【カタールW杯大会総括】至高ファイナルで大団円も、初の中東開催は多くの課題残す

2022.12.22 19:00 Thu
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11月20日から12月18日までの約1カ月間に渡って開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)は、アルゼンチンの36年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。
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◆初の中東&冬季開催は多くの問題・課題残す
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W杯史に残る素晴らしい決勝戦の末、通算5度目の挑戦で悲願の優勝を達成したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの笑顔と共に幕を閉じたカタールW杯。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、「歴代最高」という言葉で同大会を称賛したが、初の中東&冬季開催となった異例の大会は開幕前、大会期間を通じて多くの問題、課題を残した。2010年に当時のFIFA会長ゼップ・ブラッター氏のゴリ押しもあって開催地に決定したカタールだが、移民労働者や性的マイノリティ(LGBTQ)に対する人権侵害、制限的な社会制度の問題によってヨーロッパを中心に否定的な声が常に上がっていた。とりわけ、スタジアム建設やインフラ整備に従事した外国人労働者に対する非人道的な扱いによって10年間で6500人以上が死亡したとのセンセーショナルな報道が出た後は、一部出場国から大会ボイコットや中継ボイコットを望む声も盛んに聞かれた。
さらに、ヨーロッパの出場7カ国は開幕前にあらゆる差別反対を訴える意図を持つ『OneLove』のレインボーカラーのキャプテンマーク着用をFIFAに要請したものの、同連盟はカタールへの忖度もあってか、「政治的メッセージの発信を禁じる」との規則を盾に強硬な姿勢でその要請を事実上却下し、各国連盟と衝突しかける一幕もあった。

運営面に関しては史上最もコンパクトな大会と銘打った中、ロシア大会、各国にまたがって開催されたユーロ2020で問題となった長距離移動による公平性の問題を是正できた点は唯一ポジティブな要素に。一方で、ヨーロッパを中心に各国リーグを中断しての開催によって中2日、中3日での超過密日程となり、選手や関係者に予想以上の負担を強いる形となった。
懸念された酷暑での試合開催はスタジアムの空調設備である程度クリアし、新型コロナウイルスの流行も回避できたが、スタジアムや宿泊施設の温度管理の問題で多くの選手が体調を崩すアクシデントも確認された。

開幕後はホスト国として大会を盛り上げることが期待されたフェリックス・サンチェス率いるチームが、開幕戦でエクアドルに完敗し、開催国として史上初の敗戦スタートという屈辱を味わうと、以降のセネガル、オランダ戦も力の差を見せつけられて敗戦。史上初となるグループステージ全敗となり、開催国の資質を疑われるスポーツ面での失態となった。

その他でもファン・サポーター向けの一部宿泊施設の劣悪な環境、開幕直前に急遽アルコール飲料の提供禁止という方針転換など、単純な興行という側面においても多くの課題を残した。

競技の裾野を広げるというという意味合いにおいて中東初開催の意義は十分に理解できるが、その裏では巨額の金が動いており、大会を通じてきな臭い印象は最後までぬぐうことができなかった。

◆セミオート・オフサイド、初の交代5人制、女性審判員
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前回大会ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入が大きな注目を集めたが、今大会ではセミオート・オフサイドという新たなテクノロジーが導入された。

スタジアムの屋根の下に設置された12台の専用トラッキングカメラ、ボール内部に慣性計測ユニット(IMU)センサーを搭載した公式試合球『adidas Al Rihla』の使用によって、よりスピーディに正確な判定が下せるようになり、過去の試験導入時も評価を得ていた新テクノロジー。今大会においては主審やVAR担当によるプレー関与の判断にばらつきはあったものの、システム自体はまずまず機能。前述の公式球の内蔵センサーはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“髪の毛弾”に関する記録訂正でも話題に。

その他でもより精密度を増したVARによって、スペイン戦で日本代表MF三笘薫がゴールラインに1.8mm残しての折り返しで同MF田中碧の劇的逆転ゴールを演出したシーンは、大会のハイライトの一つとなった。

テクノロジー以外ではコロナ禍において一時的に導入され、後に正式採用となった交代5人制がW杯で初採用となった。すでに各国リーグでもお馴染みとなっているが、これまでの大会に比べて試合途中のシステム変更の増加や、指揮官同士の駆け引きがより鮮明となった印象だ。

レフェリングにおいては、アクチュアルプレーイングタイムを正確に取ることを目的とした、長時間のアディショナルタイム。男子のW杯として初となった女性の審判員の採用が話題を集めた。

今大会では合計129名の審判員の内、6名の女性の審判員を選出。その中で日本の山下良美さん、フランス人のステファニー・フラパールさん、ルワンダ人のサリマ・ムカンサンガさんは主審に選出。ヨーロッパ屈指のレフェリーとして知られるフラパールさんは、メキシコvsポーランドで第4審判としてW杯デビューを飾ると、コスタリカvsドイツでは主審としてもデビュー。W杯の歴史に名を刻んだ。山下さんは主審デビューはならずも、6試合で第4審判を務め上げている。

◆アジア勢&アフリカ勢が大躍進
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決勝はアルゼンチンとフランスという優勝候補同士による順当なカードとなったが、モロッコがアフリカ勢初のベスト4進出、日本、韓国、オーストラリアの3チームがアジア勢として大会史上最多となる決勝トーナメント進出と、アフリカとアジアが躍進する大会となった。

アフリカ勢ではエースFWマネ不在も大陸王者のセネガルのベスト16進出は想定の範囲内だったが、大会前にハリルホジッチ監督を解任してモロッコ人指揮官のレグラギ監督を招へいした“アトラスの獅子”がW杯史に残る快進撃を見せた。

前大会準優勝のクロアチア、同3位のベルギーを抑えてグループFを首位通過すると、決勝トーナメントではいずれも優勝候補のスペイン、ポルトガルを連破。アフリカ勢悲願の準々決勝の壁をついに破った。準決勝以降はディフェンディングチャンピオンのフランス、クロアチアとの再戦に屈したが、ハードワークと組織力を生かした堅守を武器に、決してまぐれではない再現性のある戦いぶりで、堂々の4位フィニッシュを果たした。

敗退したチュニジアとカメルーンに関しても、連勝で突破を決めていたフランス、ブラジルを相手に大金星を挙げ、良い形で大会を終えている。

そのアフリカ勢と共に大会を盛り上げたアジア勢では森保監督率いるサムライブルーが、目標とするベスト8進出こそ逃したものの、“新しい景色”を見せた。

スペインとドイツ、コスタリカと同居したグループEにおいて戦前はグループステージ敗退の可能性が高いと思われたが、ドイツとの初戦で会心の逆転勝利を収めて番狂わせを演じると、コスタリカに敗れて1勝1敗の2位で臨んだスペインとの最終節では再び鮮やかな逆転勝利を収め、優勝候補2チームを撃破しての首位通過というモロッコに並ぶサプライズを提供。PK戦の末に試合巧者クロアチアとのラウンド16を落としたが、戦い方次第で世界トップクラスと十分に戦えるという自信を手にして大会を終えた。

さらに、グループDでは大陸間プレーオフを制して本大会に駒を進めたオーストラリアがチュニジア、デンマークを退けて2006年大会以来2度目のグループステージ突破。グループHでは韓国が最終節でのポルトガル相手の劇的すぎる逆転勝利によってウルグアイ、ガーナを退けての突破を果たした。日本同様にラウンド16ではアルゼンチン、ブラジルという南米の2強に敗れたものの、今後に繋がる大会となった。

また、中東勢として並々ならぬ思いで今大会に臨んだサウジアラビアは、カタール、イランと共にグループステージ敗退となったが、優勝チームのアルゼンチンに唯一土を付ける歴史的な大金星を飾っている。

◆戦術トレンドに大きな変化はなし
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前述のアフリカ、アジア勢の躍進と繋がる部分だが、前回大会に続いて戦術面では強豪国、弱小国に関わらず、堅守速攻スタイルをメインに据えて戦うチームが目立った。

高いボール支配率を記録し、能動的なスタイルを貫いたドイツは2大会連続グループステージ敗退の屈辱を味わい、スペインも日本、モロッコ相手にボールの主導権を常に握る戦いとなったが、アタッキングサードで違いを生むタレントを欠いた影響が大きく、堅固な守備を崩し切れずに敗れ去った。

高いボール支配率、相手を自陣から遠ざける戦い方自体は体力の消耗、相手の攻撃機会を減らすという意味で未だ一定の効果を発揮するが、モロッコが今大会を通じて徹底した[4-5-1]や、ポジショナルプレー封じの5バックを各チームが高いレベルで実行すると、圧倒的な個で局面を打開できるタレント不在のチームが攻略するのは至難の業だ。また、前大会に比べてセットプレーからのゴールの減少、交代5人制によって相手を消耗させて最後に仕留めるというポゼッションスタイルのチームが狙うゲームプランの遂行が難しくなっている。

一方、堅守速攻型のチームでも、やはり人海戦術でゴール前に人数をかけて守ってロングボール1本で“事故”を起こすような戦い方を選ぶ弱者の戦いを貫くチームは、グループステージを突破できず。時間帯によってはボールを持てる、試合中のシステム変更、選手交代で流れを変えられるチームが結果を残している。そういった意味ではクラブレベルの最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグで、スタイルにとらわれないレアル・マドリーがトーナメントを勝ち抜いた構図に近い。

◆歴史に残る激闘の末、メッシの大会に
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大会全体についてインファンティーノ会長の「歴代最高」という表現に異を唱えるが、番狂わせの連続となったグループステージ、モロッコとクロアチアのエモーショナルな勝ち上がり、激闘という言葉がぴったりのファイナルとピッチ上で繰り広げられた数々の戦いは、まさに至高と言える素晴らしいものだった。

とりわけ、世界最高のフットボーラーと称されるメッシがけん引したアルゼンチンを巡るストーリーは、多くのフットボールファンに感動を与えた。

クラブレベルでは獲得可能なチームタイトル、個人タイトルをすべて手にしてきた35歳だが、アルビセレステでは昨年にコパ・アメリカを制するまで無冠が続いていた。そして、大会前に自身最後のW杯と明言し、並々ならぬ思いで臨んだグループステージ初戦でサウジアラビアに公式戦37戦ぶりの黒星を喫し、5度目のタイトル挑戦に早くも暗雲が垂れこめた。

それでも、「アルゼンチンの人々には『落ち着いて』と言いたい。必ずより大きくなって戻ってくる」と、リーダーとしての力強いメッセージを発したパリ・サンジェルマンFWは、その言葉通りグループステージ残り2試合でチームを連勝に導くと、決勝トーナメントではオランダとの準々決勝で2点差を追いつかれてPK戦まで持ち込まれる2度目の試練を乗り越え、躍進のクロアチアも退けて2大会ぶりの決勝進出を決めた。

その決勝では前回大会で敗れた相手であり、クラブチームでの共演を通じて敵に回すと大きな脅威となることを誰よりも理解するFWムバッペ擁する王者フランスと対峙。W杯の歴史に残る運命の決戦では自身の2ゴールによって2度のアドバンテージを手にするも、若き怪物の追撃を振り切れず。今大会2度目のPK戦に。

過去に多くのスーパースターが涙を呑んだPK戦では残酷なシナリオも予期されたが、プレッシャーが懸かる1人目のキッカーを自ら名乗り出ると、名手ロリスとの駆け引きを見事に制して成功。そして、強心臓の守護神のビッグセーブと、エースの気迫に後押しされたキッカー全員がPKを成功させ、偉大なキャリアに相応しいW杯のトロフィーがようやく世界最高のフットボーラーの手に渡ることになった。

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カタール・ワールドカップ(W杯)で優勝し、悲願のトロフィーを獲得したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。試合後にはそのトロフィーを掲げるメッシの姿や、家族と一緒に喜びを共有する姿が印象的だった。 メッシと喜びを分かち合っていたのは、妻のアントネラ・ロクソさん。2人はともにアルゼンチンのロサリオ出身で、メッシは1987年6月24日に、ロクソさんは1988年2月26日生まれ。同学年ということになる。 2人の出会いは5歳の時。メッシが幼少期を過ごしたクラブ、ニューウェルス・オールドボーイズでプレーした際のチームメイトの従姉妹がロクソさんだったという。そういう意味では、2人は小さい時からの幼馴染だ。 メッシは出会った時から一目惚れしていたことを後に明かしていたが、交際がスタートしたのは17歳頃。ロクソさんの友人が事故死しショックを受けていた時に、当時バルセロナに所属していたメッシがわざわざアルゼンチンに戻って励ましたのだ。そのことがきっかけとなり交際へと発展した。 そこからロクソさんがスペインへと移住すると、2012年11月には長男のチアゴくんが誕生。さらに2015年9月には次男のマテオくんが誕生。2人は事実婚状態を継続していたが、2017年6月にはとうとう故郷のロサリオで挙式して入籍。その後3男のシロくんも誕生している。 メッシは35歳。ロクソさんとは30年来の仲ということになる。ずっとメッシを支えてきたロクソさんにとっても、W杯優勝の喜びは図りしれないものだったのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】幼少期</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Messi and Antonela are so wholesome <a href="https://t.co/uuOsgCmoPv">pic.twitter.com/uuOsgCmoPv</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1604849036720308226?ref_src=twsrc%5Etfw">December 19, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】10代(左上)</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">What a lovely moment between husband and wife <br><br>Messi and Antonela met as children growing up in same neighbourhood in Argentina and on the right celebrating World Cup together <a href="https://t.co/vak5i6TrmH">pic.twitter.com/vak5i6TrmH</a></p>&mdash; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CmUpepQKKck/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Antonela Roccuzzo(@antonelaroccuzzo)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.01.03 12:00 Tue
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メッシ 大好きなマテ茶のストローは7万円超えの特別仕様

パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにとってマテ茶は欠かせないもの。 南米のソウルドリンクとして知られるマテ茶。ビタミンやミネラルの含有量が高いマテ茶は、アルゼンチン代表選手たちの間でも愛飲されている。 メッシもカタール・ワールドカップ(W杯)の優勝後のインタビューで「妻と一緒にマテ茶を飲みながら、ゆっくりと優勝の喜びを味わいたい」と語っていたほどのお気に入りだ。 マテ茶は茶漉しがついた専用のストローを差し込んで飲むのだが、メッシはストローも特別なものを使っているようだ。 アルゼンチン『TN』によると、メッシはウルグアイのフェデリコ・ブレシアーニさんにストローの制作を直接依頼。ブレシアーニさんがW杯優勝の記念に特別なものを作ったという。 「直接連絡してきたんだ。彼は、自分用のものと家族に贈る用のものをと言ってきました。W杯の開催期間中だった。そして、決勝のタイミングで、この機会にボンビージャ(ストロー)を作ってあげようと思いついんだ」 「ボンビージャは銀と金でできていて、600ドル(約77000円)もする。土台に18金 、飲み口の部分に9金をミックスして、W杯トロフィーと星の刻印には18金を採用した。この特別な瞬間を祝い、楽しむために作られデザインされた私たちの宝石だ」 「ボンビージャの裏に何を書いたかは、私たちと家族だけが知っている」 また、メッシとブレシアーニさんを巡り合わせのは、バルセロナ時代のマテ茶仲間であるグレミオのウルグアイ代表FWルイス・スアレスだったという。 「ルイス・スアレスのおかげで、彼は私たちと知り合った。何年か前に私たちが作った最初のマテ茶を彼に渡した。他の選手同様に謙虚な姿勢に感心させられたんだ。その写真を彼のインスタグラムにアップされたのが、なんだか誇らしかった」 カタールで悲願のW杯優勝を果たしたメッシ。歓喜のマテ茶はさぞ美味しかったのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】これが7万円超えのマテ茶ストロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">El mate de Leo Messi. <a href="https://t.co/cv2dKlcUIq">pic.twitter.com/cv2dKlcUIq</a></p>&mdash; VarskySports (@VarskySports) <a href="https://twitter.com/VarskySports/status/1611807657525919744?ref_src=twsrc%5Etfw">January 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】メッシがベッドでマテ茶を嗜む姿</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CmYyND_OYMl/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CmYyND_OYMl/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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メッシがゴールもマラドーナ氏死後初のアルゼンチン代表の試合はチリとドロー《カタールW杯南米予選》

現地時間3日、カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選第7節の4試合が行われた。 3月に開催予定だった第5節と第6節が延期となった中、第7節が前倒して行われた。 現在2位のアルゼンチン代表(勝ち点10)は6位のチリ代表(勝ち点4)とホームで対戦した。 アルゼンチンの英雄であるディエゴ・マラドーナ氏が他界してから初の試合となったアルゼンチン代表。ホームでの試合では、マラドーナ氏を追悼する特別ユニフォームを着用して戦った。 FWリオネル・メッシとFWラウタロ・マルティネスの2トップで臨んだアルゼンチンに対し、FWアレクシス・サンチェスとFWエドゥアルド・バルガスを並べたチリ。試合はメッシのスルーパスに反応したラウタロがボックス内でアルフォンソ・マリパンに倒される。 この時点でPKは与えられなかったが、VARのオン・フィールド・レビューが行われPKの判定に。これをメッシが落ち着いて右隅に決め、アルゼンチンが先制する。 しかし、チリも反撃。36分にやや離れた位置のFKからチャルレス・アランギスがクロス。これをライン裏のファーサイドでガリー・メデルが滑り込みながら折り返すと、フリーのサンチェスが押し込み、チリが同点に追いついた。 その後は互いに攻め合う展開となるが、集中した守備を見せてゴールを許さず。1-1の引き分けに終わった。 その他、ペルー代表(勝ち点1/9位)vsコロンビア代表(勝ち点4/7位)はコロンビアが0-3で勝利。ジェリー・ミナのゴールで先制すると、後半にマテウス・ウリベ、ルイス・ディアスのゴールで加点して勝利した。 また、ウルグアイ代表(勝ち点6/5位)vsパラグアイ代表(勝ち点6/4位)の一戦は、0-0のゴールレスドロー。ボリビア代表(勝ち点1/10位)vsベネズエラ代表(勝ち点3/8位)は3-1でボリビアが今予選初勝利。エースのマルセロ・モレノが2ゴールを決めた。 ◆カタールW杯南米予選第7節 ▽6/3(木) アルゼンチン代表 1-1 チリ代表 1-0:24分 リオネル・メッシ(アルゼンチン)[PK] 1-1:36分 アレクシス・サンチェス(チリ) ペルー代表 0-3 コロンビア代表 0-1:40分 ジェリー・ミナ(コロンビア) 0-2:49分 マテウス・ウリベ(コロンビア) 0-3:55分 ルイス・ディアス(コロンビア) ボリビア代表 3-1 ベネズエラ代表 1-0:05分 マルセロ・モレノ(ボリビア) 1-1:26分 ジョン・チャンセジョール(ベネズエラ) 2-1:60分 ディエゴ・ベハラーノ(ボリビア) 3-1:83分 マルセロ・モレノ(ボリビア) ウルグアイ代表 0-0 パラグアイ代表 ▽6/4(金) ブラジル代表(勝ち点12/1位) vs エクアドル代表(勝ち点9/3位) 【順位表】カタールW杯南米予選第7節 勝点(試合数/勝/分/負/得点/失点) 1位:ブラジル 12(4/4/0/0/12/2) 2位:アルゼンチン 11(5/3/2/0/7/3) 3位:エクアドル 9(4/3/0/1/13/6) 4位:パラグアイ 7(5/1/4/0/6/5) 5位:ウルグアイ 7(5/2/1/2/7/7) 6位:コロンビア 7(5/2/1/2/9/11) 7位:チリ 5(5/1/2/2/7/7/5) 8位:ボリビア 4(5/1/1/3/8/13) 9位:ベネズエラ 3(5/1/0/4/2/9) 10位:ペルー 1(5/0/1/4/4/13) 2021.06.04 14:00 Fri
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マキシ・ロペスが元妻ワンダ・ナラとディナーに…かつてイカルディと不倫され離婚も「幸せであり続けて欲しい」

マキシ・ロペス氏が元妻であるワンダ・ナラ氏とのディナーに出かけた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バルセロナやサンプドリアなどで活躍したアルゼンチンの元サッカー選手、マキシ・ロペス氏。2008年にワンダ・ナラ氏と結婚し、3人の息子を授かったが、ナラ氏が自身の元チームメイトである元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとの不倫関係にあることが発覚し、2013年に離婚した。 一方、ナラ氏といえば、イカルディとの2度目の結婚後は代理人としても振る舞い、夫のクラブに金銭面での難癖をつけて首脳陣やファンから毛嫌いされる存在に。このような元妻をロペス氏が完全に見放しても不思議ではない。 しかし、前述の通り、両者の間には3人の息子が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ロペス氏は先日、ナラ氏と息子3人とともにブエノスアイレス市内にあるレストランへとディナーに出かけたという。 レストランまで押しかけた報道陣のインタビューに応じたロペス氏は「1人の良い親でありたい。彼らが幸せであり続けることを望んでいるよ。それ以上に望むものはない」と、元妻と親権を持たない息子3人を思いやった。 一方で、自身の妻を“略奪”したイカルディについては「イカルディとのディナー? ありえない。彼女や子どもたちと同じテーブルを囲むことには躊躇しないが、あの男と私が同席することはできない」と突き放した。 ロペス氏は現役時代、ナラ氏との離婚後に対戦相手として相見えたイカルディに対し、キックオフ前の握手を拒否したことがある。不倫された元妻への恨みはなくとも、奪っていった男への憎悪はいつまでも消えないようだ。 なお、ナラ氏は昨年9月にイカルディとの離別を発表。未だ正式な離婚は成立していないとされるが、選手と代理人の関係は崩壊済みだといわれている。 <span class="paragraph-title">【動画】マキシ・ロペスとワンダ・ナラ、元夫婦が息子3人とともに再会...報道陣が押し寄せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Wanda Nara y Maxi López juntos en un restaurante en Palermo<br><br> La empresaria entró con Kennys Palacios.<br><br>Cc <a href="https://twitter.com/hashtag/LAM?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LAM</a> en América TV <a href="https://twitter.com/elejercitodelam?ref_src=twsrc%5Etfw">@elejercitodelam</a> <a href="https://twitter.com/AngeldebritoOk?ref_src=twsrc%5Etfw">@AngeldebritoOk</a> <a href="https://t.co/o6QBhyWhaD">pic.twitter.com/o6QBhyWhaD</a></p>&mdash; América TV (@AmericaTV) <a href="https://twitter.com/AmericaTV/status/1651386103767629827?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 19:01 Mon
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世界一にもなれた稀代の創造主、ファン・セバスティアン・ベロン

これまでのサッカー界には、数多くのクリエイティブな選手が存在した。それは、サッカーのスタイルが大きく変化した現代にも存在しているが、当然のことながらそのプレースタイルも変化している。 一方で、自分のスタイルを崩さずに輝きを放ち続けようともがいた選手も多くいる。しかし、その多くが、サッカースタイルの波に敗れたり、リーグの特性、チームコンセプトの犠牲になっていった。 クリエイティブな選手としてパッと想像される中には、現在はレアル・マドリーで指揮を執るジネディーヌ・ジダンがいるだろう。ボールを持った時の立ち姿やドリブルで相手をかわす姿勢など、そのプレー自体がエレガントさに溢れており、現役ラストマッチとなった2006年ドイツ・ワールドカップ決勝での頭突きは世界が衝撃に包まれた。 そのジダンと肩を並べるクリエイティビティを持ち、自身のスタイルを貫き通したがために、意外なキャリアを歩むこととなったのが、元アルゼンチン代表MFファン・セバスティアン・ベロンだ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆流浪の創造主 </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ベロンがキャリアをスタートさせたのは、母国のエストゥディアンテス。クラブの歴史において偉大な人物であり、“ブルッハ(魔法使い)”の愛称で親しまれたファン・ラモン・ベロン氏を父に持つベロンは、同じ道を歩んだ。 プロキャリアスタートから1年半で名門のボカ・ジュニアーズに移籍。すると半年で海を渡り、21歳でサンプドリアへと加入した。 当時からベロンのプレースタイルは異次元と言って良いもの。誰もが想像つかないような創造性を備え、独自のルールでプレーをしていた様にさえ見えるほど。ただ、その創造性がズバ抜けていたことで、チームの中心選手でもあった。 1998年に加入したパルマでは、同胞のFWエルナン・クレスポとのコンビがフィーバー。2人のコンビネーションの破壊力は抜群で、“ミラクル・パルマ”と呼ばれるチームの中心を担った。 プロビンチャ(地方クラブ)に過ぎなかったパルマだが、このシーズンは若きジャンルイジ・ブッフォンを守護神に、ファビオ・カンナバーロ、リリアン・テュラム、ネストル・センシーニの3バックが構えた。ベロンはトップ下で攻撃をコントロール。チームはUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)とコッパ・イタリアを制した。 強力なクレスポとのコンビは、1999年にそのままラツィオへと移籍。すると、ラツィオではスクデットとコッパ・イタリア優勝を成し遂げ、その創造性でチームを牽引した。 イタリアでの3クラブでは遺憾なく創造性を見せつけていたベロンは、2001年7月にマンチェスター・ユナイテッドへと加入。この移籍が1つの転機となった。 <div id="cws_ad">◆稀代の創造主 ベロンの魔法のようなプレーの数々<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI2djQyV3dxayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div><div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/1fb76a70&c=sega_20201102_1">バティストゥータ、サネッティ、ベロンが<br />「サカつくRTW」に登場!</a><hr></div><div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆守れなかった自分のスタイル </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 当時のイングランド史上最高の移籍金2810万ポンド(当時のレートで約50億円)でユナイテッドへと加入したベロンは、異色の存在だったと言える。当時のメンバーでは、92年組と呼ばれるデイビッド・ベッカムやポール・スコールズ、ライアン・ギグスの他、ロイ・キーンやオーレ・グンナー・スールシャール、ルート・ファン・ニステルローイなどがいた。 超名門であってもベロンはその持ち前の感覚で、チームに違いをもたらす。2002-03シーズンにはプレミアリーグを制覇と結果も残した。 しかし、ベロンが異彩を放てた試合はセリエA時代と比べると大きく制限がされていた。その理由の1つは、ポジションの変更だ。 当時トップ下を置いていたセリエAとは違い、イングランドでは伝統的にフラットな[4-4-2]が採用。そのため、ベロンのポジションは1列下がったところに置かれた。 加えてプレミアリーグの激しいスタイルもベロンを困らせる。創造的なプレーに集中できなくなったベロンは、ユナイテッドでは自ら汗をかき、守備のタスクもこなす必要があったのだ。 チャンピオンズリーグというヨーロッパの舞台や、守備を重点的にプレーするフィル・ネビルとのコンビではその力を存分に発揮したベロンだが、リーグ戦では結果が出せず。ロマン・アブラモビッチ氏がオーナーとなったチェルシーに2003年8月へ移籍。しかし、チェルシーでも結果を残せず、インテルへと移籍し、イタリアで再びプレーした。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆旅の終わりは故郷へ、そして会長に </div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/veron4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> インテルでプレーした後、2006年7月にプロキャリアをスタートさせたエストゥディアンテスへと復帰。すでに終わった選手としてのレッテルを剥がし、完全復活を果たした。 2009年には父と同じように愛するクラブをコパ・リベルタドーレス優勝に導き、自身も2008、2009年と2年連続で南米最優秀選手に選出。ベロンには欧州からのオファーもあったが、エストゥディアンテスへの愛情を示して残留すると、2014年にスパイクを脱ぐ。その後2017年に一度現役復帰するも、引退後はクラブの会長職を務めている。 キャリアを通してセリエAやプレミアリーグのタイトルも勝ち取ってきたベロンだが、キャリアで最も印象的な瞬間について、2009年のコパ・リベルタドーレス優勝だと語っており、いかにその瞬間がベロンにとって大きなものだったかが分かる。世界一にもなれた創造主は、母国で新たな才能を生み出すことに力を割いている。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad"><hr>魔法のようなプレーとテクニックで往年のセリエAファンを魅了したベロンが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br /><br />ベロンとともにアルゼンチン代表として1998年のフランスW杯で日本代表と戦った、FWガブリエル・バティストゥータとDFハビエル・サネッティも同時に登場している。『サカつくRTW』で“小さな魔法使い”の姿を観たい方は是非一度チェックしよう。</div><hr> 2020.11.04 18:05 Wed

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