ヌニェス2発のリバプールが新生セインツに快勝! 2連勝でW杯中断へ《プレミアリーグ》
2022.11.13 02:01 Sun
プレミアリーグ第16節、リバプールvsサウサンプトンが12日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが3-1で勝利した。
8位のリバプールは前節、トッテナムとの接戦をサラーの2ゴールで勝ち切ってリーグ連敗をストップ。直近のEFLカップでは3部のダービー・カウンティ相手に先発全員を入れ替え、多くのユースプレーヤーを起用した結果、0-0で90分の戦いを終了。それでも、GKケレハーの圧巻の活躍によってPK戦を3-2で制し、4回戦進出を決めた。
カタール・ワールドカップ中断前のラストゲームではネイサン・ジョーンズ新監督を招へいした18位のサウサンプトン相手に連勝を狙った。EFLカップで温存した主力を復帰させ、トッテナム戦からの変更は1点。打撲の影響でベンチ外のコナテに代わってジョー・ゴメスが起用された。なお、クロップ監督はマンチェスター・シティ戦での退席処分の追加処分でベンチ入り禁止となり、アシスタントマネージャーのリンダースが代理で指揮を執った。
立ち上がりの主導権争いが繰り広げられた中、開始6分にサラーの縦への仕掛けから相手陣内右サイドでFKを獲得したリバプール。キッカーのロバートソンがゴール前ではなく、その手前のスペースへ入れたクロスを完全に浮いていたフィルミノが頭で合わせると、ゴール左下隅の完璧なコースに決まった。
幸先よく先制に成功したリバプールだが、新生セインツもすぐさま反撃。9分、相手陣内左サイドで得たFKの場面で名手ウォード=プラウズがGKとディフェンスラインの間に絶妙なボールを入れると、タイミング良く中央にフリーで抜け出したアダムスが頭で合わせた。
それでも、このチャンスをキッカケに攻勢を強めるホームチームは22分、サラーのボックス内への抜け出しを起点に仕掛けた波状攻撃から勝ち越しゴールを奪う。ボックス手前右でエリオットが浮き球で入れたクロスに対して、冷静に動き直してオフサイドをかいくぐったヌニェスが左足ダイレクトで流し込んだ。
勝ち越して以降は主導権をがっちりと握るリバプールが優位に試合を進めていく。カウンターだけでなく遅攻の局面でも多くのチャンスを生み出し、前線の選手がきっちりシュートで攻撃を終わらせていく。
そして、42分にはチアゴ、フィルミノと左サイドで繋いでボックス左に走り込むロバートソンへ完璧なスルーパスが通ると、ロバートソンの正確な高速グラウンダークロスに反応したヌニェスがニアで右足のスライディングシュートを流し込み、貴重な3点目をもたらした。
ヌニェスのリーグ戦では初となる2ゴールによって余裕を持って後半に臨んだホームチーム。後半も守りに入ることなくサラーやフィルミノが積極的に4点目を狙っていく。
一方、流れを変えたいサウサンプトンは60分手前で3枚替えを敢行。ウォルコットとエドジーというドリブラータイプの選手をピッチに送り出す。すると、この交代直後にはエル・ユヌシ、エドジーがゴール前に抜け出して決定機を迎えるが、いずれもGKアリソンのビッグセーブに阻まれる。
やや試合が膠着し始めた中、68分にホームチームはエリオットを下げてプレミアリーグ600試合出場達成となるミルナーを投入。レジェンドの偉業達成にスタジアム全体から惜しみない拍手が捧げられた。
その後はファン・ダイクやサラーが4点目のチャンスを決め切れないものの、危なげなく時計を進めるリバプール。試合終盤には殊勲のゴールスコアラー2人に両サイドバックを下げてカルヴァーリョやフィリップスの投入で試合をクローズにかかる。
そして、後半は相手の反撃をきっちりゼロで抑え切り、新生セインツ相手に3-1の快勝を収めてリーグ2連勝で中断期間を迎えることになった。
8位のリバプールは前節、トッテナムとの接戦をサラーの2ゴールで勝ち切ってリーグ連敗をストップ。直近のEFLカップでは3部のダービー・カウンティ相手に先発全員を入れ替え、多くのユースプレーヤーを起用した結果、0-0で90分の戦いを終了。それでも、GKケレハーの圧巻の活躍によってPK戦を3-2で制し、4回戦進出を決めた。
カタール・ワールドカップ中断前のラストゲームではネイサン・ジョーンズ新監督を招へいした18位のサウサンプトン相手に連勝を狙った。EFLカップで温存した主力を復帰させ、トッテナム戦からの変更は1点。打撲の影響でベンチ外のコナテに代わってジョー・ゴメスが起用された。なお、クロップ監督はマンチェスター・シティ戦での退席処分の追加処分でベンチ入り禁止となり、アシスタントマネージャーのリンダースが代理で指揮を執った。
幸先よく先制に成功したリバプールだが、新生セインツもすぐさま反撃。9分、相手陣内左サイドで得たFKの場面で名手ウォード=プラウズがGKとディフェンスラインの間に絶妙なボールを入れると、タイミング良く中央にフリーで抜け出したアダムスが頭で合わせた。
共にFKからのヘディングゴールで10分経たずに1ゴールずつが生まれた試合は、以降もオープンな攻防が繰り広げられる。16分には左サイドのスペースに飛び出したヌニェスからのグラウンダーのクロスにゴール前で反応したサラーに決定機が訪れるが、これはGKバズヌの至近距離でのビッグセーブに阻まれる。
それでも、このチャンスをキッカケに攻勢を強めるホームチームは22分、サラーのボックス内への抜け出しを起点に仕掛けた波状攻撃から勝ち越しゴールを奪う。ボックス手前右でエリオットが浮き球で入れたクロスに対して、冷静に動き直してオフサイドをかいくぐったヌニェスが左足ダイレクトで流し込んだ。
勝ち越して以降は主導権をがっちりと握るリバプールが優位に試合を進めていく。カウンターだけでなく遅攻の局面でも多くのチャンスを生み出し、前線の選手がきっちりシュートで攻撃を終わらせていく。
そして、42分にはチアゴ、フィルミノと左サイドで繋いでボックス左に走り込むロバートソンへ完璧なスルーパスが通ると、ロバートソンの正確な高速グラウンダークロスに反応したヌニェスがニアで右足のスライディングシュートを流し込み、貴重な3点目をもたらした。
ヌニェスのリーグ戦では初となる2ゴールによって余裕を持って後半に臨んだホームチーム。後半も守りに入ることなくサラーやフィルミノが積極的に4点目を狙っていく。
一方、流れを変えたいサウサンプトンは60分手前で3枚替えを敢行。ウォルコットとエドジーというドリブラータイプの選手をピッチに送り出す。すると、この交代直後にはエル・ユヌシ、エドジーがゴール前に抜け出して決定機を迎えるが、いずれもGKアリソンのビッグセーブに阻まれる。
やや試合が膠着し始めた中、68分にホームチームはエリオットを下げてプレミアリーグ600試合出場達成となるミルナーを投入。レジェンドの偉業達成にスタジアム全体から惜しみない拍手が捧げられた。
その後はファン・ダイクやサラーが4点目のチャンスを決め切れないものの、危なげなく時計を進めるリバプール。試合終盤には殊勲のゴールスコアラー2人に両サイドバックを下げてカルヴァーリョやフィリップスの投入で試合をクローズにかかる。
そして、後半は相手の反撃をきっちりゼロで抑え切り、新生セインツ相手に3-1の快勝を収めてリーグ2連勝で中断期間を迎えることになった。
リバプールの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
リバプールの人気記事ランキング
1
リバプール、16歳エリオットが処分…ケイン軽蔑の悪質動画
リバプールに所属するU-17イングランド代表FWハーヴェイ・エリオット(16)が処分を受けた。イギリス『BBC』が報じた。 処分の理由は、エリオットが昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプールvsトッテナムを観戦中に撮影した動画で、FWハリー・ケインに軽蔑的な言葉を発したためだという。 イングランドサッカー協会(FA)は、10月24日までの14日間にわたるプレー禁止処分を決定。さらに、教育プロブラムの修了と350ポンド(約4万8000円)の罰金も決めている。 エリオットはフルアム在籍時の昨シーズン、16歳60日の史上最年少でプレミアリーグデビュー。今夏にリバプール移籍を果たすと、EFLカップ(カラバオカップ)3回戦のMKドンズ戦で初スタメンを飾った。 なお、リバプールのスポークスマンは「彼はリバプールの選手にふさわしい価値観と振る舞いを学んでいる。それを実践しようとする姿勢を示してくれている」と述べている。 2019.10.12 08:30 Sat2
リバプール新加入の16歳新星がイングランド代表主将に侮辱発言! ピッチ内よりも先に話題に
先月28日にフルアムからリバプールに加入したU-17イングランド代表MFハーヴェイ・エリオット(16)が、ピッチ外で早くも話題を集めているようだ。イギリス『テレグラフ』など複数メディアが伝えた。 昨シーズン、プレミアリーグ最年少出場記録を16歳30日に更新したことで話題となったエリオットは、今夏多くのビッグクラブの関心を集めた中でリバプール加入を選択した。 その注目の16歳はピッチ内で話題を集める前にピッチ外で話題を集めることになった。 事の発端は、同選手がスマートフォン向けのアプリ『Snapchat』で友人に向けて送った短い動画だった。 当時、チャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプールvsトッテナムを観戦していたと思われるエリオットは、トッテナムのエースでありイングランド代表でキャプテンを務めるFWハリー・ケインが画面に映った際に、「F***ing m**g」という侮辱的な言葉を叫んでいた。 そして、最近になってこの動画がSNS上に拡散し、多くの批判に晒されることになった。 この炎上状態を受けてエリオットは自身の公式SNSで謝罪を行うはめになった。 「インターネット上に拡散している僕の動画に関して不快感を与えたすべての方々に心より謝罪します」 「今回の動画に関してはプライベートの環境の中で友人と遊んでいる際に撮られたもので、特定の個人に向けて発したものではありません。しかし、僕の行動はあまりに未熟で無意味なものであったことを深く認識しています」 「動画の内容は僕という人間、どのような育ち方をしたのかというものを表したものではないことを強調したいと思います。ただ、今回の一件を本当に申し訳なく思っています」 今回の一件はあくまで若気の至りという感じだが、イングランド代表でキャプテンを務めるケインへの侮辱は今後の代表キャリアに少なからず影響を及ぼす可能性もある。また、今夏フルアムから世界的なクラブであるリバプールにステップアップしたことで、選手としての品格も養っていく必要があるのかもしれない。 2019.08.02 16:04 Fri3
リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去
▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu4
リバプールが若手の逸材、17歳MFスティーブンソンとプロ契約
リバプールは22日、U-18チームに所属するイングランド人MFルカ・スティーブンソン(17)とのプロ契約締結を発表した。 サンダーランド出身のスティーブンソンは、2018年9月にサンダーランドユースからリバプールユースに入団。今年7月にU-18へと昇格していた。 今月17日に17歳になったばかりのスティーブンソンは、デュエルの強さとクリエイティビティを兼ね備えた中盤の選手。様々なポジションでプレーできる多様性があり、両サイドでもプレーが可能だ。 2020.09.23 09:16 Wed5