インテルがラウタロのドッピエッタで最下位相手に辛勝! 苦しみながらも後半戦白星スタート《セリエA》
2023.01.29 03:58 Sun
セリエA第20節、クレモネーゼvsインテルが28日にスタディオ・ジョヴァンニ・ツィーニで行われ、アウェイのインテルが1-2で逆転勝利した。
スーペル・コッパ王者としてミラノ凱旋を果たしたインテルだが、前節はエンポリ相手にシュクリニアルの前半退場が響き痛恨の0-1の敗戦。リーグ6戦ぶりの黒星により辛くも4位キープも、熾烈なトップ4争いに巻き込まれている。
その敗戦からのバウンスバックを図るネッラズーリは、最下位のクレモネーゼのホームに乗り込んだ一戦で先発4人を変更。サスペンションのシュクリニアルとバレッラに代えてアチェルビとガリアルディーニを代役に据えたほか、デ・フライとホアキン・コレアに代えてダンフリースとジェコを起用した。
リバウンドメンタリティを示したいインテルがホームチームを押し込む良い入りを見せたが、相手のスーパーゴールによってエンポリ戦に続いて先手を奪われる。
11分、左サイドでのスローインの流れからボックス手前左でメイテのパスを受けたオケレケが右足を振り抜くと、美しい軌道を描いたシュートが枠の右上隅のクロスバーの内側を掠めてゴールネットに突き刺さった。
最下位相手にまさかビハインドスタートとなったインテルはすぐさま反撃を開始。17分にジェコの鋭いボレーシュートでゴールに迫ると、直後にゴールをこじ開ける。21分、チャルハノールの滞空時間が長い右CKをジェコが巧みなダイレクトボレーで合わせると、GKが前に弾いたところをゴール前のラウタロ・マルティネスが冷静に押し込んだ。
良い時間帯に追いついて勢いづくインテルは、ここから相手陣内でハーフコートゲームを展開。25分にカウンターの形からボックス内でフリーのジェコに決定機が訪れるが、ややパワー不足のシュートはGK正面。以降も流れの中、セットプレーからラウタロを中心に前線のアタッカーが積極的に足を振っていく。
前半終盤にかけてはディ・マルコの強烈なミドルシュート、そのこぼれ球に反応したラウタロと続けて決定的なシュートを放ったが、GKカルネセッキの驚異的な連続セーブに遭う。結局、前半にシュート20本枠内6本とホームチームを圧倒し続けたが、1-1のイーブンで試合を折り返すことになった。
後半も引き続き前がかって押し込んでいくインテルだが、ハーフタイムの修正でボールを奪った後のプレーを改善したクレモネーゼにロングカウンターを許すなど、ワンサイドゲームには持ち込めない。
時間の経過と共に焦りからか細かいミスも散見され始めるが、頼れる2トップの連携から待望の逆転ゴールを奪い切る。65分、ペナルティアーク付近でボールを持ったジェコからボックス右に走り込むラウタロの足元にパスが通ると、腰の捻りを利かせた右足のシュートを放つ。これがDFにディフレクトして大きくコースが変わってゴール左隅に決まった。
ラウタロのドッピエッタで試合を引っくり返したインテルは、週明けコッパ・イタリアのアタランタ戦を睨んで2枚替えを敢行。チャルハノールとディマルコを下げてアスラニとゴセンスを67分に投入した。
さらに、後半半ばを過ぎて殊勲の2トップを下げてルカク、ホアキン・コレアの投入でカウンター色を強めるインザーギのチームだが、臆せずに戦うホームチームに苦戦。自分たちがなかなか攻め切れない中、ボックス内でデサースやブオナイウトといった途中投入の選手たちにフィニッシュのシーンを許す。
その後、試合終了間際の決定機はダンフリースが決め切れなかったものの、このままリードを守り切ってタイムアップ。最下位相手に苦しみながらも勝ち切ったインテルが後半戦を白星でスタートした。
スーペル・コッパ王者としてミラノ凱旋を果たしたインテルだが、前節はエンポリ相手にシュクリニアルの前半退場が響き痛恨の0-1の敗戦。リーグ6戦ぶりの黒星により辛くも4位キープも、熾烈なトップ4争いに巻き込まれている。
その敗戦からのバウンスバックを図るネッラズーリは、最下位のクレモネーゼのホームに乗り込んだ一戦で先発4人を変更。サスペンションのシュクリニアルとバレッラに代えてアチェルビとガリアルディーニを代役に据えたほか、デ・フライとホアキン・コレアに代えてダンフリースとジェコを起用した。
11分、左サイドでのスローインの流れからボックス手前左でメイテのパスを受けたオケレケが右足を振り抜くと、美しい軌道を描いたシュートが枠の右上隅のクロスバーの内側を掠めてゴールネットに突き刺さった。
最下位相手にまさかビハインドスタートとなったインテルはすぐさま反撃を開始。17分にジェコの鋭いボレーシュートでゴールに迫ると、直後にゴールをこじ開ける。21分、チャルハノールの滞空時間が長い右CKをジェコが巧みなダイレクトボレーで合わせると、GKが前に弾いたところをゴール前のラウタロ・マルティネスが冷静に押し込んだ。
良い時間帯に追いついて勢いづくインテルは、ここから相手陣内でハーフコートゲームを展開。25分にカウンターの形からボックス内でフリーのジェコに決定機が訪れるが、ややパワー不足のシュートはGK正面。以降も流れの中、セットプレーからラウタロを中心に前線のアタッカーが積極的に足を振っていく。
前半終盤にかけてはディ・マルコの強烈なミドルシュート、そのこぼれ球に反応したラウタロと続けて決定的なシュートを放ったが、GKカルネセッキの驚異的な連続セーブに遭う。結局、前半にシュート20本枠内6本とホームチームを圧倒し続けたが、1-1のイーブンで試合を折り返すことになった。
後半も引き続き前がかって押し込んでいくインテルだが、ハーフタイムの修正でボールを奪った後のプレーを改善したクレモネーゼにロングカウンターを許すなど、ワンサイドゲームには持ち込めない。
時間の経過と共に焦りからか細かいミスも散見され始めるが、頼れる2トップの連携から待望の逆転ゴールを奪い切る。65分、ペナルティアーク付近でボールを持ったジェコからボックス右に走り込むラウタロの足元にパスが通ると、腰の捻りを利かせた右足のシュートを放つ。これがDFにディフレクトして大きくコースが変わってゴール左隅に決まった。
ラウタロのドッピエッタで試合を引っくり返したインテルは、週明けコッパ・イタリアのアタランタ戦を睨んで2枚替えを敢行。チャルハノールとディマルコを下げてアスラニとゴセンスを67分に投入した。
さらに、後半半ばを過ぎて殊勲の2トップを下げてルカク、ホアキン・コレアの投入でカウンター色を強めるインザーギのチームだが、臆せずに戦うホームチームに苦戦。自分たちがなかなか攻め切れない中、ボックス内でデサースやブオナイウトといった途中投入の選手たちにフィニッシュのシーンを許す。
その後、試合終了間際の決定機はダンフリースが決め切れなかったものの、このままリードを守り切ってタイムアップ。最下位相手に苦しみながらも勝ち切ったインテルが後半戦を白星でスタートした。
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