【2022-23ブンデスベストイレブン】上位4チームから漫勉なく選出
2023.06.13 18:01 Tue
2022-23シーズンのブンデスリーガが5月27日に終了しました。本稿では今季のブンデスリーガベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。
GKフレデリック・レノウ(30歳/ウニオン・ベルリン)
出場試合数:29(先発回数:29)/失点数:27/出場時間:2610分

バイエルンに次ぐ失点数の少なさから選出。堅守ウニオンのゴールマウスを守ったデンマーク代表GKは安定感抜群のゴールキーピングでチームをCL出場に導いた。
DFバンジャマン・パヴァール(27歳/バイエルン)
出場試合数:30(先発回数:27)/得点数:4/出場時間:2430分

サイドバック、センターバックを標準以上のプレーで淡々とこなすパヴァール。監督からすれば使い勝手の良い選手で守備陣にケガ人が多かった今季のバイエルンにおいてパヴァールの存在はより大きく感じられた。
DFロビン・クノッヘ(31歳/ウニオン・ベルリン)
出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:2/出場時間:2874分

堅守ウニオンの守備の要。3バックの中央でディフェンスを統率し、いぶし銀のプレーを見せた。ブロックを敷いて守り切れる守備ができたのはクノッヘの能力の高さがあったからこそだった。
DFヴィリー・オルバン(30歳/ライプツィヒ)
出場試合数:33(先発回数:33)/得点数:4/出場時間:2951分

ライプツィヒの守備の要。イケイケなサッカーを展開している中、後方で締める役割を全う。チームの重石となり、主将としてもチームを牽引した。
出場試合数:27(先発回数:26)/得点数:4/出場時間:2296分

シーズン後半にかけてインパクトを強めていった。本職のサイドバックだけでなく中盤でも器用にプレーし、ゴールにもよく絡んだ。ドルトムント追い上げの立役者だった。
MFジャマル・ムシアラ(20歳/バイエルン)
出場試合数:33(先発回数:26)/得点数:12/出場時間:2209分

瞬く間にブンデスを代表する選手に。飄々とプレーしているが、技術の高さは折り紙付き。難しいプレーを簡単に見せるタイプの技巧派MFだ。
MFジョシュア・キミッヒ(28歳/バイエルン)
出場試合数:33(先発回数:32)/得点数:5/出場時間:2813分

ムシアラと共にバイエルンを11連覇に導いた立役者。ケガにも強く1シーズンを通して戦い抜けるタフネスさも魅力。メンタル面でもチームを引っ張るリーダーとなっている。
MFジュード・ベリンガム(19歳/ドルトムント)
出場試合数:31(先発回数:30)/得点数:8/出場時間:2692分

ムシアラと同世代の傑物。この年齢にして風格を漂わせる稀有な存在。来季はレアル・マドリーへの移籍で合意しているが、優勝を置き土産にドルトムントを去りたかった。
FWクリストファー・エンクンク(25歳/ライプツィヒ)
出場試合数:25(先発回数:20)/得点数:16/出場時間:1896分

フュルクルクと並ぶ16ゴールを挙げて自身初の得点王に輝いた。セカンドストライカータイプのエンクンクだが、その得点力は本物。ケガの影響もあって昨季の20ゴールには届かなかったが、FWアンドレ・シウバが不発に終わった今季においてライプツィヒの得点力をカバーした。
FWランダル・コロ・ムアニ(24歳/フランクフルト)
出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:15/出場時間:2646分

リーグ・アンに精通している識者を除き、ほぼ名の知られていない存在だったストライカーが大きな飛躍を遂げた。ナントから加入した24歳のアタッカーはストライカーの発掘に定評のあるフランクフルトで開花。W杯ではフランス代表に滑り込んでゴールも挙げ、さらに知名度を上げた。ブンデス得点王こそ逃したが、15ゴールを挙げ、一躍メガクラブ注目の存在となった。
FWヴィチェンツォ・グリフォ(30歳/フライブルク)
出場試合数:33(先発回数:30)/得点数:15/出場時間:2431分

堂安と共にフライブルクの攻撃を司るアタッカー。セットプレーのキックとシュート精度は一級品。フライブルク躍進の立役者だ。
GKフレデリック・レノウ(30歳/ウニオン・ベルリン)
出場試合数:29(先発回数:29)/失点数:27/出場時間:2610分

Getty Images
バイエルンに次ぐ失点数の少なさから選出。堅守ウニオンのゴールマウスを守ったデンマーク代表GKは安定感抜群のゴールキーピングでチームをCL出場に導いた。
DFバンジャマン・パヴァール(27歳/バイエルン)
出場試合数:30(先発回数:27)/得点数:4/出場時間:2430分

Getty Images
サイドバック、センターバックを標準以上のプレーで淡々とこなすパヴァール。監督からすれば使い勝手の良い選手で守備陣にケガ人が多かった今季のバイエルンにおいてパヴァールの存在はより大きく感じられた。
出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:2/出場時間:2874分

Getty Images
堅守ウニオンの守備の要。3バックの中央でディフェンスを統率し、いぶし銀のプレーを見せた。ブロックを敷いて守り切れる守備ができたのはクノッヘの能力の高さがあったからこそだった。
DFヴィリー・オルバン(30歳/ライプツィヒ)
出場試合数:33(先発回数:33)/得点数:4/出場時間:2951分

Getty Images
ライプツィヒの守備の要。イケイケなサッカーを展開している中、後方で締める役割を全う。チームの重石となり、主将としてもチームを牽引した。
DFラファエル・ゲレイロ(29歳/ドルトムント)
出場試合数:27(先発回数:26)/得点数:4/出場時間:2296分

Getty Images
シーズン後半にかけてインパクトを強めていった。本職のサイドバックだけでなく中盤でも器用にプレーし、ゴールにもよく絡んだ。ドルトムント追い上げの立役者だった。
MFジャマル・ムシアラ(20歳/バイエルン)
出場試合数:33(先発回数:26)/得点数:12/出場時間:2209分

Getty Images
瞬く間にブンデスを代表する選手に。飄々とプレーしているが、技術の高さは折り紙付き。難しいプレーを簡単に見せるタイプの技巧派MFだ。
MFジョシュア・キミッヒ(28歳/バイエルン)
出場試合数:33(先発回数:32)/得点数:5/出場時間:2813分

Getty Images
ムシアラと共にバイエルンを11連覇に導いた立役者。ケガにも強く1シーズンを通して戦い抜けるタフネスさも魅力。メンタル面でもチームを引っ張るリーダーとなっている。
MFジュード・ベリンガム(19歳/ドルトムント)
出場試合数:31(先発回数:30)/得点数:8/出場時間:2692分

Getty Images
ムシアラと同世代の傑物。この年齢にして風格を漂わせる稀有な存在。来季はレアル・マドリーへの移籍で合意しているが、優勝を置き土産にドルトムントを去りたかった。
FWクリストファー・エンクンク(25歳/ライプツィヒ)
出場試合数:25(先発回数:20)/得点数:16/出場時間:1896分

Getty Images
フュルクルクと並ぶ16ゴールを挙げて自身初の得点王に輝いた。セカンドストライカータイプのエンクンクだが、その得点力は本物。ケガの影響もあって昨季の20ゴールには届かなかったが、FWアンドレ・シウバが不発に終わった今季においてライプツィヒの得点力をカバーした。
FWランダル・コロ・ムアニ(24歳/フランクフルト)
出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:15/出場時間:2646分

Getty Images
リーグ・アンに精通している識者を除き、ほぼ名の知られていない存在だったストライカーが大きな飛躍を遂げた。ナントから加入した24歳のアタッカーはストライカーの発掘に定評のあるフランクフルトで開花。W杯ではフランス代表に滑り込んでゴールも挙げ、さらに知名度を上げた。ブンデス得点王こそ逃したが、15ゴールを挙げ、一躍メガクラブ注目の存在となった。
FWヴィチェンツォ・グリフォ(30歳/フライブルク)
出場試合数:33(先発回数:30)/得点数:15/出場時間:2431分

Getty Images
堂安と共にフライブルクの攻撃を司るアタッカー。セットプレーのキックとシュート精度は一級品。フライブルク躍進の立役者だ。
ドルトムントの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
ドルトムントの人気記事ランキング
1
ギラシー&アディエミのドッペルパックでドルトムントが3連勝、CL圏内の暫定4位に浮上【ブンデスリーガ】
ドルトムントは3日、ブンデスリーガ第32節でヴォルフスブルクをホームに迎え、4-0で快勝した。 前節ホッフェンハイム戦を3-2で競り勝って連勝とし、6位浮上としたドルトムント(勝ち点48)は、ホッフェンハイム戦のスタメンからジャンに代えて負傷明けのグロスのみを変更した。 12位ヴォルフスブルク(勝ち点39)に対し、開始3分にドルトムントが先制する。ジューレのクサビのパスが流れたところ、ギラシーが受けてボックス中央へ。GKとの一対一を確実に仕留めた。 先制したドルトムントは23分、ブラントがボレーでGKを強襲した中、ハーフタイムにかけても主導権を渡さず1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、59分にドルトムントがリードを広げる。ボックス右でグロスが巧みな切り返しから縦に抜け出して折り返すと、フリーのギラシーが合わせた。 その後、アディエミを投入したドルトムントは69分に3点目。波状攻撃の流れからアディエミがドリブルシュートを決めきった。4分後にもアディエミが加点したドルトムントが4発圧勝。 ギラシーとアディエミのドッペルパックでドルトムントが3連勝とし、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の暫定4位に浮上している。 ドルトムント 4-0 ヴォルフスブルク 【ドルトムント】 セール・ギラシー(前3) セール・ギラシー(後14) カリム・アデイェミ(後24) カリム・アデイェミ(後28) 2025.05.04 05:57 Sun2
O・デンベレがソックスにスマホを忍ばせトレーニング中に「ポケモンGO」をプレー…見つけたトゥヘルは没収
▽世界中で大流行の「ポケモンGO」だが、トレーニング中にプレイするのはやはり許されなかった。 ▽現在プレシーズンマッチを行うため中国遠征を行っているドルトムントだが、FWウスマーヌ・デンベレ(19)がトレーニング中に「ポケモンGO」をプレイしたためトーマス・トゥヘル監督に怒られていた。 ▽マンチェスター・ユナイテッドとのインターナショナル・チャンピオンズカップで1-4と快勝。O・デンベレは1得点の活躍を見せ、勝利に貢献していた。 ▽「ポケモンGO」の公式アカウントのツイートをリツイートするなど、興味津々のO・デンベレは、ボール回しのトレーニング中にソックスの中にスマホを忍ばせていた様で、それを見つけたトゥヘル監督が没収してポケットに入れるシーンが動画に収められていた。 ▽「ポケモンGO」はモンスターを捕まえたり、ジムで対戦したりするゲームだが、ゲーム内の機能にゲットした「タマゴ」を孵化させる機能があり、決められた距離を移動することで「タマゴ」が孵化し、モンスターをゲットできる仕組みとなっている。19歳のO・デンベレはトレーニング中の移動距離を利用して「タマゴ」を孵化させようとしたと見られている。 ▽倒れ込んだO・デンベレに近づいたMF香川真司も状況を把握したのか、ひとツッコミ。トゥヘル監督も香川も笑って済ませていたが、「ポケモンGO」で問題視されている“ながらスマホ”の度が過ぎてしまったようだ。 ◆監督がスマホを没収! https://t.co/8SMDYHBXy0 2016.07.26 20:46 Tue3
板倉滉にドルトムントが強い関心? 19.5億円で移籍成立と現地報道
今夏のステップアップが噂されるボルシアMGの日本代表DF板倉滉(28)だが、ドルトムントが熱心に関心を寄せているようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。 板倉は2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍。そのままオランダのフローニンヘンへ2度のレンタル移籍を経験すると、その後はシャルケにレンタル移籍。2022年7月にシティでは1度もユニフォームに袖を通すことなく、ボルシアMGに完全移籍で加入した。 シャルケをブンデスリーガ昇格に導いた能力の高さを買われた板倉は、ブンデスリーガでも遺憾なくその能力を発揮。守備の要としてプレーし、負傷離脱する時期もあったが、3シーズン目を迎えて公式戦通算78試合で7ゴール3アシストを記録している。 契約が残り1年となる板倉だが、今夏のステップアップが噂されており、ドイツ国内をはじめ、イングランドやスペイン、フランス、オランダからも関心があると報じられていた。 そんな中、『ビルト』はドルトムントが板倉に強い関心を持っていると報道。ドイツ代表DFニコ・シュロッターベック(25)が左ヒザ半月板損傷で長期離脱中に加え、ニコ・コバチ監督が採用する3バックには板倉が最適と考えているとのこと。ボルシアMGは1200万ユーロ(約19億5000万円)での売却を認めるとされており、ドルトムントが支払えば成立する状況のようだ。 シュロッターベックが復帰して以降は良き阿防になるとも考えられており、ドルトムント戦では先日に対戦時にドリブルでの持ち上がりから圧巻のゴールを決めたばかり。ドルトムントが来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得すれば、より実現性が高まるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】こんなCBは見たことない!板倉滉の圧巻ドリブル突破で見事なゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="utS5TDINxO0";var video_start = 10;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.30 20:25 Wed4
フンメルスの古巣復帰は選手次第に? クラブはすでにコンタクト
古巣ドルトムントへの電撃復帰が取り沙汰されるローマの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(36)だが、現時点でその選択は選手サイドに委ねられているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨シーズン終了後に2度目のドルトムント退団を決断したフンメルスは、しばしのフリーの期間を経てローマへ加入。今季3人の指揮官の下で戦う混迷のシーズンを送った新天地では公式戦19試合に出場し1ゴールを記録。 現指揮官クラウディオ・ラニエリの下ではバックアッパーとして試合に絡んでいたが、先日に今季限りでの現役引退を表明した。 しかし、先日には今夏アメリカで行われるFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)に向け、ドイツ代表DFニコ・シュロッターベックの長期離脱などでディフェンスラインの選手層に不安を抱える古巣ドルトムントが、短期契約で復帰を要請しているとの報道が出ていた。 『シュポルト・ビルト』の今回の最新報道によれば、具体的なオファーがあったかどうかは明らかにされていないものの、ドルトムントがフンメルスに接触を図ったことは事実だという。 フンメルスは短期間のキャリア継続の可能性を否定していないが、少なくとも1年間の完全休養を希望しているとの話もあり、古巣の要請を受け入れるかはイーブンな状況にあるという。 さらに、ドルトムントは元ドイツ代表DFにフロントオフィスのポストや、指導者として迎え入れることにも関心を示している模様。ただ、こちらに関してはクラブ内部のごたごたを認知し、それに対して否定的な考えを持っていることから現実味は乏しいとの見方が強い。 ニコ・コバチ監督は、先日に噂の段階でのフンメルス復帰を歓迎することを公言しており、クラブサイドに受け入れ態勢はできているが、キャリア最後に再びブラックイエローのジャージに袖を通すことになるのか…。 2025.04.23 19:05 Wed5