ラウタロ&バレッラのゴールでインテルがサレルニターナに完勝!《セリエA》

2022.10.16 21:25 Sun
Getty Images
インテルは16日、セリエA第10節でサレルニターナと対戦し、2-0で勝利した。

前節はサッスオーロを下してリーグ戦2連敗を払拭したインテル。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグのバルセロナ戦は土壇場に失点し、3-3のドローに。それでも2位を確保し、決勝トーナメント進出へ一歩近づいた。

今節は12位サレルニターナとの一戦。2トップにジェコとラウタロを配置したお馴染みの[3-5-2]の布陣で臨んだ中、14分に試合を動かす。
右サイドからパスを回しながら徐々に前進し、ボックス手前でバレッラの落としを受けたラウタロが右足を一閃。低弾道のシュートがゴール左隅に対角に突き刺さり、インテルが先制した。

前節2勝目を挙げたサレルニターナも20分、カスタノスが左ポストを掠めるシュートでゴールに迫る。だが、以降はジェコやシュクリニアルが追加点のチャンスを作ったインテルのペースに。前半のホームチームは11本のシュートを記録した。
後半立ち上がりにはFKから決定機。右サイドから上がったチャルハノールのクロスがラウタロの頭にピタリと合ったが、シュートはわずかにクロスバーの上へ。

それでも59分、インテルは敵陣中央の粘り強いボールキープからチャルハノールがボックス右へロングパスを供給すると、走り込んだバレッラが見事なトラップから一気にチャンス。冷静にDFを躱して左足のシュートをゴール右に決めた。

苦しい状況となったサレルニターナは、FKから枠内シュートを記録するが、GKオナナを脅かすには至らず。一方のインテルは、ジェコやムヒタリアンら主力を下げながら、余裕の展開を進めていく。

その中で意地を見せたいアウェイチームは、古巣戦のカンドレーバがシュートを試みるが、大きく枠から外れる格好に。

結局、最後までインテル優勢のまま試合終了。第2節以来のリーグ戦2連勝を収めた。

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