神戸が首位で代表ウィークへ! 大卒ルーキー泉柊椰の初ゴールで鳥栖撃破【明治安田J1第5節】

2023.03.18 17:03 Sat
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©︎J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第5節の1試合が18日に駅前不動産スタジアムで催され、アウェイのヴィッセル神戸が1-0でサガン鳥栖を下した。敵地で今季2敗目を喫して、ホーム凱旋となる15位の鳥栖は長沼が出場停止のほか、原田や藤田もメンバー外。前節の先発から4選手が入れ替わり、田代、中野、西川、小野が入った。一方、首位を走る神戸はアンドレス・イニエスタが引き続き欠場。泉や井出がスタートから出場した。

入りから全体で攻め入ったのは鳥栖だが、神戸が手数をかけずの攻めを効率よくフィニッシュの形に。鳥栖に攻め切れない流れが続くなか、神戸が先手をとる。22分、左サイドから中に仕掛けた泉がJ初ゴールとなる右足ミドル。巻いたボールを右に突き刺した。
アクション数こそ多いものの、1点ビハインドの鳥栖がその後もボールを握って崩しに力を注ぐが、神戸は守備も安定。その良い守りを鋭い攻めに繋げ、追加点こそ奪い切れなかったものの、鳥栖以上にシュートを放っていき、うまく試合をコントロールする。

仕切り直したい鳥栖だが、後半も神戸が前からのプレスを効かせ、相手のゴールに迫るシーンが印象的な流れに。交代カードで流れを変えにかかる鳥栖だが、ゴールが期待され、途中出場の富樫がわずか7分間のプレーでピッチを後にするなど、後手を踏む。

その鳥栖のベンチは74分までにすべてのカードを使い切って、反撃を待つが、神戸も攻守に集中を切らさず、攻めを引き続きフィニッシュの形に。鳥栖も最後のところまで迫るが、終盤まで1点リードの神戸が3度目の交代で大崎を入れ、逃げ切りの様相を強める。

結局、大卒ルーキーの一発で勝ち切った神戸が前節の初黒星から仕切り直しに成功して、首位で代表ウィークへ。鳥栖は今季初の連敗となっている。

サガン鳥栖 0-1 ヴィッセル神戸
【神戸】
泉柊椰(前22)

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