アントニー決勝弾で強豪対決制したユナイテッドが16強入り! バルサは公式戦19試合ぶりの敗戦で敗退に…《EL》

2023.02.24 07:12 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントのプレーオフ2ndレグ、マンチェスター・ユナイテッドvsバルセロナが23日にオールド・トラッフォードで行われ、2-1で勝利したユナイテッドが2戦合計4-3でベスト16進出を決めた。

絶好調のラッシュフォードの2ゴールに絡む活躍によって敵地での1stレグを最低限の2-2のドローで終えたユナイテッド。直近のリーグ戦ではレスター・シティ相手に3-0の完勝を収めて好調を維持。良い形で夢の劇場でのリターンレグを迎えた。今週末には2016-17シーズン以来のタイトルを懸けたニューカッスルとのEFLカップ決勝を控える中、テン・ハグ監督は前回対戦から先発1人を変更。マラシアに代わってサスペンション明けのマルティネスがセンターバックに入り、ショーが左サイドバックに回った。なお、前線はヴェグホルストを1トップ、2列目に右からブルーノ・フェルナンデス、サンチョ、ラッシュフォードが並ぶ形に。

一方、ホームでの敗戦を回避したものの、微妙な形でプレーオフ初戦を終えたバルセロナ。それでも、先週末のリーグ戦ではカディスを相手に2-0の完勝。公式戦連勝が「11」でストップした中、仕切り直しの白星奪取に成功した。敵地での突破を目指すチャビ監督は前回対戦から先発4人を変更。負傷のペドリと出場停止のガビがメンバーを外れ、マルコス・アロンソとジョルディ・アルバがベンチスタート。代わって負傷明けのブスケッツ、クリステンセン、バルデ、セルジ・ロベルトを起用。そのセルジ・ロベルトは左ウイングに入った。
互いに相手の出方を窺うことなくハイテンションの入りを見せると、ホームのユナイテッドにいきなり決定機。3分、カゼミロのスルーパスに抜け出したB・フェルナンデスがボックス右に持ち込んでシュートを放つが、これはGKテア・シュテーゲンの好守に遭う。

以降は前回対戦同様に切り替えの早い攻防が繰り広げられる中、ホームチームがより押し込む形を作り出す。しかし、前回対戦同様に先にゴールをこじ開けたのはアウェイチーム。
15分、ボックス内で仕掛けたバルデの対応にあたったB・フェルナンデスが入れ替わられかかった場面で腕を掴んで引き倒すと、かなり微妙な判定ながらもPKが与えられる。キッカーのレヴァンドフスキの右を狙ったシュートはGKデ・ヘアに触られたが、そのままゴールネットに吸い込まれて18分の先制点となった。

2戦合計スコアでビハインドとなったユナイテッドはすぐさま反撃を開始。全体を押し上げて攻撃に人数をかけていくが、要のラッシュフォードがクンデとアラウホの徹底監視をかいくぐれず。決定機まであと一歩、二歩という場面が目立つ。

一方、先制後のバルセロナはボールの主導権を握って試合を落ち着かせつつ、前がかりな相手の隙を突いてカウンターを仕掛ける。こちらも決定機まであと一歩という状況が続く中、前半終了間際には絶好機が訪れる。45分、相手ビルドアップの局面でGKデ・ヘアの中央への縦パスをセルジ・ロベルトがブロック。ボックス内でセルジ・ロベルト、ケシエとフィニッシュに持ち込むが、いずれも相手守備陣の身体を張った対応に遭い、決め切ることはできなかった。

迎えた後半、ビハインドを追うホームチームはヴェグホルストを下げて負傷明けのアントニーをハーフタイム明けに投入。これでラッシュフォードが最前線、2列目は右からアントニー、B・フェルナンデス、サンチョという形に。

すると、勢いを持って入った立ち上がりにいきなり同点ゴールが生まれる。47分、相手陣内左サイドでのルーズボールの競り合いを制してサンチョ、B・フェルナンデスと繋いでペナルティアーク右のフレッジに速い横パスが入ると、フレッジは絶妙なトラップから利き足とは逆の右足をすかさず振る。これがゴール右下隅の完璧なコースに決まった。

後半開始直後の同点ゴールで勢いづくホームチームは、直後にもDFクリステンセンとの背後への走り合いで先んじたアントニーがボックス内でシュートに持ち込むが、立て続けのゴールとはならず。

以降も切り替えの速さ、デュエルの力強さで勝るユナイテッドの時間帯が続くが、バルセロナも60分を過ぎた辺りから相手のプレスをいなしボールを前進させて押し返す。そして、64分にはフレンキー・デ・ヨングのクロスに反応したクンデのヘディングシュートでゴールに迫るが、これはGKデ・ヘアの好守に遭う。続く65分にはセットプレーの二次攻撃からケシエが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすも、これもデ・ヘアの守備範囲。

やや試合が膠着状態に陥り始めると両ベンチが動く。ユナイテッドはワン=ビサカ、サンチョを下げてダロトとガルナチョを、バルセロナはセルジ・ロベルトを下げてフェラン・トーレスをピッチへ送り出す。

すると、一連の交代後にスコアが動く。73分、左サイド深くでハフィーニャと入れ替わってボックス内に侵入したB・フェルナンデスのマイナスのパスからガルナチョ、フレッジと連続でシュート。いずれも相手DFのブロックに遭うが、こぼれ球がボックス右のアントニーの足元へ。ここでブラジル代表FWが狙いすました左足のシュートをゴール左下隅へ突き刺した。

一瞬の隙を突かれて逆転を許したバルセロナは、失点後にハフィーニャ、負傷のアラウホを下げてアンス・ファティ、マルコス・アロンソを続けて投入。ここからゴールを目指していくが、ファティの存在感の希薄さに加えて、全体の運動量低下でパワーを出せない。

一方、ラッシュフォードを下げてマクトミネイを投入し完全に逃げ切り態勢に入ったユナイテッドは、幾度かボックス内でピンチを迎えたものの、ヴァランらの鬼気迫る守備で凌ぎ切った。

そして、2戦連続の激闘を制したユナイテッドが優勝候補対決を制してベスト16進出。一方、公式戦19試合ぶりの黒星となったバルセロナは、準々決勝で敗れた昨季に続いてEL優勝のチャンスを逃した。

マンチェスター・ユナイテッドの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat
プレミアリーグ第37節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが16日に行われ、チェルシーが1-0で勝利した。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れてチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシー(勝ち点63)は、プレミアリーグ初先発となる19歳ジョージが最前線で起用 2025.05.17 06:16 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが来シーズンについて言及した。 今シーズンは大苦戦を強いられているユナイテッド。プレミアリーグでは16位に低迷しており、残り2試合となっている。 ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進んでおり、トッテナムとの戦いで勝利すれば、来シーズンのチャ 2025.05.16 22:55 Fri
先週末に行われた第36節ではリバプールvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わったほか、ニューカッスルvsチェルシーの上位対決は前者に軍配。また、マンチェスター・シティが最下位サウサンプトン相手に痛恨のドローとなった。 最終節前となる今節は17日にFAカップ決勝のクリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ、21日 2025.05.16 19:00 Fri

UEFAヨーロッパリーグの関連記事

トッテナムは14日、スウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキが右の膝蓋骨を手術したことを発表した。 クルゼフスキは11日に行われたプレミアリーグ第36節クリスタル・パレス戦の前半、相手選手と交錯した際に右ヒザを強く打撲して負傷交代していた。スパーズは声明にて「直ちに医療スタッフと共にリハビリを開始する予定だ」と発 2025.05.15 12:30 Thu
トッテナムのスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキに大一番欠場の可能性が出てきている。 トッテナムは21日、ビルバオのサン・マメスでヨーロッパリーグ(EL)決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控えている。 2007-08シーズンのEFLカップ以来のタイトルに加え、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権が 2025.05.14 23:00 Wed
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、ビルバオで開催されるヨーロッパリーグ(EL)決勝に向け、バックルームスタッフ30名のチケット代、家族の渡航費用の一部を負担することを申し出たようだ。『ESPN』が報じている。 ユナイテッドは21日にビルバオのサン・マメスで行われるEL決勝でトッテナムとの同国対 2025.05.14 16:30 Wed
アスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 8日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグが行われ、アスレティックはユナイテッドと対戦。3点差を追いかけるアウェイゲームでは立ち上がりからリスクを負うと、31分にミケル・ジャウレ 2025.05.09 14:50 Fri
マンチェスター・ユナイテッドのMFメイソン・マウントがアスレティック・ビルバオ戦を振り返り、ゴールを喜んだ。 8日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグでユナイテッドはホームにアスレティックを迎えた。 アウェイでの1stレグで0-3と圧勝していたユナイテッド。2ndレグは逆転を目指すアスレティックに先制 2025.05.09 12:05 Fri

マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング

1

「ワカバヤシだ!」ユナイテッドGKの“帽子姿”に世界中のサポーターから反応

マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンのプレースタイルが話題になっている。 ユナイテッドは18日、プレミアリーグ第32節でバーンリーとホームで対戦。ヘンダーソンはリーグ戦6試合連続先発出場を果たした。 オフサイドにより取り消しとなったものの、開始20秒過ぎに不用意な飛び出しからネットを揺らされたヘンダーソンは、日光が気になったのか、後半からは赤地にクラブのエンブレムが描かれた“帽子”を着用。イングランドで帽子をかぶるGKはほとんどおらず、その珍しい姿は大きな話題を呼んだ。 ヘンダーソンはシェフィールド・ユナイテッド時代にも帽子をかぶってゴールマウスを守ったことがあるが、アメリカ『Bleacher Report』が帽子姿を公開すると、「似合ってないけど可愛い」「帽子をかぶるGKは減った」などの意見が寄せられた。 中でも、「ワカバヤシだ!」「ワカバヤシ・ヘンドー」など、漫画『キャプテン翼』に登場する、帽子がトレードマークのGK若林源三になぞらえる声が多く、そのことに驚く日本人のファンの声もあった。 ヘンダーソンは50分に左CKの場面で相手DFジェームズ・タルコウスキにゴールを許したものの、ユナイテッドは後半だけで3ゴールを記録。リーグ5連勝を達成している。 <span class="paragraph-title">【画像】若林源三を彷彿とさせる“帽子姿”のヘンダーソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dean Henderson brought out the cap for the second half <a href="https://t.co/yQrtMpjOPY">pic.twitter.com/yQrtMpjOPY</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1383822300311478273?ref_src=twsrc%5Etfw">April 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.19 20:30 Mon
2

中盤補強も目指すユナイテッド、コパ・アメリカで活躍のコロンビア代表MFリオスに注目…約35億円オファー準備か

マンチェスター・ユナイテッドがパウメイラスのコロンビア代表MFリチャード・リオス(24)の獲得に動き出しているようだ。 オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)やU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を確保するなど、着々と補強を進めているユナイテッド。中盤の選手との契約も目指し、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)が新戦力候補筆頭となっている。 一方、退団へ向かう可能性がある選手も複数。ブラジル代表MFカゼミロ(32)の移籍が取り沙汰されているほか、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)にはフルアムやトッテナム、ガラタサライなどからの関心が浮上。また、フィオレンティーナからレンタルしていたモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)に関しては、2000万ユーロ(約34億2000万円)の買取オプションの行使を見送ることとなった。 ウガルテの獲得だけでは選手層に不安が生じることも考えられるなか、移籍市場に精通するジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によると、ユナイテッドはリオスにアプローチ。パウメイラスへの1700万ポンド(約34億5000万円)のオファーも準備しているという。 リオスは2023月10月にコロンビア代表デビューを飾ったばかりのセントラルミッドフィルダー。準優勝に終わったコパ・アメリカ2024では、グループステージから決勝までの6試合全てで先発し、攻守にわたって存在感を発揮した。 一躍その名を世界に広めたMFは、ミランのリストにも加わっているとのこと。しかし、リオスと2026年12月までの契約を交わすパウメイラスは、今夏の売却の意思がないようだ。 2024.07.22 18:42 Mon
3

元ユナイテッドSDがFAに復帰…新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任

元マンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクター(SD)、ダン・アシュワース氏が、イングランドサッカー協会(FA)に復帰することになった。 FAは14日、アシュワース氏が新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任すると発表。同職ではイングランド代表の男女チームと緊密に連携していくことになるという。 昨年12月にユナイテッドのSDをわずか5カ月で退任したアシュワース氏。それ以前にはブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスルで手腕を発揮しており、国内外のクラブからのオファーも想定されていたが、2018年まで6年間に渡って勤務していたFAに復帰することになった。 アシュワース氏は、セント・ジョージズ・パークの再開発を監督し、2028年に開催されるユーロ2028の共催に向け、競技施設とピッチの改善を目指す。 さらに、この新役職は、男子フットボールのテクニカルディレクターであるジョン・マクダーモット氏と緊密に連携するとともに、FAの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ブリンガム氏とも連携する。 また、イングランド国内の地元出身のコーチの育成にも携わる予定だという。 2025.05.15 16:30 Thu
4

“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る

▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon
5

伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」

▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly