【カタールW杯大会総括】至高ファイナルで大団円も、初の中東開催は多くの課題残す

2022.12.22 19:00 Thu
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11月20日から12月18日までの約1カ月間に渡って開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)は、アルゼンチンの36年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。

◆初の中東&冬季開催は多くの問題・課題残す
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W杯史に残る素晴らしい決勝戦の末、通算5度目の挑戦で悲願の優勝を達成したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの笑顔と共に幕を閉じたカタールW杯。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、「歴代最高」という言葉で同大会を称賛したが、初の中東&冬季開催となった異例の大会は開幕前、大会期間を通じて多くの問題、課題を残した。
2010年に当時のFIFA会長ゼップ・ブラッター氏のゴリ押しもあって開催地に決定したカタールだが、移民労働者や性的マイノリティ(LGBTQ)に対する人権侵害、制限的な社会制度の問題によってヨーロッパを中心に否定的な声が常に上がっていた。とりわけ、スタジアム建設やインフラ整備に従事した外国人労働者に対する非人道的な扱いによって10年間で6500人以上が死亡したとのセンセーショナルな報道が出た後は、一部出場国から大会ボイコットや中継ボイコットを望む声も盛んに聞かれた。

さらに、ヨーロッパの出場7カ国は開幕前にあらゆる差別反対を訴える意図を持つ『OneLove』のレインボーカラーのキャプテンマーク着用をFIFAに要請したものの、同連盟はカタールへの忖度もあってか、「政治的メッセージの発信を禁じる」との規則を盾に強硬な姿勢でその要請を事実上却下し、各国連盟と衝突しかける一幕もあった。

運営面に関しては史上最もコンパクトな大会と銘打った中、ロシア大会、各国にまたがって開催されたユーロ2020で問題となった長距離移動による公平性の問題を是正できた点は唯一ポジティブな要素に。一方で、ヨーロッパを中心に各国リーグを中断しての開催によって中2日、中3日での超過密日程となり、選手や関係者に予想以上の負担を強いる形となった。
懸念された酷暑での試合開催はスタジアムの空調設備である程度クリアし、新型コロナウイルスの流行も回避できたが、スタジアムや宿泊施設の温度管理の問題で多くの選手が体調を崩すアクシデントも確認された。

開幕後はホスト国として大会を盛り上げることが期待されたフェリックス・サンチェス率いるチームが、開幕戦でエクアドルに完敗し、開催国として史上初の敗戦スタートという屈辱を味わうと、以降のセネガル、オランダ戦も力の差を見せつけられて敗戦。史上初となるグループステージ全敗となり、開催国の資質を疑われるスポーツ面での失態となった。

その他でもファン・サポーター向けの一部宿泊施設の劣悪な環境、開幕直前に急遽アルコール飲料の提供禁止という方針転換など、単純な興行という側面においても多くの課題を残した。

競技の裾野を広げるというという意味合いにおいて中東初開催の意義は十分に理解できるが、その裏では巨額の金が動いており、大会を通じてきな臭い印象は最後までぬぐうことができなかった。

◆セミオート・オフサイド、初の交代5人制、女性審判員
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前回大会ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入が大きな注目を集めたが、今大会ではセミオート・オフサイドという新たなテクノロジーが導入された。

スタジアムの屋根の下に設置された12台の専用トラッキングカメラ、ボール内部に慣性計測ユニット(IMU)センサーを搭載した公式試合球『adidas Al Rihla』の使用によって、よりスピーディに正確な判定が下せるようになり、過去の試験導入時も評価を得ていた新テクノロジー。今大会においては主審やVAR担当によるプレー関与の判断にばらつきはあったものの、システム自体はまずまず機能。前述の公式球の内蔵センサーはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“髪の毛弾”に関する記録訂正でも話題に。

その他でもより精密度を増したVARによって、スペイン戦で日本代表MF三笘薫がゴールラインに1.8mm残しての折り返しで同MF田中碧の劇的逆転ゴールを演出したシーンは、大会のハイライトの一つとなった。

テクノロジー以外ではコロナ禍において一時的に導入され、後に正式採用となった交代5人制がW杯で初採用となった。すでに各国リーグでもお馴染みとなっているが、これまでの大会に比べて試合途中のシステム変更の増加や、指揮官同士の駆け引きがより鮮明となった印象だ。

レフェリングにおいては、アクチュアルプレーイングタイムを正確に取ることを目的とした、長時間のアディショナルタイム。男子のW杯として初となった女性の審判員の採用が話題を集めた。

今大会では合計129名の審判員の内、6名の女性の審判員を選出。その中で日本の山下良美さん、フランス人のステファニー・フラパールさん、ルワンダ人のサリマ・ムカンサンガさんは主審に選出。ヨーロッパ屈指のレフェリーとして知られるフラパールさんは、メキシコvsポーランドで第4審判としてW杯デビューを飾ると、コスタリカvsドイツでは主審としてもデビュー。W杯の歴史に名を刻んだ。山下さんは主審デビューはならずも、6試合で第4審判を務め上げている。

◆アジア勢&アフリカ勢が大躍進
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決勝はアルゼンチンとフランスという優勝候補同士による順当なカードとなったが、モロッコがアフリカ勢初のベスト4進出、日本、韓国、オーストラリアの3チームがアジア勢として大会史上最多となる決勝トーナメント進出と、アフリカとアジアが躍進する大会となった。

アフリカ勢ではエースFWマネ不在も大陸王者のセネガルのベスト16進出は想定の範囲内だったが、大会前にハリルホジッチ監督を解任してモロッコ人指揮官のレグラギ監督を招へいした“アトラスの獅子”がW杯史に残る快進撃を見せた。

前大会準優勝のクロアチア、同3位のベルギーを抑えてグループFを首位通過すると、決勝トーナメントではいずれも優勝候補のスペイン、ポルトガルを連破。アフリカ勢悲願の準々決勝の壁をついに破った。準決勝以降はディフェンディングチャンピオンのフランス、クロアチアとの再戦に屈したが、ハードワークと組織力を生かした堅守を武器に、決してまぐれではない再現性のある戦いぶりで、堂々の4位フィニッシュを果たした。

敗退したチュニジアとカメルーンに関しても、連勝で突破を決めていたフランス、ブラジルを相手に大金星を挙げ、良い形で大会を終えている。

そのアフリカ勢と共に大会を盛り上げたアジア勢では森保監督率いるサムライブルーが、目標とするベスト8進出こそ逃したものの、“新しい景色”を見せた。

スペインとドイツ、コスタリカと同居したグループEにおいて戦前はグループステージ敗退の可能性が高いと思われたが、ドイツとの初戦で会心の逆転勝利を収めて番狂わせを演じると、コスタリカに敗れて1勝1敗の2位で臨んだスペインとの最終節では再び鮮やかな逆転勝利を収め、優勝候補2チームを撃破しての首位通過というモロッコに並ぶサプライズを提供。PK戦の末に試合巧者クロアチアとのラウンド16を落としたが、戦い方次第で世界トップクラスと十分に戦えるという自信を手にして大会を終えた。

さらに、グループDでは大陸間プレーオフを制して本大会に駒を進めたオーストラリアがチュニジア、デンマークを退けて2006年大会以来2度目のグループステージ突破。グループHでは韓国が最終節でのポルトガル相手の劇的すぎる逆転勝利によってウルグアイ、ガーナを退けての突破を果たした。日本同様にラウンド16ではアルゼンチン、ブラジルという南米の2強に敗れたものの、今後に繋がる大会となった。

また、中東勢として並々ならぬ思いで今大会に臨んだサウジアラビアは、カタール、イランと共にグループステージ敗退となったが、優勝チームのアルゼンチンに唯一土を付ける歴史的な大金星を飾っている。

◆戦術トレンドに大きな変化はなし
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前述のアフリカ、アジア勢の躍進と繋がる部分だが、前回大会に続いて戦術面では強豪国、弱小国に関わらず、堅守速攻スタイルをメインに据えて戦うチームが目立った。

高いボール支配率を記録し、能動的なスタイルを貫いたドイツは2大会連続グループステージ敗退の屈辱を味わい、スペインも日本、モロッコ相手にボールの主導権を常に握る戦いとなったが、アタッキングサードで違いを生むタレントを欠いた影響が大きく、堅固な守備を崩し切れずに敗れ去った。

高いボール支配率、相手を自陣から遠ざける戦い方自体は体力の消耗、相手の攻撃機会を減らすという意味で未だ一定の効果を発揮するが、モロッコが今大会を通じて徹底した[4-5-1]や、ポジショナルプレー封じの5バックを各チームが高いレベルで実行すると、圧倒的な個で局面を打開できるタレント不在のチームが攻略するのは至難の業だ。また、前大会に比べてセットプレーからのゴールの減少、交代5人制によって相手を消耗させて最後に仕留めるというポゼッションスタイルのチームが狙うゲームプランの遂行が難しくなっている。

一方、堅守速攻型のチームでも、やはり人海戦術でゴール前に人数をかけて守ってロングボール1本で“事故”を起こすような戦い方を選ぶ弱者の戦いを貫くチームは、グループステージを突破できず。時間帯によってはボールを持てる、試合中のシステム変更、選手交代で流れを変えられるチームが結果を残している。そういった意味ではクラブレベルの最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグで、スタイルにとらわれないレアル・マドリーがトーナメントを勝ち抜いた構図に近い。

◆歴史に残る激闘の末、メッシの大会に
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大会全体についてインファンティーノ会長の「歴代最高」という表現に異を唱えるが、番狂わせの連続となったグループステージ、モロッコとクロアチアのエモーショナルな勝ち上がり、激闘という言葉がぴったりのファイナルとピッチ上で繰り広げられた数々の戦いは、まさに至高と言える素晴らしいものだった。

とりわけ、世界最高のフットボーラーと称されるメッシがけん引したアルゼンチンを巡るストーリーは、多くのフットボールファンに感動を与えた。

クラブレベルでは獲得可能なチームタイトル、個人タイトルをすべて手にしてきた35歳だが、アルビセレステでは昨年にコパ・アメリカを制するまで無冠が続いていた。そして、大会前に自身最後のW杯と明言し、並々ならぬ思いで臨んだグループステージ初戦でサウジアラビアに公式戦37戦ぶりの黒星を喫し、5度目のタイトル挑戦に早くも暗雲が垂れこめた。

それでも、「アルゼンチンの人々には『落ち着いて』と言いたい。必ずより大きくなって戻ってくる」と、リーダーとしての力強いメッセージを発したパリ・サンジェルマンFWは、その言葉通りグループステージ残り2試合でチームを連勝に導くと、決勝トーナメントではオランダとの準々決勝で2点差を追いつかれてPK戦まで持ち込まれる2度目の試練を乗り越え、躍進のクロアチアも退けて2大会ぶりの決勝進出を決めた。

その決勝では前回大会で敗れた相手であり、クラブチームでの共演を通じて敵に回すと大きな脅威となることを誰よりも理解するFWムバッペ擁する王者フランスと対峙。W杯の歴史に残る運命の決戦では自身の2ゴールによって2度のアドバンテージを手にするも、若き怪物の追撃を振り切れず。今大会2度目のPK戦に。

過去に多くのスーパースターが涙を呑んだPK戦では残酷なシナリオも予期されたが、プレッシャーが懸かる1人目のキッカーを自ら名乗り出ると、名手ロリスとの駆け引きを見事に制して成功。そして、強心臓の守護神のビッグセーブと、エースの気迫に後押しされたキッカー全員がPKを成功させ、偉大なキャリアに相応しいW杯のトロフィーがようやく世界最高のフットボーラーの手に渡ることになった。
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「史上最大のアイドル」「歴史は作られた」メッシが悲願のW杯制覇から1年が経過し当時を回想「一生忘れられない思い出」

インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、1年前の偉業達成を回想した。 2022年12月18日は、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝開催日。連覇を目指したフランス代表と、悲願の優勝を目指したアルゼンチン代表が対戦した。 白熱の展開は両チームのエースが躍動。アルゼンチンはメッシが2ゴールの活躍を見せれば、フランスはキリアン・ムバッペが躍動。延長戦までもつれ込んだ試合は決着がつかず、PK戦に突入。全員が成功したアルゼンチンに対し、フランスは2名が失敗。アルゼンチンが36年ぶりの優勝を果たした。 あらゆるタイトルを獲得してきたメッシにとって、唯一手にしていなかったトロフィーだが、見事に優勝を果たして獲得。あれから1年、プレーする環境も変わったメッシが、懐かしい写真と共に回想した。 ーーーーー 僕のキャリアの中で最も美しいクレイジーな1年 一生忘れられない思い出 みんな記念日おめでとう ーーーーー ファンは「4500万人以上のアルゼンチン人の人生を幸せにした」、「君こそがGOATだ」、「アルゼンチンの史上最大のアイドル」、「結局最高なんだ」、「1年前に歴史は作られた」、「愛してやまない」、「とても素晴らしい日だ」とコメント。メッシを称えるコメントが寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】悲願のW杯制覇から1年、メッシが当時の写真で回想</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C0_x5CmNNpS/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C0_x5CmNNpS/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C0_x5CmNNpS/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Leo Messi(@leomessi)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.12.19 08:30 Tue

メッシのカタールW杯ユニフォーム6枚セットは約11億円で落札! マラドーナ超えはならず

オークションに出品されていたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの記念すべきワールドカップ(W杯)ユニフォームが落札された。 世界最古のオークション会社である『サザビーズ』で出品されたメッシのユニフォームは、36年ぶりにアルゼンチン代表が優勝したカタールW杯で着用した6枚セット。グループステージの2試合とラウンド16から決勝までの4試合分となる。 世界最高峰のサッカー選手の1人であるメッシにとって、最後まで手にできなかったW杯を見事に獲得したメモリアルなユニフォームだが、これが出品。その価格は780万ドル(約11億400万円)となった。 試合で着用されたサッカーユニフォームでの最高値は、2022年に出品された元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が生み出した“神の手”の際に着用していたもの。価格は710万ポンド(約13億1500万円)だった。 メッシのこのユニフォームセットは800万ポンド(約14億8000万円)を超えると予想されていたが、予想よりは下回る金額での落札が決定した。 ちなみに、全7試合に出場していたメッシだが、オークションに出品されない1枚は、オーストラリア代表MFキャメロン・デブリンが見事に交換に成功していた。 今回のオークションでの収益の一部については、レオ・メッシ財団の支援のもと、サン・ジョアン・デ・デウ バルセロナ小児病院が主導するユニカス・プロジェクトに寄付されることとなる。 <span class="paragraph-title">【動画】オークションに出品されないメッシのユニフォームの行方は…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Some Australia players managed to get a picture with Messi, and Cameron Devlin even swapped jerseys with him after the game! <a href="https://twitter.com/hashtag/FIFAWorldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FIFAWorldCup</a> <a href="https://t.co/zpTCIo4jGm">pic.twitter.com/zpTCIo4jGm</a></p>&mdash; TSN (@TSN_Sports) <a href="https://twitter.com/TSN_Sports/status/1599415911324127234?ref_src=twsrc%5Etfw">December 4, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】出品されたメッシのW杯ユニフォーム6枚セット!メッシも記念撮影</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cz3mqgpuY1k/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cz3mqgpuY1k/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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仲間思いのメッシの熱い言葉「君を準決勝に連れて行くから」、アルゼンチン代表MFがカタールW杯での負傷を回想「たくさん泣いた」

アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルがカタール・ワールドカップ(W杯)中の負傷を振り返った。アルゼンチン『TyC Sports』が伝えた。 2022年11月から12月にかけて行われたカタールW杯で36年ぶりの優勝を果たしたアルゼンチン代表。デ・パウルはグループステージからラウンド16まで4試合全てにフル出場したが、準々決勝のオランダ代表戦の前にはトレーニング中に右ハムストリングを負傷し、状態が危ぶまれた。 あれから1年近く経った今、『Star+』のインタビューに応じたデ・パウルはこのケガを回想。検査の結果、回復まで10日〜15日を要することが判明し、このままプレーすれば80%の確率で故障するとも言われた中、代表のキャプテンを務めるFWリオネル・メッシと話し合ったことを明かしている。 「部屋に行って、『エナーノ(ちび/メッシの愛称)』としばらく話していると、エナーノが『プレーするな』と言ってきた」 「エナーノは僕にこう言った。『君を準決勝に連れて行くから、準決勝でプレーしてくれ』とね」 「彼は僕に慕われているのをわかった上でそう言ったけど、僕は『まぁでもレオ、僕が決めるよ。僕に決めさせてくれ』と言った。そしたら彼は『聞こえなかったか?』と返してきた」 「それから少しその場にとどまり、自分の部屋に戻ってからは泣いた。その日はたくさん泣いた。とてもつらかった。ニュースにも出たからみんなが心配していた。僕の母もだ」 その後もどうするか悩んだというデ・パウルだが、当時のパートナーだった人気歌手のティニ・ステッセルさんとビデオ電話をした際に「後悔しないように、自分が思うままに動きなさい」と言われ、試合に出る決心がついたという。 試合当日にはプレーできるかどうか確認するための走力テストや、メッシも含めたリオネル・スカローニ監督との話し合いを行ったようで、結局デ・パウルはオランダ戦に先発出場。66分までプレーすると、チームは延長戦とPK戦までもつれ込んだ激闘を制し、そのまま優勝へと向かっていった。 2023.12.06 18:59 Wed
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