またもPK戦に阻まれた日本代表、悲願のベスト8進出ならず《カタールW杯》
2022.12.06 02:47 Tue
日本代表は5日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16でクロアチア代表と対戦し、1-1で120分を終了。PK戦の末、1-3で敗れた。
優勝候補のスペイン代表、ドイツ代表が同居したグループEを2勝1敗の首位で通過した日本は、ドイツ戦とスペイン戦で同点ゴールを挙げたラッキーボーイの堂安が今大会初スタメンに。3バックを継続し、[3-4-2-1]で臨んだ。
一方、ベルギー代表、モロッコ代表、カナダ代表が同居したグループFを1勝2分の2位で通貨したクロアチアは、モドリッチ、ブロゾビッチ、コバチッチの不動の中盤3枚がスタメンとなった。
立ち上がり、アグレッシブな入りを見せた日本は開始3分、CKのサインプレーから谷口が決定的なヘディングシュートを浴びせた。
良い入りを見せた日本だったが8分にピンチ。冨安のバックパスミスからペリシッチにボックス内に侵入されてシュートを打たれたが、GK権田が好セーブで凌いだ。
互角以上の内容で試合を運んでいた日本だったが、前半半ば過ぎからロングボールとサイド攻撃に揺さぶられ始め、ペースを乱していく。
それでもハーフタイムにかけてしっかりと持ち直すと、41分に絶好機。ロングカウンターの流れから遠藤のスルーパスでボックス左に侵入した鎌田がシュートに持ち込むも枠を捉えきれなかった。
これは決めきれなかった日本だったが、43分に先制する。CKの流れから右サイド、堂安の鋭いクロスをファーサイドの吉田が折り返し、最後は前田が押し込んだ。
前田の今大会初シュートが先制ゴールとなった日本は迎えた後半、果敢に追加点を狙いに行く姿勢を見せていったが、55分に失点する。右サイドからのユラノビッチのアーリークロスをファーサイドのペリシッチにヘディングシュートで決められた。
追いつかれた日本は遠藤のミドルシュートですかさず応戦するも、63分に大ピンチ。モドリッチの正確無比なミドルシュートが枠を捉えたが、GK権田がファインセーブで凌いだ。
その後、三苫と浅野を投入して勝負に出た日本はクロアチア相手に一歩も引かない戦いを見せた中、1-1のまま後半終盤へ。結局、90分では決着が付かず、1-1で延長戦に突入した。
その延長戦も日本が優勢に試合を進めると、同前半9分にクロアチアは疲労困憊のモドリッチとコバチッチを交代させる。クロアチアの両主力がピッチを去った中、日本は同15分に勝ち越しのビッグチャンス。三苫が持ち上がってボックス手前から強烈なミドルシュート。枠を捉えていたが、GKリヴァコビッチの正面だった。
迎えた延長後半は互いに譲らず互角の攻防で推移。両チームが死力を尽くした中、120分を終了。迎えたPK戦では相手GKリヴァコビッチに3本のシュートを止められた日本は、1-3で敗戦。2010年南アフリカW杯に続き、PK戦に阻まれて初のベスト8進出はならなかった。
優勝候補のスペイン代表、ドイツ代表が同居したグループEを2勝1敗の首位で通過した日本は、ドイツ戦とスペイン戦で同点ゴールを挙げたラッキーボーイの堂安が今大会初スタメンに。3バックを継続し、[3-4-2-1]で臨んだ。
一方、ベルギー代表、モロッコ代表、カナダ代表が同居したグループFを1勝2分の2位で通貨したクロアチアは、モドリッチ、ブロゾビッチ、コバチッチの不動の中盤3枚がスタメンとなった。
良い入りを見せた日本だったが8分にピンチ。冨安のバックパスミスからペリシッチにボックス内に侵入されてシュートを打たれたが、GK権田が好セーブで凌いだ。
失点を逃れた日本は5バックで構えながら攻撃の時間も作り、前回準Vのクロアチア相手に対等に渡り合っていく。
互角以上の内容で試合を運んでいた日本だったが、前半半ば過ぎからロングボールとサイド攻撃に揺さぶられ始め、ペースを乱していく。
それでもハーフタイムにかけてしっかりと持ち直すと、41分に絶好機。ロングカウンターの流れから遠藤のスルーパスでボックス左に侵入した鎌田がシュートに持ち込むも枠を捉えきれなかった。
これは決めきれなかった日本だったが、43分に先制する。CKの流れから右サイド、堂安の鋭いクロスをファーサイドの吉田が折り返し、最後は前田が押し込んだ。
前田の今大会初シュートが先制ゴールとなった日本は迎えた後半、果敢に追加点を狙いに行く姿勢を見せていったが、55分に失点する。右サイドからのユラノビッチのアーリークロスをファーサイドのペリシッチにヘディングシュートで決められた。
追いつかれた日本は遠藤のミドルシュートですかさず応戦するも、63分に大ピンチ。モドリッチの正確無比なミドルシュートが枠を捉えたが、GK権田がファインセーブで凌いだ。
その後、三苫と浅野を投入して勝負に出た日本はクロアチア相手に一歩も引かない戦いを見せた中、1-1のまま後半終盤へ。結局、90分では決着が付かず、1-1で延長戦に突入した。
その延長戦も日本が優勢に試合を進めると、同前半9分にクロアチアは疲労困憊のモドリッチとコバチッチを交代させる。クロアチアの両主力がピッチを去った中、日本は同15分に勝ち越しのビッグチャンス。三苫が持ち上がってボックス手前から強烈なミドルシュート。枠を捉えていたが、GKリヴァコビッチの正面だった。
迎えた延長後半は互いに譲らず互角の攻防で推移。両チームが死力を尽くした中、120分を終了。迎えたPK戦では相手GKリヴァコビッチに3本のシュートを止められた日本は、1-3で敗戦。2010年南アフリカW杯に続き、PK戦に阻まれて初のベスト8進出はならなかった。
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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu3
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu4
BE:FIRSTがアンバサダー就任の「FILA」、かつては中田英寿氏も同ブランドのスパイクを着用
7日にBE:FIRSTがブランドアンバサダーに就任したことを発表した『FILA(フィラ)』。ファッションブランドとしての認識が強い同ブランドだが、かつてはサッカースパイクも手掛けていた。 フィラは1911年、フィラ兄弟によってイタリアのビエラでニット素材工場として誕生した。1940年に社名を『FILA』に変更。1970年代からスポーツウェア業界でも地位を築き始め、次第に大きな注目を集めていった。 現在はテニスやゴルフを中心としたブランド展開に加え、バーチャルシンガー・初音ミクとのコラボレーションシューズなどカジュアルウェアに注力しているフィラだが、1998年にイタリアへと渡った元日本代表MF中田英寿氏が身に着けていたのがフィラのファッシノだ。 当時世界の最高峰と言われていたセリエA。中田氏はユベントスを相手にデビュー戦で2ゴールというセンセーショナルな活躍を披露した。足元には黒を基調に黄色のFマーク。シュータンには『FILA』の文字がはっきりと見て取れる。 現在のサッカー界からは姿を探すことが難しくなったフィラだが、今季はセリエCのヴィチェンツァのサプライヤーとなった。『Footy Headlines』によれば、イタリアのピッチに同ブランドが戻ってくるのは、フィオレンティーナとの1999-2000シーズンの終了以来、22年ぶりとのことだ。 かつてはウェストハムやフランクフルトのサプライヤーも務めていたフィラ。現在はヴィチェンツァのほか、イスラエルのマッカビ・テルアビブや韓国の済州ユナイテッドなどのクラブのサプライヤーを務めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ペルージャ時代の中田英寿とその足元</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila01.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila02.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-title">【写真】FILAがサプライヤーを務めたフィオレンティーナやフランクフルトのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila03.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila04.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.07 20:30 Wed5