レーティング:マンチェスター・シティ 4-1 リバプール《プレミアリーグ》
2023.04.01 22:35 Sat
プレミアリーグ第29節、マンチェスター・シティvsリバプールが1日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが4-1で逆転勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

GK
31 エデルソン 6.0
失点はノーチャンス。守備機会はあまりなかったが、要所で的確な飛び出しや繋ぎへの貢献を見せたDF
25 アカンジ 6.0
失点場面ではジョタに出し抜かれたが、それ以外の局面では攻守に質の高いプレーを見せた
3 ルベン・ディアス 6.5
クリーンシート達成はならずも、絶妙なプレーリードと強さを見せた守備で2失点目は許さず。繋ぎの局面での判断、精度も素晴らしかった
6 アケ 6.5
序盤こそサラーにやや手を焼いたが、以降は守備面でソリッドなパフォーマンスを披露。攻撃でもうまくグリーリッシュらを後方からサポートした
26 マフレズ 7.0
公式なアシストは決勝点の場面だけだったが、3点に絡む見事な活躍。逆サイドのグリーリッシュと共に崩しの局面で見事な存在感を示した
17 デ・ブライネ 7.5
1ゴール1アシストの活躍でチームを勝利に導く。繋ぎや崩しの局面で創造性と正確性を遺憾なく発揮した
5 ストーンズ 7.0
守備時は右サイドバック、攻撃時はセントラルMFでプレー。攻守両面で求められた役割を見事に完遂。守備では的確な潰し、攻撃では持ち味の安定したボール捌きでリズムを作った
16 ロドリ 6.5
前半1枚カードをもらった後に際どい守備対応があったが、攻守両面でさすがのオーガナイズ能力を発揮。的確な立ち位置、判断でビルドアップの安定に貢献
(→ベルナルド・シウバ -)
8 ギュンドアン 6.5
貴重な3点目を奪取。中盤と前線のリンクマンとして気の利いたプレーを見せた上、守備のデュエルでも存在感が光った
10 グリーリッシュ 8.0
体調不良との報道もあった中、1ゴール1アシスト。攻撃を完璧に牽引した
(→パーマー -)
FW
19 アルバレス 8.0
公式戦2試合連続ハットトリックのハーランドの代役を見事にこなした。視野の広さやチャンスメーカーという部分ではノルウェー代表を凌駕する素晴らしい出来だった
監督
グアルディオラ 7.0
ヴェンゲル超えとなる128試合でのプレミアリーグ100勝到達。ハーランドら不在の中で相手を完璧に圧倒
▽リバプール採点

GK
1 アリソン 5.0
屈辱の4失点も個人としての責任はなし。幾つかのピンチを見事な反応で阻止した
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 4.5
先制点を見事なフィードでお膳立てしたが、グリーリッシュに格の違いを見せつけられた。4失点目での覇気のない対応はアウェイとはいえども許されない
5 コナテ 5.0
チーム全体の機能不全によって難しい対応が多く、相手の多彩な攻撃を前に後手を踏んだ。なかなか良い形でフィジカル勝負に持ち込めず
4 ファン・ダイク 4.5
失点の責任はチーム全体にあるが、個人としてパフォーマンスの劣化が激しく無理の利かない対応が目立った。また、自分のことで手一杯でリーダーシップも発揮できず
26 ロバートソン 5.0
代表戦の疲労の影響も大きく後半は完全にトーンダウン。珍しく早い時間帯の交代に
(→ツィミカス 5.0)
大勢が決した中で無難なプレーに
MF
19 エリオット 5.0
試合の入りは悪くなかったが、徐々に強度不足、判断の悪さで相手に圧倒された
(→オックスレイド=チェンバレン 5.0)
投入直後こそ積極性を見せたが、時間の経過と共に消えた
3 ファビーニョ 4.5
フィルター役としての役割をこなすことができず。展開力や判断の部分でも足を引っ張った
18 ガクポ 5.5
サラーと共に可能性を感じさせるプレーを見せたが、周囲の問題もあって決定的な仕事はできなかった
(→ミルナー -)
14 ヘンダーソン 5.0
個人としてはまずまず奮闘したが、ヘッドダウンした味方を鼓舞するようなプレーや声掛けはできなかった
20 ジョタ 5.5
持ち味の動き出しと粘りで先制点をアシスト。ただ、それ以外の局面ではなかなか良さを出せなかった
(→フィルミノ 5.0)
投入直後の失点によって試合が決まり、前線の起点として見せ場を作れず
FW
11 サラー 6.0
見事なフィニッシュワークで先制点を奪取。前半は攻撃の起点役を担ったが、以降はチームと共にパワーダウン
監督
クロップ 4.5
ハーランド不在の相手に4失点大敗。守備が嵌らず、後半半ばにチェルシー戦を睨んだ交代策で敗戦を受け入れる形に
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)
予想以上の働きを見せたアルバレスも同等の評価だが、圧倒的な攻撃能力に加えて守備面での献身性、賢さも光ったイングランド代表MFをMOMに選出。ビッグマッチでまたも説得力のあるパフォーマンスを示した。
マンチェスター・シティ 4-1 リバプール
【マンチェスター・シティ】
アルバレス(前27)
デ・ブライネ(後1)
ギュンドアン(後8)
グリーリッシュ(後29)
【リバプール】
サラー(前17)
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▽マンチェスター・シティ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
31 エデルソン 6.0
失点はノーチャンス。守備機会はあまりなかったが、要所で的確な飛び出しや繋ぎへの貢献を見せたDF
25 アカンジ 6.0
失点場面ではジョタに出し抜かれたが、それ以外の局面では攻守に質の高いプレーを見せた
クリーンシート達成はならずも、絶妙なプレーリードと強さを見せた守備で2失点目は許さず。繋ぎの局面での判断、精度も素晴らしかった
6 アケ 6.5
序盤こそサラーにやや手を焼いたが、以降は守備面でソリッドなパフォーマンスを披露。攻撃でもうまくグリーリッシュらを後方からサポートした
MF
26 マフレズ 7.0
公式なアシストは決勝点の場面だけだったが、3点に絡む見事な活躍。逆サイドのグリーリッシュと共に崩しの局面で見事な存在感を示した
17 デ・ブライネ 7.5
1ゴール1アシストの活躍でチームを勝利に導く。繋ぎや崩しの局面で創造性と正確性を遺憾なく発揮した
5 ストーンズ 7.0
守備時は右サイドバック、攻撃時はセントラルMFでプレー。攻守両面で求められた役割を見事に完遂。守備では的確な潰し、攻撃では持ち味の安定したボール捌きでリズムを作った
16 ロドリ 6.5
前半1枚カードをもらった後に際どい守備対応があったが、攻守両面でさすがのオーガナイズ能力を発揮。的確な立ち位置、判断でビルドアップの安定に貢献
(→ベルナルド・シウバ -)
8 ギュンドアン 6.5
貴重な3点目を奪取。中盤と前線のリンクマンとして気の利いたプレーを見せた上、守備のデュエルでも存在感が光った
10 グリーリッシュ 8.0
体調不良との報道もあった中、1ゴール1アシスト。攻撃を完璧に牽引した
(→パーマー -)
FW
19 アルバレス 8.0
公式戦2試合連続ハットトリックのハーランドの代役を見事にこなした。視野の広さやチャンスメーカーという部分ではノルウェー代表を凌駕する素晴らしい出来だった
監督
グアルディオラ 7.0
ヴェンゲル超えとなる128試合でのプレミアリーグ100勝到達。ハーランドら不在の中で相手を完璧に圧倒
▽リバプール採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 アリソン 5.0
屈辱の4失点も個人としての責任はなし。幾つかのピンチを見事な反応で阻止した
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 4.5
先制点を見事なフィードでお膳立てしたが、グリーリッシュに格の違いを見せつけられた。4失点目での覇気のない対応はアウェイとはいえども許されない
5 コナテ 5.0
チーム全体の機能不全によって難しい対応が多く、相手の多彩な攻撃を前に後手を踏んだ。なかなか良い形でフィジカル勝負に持ち込めず
4 ファン・ダイク 4.5
失点の責任はチーム全体にあるが、個人としてパフォーマンスの劣化が激しく無理の利かない対応が目立った。また、自分のことで手一杯でリーダーシップも発揮できず
26 ロバートソン 5.0
代表戦の疲労の影響も大きく後半は完全にトーンダウン。珍しく早い時間帯の交代に
(→ツィミカス 5.0)
大勢が決した中で無難なプレーに
MF
19 エリオット 5.0
試合の入りは悪くなかったが、徐々に強度不足、判断の悪さで相手に圧倒された
(→オックスレイド=チェンバレン 5.0)
投入直後こそ積極性を見せたが、時間の経過と共に消えた
3 ファビーニョ 4.5
フィルター役としての役割をこなすことができず。展開力や判断の部分でも足を引っ張った
18 ガクポ 5.5
サラーと共に可能性を感じさせるプレーを見せたが、周囲の問題もあって決定的な仕事はできなかった
(→ミルナー -)
14 ヘンダーソン 5.0
個人としてはまずまず奮闘したが、ヘッドダウンした味方を鼓舞するようなプレーや声掛けはできなかった
20 ジョタ 5.5
持ち味の動き出しと粘りで先制点をアシスト。ただ、それ以外の局面ではなかなか良さを出せなかった
(→フィルミノ 5.0)
投入直後の失点によって試合が決まり、前線の起点として見せ場を作れず
FW
11 サラー 6.0
見事なフィニッシュワークで先制点を奪取。前半は攻撃の起点役を担ったが、以降はチームと共にパワーダウン
監督
クロップ 4.5
ハーランド不在の相手に4失点大敗。守備が嵌らず、後半半ばにチェルシー戦を睨んだ交代策で敗戦を受け入れる形に
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)
予想以上の働きを見せたアルバレスも同等の評価だが、圧倒的な攻撃能力に加えて守備面での献身性、賢さも光ったイングランド代表MFをMOMに選出。ビッグマッチでまたも説得力のあるパフォーマンスを示した。
マンチェスター・シティ 4-1 リバプール
【マンチェスター・シティ】
アルバレス(前27)
デ・ブライネ(後1)
ギュンドアン(後8)
グリーリッシュ(後29)
【リバプール】
サラー(前17)
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