ラッシュフォードの圧巻ミドルが決勝点! ユナイテッドがベティス連破でベスト8進出《EL》
2023.03.17 04:40 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の2ndレグ、レアル・ベティスvsマンチェスター・ユナイテッドが16日にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行われ、アウェイのユナイテッドが0-1で勝利。この結果、2戦合計1-5としたユナイテッドの準々決勝進出が決定した。
1週間前にオールド・トラッフォードで行われた1stレグでは前半1-1のイーブンも、後半に3ゴールを重ねたホームのユナイテッドが4-1のスコアで先勝した。
敵地での初戦で大敗し、逆転での8強入りが風前の灯火となったベティス。先週末のリーグ戦でも難敵ビジャレアルと1-1のドローに終わり、ホームでの奇跡の逆転突破へ弾みを付けられなかった。この2ndレグでは初戦から先発3人を変更。GKにルイ・シウバ、サスペンションのルイス・フェリペ代役にエドガル・ゴンサレスを起用した。
一方、リバプール戦の惨敗を払しょくする大勝でベスト8進出に王手をかけたユナイテッドだが、こちらも先週末のリーグ戦ではカゼミロの前半退場が響き格下サウサンプトン相手に痛恨のゴールレスドローとなった。週明けにフルアムとのFAカップ準々決勝を控える中、テン・ハグ監督は、1stレグから先発4人を変更。体調不良で招集外のアントニーに代えてペリストリを加入後初スタメンで起用し、マルティネスを除くバックラインを入れ替えた。
早い時間帯のゴールを目指すホームチームに勢いを与えたくないユナイテッドは、キックオフ直後からフルパワーで試合に入る。そして、立ち上がりから早速フィニッシュの場面を作り出す。
以降も数分間はベティスの攻勢が続いたが、20分を過ぎた辺りからユナイテッドが押し返して試合は完全にイーブンな展開に。互いに遅攻の精度は欠くものの、カウンターやディフェンスラインの背後を一発で突くミドルレンジのパスから決定機を創出。
31分には再びベティスのフアンミにボックス内でGKとの一対一のチャンスが訪れるが、決め切ることができず。対するユナイテッドも前半終了間際に得たFKの流れからボックス内のペリストリが右足のボレーシュートを放ったが、これは惜しくも左ポストを叩いた。
結局、ゴールレスで折り返した試合は後半も拮抗。立ち上がりにはラッシュフォード、アジョセ・ペレスと互いにボックス内で決定機が訪れるが、両守護神がビッグセーブで立ちはだかる。
それでも、56分には前回対戦同様に赤い悪魔の絶対的なエースが試合を動かす。カゼミロから正確なミドルレンジのパスを受けたラッシュフォードがボックス手前フリーでボールを持つと、右足アウトにかけた鋭い右足のミドルシュートをゴール右下隅の完璧なコースに突き刺した。
ラッシュフォードのこの先制点によって2戦合計での戦いに決着がついた中、両チームはここから積極的に交代カードを切っていく。
突破を確信したテン・ハグ監督は、殊勲のラッシュフォードやブルーノ・フェルナンデス、マルティネスら主力を下げてサンチョやエランガ、リンデロフといった選手を続けて投入。一方、一矢報いたいホームチームはウィリアン・ジョゼ、ボルハ・イグレシアスと屈強な2人のストライカー、カナーレスをピッチに送り出した。
以降はゲームコントロールを優先してリスクの少ないプレー選択をしながら時計を進めるユナイテッド、最後までリスクを冒して前に出るベティスという構図の下、白熱の攻防が繰り広げられる。
その流れで互いに幾度か見せ場を作ったものの、0-1のスコアのままタイムアップを迎えた。この結果、難敵ベティスを連破したユナイテッドが順当にベスト8進出を決めた。
1週間前にオールド・トラッフォードで行われた1stレグでは前半1-1のイーブンも、後半に3ゴールを重ねたホームのユナイテッドが4-1のスコアで先勝した。
敵地での初戦で大敗し、逆転での8強入りが風前の灯火となったベティス。先週末のリーグ戦でも難敵ビジャレアルと1-1のドローに終わり、ホームでの奇跡の逆転突破へ弾みを付けられなかった。この2ndレグでは初戦から先発3人を変更。GKにルイ・シウバ、サスペンションのルイス・フェリペ代役にエドガル・ゴンサレスを起用した。
早い時間帯のゴールを目指すホームチームに勢いを与えたくないユナイテッドは、キックオフ直後からフルパワーで試合に入る。そして、立ち上がりから早速フィニッシュの場面を作り出す。
一方、思い通りの入りとはならなかったベティスだが、開始8分にビッグチャンス。中盤でのパスカットからルイバルの完璧なスルーパスに抜け出したフアンミがボックス内でGKと一対一になるが、左足のシュートは枠の右に外れる。さらに、直後の11分にはペナルティアーク付近でホアキンが放ったミドルシュートが右ポストを掠める。
以降も数分間はベティスの攻勢が続いたが、20分を過ぎた辺りからユナイテッドが押し返して試合は完全にイーブンな展開に。互いに遅攻の精度は欠くものの、カウンターやディフェンスラインの背後を一発で突くミドルレンジのパスから決定機を創出。
31分には再びベティスのフアンミにボックス内でGKとの一対一のチャンスが訪れるが、決め切ることができず。対するユナイテッドも前半終了間際に得たFKの流れからボックス内のペリストリが右足のボレーシュートを放ったが、これは惜しくも左ポストを叩いた。
結局、ゴールレスで折り返した試合は後半も拮抗。立ち上がりにはラッシュフォード、アジョセ・ペレスと互いにボックス内で決定機が訪れるが、両守護神がビッグセーブで立ちはだかる。
それでも、56分には前回対戦同様に赤い悪魔の絶対的なエースが試合を動かす。カゼミロから正確なミドルレンジのパスを受けたラッシュフォードがボックス手前フリーでボールを持つと、右足アウトにかけた鋭い右足のミドルシュートをゴール右下隅の完璧なコースに突き刺した。
ラッシュフォードのこの先制点によって2戦合計での戦いに決着がついた中、両チームはここから積極的に交代カードを切っていく。
突破を確信したテン・ハグ監督は、殊勲のラッシュフォードやブルーノ・フェルナンデス、マルティネスら主力を下げてサンチョやエランガ、リンデロフといった選手を続けて投入。一方、一矢報いたいホームチームはウィリアン・ジョゼ、ボルハ・イグレシアスと屈強な2人のストライカー、カナーレスをピッチに送り出した。
以降はゲームコントロールを優先してリスクの少ないプレー選択をしながら時計を進めるユナイテッド、最後までリスクを冒して前に出るベティスという構図の下、白熱の攻防が繰り広げられる。
その流れで互いに幾度か見せ場を作ったものの、0-1のスコアのままタイムアップを迎えた。この結果、難敵ベティスを連破したユナイテッドが順当にベスト8進出を決めた。
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