カタールW杯決勝は共に3度目の頂点目指すアルゼンチンvsフランス! 3決はグループF対決に

2022.12.15 06:34 Thu
©超ワールドサッカー
14日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝が終了。決勝進出の2チームと、3位決定戦に臨む2チームが決定した。

2大会前の準優勝チームのアルゼンチン代表と、前大会の準優勝チームのクロアチア代表が激突した13日の試合では、アルゼンチンが3-0で完勝した。
前半序盤は一進一退の攻防となったが、クロアチア守備の一瞬の隙を突いたアルゼンチンはFWフリアン・アルバレスがボックス内でGKドミニク・リヴァコビッチのファウルを誘ってPKを獲得。これをエースFWリオネル・メッシが決め切って先制に成功。さらに、直後にも鮮やかなロングカウンターから50メートルを独走したアルバレスの見事な中央突破からのゴールで追加点。

後半は過密日程による疲労によってパワーダウンのクロアチアに対して、メッシの圧巻の個人技からのアシストをアルバレスがチーム3点目に繋げて勝負あり。クロアチアを破ったアルゼンチンが36年ぶり3度目の優勝へ一歩前に進んだ。

前大会王者のフランス代表と、今大会のダークホースとなったモロッコ代表が激突した14日の一戦は王者が貫録の2-0の勝利を収めた。
ディフェンスラインを中心に苦しい台所事情で[5-4-1]へのシステム変更を図ったモロッコ相手に、立ち上がりの隙を突いたフランスがDFテオ・エルナンデスのゴールで開始5分に先制。以降は一進一退の攻防となるが、守護神ウーゴ・ロリスを中心とするフランスの守備陣が失点を許さない。

すると、後半半ばに入ってFWマルクス・テュラムとFWランダル・コロ・ムアニと2人のアタッカーを投入したフランスが流れを引き寄せると、79分に投入直後のコロ・ムアニが値千金の代表初ゴールを記録。そして、このまま逃げ切った王者が大会連覇へ王手をかけた。

そして、運命の決勝では36年ぶり3度目の優勝、メッシに初優勝で有終の美を飾らせたいアルゼンチンと、イタリア代表、ブラジル代表に続き60年ぶりの大会連覇を目指すフランスが激突。

前回大会のラウンド16でフランスが4-3の勝利を収めている両者は、これまで通算12回対戦し、アルゼンチンが6勝3分け3敗の優位な戦績を残している。W杯では通算3度対戦しており、アルゼンチンが2勝1敗と勝ち越している。

また、優勝候補撃破で今大会を大いに盛り上げたクロアチアと、モロッコによる3位決定戦では、グループステージで白熱の0-0のドローゲームを演じた両者が再び総力戦を繰り広げることになる。

準決勝の結果および決勝・3位決定戦の日程は以下の通り。

★決勝トーナメント日程・結果

◆準決勝
▽12/13(火)
アルゼンチン代表 3-0 クロアチア代表

▽12/14(水)
フランス代表 2-0 モロッコ代表

◆3位決定戦
▽12/17(土)
《24:00》
クロアチア代表 vs モロッコ代表

◆決勝
▽12/18(日)
《24:00》
アルゼンチン代表 vs フランス代表

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6日のミャンマー戦(ヤンゴン)を5-0で圧勝した日本代表。その後、バンコク経由で帰国し、7日からは広島入り。11日の次戦・シリア戦に向けて調整を行っている。 前回の試合でベンチ外となった長友佑都(FC東京)と久保建英(レアル・ソシエダ)の試合出場は微妙な情勢だが、冨安健洋(アーセナル)の方は復帰。森保一監督が攻撃的3バックのテストを続けると見られるため、彼が最終ラインに陣取る可能性が大だ。 ボランチは遠藤航(リバプール)と田中碧(デュッセルドルフ)のコンビが濃厚だが、地元・サンフレッチェ広島所属の川村拓夢もどこかでチャンスが与えられるのではないか。 9日のYBCルヴァンカップでFC東京を下した広島のミヒャエル・スキッベ監督も「拓夢と大迫(敬介)の2人にはぜひ本拠地で試合に出てほしい。前日練習に招かれているので、森保監督に直接お願いしてみようかな」と出場を熱望する。もちろん試合展開にもよるが、前回同様、後半からの登場が有力視される。 「個人的には良いパフォーマンスができなかった。もっと出して入っていくところであったり、ポケットに入っていく回数を増やしていかないといけない。そういった回数を多くできるのが僕の良さ。今回のプレーは正直、誰でもできるというか、僕を選んでもらったからには、僕のプレーをしたかった」と川村はミャンマー戦後に反省の弁を口にした。 悔恨の念は帰国してから日に日に強まっているようだ。ボランチコンビを組んだ守田英正(スポルティングCP)が「(拓夢は)すごい自重していたというか、下がり過ぎていた。もっとシュートを打っていいし、30mくらい離れていても全然決められる。左利きで素晴らしいキックを持っているところは碧とか航、僕にはない。もっともっと見たいですよね」と要望を出したのを受け、本人も「その通り」と苦渋の表情を浮かべた。「アンパイなプレーじゃダメ。もっと自己中になってもいいので、自分の良さを出していきたい」と彼は自らを鼓舞するように語気を強めた。まだ代表キャップ数2という駆け出しだが、だからこそ、失うものは何もない。スキッベ監督が「拓夢は日本サッカーの未来を担うような選手」と太鼓判を押しているように、ワールドクラスのスケール感とポテンシャルは間違いないのだから、それを思い切って発揮すればいいのだ。 川村のマイナス面は年代別代表で国際舞台に立った経験が少ないこと。日の丸を背負った時には想像以上の重圧を感じるのかもしれない。そういうメンタル的な課題を乗り越えることが2026年W杯出場への第一歩。そろそろ弱気の虫は一層してほしい。 そのうえで、本人も語っているように、3列目からガンガン飛び出して、ゴール前に入っていく仕事を増やしたいところ。ダイナミックなアップダウンを繰り返し、攻守両面に迫力を持って絡める強みを押し出せるようになれば、遠藤、田中、守田とは異なるタイプの大型ボランチとして輝けるはず。地元での重要ゲームでその布石を打つべきだ。 「広島のサポーターの方も、サンフレッチェの選手がピッチに立ったところをすごく見たいと思っているので、その期待に応えられるようにしたい。僕自身、サンフレッチェを見て育ったし、森保監督がいて3連覇した時も今のスタジアムはできていなかったんで、あのピッチに立てていることにすごく感謝している。日本代表としてそこでプレーできるのは大きなことだと思います」と本人もエディオンピースウイング広島で初の代表戦に向けて気持ちを高めている。 とにかく川村にはゴールに直結するプレーを強く求めたい。今季はまだ2点とゴール数が伸びていないが、2023年6月の京都サンガ戦で奪った得点シーンのように、ハーフウェーライン手前でボールを奪って一気にドリブルで持ち上がり、フィニッシュを決めるだけの推進力と決定力を備えている。 森保監督も「拓夢は守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らペナルティボックスに入っていけるし、ミドルシュートも打てる」と絶賛していたが、伝家の宝刀を故郷でのシリア戦で抜いてくれれば、まさに理想的。川村拓夢の存在価値を確実に高めることにつながるはずだ。 昨年までは海外移籍を考えることは皆無に近かったというが、これだけ欧州組がズラリと並ぶ場所に来れば、「自分ももっと高いレベルに辿り着きたい」と感じるようになるのも当然のこと。先月には上田綺世(フェイエノールト)や鈴木唯人(ブレンビー)の代理人と契約。いよいよ世界へ踏み出す態勢を整えつつある。 もちろん、日本代表に定着しなければ、そういった野心も現実にはならない。もちろん本人も今季広島でJ1タイトル、AFCチャンピオンズリーグ制覇を目指して戦っているが、ステップアップした彼の姿も見てみたい。シリア戦で「これほどの選手なら欧州へ行くのも仕方ない」と人々を納得させる形が一番いいだろう。 いずれにせよ、見る者を驚かせるほどのインパクトを次こそは残すべき。ミャンマー戦の反省を生かすタイミングは今しかない。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.06.11 12:00 Tue

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