レーティング:ミラン 2-2 ローマ《セリエA》
2023.01.09 06:59 Mon
セリエA第17節、ミランvsローマが8日にサンシーロで行われ、2-2のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽ミラン採点

GK
1 タタルサヌ 5.5
枠内シュート3本の内の2本が決まる不運。2失点目直前のマティッチの決定的なヘディングシュートを見事に阻んだが、こぼれ球を押し込まれた。仕事機会が少ない中で集中力と判断の良さを見せた
DF
2 カラブリア 6.0
守備の局面では若干粘りが足りなかったが、攻撃では的確な立ち位置でボールを受けながらサーレマーケルスやディアスらと可能性を感じさせるコンビネーションを見せた
20 カルル 6.5
見事な駆け引きでイバニェスを出し抜いて値千金の先制点を奪取。セットプレー2発に屈したが、流れの守備では機動力と思い切りの良さでエイブラハムを封じ切った
23 トモリ 5.5
全体のバランスを見ながら親友エイブラハムやザニオーロらにきっちり対応。ただ、セットプレーの局面では相手の空中部隊に対して分が悪かった
対面のザニオーロを意識しつつ、レオンと共に持ち味の攻撃性能を発揮。局面を変える運びやオフ・ザ・ボールの動きでアクセントをつけた
MF
56 サーレマーケルス 6.5
コンディションの良さをうかがわせる積極的な仕掛けでイバニェスやザレフスキを翻弄
(→ガッビア -)
4 ベナセル 6.5
マイボール時は頻繁にサイドに流れてボールを引き出し、的確にボールを循環させた。切り替えの局面を中心に守備の強度も非常に高かった
(→ブランクス 5.5)
2点目の起点となったが、やや軽率な形で与えたFKが相手の同点ゴールに…
10 ブラヒム・ディアス 6.5
決定的な仕事には至らなかったが、前線と中盤の繋ぎ役として機能。守備時も機動力を生かして相手ディフェンスラインや中盤の選手に制限をかけた
(→ポベガ 6.0)
起用に応える今季初ゴールもヒーローとはなれなかった
8 トナーリ 6.0
2試合連続アシスト。ベナセルに繋ぎの起点役を任せて自身はより高い位置でボールを受けながら崩しに絡んだ。試合を通して守備の力強さは見事だったが、セットプレーでは2失点共に相手に付き切れず
17 レオン 6.5
2点目をアシスト。フィニッシュのフィーリングこそいまひとつだったが、馬力のある仕掛けで相手の脅威となり続けた
FW
9 ジルー 6.0
絶妙なデコイランで2点目をお膳立て。スモーリングらの監視に遭ってボールへの関与は普段に比べて少なかったが、相手守備の隙を突いてフィニッシュの局面にはしっかりと顔を出した
(→デ・ケテラエル -)
監督
ピオリ 5.0
ポベガの途中投入で2点目に導いたが、5バックでの逃げ切りプランが最終的に裏目に。采配ミスと言わざるを得ない
▽ローマ採点

GK
1 ルイ・パトリシオ 5.5
2失点共に自身に責任はなし。ビルドアップの貢献がいまひとつも、防ぐべきシュートは止めていた
DF
23 マンチーニ 5.5
チェリクと共に絶好調のレオン相手に後手の対応に。それでも、序盤にカードをもらっていた中で何とか耐えた
(→ベロッティ -)
6 スモーリング 5.5
2失点目はジルーに出し抜かれたが、元々枚数的に足りておらず妥当な対応。それ以外は身体を張った守備で粘った
3 イバニェス 6.0
1失点目は自身の責任だったが、それを帳消しにする見事なゴールを奪取。守備では相手のアジリティに苦戦も、攻撃では全体が手詰まりの中でアクセントを付けていた
MF
19 チェリク 5.5
スケールアップしたリールの元同僚に苦戦。ただ、マンチーニ同様に序盤にカードをもらっていた中でよく食らいついた
(→エル・シャーラウィ 5.5)
古巣対戦で積極的に仕掛ける姿勢は見せた
4 クリスタンテ 5.5
守備の局面ではよく身体を張ったが、マイボール時は相手の素早い寄せに苦戦。効果的にボールを配球できず
(→マティッチ 5.5)
投入直後は不用意なボールロストを繰り返したが、しっかりと立て直す。豪快なヘディングシュートで同点ゴールに関与
7 ペッレグリーニ 6.0
流れの中では精彩を欠いたが、見事な2つのプレースキックで勝ち点1に貢献
59 ザレフスキ 5.5
左右のウイングバックでプレー。自陣では窮屈なプレーを強いられたが、相手陣内ではまずまず存在感を示した
FW
22 ザニオーロ 5.0
前節後半の負傷交代の影響があったか、期待された個での打開をほとんど見せられず。消化不良のパフォーマンスに
(→タヒロビッチ 5.5)
難しい状況での投入となったが、無難にプレー
9 エイブラハム 6.0
流れの中ではほぼ存在感を放てなかったが、値千金の同点ゴールで不出来を帳消しに
21 ディバラ 5.5
攻撃が停滞した中で起点を担ったが、アタッキングサードではコンディションの問題もあってかなかなか輝けなかった
監督代行
フォーティ 5.5
2試合連続でモウリーニョ監督に代わって指揮。采配試合での5戦全勝はならずも、見事な勝負強さを発揮して無敗を継続
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ベナセル(ミラン)
試合終盤の2失点がなければ、カルルやトナーリがMOMに相応しかったが、ピッチを去ったことで、逆にその存在の大きさを証明した中盤の要をMOMに選出。攻守両面で質の高いプレーを見せていた。
ミラン 2-2 ローマ
【ミラン】
カルル(前30)
ポベガ(後32)
【ローマ】
イバニェス(後42)
エイブラハム(後48)
▽ミラン採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 タタルサヌ 5.5
枠内シュート3本の内の2本が決まる不運。2失点目直前のマティッチの決定的なヘディングシュートを見事に阻んだが、こぼれ球を押し込まれた。仕事機会が少ない中で集中力と判断の良さを見せた
DF
2 カラブリア 6.0
守備の局面では若干粘りが足りなかったが、攻撃では的確な立ち位置でボールを受けながらサーレマーケルスやディアスらと可能性を感じさせるコンビネーションを見せた
見事な駆け引きでイバニェスを出し抜いて値千金の先制点を奪取。セットプレー2発に屈したが、流れの守備では機動力と思い切りの良さでエイブラハムを封じ切った
23 トモリ 5.5
全体のバランスを見ながら親友エイブラハムやザニオーロらにきっちり対応。ただ、セットプレーの局面では相手の空中部隊に対して分が悪かった
19 テオ・エルナンデス 6.5
対面のザニオーロを意識しつつ、レオンと共に持ち味の攻撃性能を発揮。局面を変える運びやオフ・ザ・ボールの動きでアクセントをつけた
MF
56 サーレマーケルス 6.5
コンディションの良さをうかがわせる積極的な仕掛けでイバニェスやザレフスキを翻弄
(→ガッビア -)
4 ベナセル 6.5
マイボール時は頻繁にサイドに流れてボールを引き出し、的確にボールを循環させた。切り替えの局面を中心に守備の強度も非常に高かった
(→ブランクス 5.5)
2点目の起点となったが、やや軽率な形で与えたFKが相手の同点ゴールに…
10 ブラヒム・ディアス 6.5
決定的な仕事には至らなかったが、前線と中盤の繋ぎ役として機能。守備時も機動力を生かして相手ディフェンスラインや中盤の選手に制限をかけた
(→ポベガ 6.0)
起用に応える今季初ゴールもヒーローとはなれなかった
8 トナーリ 6.0
2試合連続アシスト。ベナセルに繋ぎの起点役を任せて自身はより高い位置でボールを受けながら崩しに絡んだ。試合を通して守備の力強さは見事だったが、セットプレーでは2失点共に相手に付き切れず
17 レオン 6.5
2点目をアシスト。フィニッシュのフィーリングこそいまひとつだったが、馬力のある仕掛けで相手の脅威となり続けた
FW
9 ジルー 6.0
絶妙なデコイランで2点目をお膳立て。スモーリングらの監視に遭ってボールへの関与は普段に比べて少なかったが、相手守備の隙を突いてフィニッシュの局面にはしっかりと顔を出した
(→デ・ケテラエル -)
監督
ピオリ 5.0
ポベガの途中投入で2点目に導いたが、5バックでの逃げ切りプランが最終的に裏目に。采配ミスと言わざるを得ない
▽ローマ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ルイ・パトリシオ 5.5
2失点共に自身に責任はなし。ビルドアップの貢献がいまひとつも、防ぐべきシュートは止めていた
DF
23 マンチーニ 5.5
チェリクと共に絶好調のレオン相手に後手の対応に。それでも、序盤にカードをもらっていた中で何とか耐えた
(→ベロッティ -)
6 スモーリング 5.5
2失点目はジルーに出し抜かれたが、元々枚数的に足りておらず妥当な対応。それ以外は身体を張った守備で粘った
3 イバニェス 6.0
1失点目は自身の責任だったが、それを帳消しにする見事なゴールを奪取。守備では相手のアジリティに苦戦も、攻撃では全体が手詰まりの中でアクセントを付けていた
MF
19 チェリク 5.5
スケールアップしたリールの元同僚に苦戦。ただ、マンチーニ同様に序盤にカードをもらっていた中でよく食らいついた
(→エル・シャーラウィ 5.5)
古巣対戦で積極的に仕掛ける姿勢は見せた
4 クリスタンテ 5.5
守備の局面ではよく身体を張ったが、マイボール時は相手の素早い寄せに苦戦。効果的にボールを配球できず
(→マティッチ 5.5)
投入直後は不用意なボールロストを繰り返したが、しっかりと立て直す。豪快なヘディングシュートで同点ゴールに関与
7 ペッレグリーニ 6.0
流れの中では精彩を欠いたが、見事な2つのプレースキックで勝ち点1に貢献
59 ザレフスキ 5.5
左右のウイングバックでプレー。自陣では窮屈なプレーを強いられたが、相手陣内ではまずまず存在感を示した
FW
22 ザニオーロ 5.0
前節後半の負傷交代の影響があったか、期待された個での打開をほとんど見せられず。消化不良のパフォーマンスに
(→タヒロビッチ 5.5)
難しい状況での投入となったが、無難にプレー
9 エイブラハム 6.0
流れの中ではほぼ存在感を放てなかったが、値千金の同点ゴールで不出来を帳消しに
21 ディバラ 5.5
攻撃が停滞した中で起点を担ったが、アタッキングサードではコンディションの問題もあってかなかなか輝けなかった
監督代行
フォーティ 5.5
2試合連続でモウリーニョ監督に代わって指揮。采配試合での5戦全勝はならずも、見事な勝負強さを発揮して無敗を継続
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ベナセル(ミラン)
試合終盤の2失点がなければ、カルルやトナーリがMOMに相応しかったが、ピッチを去ったことで、逆にその存在の大きさを証明した中盤の要をMOMに選出。攻守両面で質の高いプレーを見せていた。
ミラン 2-2 ローマ
【ミラン】
カルル(前30)
ポベガ(後32)
【ローマ】
イバニェス(後42)
エイブラハム(後48)
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padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CWUC5UrMDS6/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CWUC5UrMDS6/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Zlatan Ibrahimović(@iamzlatanibrahimovic)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.11.17 05:45 Wed3
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.5 “グランデ・ミラン”CL制覇、セリエA3連覇達成/ミラン[1993-94]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.5</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1993-94シーズン/ミラン 〜グランデ・ミラン〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1993-94milan.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(47) 獲得タイトル:チャンピオンズリーグ、セリエA 攻撃力6:★★★★★★☆☆☆☆ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">CL制覇、セリエA3連覇達成</div> サッキが退任後、1991年にミランの監督に就任したカペッロは、バレージやマルディーニ、コスタクルタら守備能力の高いDFを生かしたソリッドなスタイルで、1年目からセリエA初となる無敗優勝を達成。さらに翌年もセリエAを制し、CLの決勝にも進出したミランは、1993―94シーズンに3連覇の偉業を成し遂げた。このシーズンの得点数は、わずか36得点。優勝クラブとしては、過去類を見ない少なさだった。しかし、失点数はわずか15という特筆ものの数字だった。抜群の勝負強さを発揮する当時のミランは、“グランデ・ミラン”と称され、まさに黄金期を迎えていた。 1993-94シーズンのハイライトは、何といってもCL決勝だった。相手はクライフの下で、ミランと同じく黄金期を迎えていたバルセロナ。下馬評では、ロマーリオやストイチコフ、クーマンらを擁するバルセロナが圧倒的有利との見方が大勢を占めたが、フタを開けてみればミランが4-0で圧勝した。ミランは序盤から、お家芸となっていたハイプレスを敢行し、デサイーを中心に中盤で主導権を掌握。マッサーロの2ゴールでリードして試合を折り返すと、後半開始直後にはサビチェビッチの鮮やかなループシュートで加点した。そして、終盤にはデサイーにもゴールが生まれ、“ドリームチーム”を見事に粉砕してみせた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">鉄壁の守備陣</div> このシーズンのミランは、それまでチームを支えてきたオランダ・トリオが崩壊していた。ライカールトとフリットがクラブを去り、ファン・バステンも慢性的な負傷でコンディションが整わず。チームは転換期を迎えていた。そのなかでも、セリエAとCLを制覇できたのは、バレージとマルディーニ、コスタクルタ、タソッティというサッキ時代から不変のバックラインを擁していたからだ。パヌッチとガッリという優秀な選手もベンチに控えており、まさに隙のない守備陣だった。 守備に関して言えば、デサイーとアルベルティーニというセントラルMF2選手も効いていた。そして、前線にはテクニシャンのボバンとサビチェビッチが並んだ。チームはファン・バステンとフリットという得点源を補うようなストライカーが不在だったが、全体のバランスが良いチームだった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデヤン・サビチェビッチ(28)</span> イタリア語で天才を意味する“ジェニオ”のニックネームを持つモンテネグロ人アタッカー。ミランに加入した1992―93シーズンは、ファン・バステンやフリットの高い壁に苦しんだが、カペッロ就任後はチームにとって欠かせない存在となった。とりわけ、1993-94シーズンのCL決勝の活躍は印象的。前半22分に右サイドのドリブル突破からマッサーロの先制弾をアシストすると、後半2分には巧みな仕掛けから見事なループシュートを決めて、タイトル獲得に大きく貢献した。一方、ユーゴスラビア代表(当時)としては、内戦などの影響で全盛期に国際舞台への出場が叶わず、晩年に1998年フランスW杯に出場するにとどまった。 2019.04.05 22:00 Fri4
レアル・マドリーがミランから19歳DFヒメネスを一時的に呼び戻し? 昨夏完全移籍移行も半年レンタルのアイデアを保有か
レアル・マドリーに、ミランからスペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)を一時的に呼び戻すプランが存在か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ヒメネスはスペイン出身で、マドリーの下部組織育ち。23年夏にレンタル移籍でミランU-19へ加わり、1年後の昨夏、ミランへの完全移籍と共にトップチーム昇格となった。 すなわち現在は完全にミランの一員なわけで、迎えた今シーズンはセリエA5試合、スーペルコッパ・イタリアーナ2試合などに出場。ただ、主戦場はセリエCのフトゥーロ(U-23)である。 そんななか、最終ラインが手薄なマドリーが、半年レンタルでのヒメネス呼び戻しを画策か。 現段階ではいちプランに過ぎずも、ドライローンでの獲得に興味を持っているとのこと。マドリーには2025年夏なら900万ユーロ(約14.4億円)、26年夏なら1200万ユーロ(約19.2億円)という、買い戻し条項があるとされている。 2025.01.16 15:40 Thu5
