元ブラジル代表FWパトが古巣サンパウロに3度目の加入へ

2023.05.10 07:00 Wed
Getty Images
サンパウロが元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(33)の再獲得に動いているようだ。

パトは、昨シーズン限りでメジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティを契約満了と共に退団。以降はフリートランスファーで新天地を探すと共に、サンパウロのトレーニング施設を借りてリハビリやコンディション調整に励んでいた。

ブラジル『グローボ』が報じるところによれば、クラブはパトの状態を確認した上で今シーズン終了までの短期契約のオファーを掲示。現在、両者の交渉は順調に進んでいるようだ。
なお、パトはこれまでの2度の在籍期間で公式戦133試合に出場し、47ゴールを挙げている。

プロデビューしたインテルナシオナウをはじめ、ミランやチェルシー、コリンチャンスなどでプレーしたパト。ここ数年は中国の天津天海や古巣サンパウロを転々としていた中、2021年2月に半年の無所属期間を経てオーランドに加入した。
しかし、新天地でのデビュー戦となったMLS開幕戦のアトランタ・ユナイテッド戦で右ヒザに重傷を負い、約半年間の離脱。ケガを治し、契約も1年延長して迎えた昨シーズンだったが、9月に再びヒザを負傷し手術を実施。結局、リーグ戦22試合の出場も3ゴールと不発に終わった。

アレシャンドレ・パトの関連記事

スペイン代表FWアルバロ・モラタがミランでの新たなスタートについて語った。クラブ公式サイトが伝えた。 今夏、アトレティコ・マドリーからミランへ完全移籍したモラタ。アメリカへ向かった元フランス代表FWオリヴィエ・ジルーに倣う活躍が期待される。 9日にはシニア・アドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏と 2024.08.10 16:25 Sat
元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏がお気に入りの選手を明かした。 2006年のバロンドール受賞者であるカンナバーロ氏。イタリア代表キャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制した稀代のセンターバックは引退後、UAEのアル・アハリや中国の広州恒大(現:広州FC)など、アジアを中心に指導者キャリアを積ん 2023.10.18 20:55 Wed
サンパウロの元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがクラブマスコットと一緒にゴールを喜んだ。 かつてミランや、チェルシー、ビジャレアルなどでもプレーしたパト。2017年1月に天津天海に移籍して以降は欧州を離れクラブを転々とすると、2022年にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティを退団。その後は昨 2023.07.19 19:05 Wed
スペイン『Relevo』がブラジル代表の新たな暫定監督にスポットライトを当てた。 ブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長は4日、レアル・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督(64)が2024年6月のコパ・アメリカ(南米選手権)から指揮を執ると明言。1年後の就任が確実となった。 ま 2023.07.06 18:32 Thu
サンパウロFCは26日、元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(33)の加入を発表した。契約は今年末までとなる。 かつてミランや、チェルシー、ビジャレアルなどでもプレーした元神童のパト。ケガとの付き合いが影響して期待値どおりの成長曲線を描き切れず、2017年1月の中国行きから欧州に別れを告げ、現役を続ける。 2023.05.27 17:55 Sat

アレシャンドレ・パトの人気記事ランキング

1

「知っていたら契約していない」元ブラジル代表FWパト、過去のチェルシー移籍を後悔

オーランド・シティでプレーする元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(33)が、過去のチェルシー移籍を後悔していると明かした。 インテルナシオナルで育ったパトは、若くしてその才能が注目を集め、2007年8月にミランへと完全移籍。ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた。 ミランでのその才能は輝きを見せると2008年にはブラジル代表デビュー。ミランでは公式戦150試合で63ゴール18アシストを記録し、スクデット獲得に貢献した。 その後、母国に戻り、コリンチャンス、サンパウロでプレー。すると2016年1月にチェルシーへとレンタル移籍。再びヨーロッパでのプレー機会を得たが、半年で終了。たった2試合の出場に終わり、1ゴールでキャリアを終えていた。 その後は、ビジャレアル、天津天海でプレー。サンパウロにも戻ると、2021年2月からはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティでプレーしている。 現在33歳で、まだまだプレーが可能なパトだが、元ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーターが設立したメディア『ザ・プレーヤーズ・トリビューン (TPT) 』にて過去の移籍について言及。チェルシーへの移籍は騙されたと後悔を口にした。 「チェルシーが半年間のレンタル移籍の後、3年契約を結んでくれると思っていた。ローンを組んだ後、彼らがノーと言えることは知らなかったんだ」 パトは半年のレンタル移籍の後、自動的に契約延長がなされると信じていたが、実際はそんなことはないどころ、2試合で去ることとなった。チームの契約の問題もあったが、そもそも当時チームを率いていたフース・ヒディンク監督が全く使ってくれなかったことに憤りを露わにし、それがわかっていたらチェルシーに移籍することはなかったとした。 「なぜ僕がサンパウロで良いプレーができたかわかるかい?それは彼らが僕を大事にしてくれたからだ」 「とても良いトレーニングをしていたのに、監督が僕には2回しかプレーさせてくれなかったことが残念だ。その理由はわからないよ」 「知っていたら?僕は他のチームに行っただろうね」 2022.11.04 21:10 Fri
2

カンナバーロ氏お気に入りの若手選手とは? セリエA全クラブに獲得を推奨「幼いころから確信があった」

元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏がお気に入りの選手を明かした。 2006年のバロンドール受賞者であるカンナバーロ氏。イタリア代表キャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制した稀代のセンターバックは引退後、UAEのアル・アハリや中国の広州恒大(現:広州FC)など、アジアを中心に指導者キャリアを積んできた。 中国の天津天海(2020年解散)時代は元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトを呼び寄せるなど、選手のリクルート業務も経験しているというカンナバーロ氏は、イタリア『カルチョメルカート』主催のフォーラムにゲスト登壇し、古巣ユベントスが関心かと報じられている戦友の息子について絶賛した。 「ニースのフランス代表MFケフラン・テュラム=ウリアン(22)はどんなクラブでもプレーできる選手だ。もし私がセリエAのどこかで働いているとすれば、間違いなく彼を呼び寄せたい。どのクラブでも役立つはずだ」 ケフラン・テュラムはインテルに所属するフランス代表FWマルクス・テュラムの弟であり、カンナバーロ氏が現役時代にパルマ、ユベントスの最終ラインでコンビを組んだ元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の次男だ。 さらにこの話題を掘り下げられると、「リリアンの息子たちを幼いころから追いかけてきた。フットボーラーになるという確信が昔からあったよ。兄マルクスはユベントス時代のズラタン・イブラヒモビッチに似ていると思う。イタリアで若き日を過ごすと、少々意地悪な性格に育つことがある(笑) 父親いわく弟ケフランの方が意地悪な性格らしいがね(笑)」と親愛を込めた。 また、お気に入りのケフラン・テュラムに最もフィットするセリエAのチームは?と問われると、自身がリリアン氏と共闘したユベントスでもパルマでもなく、兄の元へ向かうのが良いだろうと答えた。 「どこだっていい。どのクラブでも有益な存在になれる。ただ、その特徴と役割を加味すれば、落ち着いて入っていける唯一のクラブは、すでに強力な中盤を築いているインテルだろう」 2023.10.18 20:55 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly