を広げると、57分にアダマ・トラオレ、88分にムニルがネットを揺らして福岡を突き放した。このまま試合は終了し、バルセロナBが福岡に大差をつけて白星を飾っている。 ◆福岡先発メンバー GK:神山竜一 DF:イ・グァンソン、濱田水輝、堤俊輔、 MF:亀川諒史、阿部巧、鈴木惇、末吉隼也、城後寿、金森健志 FW:酒井宣福 ◆バルセロナB先発メンバー GK:ホセ・アウレリオ・スアレス DF:ディアワンドゥ・ディアニュ、セルジオ・ジュステ、エオオル・ゴッズウィル、セルジ・パレンシア・フルタボ MF:セルジ・サンペール、ハビエル・フェルナンデス、アダマ・トラオレ、ジャン・マリー・ドンゴウ FW:ムニル・エル・ハダディ、サンドロ・ラミレス ◆交代 [前半37分] 【福岡】 末吉隼也→中原秀人 堤俊輔→高准翼 [ハーフタイム] 【福岡】 神山竜一→笠川永太 イ・グァンソン→パク・ゴン 濱田水輝→古賀正紘 亀川諒史→三島勇太 阿部巧→牛之濱拓 鈴木惇→森村昂太 城後寿→邦本宜裕 金森健志→平井将生 酒井宣福→坂田大輔 【バルセロナB】 ホセ・アウレリオ・スアレス→アドリアン・オルトラ セルジオ・ジュステ→ロベルト・コスタ エオオル・ゴッズウィル→ジョアン・カンピンス センジ・パレンシア・フルタボ→シャビ・キンテージャ ハビエル・フェルナンデス→ジェラール・グンバウ ジャン・マリー・ドンゴウ→ファン・カマラ [後半27分] 【福岡】 高准翼→田村友 [後半32分] 【福岡】 中原秀人→冨安健洋 【バルセロナB】 ロベルト・コスタ→ウィルフリッド・カプトゥン 2015.06.11 18:02 Thu4
2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue5