堂安先発のフライブルクにバイエルンが5発圧勝、上位対決制し2位浮上《ブンデスリーガ》

ブンデスリーガ第10節、バイエルンvsフライブルクが16日に行われ、バイエルンが5-0で圧勝した。フライブルクのMF堂安律は76分までプレーしている。

前節ドルトムントとのデア・クラシカーでは2点をリードしながらもラストプレー被弾で追いつかれた3位バイエルン(勝ち点16)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではビクトリア・プルゼニを難なく退けて4連勝とし、死のグループを早くも突破した。ミュラーやGKノイアーが引き続き欠場となった中、最前線にチュポ=モティング、2列目に右からニャブリ、サネ、マネと並べた。

一方、ヘルタ・ベルリンに2-2のドローに終わった2位フライブルク(勝ち点18)は、3日前に行われたヨーロッパリーグではナントに勝利して4連勝とし、こちらもグループステージ突破を決めた。そのフライブルクは堂安がフラットな[4-4-2]の右MFで先発となった。
立ち上がり、フライブルクがハイプレスをかける入りとしたが、地力に勝るバイエルンが徐々に押し込むと13分に先制する。サネのゴール至近距離からのヘディングシュートはGKフレッケンにセーブされるも、ルーズボールをニャブリが頭で押し込んだ。

先制後もバイエルンが主導権を握ると、33分にリードを広げる。サネのパスをボックス右で受けたチュポ=モティングがDFに対応されながらもシュートをねじ込んだ。バイエルンが2点をリードして迎えた後半、53分に3点目。チュポ=モティングとのパス交換から中央に切れ込んだサネが左足を一閃。強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さった。

さらに3分後、バイエルンに4点目。ニャブリのパスを受けたマネがGKと一対一に。ループでネットを揺らした。

余裕のバイエルンが終盤にかけてメンバー交代を行った中、80分にザビッツァーにもゴールが生まれたバイエルンが5発圧勝。上位対決を制し、2位に浮上した。