約9カ月ぶりの復帰となったオヤルサバル「言葉では言い表せない大きな喜び」

2023.01.01 08:00 Sun
Getty Images
レアル・ソシエダのスペイン代表FWミケル・オヤルサバルが、長期離脱から実戦復帰した喜びを語った。

オヤルサバルは昨年3月、トレーニング中に左ヒザ前十字じん帯を断裂。そして12月31日、ラ・リーガ第15節オサスナ戦の86分から途中出場し、ホームのサポーターから大声援で迎えられた。

約9カ月の長期離脱から復帰したオヤルサバルは試合後、以下のようにコメントした。
「言葉では言い表せない大きな喜びがある。僕ら選手は毎日サッカーをしている。しかし、ケガがあると人生を完全に変えることになる。長い道のりとなったが、醜い経験だとは思わない。多くのことを学び、楽しめないと思っていたことを楽しめるようになったからね。今後はプレー感覚を掴み、できるだけチームを助けたいね」

ミケル・オヤルサバルの関連記事

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がアシストで勝利に貢献した。 12日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第6節が行われ、ソシエダはホームにディナモ・キーウを迎えた。 久保も先発したこの試合。前節のアヤックス戦で1ゴール1アシストの活躍で勝利に貢献した久保は、この試合でも右サイドで先発し、ゴールに絡 2024.12.13 12:10 Fri
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がまずまずの評価を受けた。 ソシエダは8日、ラ・リーガ第16節でレガネスとアウェイで対戦した。 久保も先発したこの試合は、14分に久保が起点となる大きなサイドチェンジ。セルヒオ・ゴメスが左サイドからクロスを入れると、ボックス内でブライス・メンデスが蹴り込み、ソシエダが先 2024.12.09 21:25 Mon
レアル・ソシエダは8日、ラ・リーガ第16節でレガネスとのアウェイ戦に臨み、3-0で勝利した。ソシエダのMF久保建英は78分までプレーしている。 前節ベティスに快勝した9位ソシエダ(勝ち点21)は、3日前のコパ・デル・レイ2回戦コンケンセ戦を制して公式戦3連勝とした中、久保が[4-3-3]の右ウイングでスタメンに戻 2024.12.08 23:55 Sun
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がまずまずの評価を受けた。 ソシエダは1日、ラ・リーガ第15節でレアル・ベティスをホームに迎えた。 久保も先発フル出場したこの試合は、ソシエダがオウンゴールで先制。その後はベティスに押し込まれたが、PKを獲得するとミケル・オヤルサバルがソシエダでの通算100ゴール目を決 2024.12.02 14:58 Mon
ラ・リーガ第15節、レアル・ソシエダvsレアル・ベティスが1日にレアレ・アレーナで行われ、ホームのソシエダが2-0で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英はフル出場した。 前節、アスレティック・ビルバオとのバスク・ダービーに0-1で敗れた10位のソシエダは、9位のベティスとの中位対決に臨んだ。直近のヨーロッパリー 2024.12.02 07:00 Mon

レアル・ソシエダの関連記事

レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)に、レアル・マドリーも注目しているようだ。スペイン『アス』が報じた。 日本代表MF久保建英の同僚で、夏の移籍市場ではリバプール行きが取り沙汰されたスビメンディ。6000万ユーロ(約円)の契約解除条項が行使されるとみられたが、選手本人が移籍を拒否。下 2024.12.30 22:15 Mon
日本プロサッカー選手協会(JPFA)は27日、「極楽湯 presents JPFAアワード2024」を開催した。JPFA最優秀選手賞はレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が受賞。初受賞となった。 「JPFAアワード」は2022年に新設され、2022年、2023年はMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が2 2024.12.27 16:45 Fri
ラ・リーガ第18節、セルタvsレアル・ソシエダが21日にバライードスで行われ、ホームのセルタが2-0で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は64分からプレーした。 7位のソシエダは前節、ラス・パルマス相手に消化不良のゴールレスドロー。これにより、公式戦連勝が「5」でストップした。13位のセルタとのアウェイゲーム 2024.12.22 02:44 Sun
先週末に行われた第17節ではバルセロナ、レアル・マドリーが勝ち点を取りこぼしたなか、タフな自治州ダービーを制したアトレティコ・マドリーが独り勝ち。また、レアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオのバスク勢といった上位陣も勝利を逃す波乱の一節となった。 2024年最終戦となる第18節では消化試合が異なるものの、勝ち 2024.12.20 20:20 Fri
レアル・ソシエダが日本代表MF久保建英のコラボに反応した。 31日、テレビ朝日系列ではアニメ『ドラえもん』の特番『大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル』が午前9時から放送。テーマは“スペイン“で、久保が劇中に登場することが告知されている。 ソシエダも16日、久保とドラえもんのコラボをSNSで告知。ソシエ 2024.12.17 21:58 Tue

ラ・リーガの関連記事

オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングがバルセロナを去るタイミングを語った。 2019年夏にアヤックスでの活躍が認められ、バルセロナの門を叩いたF・デ・ヨング。バルセロナで移籍初年度から主力に数えられる存在となり、アヤックス時代に師事したエリク・テン・ハグ前政権下のマンチェスター・ユナイテッドらの関心が囁かれる時 2025.01.03 14:30 Fri
ドルトムントからレガネスにレンタル中のコートジボワール代表FWセバスティアン・アラー(30)が、今冬にオランダに移籍することになる見込みだ。 フランクフルト、アヤックスで台頭し、2022年夏にドルトムントへステップアップを果たしたアラー。しかし、その新天地では精巣ガンの治療の影響もあったか、思うような活躍を見せら 2025.01.02 22:37 Thu
スペイン2部で活躍するジダン家3男にプリメーラ行きの可能性が浮上している。 ジネディーヌ・ジダン氏の3男として知られるフランス人MFテオ・ジダン(22)は、長男エンツォ、次男リュカ、4男エリアスとともにレアル・マドリーのカンテラで育った196cmの大型セントラルMF。 ファーストチームでは昨シーズンのチャン 2025.01.02 21:50 Thu
「今が一番いい時なのに見せてあげないんだ」そんな風に私が嘆いていたのは元旦の朝、前日大晦日にあった恒例の年1回、エスタディオ・ディ・ステファノ(RMカスティージャのホーム)での公開練習が6000人のレアル・マドリーファンで賑わっている様子をスポーツ紙で見た時のことでした。いやあ、リーガ18節が終わった後、スペインのクラ 2025.01.02 21:30 Thu
アトレティコ・マドリーが、絶対的守護神の後継者として指揮官の同胞GKをリストアップしているようだ。 アトレティコではスロベニア代表GKヤン・オブラク(32)が絶対的な守護神として君臨。現在の年齢を考えると、中東からの高額オファーを除きヨーロッパのライバルへの移籍の可能性は低く、今後数年はコルチョネロスのゴールマウ 2025.01.02 20:03 Thu

ミケル・オヤルサバルの人気記事ランキング

1

久保建英が先制点を呼び込む、ソシエダがレガネスを退けて公式戦4連勝【ラ・リーガ】

レアル・ソシエダは8日、ラ・リーガ第16節でレガネスとのアウェイ戦に臨み、3-0で勝利した。ソシエダのMF久保建英は78分までプレーしている。 前節ベティスに快勝した9位ソシエダ(勝ち点21)は、3日前のコパ・デル・レイ2回戦コンケンセ戦を制して公式戦3連勝とした中、久保が[4-3-3]の右ウイングでスタメンに戻った。 アグレッシブな入りをしてきた15位レガネス(勝ち点15)に対し、凌いだソシエダが14分に最初の好機で先制する。久保のサイドチェンジを受けた左サイド、セルヒオ・ゴメスのクロスをブライス・メンデスが蹴り込んだ。 ソシエダが先制後も一進一退の攻防が続いた中、37分に追加点の絶好機。GKレミロのフィードを受けたオヤルサバルが左サイドを持ち上がってクロス。スチッチが合わせたが、GKドミトロビッチのファインセーブに阻まれた。 ソシエダが1点をリードして迎えた後半、開始5分にアクシデント。スビメンディがプレー続行不可能となってオラサガスティが投入された。54分にはピンチを迎えるもオスカルのヘディングシュートをGKレミロがファインセーブで阻止。 その後は小康状態が続いた中、78分に久保がピッチを後に。すると直後、ソシエダに決定的な追加点。FKの流れからルーズボールをバレネチェアがダイレクトで蹴り込んだ。 終盤にかけてはレガネスの反撃を許さなかったソシエダは追加タイムにオヤルサバルが3点目を決めて勝利。公式戦4連勝とした。 レガネス 0-3 レアル・ソシエダ 【レアル・ソシエダ】 ブライス・メンデス(前14) アンデル・バレネチェア(後33) ミケル・オヤルサバル(後47) <span class="paragraph-title">【動画】久保が起点のラ・レアル先制点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">久保の展開から<br>ブライス・メンデスがフィニッシュ<br>チームとして崩したラ・レアルが先制<br><br>ラ・リーガ 第16節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レガネス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%80?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・ソシエダ</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/7TL7n2VLcX">pic.twitter.com/7TL7n2VLcX</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1865748714394185854?ref_src=twsrc%5Etfw">December 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.08 23:55 Sun
2

「この勝利を悲劇の影響を受けた人々に捧げたい」首位通過決めたスペイン代表指揮官がチーム称える

スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が首位通過を決めたデンマーク代表戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えている。 スペインは15日、敵地で行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ4第5節のデンマーク代表戦を2-1で勝利した。 すでにUNL準々決勝進出を決めているラ・ロハは、4連勝での首位通過を懸けて2位のデンマークとのアウェイゲームに臨んだ。前半序盤にショートカウンターからFWミケル・オヤルサバルのゴールで先制に成功すると、後半も早い時間帯に鮮やかな中央での崩しからFWアジョセ・ペレスのゴールで追加点。その後、バックパスのミスからクリーンシートを逃したものの、敵地で順当に勝ち切った。 この勝利によってチームはスイス代表との最終節を前に首位通過を確定させた。 同試合後、デ・ラ・フエンテ監督は「純粋な決意で勝利した」と結果・内容ともに満足感を示した。 「この勝利をスペインで経験した悲劇の影響を受けた人々に捧げたいと思う。我々は、この敬意を表する一分間の黙祷を捧げてくださったデンマークの人たちに感謝したいと思う。そうは言っても、我々はとても幸せだ。ライバルは2位フィニッシュへの架け橋をすべて燃やそうとした。非常にタフで難しい試合であることはわかっていたし、非常に良いフェーズがあり、満足している」 「出場したプレーヤーは全力を尽くしたが、おそらく我々はゲームのコントロールを維持するためにある時点でテクニックを欠いていたかもしれない。満員のスタジアムでマンマークに対峙し、プレッシャーをかけるチームと対戦したことを強調したい。しかし、我々は良い試合をしたし、3-0で勝利を決定づける可能性もあったが、最終的には苦しんだ」 一方、この試合では後半にMFアレックス・バエナ、MFマルティン・スビメンディがいずれも負傷。とりわけ、交代時に明らかに動揺していた前者の状態は気がかりなところだ。 しかし、その2選手に関して指揮官はいずれも深刻な類のものではないと主張している。 「彼らの経過を見守るつもりだ。バエナは足首に問題を抱えているが、深刻な状態ではないようだ。スビメンディは股関節に問題を抱えており、通常のランニングができなかった。ただ、この状況(首位通過決定)により、月曜日にチームをリフレッシュすることができ、我々はそうするつもりだ」 その2選手に加え、オヤルサバルをサスペンションで欠くことになる次節は「我々は常にプレーヤーを気遣い、不必要なリスクを冒さないつもりだ」と新戦力や控え選手を試す可能性を認める指揮官だが、「我々は常に何かを賭けている。スペインの名には大きな重みと責任があり、我々は良い試合をして勝つよう努力するつもりだ」と、欧州王者として結果にこだわる姿勢を示している。 2024.11.16 12:10 Sat
3

「大好きなのはクボ」ヌーノ・ゴメス氏が久保建英にラブコール、CLで対戦するソシエダをベタ褒め「毎試合素晴らしい」

元ポルトガル代表FWヌーノ・ゴメス氏がレアル・ソシエダについて語った。 現役時代にベンフィカやフィオレンティーナなどでプレーし、キャプテンも担ったポルトガル代表では通算29ゴールを挙げたヌーノ・ゴメス氏。世界中に女性ファンを持つ心優しきイケメン選手として知られ、クリスティアーノ・ロナウド時代前のポルトガルをけん引したストライカーだった。 そんなヌーノ・ゴメス氏も47歳。現役引退から約10年が経過し、現在は選手キャリアの大半を過ごした古巣ベンフィカでアカデミー・ディレクターを務めている。 ベンフィカが24日にチャンピオンズリーグ(CL)グループD第3節でソシエダとのホームゲームを戦うなか、スペイン『Relevo』のインタビューに応じたヌーノ・ゴメス氏は「ソシエダと戦うのは簡単ではない」と語っている。 「私が思うにベンフィカとソシエダは非常に似たクラブ。どちらも下部組織とファーストチームがうまく連携を図れており、アイデンティティが根付いているよ。ファンは自分たちのクラブで成長した選手を見るのが好きだろう?」 「ソシエダの情報? ラ・リーガを見る限り、彼らは毎試合素晴らしい戦いを披露している。常に優れた選手がいるしね。それは選手の伸ばし方やファーストチームに引き上げる術に長けた育成クラブとして認められてきたからだ」 アカデミー・ディレクターという立場ならではの視点でソシエダを称えた甘いマスクのレジェンド。また、「ベンフィカに契約してもらいたい選手は?」と問われると、真っ先に日本代表MF久保建英を挙げた。 「私が大好きなのはクボだ。MFブライス・メンデスも好調そうだね。それにFWミケル・オヤルサバル…あともう1人好きな選手がいるんだが、すまない、名前の読み方がわからない(笑)」 FWのアンデル・バレネチェアでしょうか? 「そうだ。彼で間違いない。先ほど挙げた選手たちと同じく、非常に高いレベルの選手だ。ソシエダはいつも良いプレーをする。やはり前線の選手、よくゴールを決める選手はいつだって印象深いものだね」 対戦相手のレジェンドからお墨付きをもらった格好のソシエダ攻撃陣。久保は21日のマジョルカ戦で先発を外れて途中出場と、ベンフィカ戦に向けて代表ウィークの疲れを軽減。ヌーノ・ゴメス氏の前で燦然たる輝きを放ってほしい。 <span class="paragraph-title">【動画】ヌーノ・ゴメスも惚れ惚れ?! 出場たった4分で久保建英が完璧クロスから決勝ゴールアシスト!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="R0QjDWtBU6w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.24 15:34 Tue
4

またも越えられなかった世界の壁、得点前に日本代表に仕掛けられたオヤルサバルの“ワナ”と判断/日本代表コラム

あと一歩だが、その一歩が遠いということを今回も味わうこととなってしまった日本。それが世界との間にある、まだ埋められない差なのだろう。 3日、東京オリンピック男子サッカー準決勝。53年ぶりのメダル獲得を目指すU-24日本代表は、金メダル候補筆頭のU-24スペイン代表との一戦に臨んだ。 下馬評は完全にスペイン有利。ユーロ2020にも出場した6選手や、ヨーロッパの高いレベルでレギュラーを張る選手ばかり。市場価値で見ても7倍もの差がある相手だった。 正直なところ、日本に関係する人以外は、スペインが勝利するものだと思っていただろう。日本が善戦するとすら思われていなかったかもしれない。延長戦に行ったことすら予想外と思う人も多いだろう。 共に準々決勝は120分間の戦いを強いられた。スペインはスコアこそ5-2となったが、90分の戦いではほぼ負けていた。そこから奇跡を起こし延長戦へ持ち込み、相手のミスに乗じて得点を重ねた。 一方の日本は、U-24ニュージーランド代表の堅い守備の前にゴールを奪えず。しっかりと相手の攻撃に対応して戦ったが、延長戦ではあわやというシーンを作られるなど、なんとか凌ぎ、PK戦で準決勝に駒を進めた。この時点で両者には差があったとも言え、そこが決勝への道を逃した差とも言えるだろう。 <span class="paragraph-title">◆スペインを苦しめたという事実</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/jpn20210804_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 準決勝の日本の戦いぶりは世界を驚かせたと言えるだろう。試合は終始スペインがボールを握り、主導権を掴んだまま推移した。日本は基本的に自陣でのプレーが続き、スペインの攻撃を耐え忍んだという状況だ。 この日は、DF吉田麻也、DF板倉滉、GK谷晃生と中央を守る3名が集中したプレーを継続。その他の選手たちも、ボールを奪いに行くチャレンジとカバーリングを的確にこなし、スペインに決定機をほとんど作らせない試合運びを見せた。 攻撃と守備。両者の構図がこうなることは予想でき、それが今の実力。いかに耐えて、少ないチャンスをモノにできるかしか、日本の勝機がなかったのは織り込み済みだった。 そういった点では、失点した115分まで守り抜いたことは評価すべきだろう。一度はPKの判定となった吉田のファウルも、正当なタックルだったが、VARがなければPKだった。ミスからFWラファ・ミルが決定機を数回迎えたが、GK谷の素晴らしい判断でゴールを許さなかった。 一方で、攻撃面ではゴールが生まれそうなチャンスは120分を通して数える程。特に後半と、延長戦でカウンターから何度かチャンスを作りかけたが、簡単には割らせてくれなかった。ゴールを決められるかどうかという部分では、やはりスペインが一枚手。そこが埋め切れない差となったことは紛れも無い事実となった。 <span class="paragraph-title">◆思い出される3年前</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/jpn20210804_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> あと少しでPK戦に突入するかと思われたタイミングでのFWマルコ・アセンシオのゴール。あのシーンを見て思い出されるのは、2018年のロシア・ワールドカップ、ラウンド16のベルギー代表戦だろう。 原口元気、乾貴士のゴールで2点を先行した日本だったが、高さを生かしたプレーに切り替えたベルギーの前に2失点。それでも粘り強く戦い、3点目を許さずに戦っていた。 誰もが延長戦にもつれ込むと思った中、試合の最後に悲劇が。日本のCKを相手GKティボー・クルトワにキャッチされると、そこからベルギーはカウンターを発動。そのままナセル・シャドゥリが決め、3-2でベルギーが逆転勝利した。まさに、似たような展開が、東京五輪の準決勝でも起こってしまった。 あの悔しさを3年越しにまた経験してしまった日本。決して成長していないということを言いたい訳ではない。しかし、それが世界との差であり、3年が経過して90分ではやらせなかったが、120分ではやられてしまったというのが事実だ。 ただ、この試合の審判はあまりプレーを流さないというジャッジングだった。吉田が一度はPKを取られたシーンも、こぼれ球をラファ・ミルが拾っており、そのまま流されていたらゴールだった可能性はある。 一方で日本もやり返すチャンスがあり、後半終了前のラストプレーではMF堂安律がドリブルで中央突破。完全に相手のMFマルティン・スビメンディが後ろから両手で掴んで止めたシーンがあった。 このシーン、堂安が倒された場合でも、MF久保建英、FW上田綺世がおり、日本の人数は足りていた。プレーが流されれば、もしかしたら日本がカウンターを完結させられていたかもしれない。タラレバにはなるが、ジャッジを流そうというプレーを選択できていればというシーンだった。スビメンディの必死な止め方を見れば、スペインも追い込まれたという感覚を持ったプレーだっただろう。 <span class="paragraph-title">◆一瞬の隙を仕留めるスペインの真の力</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/jpn20210804_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 「全て出し切った」と試合後に久保はコメントした。それは本心だろう。互角に渡りあえたというよりは、なんとかスペインについていったという形。日本は無理をしなければ、同等レベルでは戦えないということだろう。 もちろん、スペインの選手に余裕があったとは思わない。ただ、攻め続ける側と守り続ける側では、やはりかかる負荷は異なる。そこから日本が押し出して、攻撃に転じられなかったというところもまだまだ力の差があるということだ。 では、あの失点はなぜ起こったのか。ゴールを決めたアセンシオのシュートも褒められるべきだが、ポイントはその前のプレー。FWミケル・オヤルサバルの仕掛けだろう。 失点シーンを振り返ると、スローインを受けたオヤルサバルが縦に仕掛けると、DF中山雄太とMF田中碧が寄せに行く。その中山がマークしていたアセンシオは中山が前に出ようとしたことを受けて後ろに下がると、オヤルサバルが間を通してパス。アセンシオはターンしたまま左足を振り抜いた。 これにはMF遠藤航も慌てて寄せに行くが間に合わず、DF板倉滉もアセンシオに寄せに行けなかった結果がゴールとなった。 このゴール。集中していた日本のDFが気を抜いたのかと言われればそういうわけではないだろう。カバーリングが遅れたが、それには布石があった。 ゴールが決まる1つ前のプレーでオヤルサバルが右サイドを突破したことがカギだと考えられる。 スローインになる前、オヤルサバルが右サイドを突破した。中央へ折り返したが、これは通らず。日本がクリアした。このシーンが印象づいた結果、得点シーンではオヤルサバルがスローインを受けた後、縦への突破からのクロスを警戒したはずだ。 その結果、アセンシオについていた中山がオヤルサバルの縦を切りに行こうとしたが、その間を通されてアセンシオにパスを通されたのだ。 もちろん、中山の判断が間違ったとは言えない。オヤルサバルについていってもパスは出されていただろう。田中がついていっ多としても、間に合った可能性は低い。オヤルサバルがボールを持った時にアセンシオがマークを外し、自身がシュートを打てるポジションを取った。それを見たオヤルサバルが冷静にパスを通した。個人の技量もあるが、チームとしてオートマチックに動け、それを共有したプレー判断の結果だと言える。 日本はチームとして戦い抜いて、粘りを見せて115分間は耐えた。しかし、それを上回るチームプレーを見せ続けたのはスペイン。さらに、局面での個の能力でも上回った。まだまだ世界との差はあるというのが事実だろう。 オリンピックはあくまでも世代別の戦い。メダルを目指して戦うことは当然だが、サッカー界で言えばワールドカップこそ頂点。1年半後の戦いで日本は何を見せられるのか。2018年、2021年と世界との差を土壇場で味わった選手たちのここからの奮起に期待するとともに、9年前のロンドン・オリンピックのようにならず、しっかりと銅メダル獲得を果たしてくれることを願うばかりだ。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2021.08.04 18:15 Wed
5

19本目でキャリア初のPK失敗…S・ラモスに続くスペインのPK職人って誰?

これまで数多くのサッカー選手がプレーしてきたが、“PK職人”と言われたら誰を思い浮かべるだろうか。 Jリーグでは、一時は“コロコロPK”で驚異的な成功率を残したジュビロ磐田の元日本代表MF遠藤保仁や、一度も失敗したことがない浦和レッズの元日本代表MF阿部勇樹がその筆頭かもしれない。 スペインでは、レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスが2020年11月まで25回連続で成功するなど、PKの名手として知られているが、レアル・ソシエダに所属するFWミケル・オヤルサバルもこれまでのキャリアで全18本のPKをすべて成功させてきた。 今シーズンもすでに7本のPKを成功させていたオヤルサバルだったが、25日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦でのPKを枠の左上に大きく外してしまい、ついにその連続成功記録が途切れることとなってしまった。 オヤルサバルはタイミングをずらすジャンプを駆使してPKを蹴るが、同様の蹴り方をするマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの前で成功することは叶わなかった。 <div id="cws_ad">◆名手オヤルサバルのキックはあらぬ方向へ…<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Real Sociedad&#39;s Mikel Oyarzabal skipped up to take a penalty like Bruno Fernandes...<br><br>But his effort wasn&#39;t even close <a href="https://t.co/QZ99b4lpIk">pic.twitter.com/QZ99b4lpIk</a></p>&mdash; Goal (@goal) <a href="https://twitter.com/goal/status/1365033652225253378?ref_src=twsrc%5Etfw">February 25, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.02.27 10:30 Sat

レアル・ソシエダの人気記事ランキング

1

久保建英がJPFAアワードでMVPを初受賞、三笘薫の3連覇阻む! ベストイレブンやMVPはJリーグアウォーズとは異なる選出に

日本プロサッカー選手協会(JPFA)は27日、「極楽湯 presents JPFAアワード2024」を開催した。JPFA最優秀選手賞はレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が受賞。初受賞となった。 「JPFAアワード」は2022年に新設され、2022年、2023年はMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が2年連続でMVPに輝いていた。 プロサッカー選手への興味関心を喚起する話題づくりとして、出場試合数や所属カテゴリーに関係なく、選手が選手を選ぶ新しい視点での表彰とし、より多くの選手に関心の目を向けられる賞。シーズンを通して活躍したJPFA所属選手を表彰するもので、JPFA最優秀選手賞に久保、J1最優秀選手賞はJリーグMVPのFW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)、J2最優秀選手賞はJ2MVPのFW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)、J3最優秀選手賞はチームを優勝に導いたFW杉本健勇(大宮アルディージャ)が選出された。 MVPの久保にはJPFA最優秀選手賞トロフィーと賞金50万円が送られる。 また、J1、J2、J3で全試合フル出場を果たした選手には「鉄人賞」が与えられ、2024年は10名が対象に。うち7名はGKとなった中、FPではDF中谷進之介(ガンバ大阪)、DF小川大空(愛媛FC)、MF小島幹敏(大宮アルディージャ)の3名が受賞した。 また、JPFA、J1、J2、J3ではベストイレブンも選ばれている。特筆すべきはJ3では優勝を果たした大宮アルディージャが最多の6名選出されていた。 JPFAベストイレブンには、久保の他に日本代表選手がずらり。DF菅原由勢(サウサンプトン)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)が初選出となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA最優秀選手賞</span> MF久保建英(レアル・ソシエダ)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J1最優秀選手賞</span> FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J2最優秀選手賞</span> FW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J3最優秀選手賞</span> FW杉本健勇(大宮アルディージャ)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFAベストイレブン</span> GK 鈴木彩艶(パルマ/イタリア)/2年連続2回目 DF 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)/3年連続3回目 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド)/初受賞 冨安健洋(アーセナル/イングランド)/3年連続3回目 MF 伊東純也(スタッド・ランス/フランス)/3年連続3回目 遠藤航(リバプール/イングランド)/3年連続3回目 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)/3年連続3回目 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)/3年連続3回目 FW 上田綺世(フェイエノールト/オランダ)/2年連続2回目 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)/初受賞 古橋亨梧(セルティック/スコットランド)/3年連続3回目 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J1ベストイレブン</span> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島)/初受賞 DF 中谷進之介(ガンバ大阪)/初受賞 山川哲史(ヴィッセル神戸)/初受賞 佐々木翔(サンフレッチェ広島)/初受賞 MF 扇原貴宏(ヴィッセル神戸)/初受賞 井手口陽介(ヴィッセル神戸)/初受賞 東俊希(サンフレッチェ広島)/初受賞 FW 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)/初受賞 山田新(川崎フロンターレ)/初受賞 大迫勇也(ヴィッセル神戸)/2年連続2回目 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)/2年連続2回目 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J2ベストイレブン</span> GK 後藤雅明(モンテディオ山形)/初受賞 DF ンドカ・ボニフェイス(横浜FC)/初受賞 福森晃斗(横浜FC)/初受賞 住吉ジェラニレショーン(清水エスパルス)/初受賞 MF イサカ・ゼイン(モンテディオ山形)/初受賞 乾貴士(清水エスパルス)/2年連続2回目 岩渕弘人(ファジアーノ岡山)/初受賞 FW 中島元彦(ベガルタ仙台)/初受賞 谷村海那(いわきFC)/初受賞 小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 北川航也(清水エスパルス)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆JPFA J3ベストイレブン</span> GK 笠原昂史(大宮アルディージャ)/初受賞 DF 市原吏音(大宮アルディージャ)/初受賞 浦上仁騎(大宮アルディージャ)/初受賞 市原亮太(FC今治)/初受賞 MF 大関友翔(福島ユナイテッドFC)/初受賞 小島幹敏(大宮アルディージャ)/初受賞 泉柊椰(大宮アルディージャ)/初受賞 FW 塩浜遼(福島ユナイテッドFC)/初受賞 杉本健勇(大宮アルディージャ)/初受賞 藤岡浩介(FC岐阜)/初受賞 永井龍(ギラヴァンツ北九州)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆鉄人賞</span> GK早川友基(鹿島アントラーズ)/2年連続2回目 38試合/3420分出場 GK一森純(ガンバ大阪)/初受賞 38試合/3420分出場 DF中谷進之介(ガンバ大阪)/初受賞 38試合/3420分出場 GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)/初受賞 38試合/3420分出場 GK後藤雅明(モンテディオ山形)/初受賞 38試合/3420分出場 GK市川暉記(横浜FC)/初受賞 38試合/3420分出場 DF小川大空(愛媛FC)/初受賞 38試合/3420分出場 GK笠原昂史(大宮アルディージャ)/初受賞 38試合/3420分出場 MF小島幹敏(大宮アルディージャ)/初受賞 38試合/3420分出場 GK三浦基瑛(SC相模原)/初受賞 38試合/3420分出場 2024.12.27 16:45 Fri
2

今季ソシエダ残留もスビメンディ狙うクラブは止まず…スペイン代表望むレアルがクロースの後継者として獲得検討か

レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)に、レアル・マドリーも注目しているようだ。スペイン『アス』が報じた。 日本代表MF久保建英の同僚で、夏の移籍市場ではリバプール行きが取り沙汰されたスビメンディ。6000万ユーロ(約円)の契約解除条項が行使されるとみられたが、選手本人が移籍を拒否。下部組織から所属するラ・レアルにとどまった。 その後はスペイン代表MFロドリが長期離脱となったマンチェスター・シティの関心も報じられたなか、自国選手でのチームの若返りや強化を目指すマドリーも獲得を検討しているとのこと。引退した元ドイツ代表MFトニ・クロースに代わるゲームメイカーともみなしているようだ。 ユーロ2024を始めとするスペイン代表での活躍も要因に。また、久保やノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(現:アーセナル)、元スペイン代表DFアルバロ・オドリオソラ、元スペイン代表MFアシエル・イジャラメンディ(現:ダラス)をやり取りするなど、クラブ間で良好な関係を築いていることが有利に働くとみられている。 ソシエダへの忠誠心から残留を決断したものの、依然として多くのビッグクラブから関心を集めるスビメンディ。クラブとの契約は2027年6月までとなっている。 2024.12.30 22:15 Mon
3

徳島のMF髙田優がレアル・ソシエダの練習参加! プロ1年目で1試合出場「一番は楽しみな気持ちが強いです」

徳島ヴォルティスは19日、MF髙田優(19)がレアル・ソシエダの練習に参加することを発表した。 期間は11月21日(木)から12月7日(土)まで。ソシエダのBチーム、Cチームのトレーニングに参加する。 徳島はソシエダと育成業務提携を結んでおり、過去にはMF玄理吾やMF西坂斗和なども練習に参加していた。 髙田は静岡学園高校から徳島に加入。プロ1年目の今シーズンは、明治安田J2では出番を与えられず。それでもYBCルヴァンカップでデビューを果たしていた。 髙田はクラブを通じてコメントしている。 「一番は楽しみな気持ちが強いです。自分のやってきたことを信じて自信を持ってプレーすれば通用すると思うので、自分のプレーを出しながら、足りないものや必要なものを掴んできたいと思います。吸収できるものは吸収して、選手として一回り成長して帰って来たいです」 2024.11.19 17:55 Tue
4

ソシエダが“日本の真珠”と契約合意報道…16歳のストライカー獲得へ

日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダが、日本人選手の獲得で合意したという。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 チームの攻撃の中心でもある久保。下部組織には久保の弟である久保瑛史も所属していることで知られている。 そんな中、ソシエダは国際的なスカウティングの中で、1人の日本人選手に目をつけ、契約することで合意したという。 『ムンド・デポルティボ』は「日本の真珠との契約に合意した」と報道。その選手は、16歳の森田遥翔とのことだ。 報道によれば、「前回のドノスティ・カップで得点王となったハルト・モリタは、テストで際立ったゴールを決める才能を持った2007年生まれの日本人ストライカーだ」とのことだ。 森田はラ・リーガと日本で唯一、育成面でラ・リーガとパートナーシップを結ぶ「株式会社ワカタケ」のプログラム出身。同社は、日本の子供たちの海外でのプレーを支援する他、留学や海外遠征、スクール、セミナーなど、育成面に力を入れている。 ソシエダともパートナーであり、スペインでのキャンプに子供たちを連れていくなどしていた。 『ムンド・デポルティボ』は「彼はすでにドノスティア(サン・セバスチャン)に数カ月滞在しており、そこで学業とサッカーを両立させており、ラ・レアル(ソシエダ)でトレーニングをしたり、いくつかのトーナメントでプレーしている」とし、「チームと共に大会に出場した唯一の日本人で、4ゴールを記録した」と、大きな活躍を見せていたという。 森田は2023年のドノスティ・カップで7試合16ゴールを記録。当時のインタビューでは得点王について「一昨年が2位、前回が5位だったので、なんとしても得点王になりたかったです」とコメント。好きな選手については「ムバッペ選手の特徴がとても好きです。彼はスピード、テクニック、強さを備えていますが、何よりも多くのゴールを決めます」と得点を取ることにこだわりを持っているようだ。 将来の夢は「チャンピオンズリーグで得点王になること」と語った森田。久保の弟と同世代。スペインの地で、新たな日本人の活躍が聞ける日も近いかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】ソシエダが獲得で合意したというFW森田遥翔</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">completa en <a href="https://t.co/IB5sQh45QR">https://t.co/IB5sQh45QR</a> <a href="https://t.co/DHLql0gmWt">pic.twitter.com/DHLql0gmWt</a></p>&mdash; Donosti Cup (@donosticup) <a href="https://twitter.com/donosticup/status/1734915183296806924?ref_src=twsrc%5Etfw">December 13, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.07 22:50 Sun
5

3試合ぶり先発の久保が幻の同点弾、バイエルン戦に向け主力温存マドリーがラ・リーガ初先発ギュレル弾でウノセロ勝利【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第33節、レアル・ソシエダvsレアル・マドリーが26日に行われ、0-1でマドリーが勝利した。ソシエダのMF久保建英はフル出場している。 前節ヘタフェに引き分け2戦連続ドローの6位ソシエダ(勝ち点51)は、前節後半から出場の久保が[4-3-3]の右ウイングで3試合ぶりにスタメンとなった。 一方、前節バルセロナとのエル・クラシコを後半追加タイム弾で制して優勝にまた一歩近づいた首位マドリー(勝ち点81)は、4日後にバイエルンとのチャンピオンズリーグ準決勝を控える中、主力をベンチスタートに。ベリンガムやヴィニシウス、クロースらがベンチスタートとなってギュレルがラ・リーガ初スタメンとなった他、ミリトンが負傷明け後初先発となった。 試合前、昨季で現役を引退したダビド・シルバ氏のキックオフセレモニーが行われた一戦。 最前線にホセル、2列目に右からギュレル、ブラヒム・ディアス、セバージョスと並べる[4-2-3-1]で臨んできたマドリーに対し、ソシエダが押し込む流れで立ち上がると、28分にはトゥリエンテスが際どいミドルシュートを浴びせる。 しかし29分、マドリーが最初のチャンスをモノにする。カルバハルのダイレクトクロスをボックス左に走り込んだギュレルが左足で蹴り込んだ。 追う展開となったソシエダは32分、敵陣でボールを奪った流れから久保が同点弾を決めたかに思われたが、VARが入ってバレネチェアのファウルを取られてノーゴールに。 ハーフタイムにかけてもソシエダが押し込んだものの、マドリーが1点をリードして前半を終えた。 迎えた後半開始直後、トゥリエンテスの右足アウトでのシュートが枠を捉えるも、GKケパの好守に阻まれたソシエダ。 その後半は互角の攻防で推移した中、マドリーは68分にヴィニシウスとバルベルデを投入した。 膠着状態が続いた中、リュディガーを投入して逃げ切り体制のマドリーに対し、ソシエダは80分に久々にゴールに迫る。久保のスルーパスを受けたオヤルサバルがループシュートを狙ったが、わずかに枠を捉えきれなかった。 最終盤にかけては好機を作れなかったソシエダをマドリーがシャットアウト。主力を温存してウノセロ勝利とし優勝へ近づくとともに、バイエルン戦に向けて弾みを付けている。 2024.04.27 06:00 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly